銀聯(ぎんれん)ネット決済でおすすめの決済代行サービス7選【中国向け越境EC】
銀聯(UnionPay)は中国国内で圧倒的なシェアを誇るデビット・クレジットカードであり、それをECサイトのオンライン決済時にも利用できるようにしたのが銀聯(ぎんれん)ネット決済です。
中国向けの越境ECを展開しようとお考えなら、銀聯ネット決済に対応しておくのがおすすめ。中国人顧客が使い慣れている決済手段を用意することで、サイト離脱・カゴ落ちを防ぐことができます。
本記事では、銀聯ネット決済に対応したおすすめの決済代行サービス7選を紹介します。充実したカード決済によって売上アップを目指したいEC事業者はぜひご覧ください。
- 銀聯ネット決済とは
- 銀聯ネット決済を導入するメリット
- 【比較表】銀聯カードに対応した決済代行サービス
- 【ECサイト向け】銀聯ネット決済に対応した決済代行サービスおすすめ7選
- 【店舗向け】銀聯カードに対応した決済代行サービスおすすめ3選
- 銀聯ネット決済で失敗しないためのポイント
- 決済代行サービスのメリット
- まとめ:中国向け越境ECを始めるなら、決済代行サービスを導入しよう

銀聯ネット決済とは
銀聯ネット決済とは、中国の銀行が発行する銀聯カードを使って、オンラインショップ上でクレジット・デビット決済を行えるサービスです。銀聯カードの発行枚数は80億枚を超え、取扱高は1兆9,000億ドルに達しています。とくに中国国内では圧倒的な普及率を誇るカードとなっており、日常での決済だけでなく、海外旅行時にもニーズの高い決済手段です。
銀聯カードは国際ブランドとしての地位獲得を目指して海外展開を進めており、2004年以降、シンガポールやタイなどの東南アジアでサービスの提供を開始。2005年には日本でもサービスが開始され、中国人向けの決済方法として普及しつつあります。
現在、中国人観光客向けに銀聯カードを導入する店舗は増えており、家電量販店や大手百貨店、ドラックストアなどに導入されています。日本国内のECサイトやオンラインショップに銀聯ネット決済を導入することで、中国人の顧客獲得ができるようになります。中国向け越境ECを始める場合には必須で導入したい決済サービスです。
銀聯ネット決済の仕組み

