Square(スクエア)の評判と実態
Square(スクエア)は、米カリフォルニアに本社を置くSquare株式会社が提供するキャッシュレス決済代行サービスです。店舗の業態に合わせて選べる決済端末(Square ターミナル、Square リーダーなど)に加え、導入費・月額固定費0円で、クレジットカード決済からweb請求書の発行まで利用できる点が特徴です。
世界中で400万以上のビジネスに採用されている実績があり、売上の入金も最短翌営業日と早いため、小規模事業者や個人事業主におすすめです。この記事では、Squareの評判の理由から、Airペイ・STORES 決済との比較、具体的な料金プランまでを徹底解説します。
また、端末別の操作方法をまとめた「Squareスタートガイド」の動画もあるのでご覧ください。
- Square(スクエア)とは?評判が良い3つの理由
- 他社比較:Square(スクエア)・Airペイ・STORES 決済の違い
- Square(スクエア)の料金プラン
- Square(スクエア)のメリット
- 徹底調査で分かったSquare(スクエア)がおすすめの人・会社
- Square(スクエア)の導入実績・効果
- まとめ
Square(スクエア)とは?評判が良い3つの理由
Square(スクエア)とは、世界中で400万以上のビジネスに採用されている実績を持つキャッシュレス決済代行サービスです。クレジットカード決済に加えて、web請求書の作成・送付まで1つのサービスで利用できます。そんなSquareの評判としては、以下の3つが挙げられます。
Square(スクエア)の良い評判
導入費・月額固定費0円で、決済手数料だけで使える
Squareは、導入費も月額固定費も不要で、かかるのは決済ごとの手数料だけです。請求書の発行自体にも費用はかかりません。
店舗での対面カード決済は、年間キャッシュレス決済額が3,000万円未満で主要カードブランドを利用する場合、2.5%〜の手数料で利用できます。決済が少ない月は費用もほとんどかからないため、売上が安定しない開業直後の事業者でも始めやすいサービスと言えるでしょう。
決済から請求書の発行までSquare1つで完結する
Squareの良さは、アカウントを作成するだけで各種機能が使える点です。クレジットカード決済と、それに紐づいたweb請求書の作成が同じサービスで完結するため、各種書類作成の手間を大きく省けます。
オンラインでも対面でも支払いを簡単に済ませられる設計のため、移動式の店舗を運営している方でもweb請求書を発行できます。決済サービスと請求書サービスを別々に契約する必要がないため、少人数で運営する事業者にとって管理の負担が軽いサービスです。
売上の入金が最短翌営業日と早い
Squareでは、売上の入金が最短翌営業日です。振り込み時の手数料も無料のため、入金までの期間や手数料を気にせずに利用できます。
仕入れや人件費の支払いが続く小規模事業者にとって、売上を早く手元に戻せる点は大きな安心材料と言えます。
他社比較:Square(スクエア)・Airペイ・STORES 決済の違い
他のキャッシュレス決済代行サービスと比較して、Square(スクエア)はどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、店舗向けの決済サービスとしてよく比較される「Airペイ」「STORES 決済」と「Square」を比較します。
| サービス名 | 初期費用・月額 | クレジットカード決済手数料(対面) | 入金サイクル | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Square(スクエア) | 導入費・月額固定費0円 | 2.5%〜(年間キャッシュレス決済額3,000万円未満・主要カードブランドの場合) | 最短翌営業日 | カード決済とweb請求書の発行が1つで完結 |
| Airペイ | 月額固定費0円(カードリーダーは貸与) | 3.24%(ディスカウントプログラム適用で2.48%) | 月3回または月6回(金融機関による) | QRコード・電子マネーなど対応する決済手段が豊富 |
| STORES 決済 | 月額0円から(スタンダードプランは年間契約で月額3,300円) | 1.98%〜(スタンダードプランの場合) | 最短翌々営業日 | POSレジ・予約・ネットショップと連携できる |
上記の比較表から見える、各サービスの違いと特徴は以下の通りです。
Airペイ:決済手段は豊富だが、入金は月3回または月6回
Airペイは、株式会社リクルートが提供するキャッシュレス決済サービスです。クレジットカードに加え、交通系電子マネー・iD・QUICPay、PayPay・d払い・楽天ペイ・Alipay+・WeChat PayなどのQRコード決済にも対応しており、1つの仕組みで幅広い決済手段を受け付けられます。月額固定費と振込手数料は0円で、カードリーダーは加盟店審査の通過後に貸与されます(追加は有償)。
クレジットカードの決済手数料は3.24%で、条件を満たして審査を通過すると「決済手数料 ディスカウント プログラム」により2.48%で利用できます。ただし、売上の入金はみずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行で月6回、それ以外の金融機関では月3回です。また、利用にはiPadまたはiPhoneが必要で、ゆうちょ銀行は振込口座に指定できません。
