タイムカードと連動する給与計算ソフトおすすめ6選!勤怠管理を連携し効率化
タイムカードの勤怠情報を手作業でシステムに入力する場合、ミスが発生しやすいことが課題です。そこでおすすめなのが、タイムカードとの連動機能がある給与計算ソフトの導入です。タイムカードと連動し、自動的に勤怠データがシステムに入力されるので、給与計算のミスを大幅に減らすことができます。
この記事では、タイムカードの連動機能がある給与計算ソフトおすすめ6選を比較して紹介します。勤怠管理情報を連携し、正確な給与計算をしたい担当者はぜひ参考にしてください。
- 給与計算ソフトのタイムカード連動機能とは
- 給与計算ソフトのタイムカード連動機能を利用するメリット
- 【比較表】タイムカード連動機能がある給与計算ソフト
- 【2025年最新】タイムカードと連動する給与計算ソフトおすすめ6選
- 給与計算ソフトの選び方
- まとめ:勤怠情報をシステムに連携し、給与計算を効率化しよう
給与計算ソフトのタイムカード連動機能とは
給与計算ソフトのタイムカード連動機能とは、従業員の出退勤データを自動的に取り込み、勤務時間や残業時間を給与計算に反映できる仕組みです。
従来は紙やExcelに入力された勤怠情報を担当者が集計していましたが、 タイムカード連動機能搭載の給与計算ソフトであれば、 勤怠データをスムーズに連携でき、正しい給与計算が可能です。タイムカード入力を手作業で行う必要がなく、計算ミスの防止につながります。リアルタイムに勤怠状況を把握でき、業務効率化だけでなく労務管理の精度向上も実現できます。
1つのソフト内で勤怠管理から給与計算まで行えるものを選ぶのも1つの方法です。→勤怠管理から給与計算まで一括対応できるシステム(別記事)
給与計算ソフトのタイムカード連動機能を利用するメリット
ここでは、給与計算ソフトのタイムカード連動機能を利用するメリットを具体的に紹介します。
メリット
タイムカード連動により勤怠集計を自動化できる
タイムカードと給与計算ソフトを連動すると、従業員の出退勤データが自動的に取り込まれ、勤怠集計をシステムで一括処理できます。紙やExcelから勤務時間や残業時間を手作業で集計する工程を省略でき、担当者の業務負担を大幅に軽減します。勤怠情報がリアルタイムに更新されることで確認作業も効率化し、給与計算業務全体のスピードアップが可能です。
手入力によるミスを防止し、正確な給与計算が可能に
手入力によるミスを防止し、給与計算の正確性を向上できることもメリットです。給与計算で発生する大きな課題の一つが、勤怠データの手入力によるミスです。数字の打ち間違いや入力漏れは、給与の過不足や支給遅延といったトラブルにつながります。
タイムカード連動機能を導入すれば、出退勤データが自動的に反映され、人為的な入力ミスを削減できます。正確な勤怠情報に基づいた給与計算が可能となり、従業員への信頼性向上や労務トラブルの防止にも寄与します。
社会保険料率の改定・法令改正にもスムーズに対応できる
給与計算は、社会保険料率の改定や税制改正など法令の変更に大きく影響を受けます。手作業で対応すると最新のルールを正確に反映させるのが難しく、誤計算や法令違反のリスクが高まります。
クラウド型の給与計算ソフトであれば、システム側の自動バージョンアップデートにより最新の法令や料率へ即時対応が可能。常に正しい計算基準で処理でき、担当者の負担軽減とコンプライアンス強化を同時に実現できます。
属人化の解消につながる
勤怠集計や給与計算を紙やExcelで行っている場合、処理方法が担当者に依存しやすく、引き継ぎが難しい点が課題となります。特定の担当者が不在になると業務が滞るリスクも高まります。タイムカード連動型の給与計算ソフトを導入すれば、勤怠データの取り込みから給与計算までをシステムが自動化するため、誰でも同じ手順で正確に処理できます。業務の標準化が進み、属人化を防ぐことで安定した運用体制を築けます。
ペーパーレス化とコスト削減を実現できる
多くの給与計算ソフトはWeb上で給与明細を発行できるため、ペーパーレス化を実現できます。従業員への明細配布にかかる印刷代や封筒代、郵送費も不要になるためコスト削減も可能。
さらに、タイムカード連動機能がある給与計算ソフトは、給与計算業務が大幅に削減でき、人件費の削減にもつながります。結果として、給与計算にかかる全体的なコストを抑えられます。
給与計算ソフトの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った給与計算ソフト(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
【比較表】タイムカード連動機能がある給与計算ソフト
ここからは実際に、タイムカード連動機能がある給与計算ソフトを比較します。料金や導入実績数を比較した表をご覧ください。
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料金
月800円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
月10,000円
初期費用 30,000円
(他1プラン)
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料金
月2,200円
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月1,420円/1人