銀聯ネット決済の仕組みは、VISAやMastercardなど他のクレジットカード決済と変わりません。まず消費者がECサイトで商品を購入する際、銀聯ネット決済を選択して支払います。その後、店舗(加盟店)から決済代行会社、そして銀聯(UnionPay)に決済データが送信されて決済処理が完了。最後に銀聯から消費者に代金の請求が行われます。
中国でよく使われる決済サービス
中国におけるキャッシュレス決済比率は8割を超えており、世界的に見ても高い水準です。とくに中国では、銀聯カードのほかにQRコード決済が日常生活に深く浸透しています。以下、中国でよく使われる決済サービスを紹介します。
Alipay(アリペイ)
Alipay(アリペイ)は、中国の大手IT企業アリババグループが提供するQRコード決済サービスです。中国国内の10億人以上のユーザーがAlipayを利用しています。日本の店舗・ECサイトがAlipayを導入することで中国人の決済ニーズに応えることができます。
WeChat Pay(ウィーチャットペイ)
WeChat Pay(ウィーチャットペイ)は、中国国内で利用率No.1のメッセンジャーアプリ「WeChat」の決済機能です。Alipayと同じようにQRコード決済ができるアプリで、中国人を中心に8億人以上が利用しています。
銀聯カード(ぎんれん)
銀聯カード(ぎんれん)は、VisaやMastercardと並ぶ国際ブランドの1つ。クレジットカード・デビットカード機能があり、中国では約2,000万店舗以上で利用できます。
銀聯ネット決済を導入するメリット
ECサイトに銀聯ネット決済を導入することで、中国人観光客を呼び込むことができます。ここでは具体的なメリット3つを紹介します。
日本円で入金されるため換金の手間がない
銀聯ネット決済は、人民元から日本円に自動換金される(為替レートは決済時のレート)ができるため、ユーザーがわざわざ日本円に両替する必要がありません。日本円の持ち合わせがなくても支払いができるため、中国人にとってニーズの高い決済手段となっています。店舗側にとっても、日本円で入金されるため換金の手間がないというメリットがあります。
中国人観光客の集客に効果的
日本のECサイトに銀聯ネット決済が導入されることで、中国人は慣れ親しんだ方法でスムーズに支払いができ、ストレスを感じずに買い物を楽しめます。店舗にとっては、「使いたい決済手段がないから購入をやめる」という販売機会の損失を防ぎ、効果的に集客できる点がメリットです。また、中国人の顧客に対してフレンドリーな印象を与え、競合他社との差別化が図れるでしょう。
万全なセキュリティ対策で、チャージバックリスクが軽減
銀聯ネット決済には、不正利用を防ぐためのさまざまなセキュリティ対策が施されています。具体的には、クレジットカード情報を暗号化(トークン化)して情報漏えいを防いだり、アルゴリズムによるリアルタイムの取引監視がされています。このようなセキュリティ対策により安全に取引を行うことができ、結果的に加盟店のチャージバック(※)リスクを軽減します。
※チャージバックとは:クレジットカードの不正利用などが発生した際、クレジットカードの保有者がその取引の取消しを申し立てること。EC事業者にとって商品損失(発送済みの商品が戻らない)などのリスクがある。
銀聯ネット決済に対応した決済代行サービスを導入しようとお考えなら、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った決済代行サービス(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
【比較表】銀聯カードに対応した決済代行サービス
ここからは実際に、銀聯カード・銀聯ネット決済に対応した決済代行サービスを比較します。以下、各サービスが対応する中国系決済サービス、および銀聯カードの決済手数料を比較した表をご覧ください。
ECサイト向け決済代行サービスの比較表
サービス名 | 中国系決済サービス | 銀聯ネット決済の決済手数料 |
---|---|---|
SBペイメントサービス | 銀聯ネット決済 Alipay WeChat Pay |
要問合せ |
Stripe | 銀聯ネット決済 Alipay WeChat Pay |
要問合せ |
ソニーペイメントサービス | 銀聯ネット決済 Alipay WeChat Pay |
要問合せ |
ペイジェント | 銀聯ネット決済 Alipay |
要問合せ |
OricoPayment Plus | 銀聯ネット決済 Alipay |
要問合せ |
VeriTrans4G | 銀聯ネット決済 Alipay |
要問合せ |
GMOペイメントゲートウェイ | 銀聯ネット決済 | 要問合せ |
「SBペイメントサービス」「Stripe」は、銀聯ネット決済だけでなく、中国の2大QRコード決済であるAlipay・WeChat Payにも対応しており、中国向けの決済手段を充実させたい方におすすめです。なお、銀聯ネット決済の決済手数料は公式HPでは公開されておらず、問い合わせて費用見積もりをとる必要があります。
店舗向け決済代行サービスの比較表
サービス名 | 中国向け決済サービス | 銀聯カードの決済手数料 |
---|---|---|
Airペイ | 銀聯カード Alipay WeChat Pay |
3.24% |
スマレジ・PAYGATE | 銀聯カード Alipay WeChat Pay |
1.98%~ ※適用には条件があります |
アルファノート | 銀聯カード Alipay WeChat Pay |
要問合せ |
「Airペイ」「スマレジ」「アルファノート」は店舗向けに決済端末を提供しており、銀聯カード、Alipay、WeChat Payといった中国系決済サービスにも対応しているため、中国人観光客の決済ニーズを満たします。銀聯カードの決済手数料は2%~4%が相場です。
【ECサイト向け】銀聯ネット決済に対応した決済代行サービスおすすめ7選
銀聯ネット決済に対応した、ECサイト向け決済代行サービス7選を紹介します。各サービスの特徴やおすすめポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
- SBペイメントサービス
- Stripe
- ソニーペイメントサービス
- ペイジェント
- OricoPayment Plus
- VeriTrans4G
- GMOペイメントゲートウェイ

