【2025年最新】LYSITHEA(リシテア)の評判と実態
人事管理システム(HCM)「LYSITHEA(リシテア)」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「リシテア」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「リシテア」のすべてが分かります。
- <総評>LYSITHEA(リシテア)は従業員ファーストなサービス
- LYSITHEA(リシテア)の7つのメリット
- 徹底調査で分かったLYSITHEA(リシテア)を使うべき人・会社
- LYSITHEA(リシテア)の料金プラン
- LYSITHEA(リシテア)の導入実績・効果
- まずはLYSITHEA(リシテア)の見積もりを
- まとめ
労働人口の減少や長時間労働の解消などを目的とした働き方改革を推進する企業が増加するなかで、注目を集めているのが人事管理システム(HCM)の刷新です。優れた人事管理システム(HCM)を導入することで、より効果的な人材活用や業務効率化が図れるといわれています。
人事管理システム(HCM)のなかでも、長い歴史と豊富な実績でさまざまな企業から選ばれているのが、日立ソリューションズの提供する「LYSITHEA(リシテア)」です。
そこで本記事では、発注業者比較サービス「PRONIアイミツ」の調査をもとに、リシテアの特徴や導入するメリット、実際の事例などを紹介。人事管理システム(HCM)をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
<総評>LYSITHEA(リシテア)は従業員ファーストなサービス
人事管理システム(HCM)による人事管理の効率化は、時として「従業員の能力や事情を無視した施策である」として懸念されることも珍しくありません。一方で、リシテアは「従業員フロント」をコンセプトに、従業員1人ひとりの価値を最大化し活躍できる環境づくりをサポートするためのソリューションを提供しています。
就業管理をはじめ、人事・給与管理、タレントマネジメントなど、人事・労務管理に必要な幅広いシステムを揃えており、課題や目的に応じて選択できるのも魅力です。
人事管理システム(HCM)の導入を検討中の方は、まずは無料の見積もりから始めてみてはいかがでしょうか。「PRONIアイミツ」では特に人気の人事管理システム(HCM)の一括見積もりも可能なので、人事管理システム(HCM)選びでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。
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LYSITHEA(リシテア)の7つのメリット
紹介したような特徴があるLYSITHEA(リシテア)ですが、活用することで次のようなメリットがあります。
多様な勤務形態に対応
リシテアは25年以上の歴史をもつ人事管理システム(HCM)ですが、時代に合わせて変化を遂げています。
リシテアの就業管理ソリューションは多様な働き方に対応しているため、規模や業種を問わずさまざまな雇用・勤務形態の管理が可能です。PCはもちろん、スマートフォンやタブレットからも入退室情報の入力ができるので、オフィス以外の場所で勤務する従業員の勤怠管理も問題なく行えます。
また、オフラインで作成された入退室データを一括でシステムに取り込み、リアルタイムで実績に反映ができるのも魅力です。
長時間労働を是正できる
働き方改革を推進する上で重要なのが、長時間労働の是正です。常態化した長時間労働は企業文化として根づいてしまうケースも少なくありませんが、リシテアの勤怠管理ソリューションでは従業員に自身の勤務時間を直観的に表示し、定時退社を促します。
また、長時間労働者や有休取得率の低い従業員の一覧表示にも対応しており、社内での勤務の偏りの把握が可能。改善策の立案・実行にも役立てられるので、より働きやすい環境づくりが叶うでしょう。
人財戦略の見える化を実現
従業員が増えるにつれて、従業員1人ひとりの能力や特性の把握は難しくなるもの。しかし、リシテアの人財戦略ソリューションを使えば従業員のスキルやキャリアの一元管理、目標管理・評価に関する業務の効率化が可能。もちろん個人情報に配慮した設計となっているため、安心して使用することができます。
リシテア/人財戦略を活用することで、上司・部下間のコミュニケーションの促進はもちろん、従業員エンゲージメントの強化、企業の持続的な成長も実現が近づくのではないでしょうか。
豊富な人事・給与管理機能