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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クラウド(SaaS)
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クラウド(SaaS)
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クラウド(SaaS)
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クラウド(SaaS)
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クラウド(SaaS)
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機能情報なし
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導入実績社数 38万事業所 |
導入実績社数 2,700社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 167,000事業所 |
導入実績社数 情報なし |
タイムカード連動機能では、勤怠管理機能で取得したデータをそのまま給与計算で活用可能。チャットやメール、電話など、サポート面も万全に用意しています。
就業管理機能ではさまざまな勤務形態の勤怠管理を行えるほか、プロジェクト別に工数管理も可能。給与管理機能では勤怠管理で取得したデータをベースにスピーディーに給与計算を行えます。
セブン銀行の「リアルタイム振込サービス」との連携によってMy Salary機能も活用すれば、給与の振込までDoremingで完結できます。誰でも無償で利用できるサポートが提供されている点も心強いでしょう。
販売・会計・給与から必要な機能を選んで利用できるため、費用に無駄が出ないのもうれしいポイントでしょう。
時給・日給・月給の設定はもちろん、深夜労働や休日出勤、時間外労働などの割増設定も可能。複雑な割増賃金の給与計算を自動化できます。クラウド型のため税率・保険料の変更などにも、自動バージョンアップデートで対応。常に最新の法令に沿った給与算出が可能です。
ローコード開発により、複雑で高度な計算にも柔軟に対応していることが強み。給与計算にカスタマイズ性を求める企業におすすめです。専属サポーターによるチャット対応もあり、導入から運用まで幅広いサポートを提供しています。
上記比較表をご覧の通り、タイムカード連動機能がある給与計算ソフトのおすすめは「freee人事労務」「POSITIVE on CLOUDiS」「Doreming」「スマイルワークス」「スマレジ・タイムカード」「給与計算くん」です。
導入実績社数は、「freee人事労務」が38万事業所以上、「POSITIVE on CLOUDiS」が2,700社以上と豊富な導入数を誇ります。無料トライアルを提供しているソフトもあるため、事前に機能性・操作性を確認することをおすすめします。
【2025年最新】タイムカードと連動する給与計算ソフトおすすめ6選
ここからは、タイムカード連動機能がある給与計算ソフトおすすめ6選を紹介します。勤怠管理・給与計算が1つにまとまったものをお探しなら、ぜひ参考にしてください。
タイムカード連動機能があるソフト一覧
freee人事労務は、煩雑な労務関連のバックオフィス業務をまとめて効率化できるクラウドサービスです。給与計算をはじめ、年末調整や勤怠管理、マイナンバー管理のほか、入退社の管理や各種保険手続などの機能がまとまっており、外部サービスとの連携も充実。
タイムカード連動機能では、勤怠管理機能で取得したデータをそのまま給与計算で活用可能。チャットやメール、電話など、サポート面も万全に用意しています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
POSITIVE on CLOUDiS
POSITIVE on CLOUDiSは、企業における人財マネジメントをサポートする統合HCMソリューションです。タレントマネジメントを軸に、それを支える周縁機能が豊富に用意されており、人事管理や給与管理、就業管理、ビジネスプロセスオートメーションまでカバー。
就業管理機能ではさまざまな勤務形態の勤怠管理を行えるほか、プロジェクト別に工数管理も可能。給与管理機能では勤怠管理で取得したデータをベースにスピーディーに給与計算を行えます。
主な機能
Doreming
Doremingは、とくにブルーカラー企業から人気を集めている給与計算ソフトです。勤怠管理〜給与計算までまとめてカバーしているのが特徴で、タイムカード連動で勤務時間の自動集計や有給管理、打刻情報をベースとした給与計算も可能。
セブン銀行の「リアルタイム振込サービス」との連携によってMy Salary機能も活用すれば、給与の振込までDoremingで完結できます。誰でも無償で利用できるサポートが提供されている点も心強いでしょう。
主な機能
スマイルワークス
クラウドERPシステムスマイルワークスは、50以上の機能を搭載し、幅広い業務をカバーしているサービスです。給与計算ソフトやプロジェクト管理ソフト、会計ソフトなどをトータルでサポート。毎日の打刻やそのデータに基づいた給与計算、さらには経費の管理や販売・在庫管理、決算書の作成などさまざまなシーンで活用可能。
販売・会計・給与から必要な機能を選んで利用できるため、費用に無駄が出ないのもうれしいポイントでしょう。
主な機能
スマレジ・タイムカード(給与計算ソフト)