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料金
要問合せ -
初期費用
要問合せ
-
最低利用期間
要問合せ
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最低利用人数
要問合せ
SBペイメントサービスは、ソフトバンクの子会社(SBペイメントサービス株式会社)が提供する決済代行サービスです。40種類以上の豊富な決済手段を利用できる点が特徴で、中国向け決済サービス「銀聯ネット決済」「Alipay」「WeChat Pay」にも対応しています。
またshopifyなどのECカートシステムと連携して受注情報を一元管理できる点もメリットです。SBペイメントサービスでは、越境ECを始める方向けにセミナーなども開催しているのでぜひ活用ください。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- クレジットカード決済
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応
- 払込票決済対応
- 後払い決済対応

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料金
ー -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
お問い合わせ
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最低利用人数
お問い合わせ
Stripe(ストライプ)は、カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置く、決済代行会社です。グローバルで利用できる40種類の決済手段を取り揃えており、中国向けには「銀聯ネット決済」「Alipay」「WeChat Pay」があります。そのほか、アメリカ向け決済も充実しており、越境ECを始めたい方におすすめの決済代行サービスといえます。
Stripeはシステム接続方式を「リンク型」「メールリンク型」「API型」から選べます。手軽に導入したいならリンク型・メールリンク型がおすすめ。一方で、自由に決済ページをカスタマイズしたいならAPI型がおすすめです。

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料金
要問合せ -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
要問合せ
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最低利用人数
要問合せ
ソニーペイメントサービスは、30年以上の運用実績がある決済代行サービスのパイオニア。ECサイトでのオンライン決済、実店舗での対面決済、どちらでも利用できるサービスです。
海外顧客向けの決済手段が充実しており、中国人向け決済サービスとしては「銀聯ネット決済・銀聯カード」「Alipay」「WeChat Pay」があります。また、多通貨決済にも対応し、Visa・Mastercardのクレジットカードなら約150種類の通貨で支払いが可能です(※2025年現在、多通貨決済はサービスリニューアル準備中)。
また、ソニーペイメントサービスはさまざまなショッピングカートシステムと連携可能。オープンソース型の「EC-CUBE」「Welcart」「CS-Cart」「Magento」、ASP型の「e-shopsカート」「侍カート」などと連携しており、各ECカートでソニーペイメントサービスの決済を導入できます。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- クレジットカード決済
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 口座振替対応
- ペイジー決済対応
- 払込票決済対応
- 後払い決済対応
- Alipay国際決済対応

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料金
要問合せ -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
要問合せ
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最低利用人数
要問合せ
ペイジェントは、大手Slerである株式会社NTTデータと、大手クレジットカード会社である三菱UFJニコス株式会社が出資し、安定した経営基盤を持つ決済代行会社です。これまで約1万3,000社に導入実績があり、一定の業界シェアを持っています。
ペイジェントは中国系決済サービスの「銀聯ネット決済」「Alipay」に対応。また多通貨決済(外貨建てカード決済)サービスを提供しており、海外顧客は日本円ではなく自国通貨でカード決済ができます。
他社と比較したおすすめポイントは、入金スピードが早いこと。締め日から9営業日後に入金されます。また、早期入金オプションを追加すれば、締め日から5営業日後の入金も可能です。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- クレジットカード決済
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応
- 払込票決済対応
- 後払い決済対応
- Alipay国際決済対応
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料金
要問合せ -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
要問合せ
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最低利用人数
要問合せ
OricoPayment Plusは、オリコカードでも有名な株式会社オリエントコーポレーションが提供する、決済代行サービスです。国際決済にも対応しており、「銀聯ネット決済」「Alipay」「PayPal」を利用できます。
システム接続方式としては、メールリンク型・Webリンク型・API連携型の3タイプがあります。ECパッケージ「EC-CUBE」とシステム連携することも可能で、オリコの決済システムをスムーズに導入し、セキュリティ水準の高いECサイトを構築できます。