インバウンド客を含めて多様な決済手段に対応したい店舗には向いていますが、入金の早さを重視する場合は注意が必要でしょう。
STORES 決済:カード手数料1.98%〜だが、有料プランの契約が前提
STORES 決済は、STORESが提供するキャッシュレス決済サービスです。スタンダードプランではクレジットカードの決済手数料が1.98%〜と低く、年間契約なら決済端末も1台無償で貸し出されます。金融機関を問わず最短翌々営業日に入金でき、POSレジ・予約システム・ネットショップなどのSTORESのサービスと連携して使える点も特徴です。
ただし、1.98%〜の手数料はスタンダードプラン(年間契約で月額3,300円、月額契約で月額3,960円。税込)の場合です。月額0円のフリープランや月額契約で使う場合は、決済端末の購入が必要になります。また、電子マネー・QRコード決済の手数料は3.24%です。
決済額が多く手数料率を下げたい店舗には有力な選択肢ですが、固定費をかけずに始めたい場合は料金体系の確認が欠かせないでしょう。
Square(スクエア):固定費0円と入金スピードの両立
Squareは、導入費・月額固定費が0円で、店舗での対面カード決済は、年間キャッシュレス決済額が3,000万円未満で主要カードブランドを利用する場合に2.5%〜で利用できます。有料プランに入らなくても低めの手数料で始められる点が、STORES 決済との違いです。
また、売上の入金は最短翌営業日と3社の中で最も早く、web請求書の発行とカード決済も同じサービスで完結します。固定費をかけずに始めたい、売上を早く手元に戻したい小規模事業者にとって、バランスの良いサービスです。
このほか、Square以外にもキャッシュレス決済代行サービスは多数あります。下記ページでは、決済代行サービスを徹底比較し、おすすめサービスを紹介しています。ぜひご参照ください。
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Square(スクエア)の料金プラン
Squareは、導入費も、月額固定費も不要です。アカウントを登録し、簡単な審査を済ませておけば、クレジットカード決済と共にweb請求書サービスも利用できるようになります。
かかるのは、請求書の決済時にかかる手数料だけ。クレジットカード、あるいはデビットカードにて支払いが完了した時点での適用とされます。なお、請求書の発行自体には費用がかかりません。
Square請求書の決済手数料は、Visa、Mastercard、American Express、JCB、Discover、Diners Club、Apple Pay、Google Payいずれの場合も一律3.25%です。また、店舗での対面カード決済は、年間キャッシュレス決済額が3,000万円未満で主要カードブランドを利用する場合は2.5%〜、それ以外の場合は3.25%〜またはカスタム手数料が適用されます。
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| 導入費(初期費用) | 0円 |
| 月額固定費 | 0円 |
| 請求書の発行 | 0円 |
| 請求書のカード決済手数料 | 3.25% |
| 店舗での対面カード決済手数料 | 2.5%〜(年間キャッシュレス決済額3,000万円未満・主要カードブランドの場合)/3.25%〜またはカスタム手数料(それ以外の場合) |
たとえば、web請求書で月10万円分のカード決済を受けた場合、手数料は3,250円です。店舗での対面カード決済が月30万円で2.5%が適用される場合は、手数料は7,500円になります。
月額固定費が無いぶん、決済額が少ない月がある事業者や、請求書を不定期にしか使わない事業者ほど割安に使える料金体系と言えるでしょう。決済額が大きい事業者は、前述の他社比較もあわせて確認するのがおすすめです。
Square(スクエア)のメリット
それでは、Squareを活用することでどのようなメリットがあるかお伝えします。
メリット
顧客側の手間も省けて入金がスムーズに
Squareで発行した請求書は、メールで顧客に送付可能です。全ての作業はパソコンやスマホ上で済ませられるため、郵送などに必要だった手間はまとめて省略できます。
加えて、クレジット決済サービスも提供しているSquareでは、請求書を受け取った顧客が、そのままオンライン上でクレジットカード払いを済ませることも可能です。請求書と支払いが直接紐づいているため顧客からの管理も簡単で、かつ手数料や振り込みの手間がないため、よりスムーズな支払いが期待できます。
請求書決済のさまざまなニーズに対応している
Squareは、個々で発生する支払いのほか、リピート顧客への請求書の再発行や、サブスクリプションでサービスを提供している方向けの継続課金にも対応しています。
また、指定した日に請求書の自動送信ができる「予約機能」がついているため、あらかじめ請求書を作成しておくことも可能。期日前にリマインダーの設定もでき、事前に作成しておけば余裕を持って請求書の対応ができます。
シンプルで洗練されたデザイン
Squareは、シンプルで整ったデザインはそのままに、ロゴをアップロードして好きなカラーを選択した請求書を作成できます。モバイルに適したUX/UIがデザインされているため、個人の顧客にも親近感のあるデザインで請求書を作成することが可能です。
ファイルを添付したら、相手に合わせたメッセージも添えられ、その場でプレビューを確認することも可能。より顧客にカスタマイズした請求書を演出できるところも、魅力的な点の1つです。