人事情報・給与情報の適切な把握と管理は、非常に重要な業務です。リシテアの人事・給与管理ソリューションでは人事統計をはじめとしたさまざまなデータを任意に組み合わせて出力することができます。データ形式はCSVやExcelに対応しており、用途に応じて選択が可能。さらに、人財ビューアを活用すれば、適切なジョブマッチングが叶うでしょう。
給与関連の機能も充実しており、月給・賞与はもちろん社会保険や年末調整、生損保管理などに対応。ほかのシステムとのデータ連携ができるのもうれしいポイントです。
従業員のヘルスケア対策
従業員が業務で最大限の力を発揮し続けるためには、健康状態を維持する必要があります。リシテアでは従業員のヘルスケア対策として、問診対象者抽出をはじめとした健康管理ソリューションを用意。リアルタイムの就業データと連動して対象者の抽出が行えるので「長時間労働者の健康状態が心配」という場合にもうってつけです。
また、産業医との面談を予約する機能も備えているほか、web上での問診票入力も可能となっているのも魅力でしょう。
Web明細でペーパーレス化
従業員数が多いほど、給与明細の発行は時間とコストの両面で大きな負担となります。リシテアはWeb明細ソリューションも備えているため、すべての給与明細の電子化が可能。源泉徴収票や保険料控除申告書、健康診断結果通知書など幅広い帳票の電子化にも対応しているため、ペーパーレス化と業務負担の軽減を同時に叶えることができるでしょう。
電子化された帳票にはパスワードが設定できるので、情報保護の点も心配ありません。
AI分析機能を搭載
リシテアでは、システムに蓄積されたスキル管理や就業管理、健康管理などのデータを用いたAI分析が可能です。たとえば、「組織ストレス予測サービス」では、人事データや求職者データ、目標管理データなどをAIで分析し、ストレスケアが必要な可能性のある従業員の所属する組織を検出することができます。
日立グループのもつ最先端のAI技術と人事・労務管理に関する知見をもつリシテアならではの機能といえるでしょう。
徹底調査で分かったLYSITHEA(リシテア)を使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、LYSITHEA(リシテア)は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
幅広い人事・労務業務がカバーできる人事管理システム(HCM)を希望する会社
リシテアは、就業管理や人財戦略、人事・給与管理など幅広い機能を備えたパッケージソリューションです。従業員による勤務状況の入力や各種申請、産業医への面談予約にくわえて、人事部門が担う業務の効率化をまとめてサポートすることができます。
それぞれの業務ごとに個別にシステムを導入するケースも珍しくはありませんが、システム間での連携ができない場合は二度手間が発生してしまうことも。従業員のなかには「それぞれのシステムの操作方法を覚えるのが負担」という方もいるかもしれません。
くわえて、25年以上にわたってサービスを提供してきた経験・実績も大きな魅力。規模・業種を問わずさまざまな企業で活用されているため、安心して利用できるのではないでしょうか。
働き方改革を推進したい会社
多くの企業が働き方改革に取り組んでいるものの、「いまひとつ成果があげられない」というケースも見られます。「リモートワークを導入してみたが、かえって作業が増えてしまった」と悩む企業も珍しくないようです。
リシテアは、そうした悩みをもつ企業にもぴったりの人事管理システム(HCM)。就業管理機能では勤務パターン登録や勤務状況のリアルタイムでの閲覧、勤務実績の確認といった人事部門や管理者向けの機能だけでなく、従業員向けの機能も用意しています。
入退室(出退勤)の情報はオフィスのPCはもちろん、スマートフォンからも入力が可能。リモートワークの多い企業や、外出がちな職種の多い企業であっても勤務状況を正確かつスピーディに把握することができます。また、長時間労働を是正するための機能を備えているのもうれしいポイントでしょう。
多様な人材をフル活用したい会社
リシテアは多様な働き方を支えるだけでなく、さまざまなスキルをもつ従業員が最大限に力を発揮するためのサポートにも役立つ人事管理システム(HCM)です。
人財戦略機能では従業員1人ひとりの経歴やスキル、職務内容などが一元管理できるほか、目標管理シートの配布や入力、進捗の確認などをシステム上で行うことができます。全社で評価に使用するシステムを統一することで、就業環境の違いによって評価が左右される不安の払拭につながるでしょう。