VeriTrans4G
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料金
要問合せ -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
要問合せ
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最低利用人数
要問合せ
VeriTrans4G(旧ベリトランス)は、株式会社DGフィナンシャルテクノロジーが提供する決済代行サービスです。中国の越境EC向けに「銀聯ネット決済」「Alipay国際決済」を提供しています。
さらに、VeriTrans4Gでは多通貨クレジットカード決済が可能。海外顧客は自国通貨建てでカード決済ができます(現在は21種類の外貨に対応)。海外顧客にとっては、支払い時に自国通貨でどれだけの料金を支払うのかが分かるため安心です。
カード決済導入時のセキュリティ支援(3Dセキュアやセキュリティコード)も手厚く、国際セキュリティ基準に準拠した運用設計のため不正利用の多いEC運営者にも安心です。導入後のサポート体制も整っており、トラブル発生時にもすぐに相談できる窓口があります。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- デビットカード対応
- クレジットカード決済
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応
- 払込票決済対応

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料金
要問合せ -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
要問合せ
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最低利用人数
要問合せ
GMOペイメントゲートウェイは、15万店舗以上に導入実績のある、業界シェアの高い決済代行サービス。ECサイト運営者をはじめ、国税庁などの公共機関にも選ばれています。
他社と比較した特徴は、豊富な決済手段。越境EC向けには「銀聯ネット決済」のほか、多通貨クレジットカード決済、Apple Pay、Google Payがあります。海外顧客は、クレジットカード決済を選択した際に、日本円ではなく自国通貨で決済できるので海外取引のストレスなく支払いが完了します。
また中国顧客向け越境ECショッピングアプリ「豌豆(ワンドウ)プラットフォーム」において、GMOペイメントゲートウェイの決済を導入できます。このショッピングアプリは、日本商品に特化した品揃えとなっており、中国顧客へのアプローチが可能です。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- 代引き決済対応
- クレジットカード決済
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応
- 払込票決済対応
以上、ECサイトで銀聯カード決済ができる決済代行サービスを紹介しました。決済代行サービスは多数あるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合った決済代行サービスの案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
【店舗向け】銀聯カードに対応した決済代行サービスおすすめ3選
続いて、実店舗(対面決済)での銀聯カード決済に対応した決済代行サービスおすすめ3選を紹介します。中国人観光客の支払いにスムーズに対応したい方はぜひご覧ください。
- Airペイ
- スマレジ・PAYGATE
- アルファノート

Airペイ
-
料金
月0円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
1人
Airペイ(エアペイ)は株式会社リクルートが提供する決済代行サービスです。初期費用・月額料金・決済端末(カードリーダー)が無料で、安く導入できる点がメリット。気軽にキャッシュレス決済を導入したい店舗運営者におすすめです。
中国人向け決済サービスとしては、「銀聯カード」「Alipay」「WeChat Pay」に対応しており、決済手数料は3.24%となっています。
1台の決済端末と、iPhoneまたはiPadがあれば、すぐにキャッシュレス決済を使い始められる点もおすすめのポイント。Airペイは飲食・美容・宿泊・イベントなど、さまざまな業界の店舗決済(対面決済)で導入実績があります。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- 代引き決済対応
- クレジットカード決済
- 後払い決済対応
- Alipay国際決済対応
- 銀聯ネット決済対応
- 店舗決済対応
- 電話サポートあり
- メールサポートあり

スマレジ・PAYGATE
-
料金
月3,300円 -
初期費用
39,600円
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
要問合せ
スマレジ・PAYGATEは、株式会社スマレジが提供する決済代行サービスです。マルチ決済端末「PAYGATE」では、クレジットカード決済や電子マネー決済だけでなく、中国系決済サービス「銀聯カード」「Alipay」「WeChat Pay」も利用できます。
決済端末にプリンターを内臓しているので、レジ周りがスッキリします。また、端末は持ち運びが可能で、客席での決済対応や、屋外イベントでの決済といったシーンでも活躍します。
初期費用無料、月額料金3,300円(税込)で導入可能。クレジットカード決済手数料は1.98%~と、他社と比較して安いため、コストを抑えてキャッシュレス決済を導入したい店舗運営者におすすめです。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- デビットカード対応
- クレジットカード決済
- 店舗決済対応
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- Pマーク