スマレジ・タイムカードは、株式会社スマレジが提供する給与計算ソフトです。勤怠管理から年末調整まで一元管理できることが特徴。自社の給与体系を設定するだけで、勤怠データをもとに給与を自動で算出します。
時給・日給・月給の設定はもちろん、深夜労働や休日出勤、時間外労働などの割増設定も可能。複雑な割増賃金の給与計算を自動化できます。クラウド型のため税率・保険料の変更などにも、自動バージョンアップデートで対応。常に最新の法令に沿った給与算出が可能です。
主な機能
給与計算くん
給与計算くんは、株式会社グッドウェーブが提供する給与計算ソフト。勤怠打刻機能を搭載し、勤怠データから給与計算を自動化できます。所得税や保険料の自動計算、給与・賞与明細の出力、勤怠申請、Web上での明細確認などに対応。
ローコード開発により、複雑で高度な計算にも柔軟に対応していることが強み。給与計算にカスタマイズ性を求める企業におすすめです。専属サポーターによるチャット対応もあり、導入から運用まで幅広いサポートを提供しています。
以上、機能比較や料金比較でおすすめの給与計算ソフトを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、給与計算ソフト選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
給与計算ソフトの選び方
給与計算ソフトの選び方・比較ポイントを5つ紹介します。
給与計算ソフトの比較選定ポイント
自社のタイムレコーダーや勤怠管理システムと連携できるか
給与計算ソフトは、自社のタイムレコーダーや勤怠管理システム、人事労務管理システムと連携することがポイント。たとえば、タイムレコーダーや勤怠管理システムとの連携で勤怠データの自動反映が可能となり、給与計算業務をさらに効率化できます。また、人事管理システムとの連携で、個人情報を従業員ごとに一括管理できるようになります。
まだ他のシステムを導入していない場合、勤怠管理と給与計算の両方をシステム化できるサービスを検討しましょう。
→詳しくは別記事「給与計算まで対応した勤怠管理システム」で解説。
必要な機能は揃っているか
給与計算ソフトに搭載する機能は、サービスによって異なります。事前に給与計算ソフトの機能を比較し、自社に必要な機能が揃っているものを導入しましょう。
ニーズが多い機能は「社会保険料の自動計算」「源泉徴収票の作成」
PRONIアイミツSaaS(当社)が2025年5月~9月に実施した独自調査では、社会保険料の自動計算機能が必要と考える企業が92%と最も多い結果に。続いて、源泉徴収票の作成機能が82%、給与振込用データ(FPデータ)の出力機能が77%と高いニーズがあることが分かりました。
この調査結果から、多くの企業が法令に基づく複雑な計算や書類作成を自動化し、正確かつ効率的に処理したいと考えていることがうかがえます。ミスの防止や担当者の負担軽減を目的に、自動化機能の重要性が高まっていると言えるでしょう。必要な機能を絞り込む際には、上記データもぜひ参考にしてください。
自社の雇用形態や給与体系に対応しているか
給与計算ソフトによって、対応可能な雇用形態・給与体系は違います。そのため、「自社の従業員の働き方に合った給与計算方法が可能か」を確認しましょう。正社員だけではなくアルバイトが多く在籍する企業や、役職や職種ごとに給与の仕組みが異なる企業は、対応状況を必ずチェックしましょう。
簡単に操作できる給与計算ソフトか
給与計算ソフトを比較すると操作性にも違いがあります。専門知識がない人には誰でも簡単に操作できる給与計算ソフトがおすすめです。多くの給与計算ソフトには無料トライアル期間があるため、操作性・使いやすさを比較検討してから、正式導入しましょう。
従業員数、規模と料金プランが見合っているか
給与計算ソフトは従業員数や利用人数に応じて料金体系が設定されていることが多いため、自社の規模に適したプランを選びましょう。小規模事業者向けには低コストで基本機能が揃ったプラン、大企業向けには高機能かつ拡張性の高いプランを用意していることが一般的です。現在在籍している従業員だけではなく、今後の採用人数も考慮した上で、給与計算システムを選びましょう。
別記事「給与計算ソフトを徹底比較」では、選び方や、2025年最新のおすすめ給与計算ソフトを解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
まとめ:勤怠情報をシステムに連携し、給与計算を効率化しよう
タイムカード連動機能がある給与計算ソフトを導入することで、手作業によるタイムカード入力が一切不要になりミスを防止できます。勤怠情報をシステムに連携し、給与計算の効率化を図りましょう。
給与計算ソフトを選ぶには、各サービス・製品の特徴を把握し、自社の目的やニーズに合った会社を見つけることが大切です。PRONIアイミツでは、さまざまな条件で給与計算ソフトを比較できます。指定の連携ツールや無料プランの有無など、あなたの会社に最適なサービスを機能1つから探すことができます。
→給与計算ソフトのランキングはこちら
給与計算ソフト導入を検討中の方は、まずは無料の診断から始めてみるのもおすすめ。PRONIアイミツをご利用いただくと、希望要件に合った給与計算ソフト(最大6社)の診断・紹介が可能です。給与計算ソフト選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
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