また、人事管理・給与管理の人財ビューアを使えば、部内に必要なスキル・経歴をもつ従業員の情報が検索できるため、適材適所の人員配置にも役立てられます。従業員を適性の高いポジションに配置することで、離職率の低下も期待できるのではないでしょうか。
LYSITHEA(リシテア)の料金プラン
リシテアの料金プランは非公開となっており、具体的な費用感を知るためには問い合わせが必要です。
「PRONIアイミツ」ではリシテアの見積もりも可能なので、「詳しい情報が知りたい」という方は、ぜひお問い合わせください。
LYSITHEA(リシテア)の導入実績・効果
ここからは実際にLYSITHEA(リシテア)を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
国際石油開発帝石株式会社
リシテアの導入事例ページ(株式会社日立ソリューションズ https://www.hitachi-solutions.co.jp/lysithea/case31/ 参照)によると、日本最大級の石油・天然ガス開発企業の国際石油開発帝石では、フレックスタイム制の導入にともない、即時性と正確性をもつ就業管理システムが必要だったといいます。
当初使用していたシステムは法令や社会情勢の変化への対応が困難で、さらに操作も不便で情報の取得に時間を要するという課題があったことから、新たなシステムを探すことに。
新システムを選定する際に重視したのは「ユーザー視点のわかりやすいシステムであること」。最終的に3種のシステムに絞って選定を進めた結果、リシテア/就業管理の導入を決定したそうです。決め手となったのは「使いやすさと見やすさ」、「必要な情報がすぐに取得できる」ことでした。
リシテア/就業管理の導入後は、従来は1週間以上もの時間を要した締め処理が数日で完了。また、従業員1人ひとりの労働時間やワークライフバランスの意識が生まれたことも嬉しい効果で、人事担当の執行役員も「働きやすさにもつながる」と評価しています。
今後は従業員1人ひとりがさらに活躍できる環境づくりの構築に取り組んでいくとのことです。
日本航空株式会社
リシテアの導入事例ページ(株式会社日立ソリューションズ https://www.hitachi-solutions.co.jp/lysithea/case30/ 参照)によると、日本航空では働き方改革に取り組む一方で「既存の勤怠管理システムでは、多様な働き方の管理が困難」という課題を抱えていました。航空会社ならではの複雑かつ多様な勤務形態を管理する負担が大きかったといいます。
そうした背景から、社内で新たな勤怠管理システムの導入に関する議論を開始。多様な働き方への対応を前提に、適正なコストや運用開始までの期間、将来的な法改正・制度改正への対応可否を重視して検討した結果、最終的に選んだのはリシテア/就業管理。適正なコストやスケジュール間、グループ企業への展開が容易に行える点を評価しているそうです。
リシテアの導入後には、PCを起動した際に前日の出退勤時間が表示されるるようになったことで、従業員に「自分の勤務時間は自分で管理する」という意識が芽生えてきていると感じています。こうした成果が得られたことから、日本航空ではグループ企業への展開も推進することになりました。
今後もリシテアを活用し、より適正な働き方のアドバイスにも活かせるシステムへのバージョンアップを図っていくそうです。
まずはLYSITHEA(リシテア)の見積もりを
リシテアは、従業員1人ひとりがスキルを発揮して活躍するための環境づくりをサポートする総合人事ソリューションです。規模・業種を問わず幅広く導入されており、さまざまな課題解決や業務効率化に貢献しています。
しかし、具体的な料金は非公開になっており、どの程度の予算が必要であるかなどが不明瞭なのも事実です。「PRONIアイミツ」ではリシテアの見積もりが可能なので、気になる方はぜひお問い合わせください。
まとめ
本記事では、日立ソリューションズの人事管理システム(HCM)・リシテアの特徴や導入メリットなどを解説してきました。
人事管理システム(HCM)のなかでも長い歴史をもち、時代の変化に合わせてアップデートを続けているリシテアは、業種・規模を問わず多くの企業の新たな働き方をサポートできるサービスです。人事業務の効率化はもちろん、適材適所の人員配置にも役立つと考えられるため、新たに人事管理システム(HCM)の導入を検討している場合は候補に加えるべきサービスの1つといえるでしょう。
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