アルファノートの決済代行サービス
-
料金
月0円~ -
初期費用
0円~
-
最低利用期間
要問合せ
-
最低利用人数
要問合せ
アルファノートは、実店舗・ECサイト向けに決済代行サービスを提供している決済代行会社です。これまで40,000件以上の導入実績があり、エステサロン、スクールなど継続役務店舗でも利用されています。
おすすめポイントはレシート一体型の決済端末で、イベント時にも持ち運んでどこでもスムーズに決済を済ませられます。使える決済手段は60種類以上で、クレジットカード・QRコード・電子マネーのほか、中国系の決済サービス(銀聯カード、Alipay、WeChat Pay)にも対応しています。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- デビットカード対応
- クレジットカード決済
- Alipay国際決済対応
- 銀聯ネット決済対応
- 店舗決済対応
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
銀聯ネット決済で失敗しないためのポイント
最後に、銀聯ネット決済で失敗しないためのポイントを解説します。
導入コストや手数料を確認する
銀聯ネット決済の導入費用は決済代行サービスによって異なります。初期費用や月額の利用料金がかからないところもありますが、導入する業種によっては料金が発生する場合もあります。また、導入費用は安くても決済手数料が高いケースもあるでしょう。事前に見積もりをとることで手数料も分かるので、使い勝手やサービスと照らし合わせ、納得できる金額なのかをトータルに検討することが大切です。
セキュリティ体制を確認する
万全なセキュリティ対策がとれていることも大切なポイントです。PCI DSSといった国際的なセキュリティ基準に準拠していることはもちろん、3Dセキュアやカード情報の非保持化など、カードの不正使用や情報漏洩のリスクに対して、どのようなセキュリティ体制をとっているか確認しましょう。また、万が一不正使用された場合のチャージバックについての対応についても事前に確認しておくと安心です。
サポート状況を確認する
導入に関するサポートだけでなく、運用開始後にどのようなサポートがあるのかを確認しておきましょう。カード利用者からの問い合わせに対応してくれるサポートセンターがあるのか、緊急時にも24時間体制で対応可能なのかなど、各社によってサポート内容も異なります。銀聯ネット決済は中国からの購入者向けの決済手段なので、中国語でのカスタマーサポートがあればさらに安心です。
決済代行サービスのメリット
ここからは決済代行サービスの導入メリットを紹介します。
販売機会の損失を防ぐ
クレジット決済を利用したい方もいれば、コンビニで支払いたい方まで顧客のニーズはさまざまです。決済代行サービスを導入すると複数の決済方法への対応が実現します。決済方法の種類によって購入の意思を決定する顧客も多いため、より多くの手段を提供しておけば、販売機会の損失も抑えられるでしょう。
売上を一元管理できる
クレジットカード会社ごとに契約した場合、入金サイクルがそれぞれ異なり売上管理が煩雑になってしまいます。しかし、決済代行サービスであれば、複数の決済方法をまとめて管理できるため手間がかかりません。経理担当の業務負担の軽減にもつながるでしょう。
未回収リスク・不正取引リスクを回避できる
オンラインでの決済では、未払いや不正取引によるトラブルが少なくありません。しかし、決済代行サービスを導入すると、未回収金があった場合には自社に代わって催促してもらえるほか、未払い分を立て替えてくれる場合もあります。不正取引が発生した際の保証を提供しているサービスも多く、安心安全な環境でのオンライン決済が実現します。
まとめ:中国向け越境ECを始めるなら、決済代行サービスを導入しよう
本記事では、銀聯ネット決済に強い決済代行サービスや、決済代行サービスを選ぶ際に失敗しないポイントを紹介しました。今や累計発行枚数は50億枚を超えると言われている銀聯カード。中国向けの越境ECサイト運営に、銀聯ネット決済機能はなくてはならない決算手段です。
銀聯ネット決済の導入に対応している決済代行サービスも増えてきており、どのサービスを選べばよいか迷ってしまうこともあるでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITサービス受発注支援のプロとして、決済代行サービス選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った決済代行サービスが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!