顧客にも嬉しい見積もり機能
Squareには、顧客からの承認がワンクリックで完了する便利なサービスも提供されています。発行して、承認を得た見積書は請求書への変換も簡単。請求書を下書きとして保存しておいて、後の日付に送付することも可能です。
これにより請求書作成の手間が削減できることに加え、新規顧客の獲得にも役立ちます。写真撮影の見積もりや、web制作、デザイン制作など、個人で仕事をしている方には特に魅力的なサービスと言えるでしょう。
店舗ごとに変えられる言語設定
Squareは、英語でのweb請求書作成・発行にも対応しています。設定方法は簡単で、言語設定を「English」に変えておくだけ。複数店舗を運営している方は、店舗ごとに言語を設定できる点も便利です。
普段から海外の顧客、外国人の顧客をターゲットとしている方などはもちろんのこと、これからインバウンド向けにもプロモーションを強化していきたいと思っている方や、五輪や万博などの国際的なイベントに向けて英語対応を進めて行きたい方にもおすすめと言えます。
支払い忘れに対してリマインダーの自動送信ができる
顧客の支払い忘れに対して、1件1件確認の連絡をするのは手間で、若干の心苦しさもあるものです。その点、Squareでは、請求書の作成時に支払いのリマインダーを設定しておけます。
リマインダーは、「支払い期限の7日前」「支払い期限日」「支払い期限から1日および3日後」など、いくつもの種類を設定可能。日数やリマインダーの数もカスタマイズでき、請求書の支払いが済んでいたら、その後のリマインダーは送信されません。
一部入金のリクエストができる
在庫の少ない商品を扱っている方や、オーダーメイドの商品、飲食店の予約などを受け付けている会社に嬉しい機能が、一部入金のシステム。Squareでは、請求額の一部の支払いを顧客にリクエストする機能が備わっており、金額の大小に関わらず利用可能です。
金額(円)、あるいは割合(%)で設定でき、最大額は半額もしくは50%で設定可能。残額の支払い期限はそれとは別に設定できるため、サービスの提供者もより安心して顧客からのオーダーに応えられます。
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徹底調査で分かったSquare(スクエア)がおすすめの人・会社
ここまで紹介したメリットを踏まえ、Squareは一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
これから事業を始める小規模事業者の方
Squareは、もともと店舗などの小規模事業者向けに、手軽に始められるクレジットカード決済サービスとして始まりました。そのため、決済サービスとの連携が充実しており、まだクレジットカード決済代行サービスを利用されていない方は、Square請求書と同時にSquareの決済サービスも申し込むことで、複数のサービスを契約する手間が省ける点も魅力です。
また、Squareは基幹システムなどと連動した一括操作には不向きですが、シンプルなデザインにより、パソコン操作が得意でない方にも、配慮された作りになっています。決済情報から紐づけた請求書の発行も可能なため、決済と請求書のサービスをこれから整え、一元化して管理していきたい方に最適です。
不定期でweb請求書を利用したい方
Squareの導入費、月額費用は0円です。その上、店舗情報や事業概要などを登録するセットアップも無料で、その後の固定費や契約も不要。そのため、毎年イベントの時期だけweb請求書を使いたい方や、普段は請求書を特に必要としていないけれど、突発的に請求書を発行する必要が出てきてしまうような方には余分な経費がかからずお得です。
かかる費用は、カードで支払われた請求書ごとの手数料(3.25%)のみ。Visa、Mastercard、American Express、JCB、Discover、Diners Club、Apple Pay、Google Payのいずれでも同じ手数料が適用されます。詳しい料金は、前述の料金プランの項目をご参照ください。
海外との取引が多い方
Squareでは、英語での請求書発行が可能です。複数の事業や店舗を運営されている方の中には、日本向けと海外向けとのサービスを分けている方もいらっしゃるでしょう。そんな時、事前にSquareで複数の店舗を登録しておけば、店舗やサービスごとに言語設定を変えられます。請求書を発行するごとに言語を変更する必要もないため、ストレスなく英語対応の請求書を発行できるでしょう。
また、海外との取引で欠かせないのが、海外対応の決済サービスでもあります。Squareは、Visa、Mastercard、American Express、Dicover、Diners Club、JCBなど多くのカード種別に対応。導入すれば、海外顧客からの機会損失を防げるでしょう。
Square(スクエア)の導入実績・効果
ここからは、実際にSquareを導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
事前決済により当日キャンセル数が減った事例
東京都を拠点に個人事業で整理収納アドバイザーとして活動する小規模事業者A社。ライフスタイルデザイナーが1人で事業を運営しており、訪問コンサルティング業のほか、セミナーも定期的に開催しています。
そんなA社の悩みは、セミナー開催時の当日キャンセルでした。セミナー会場には人数の限りがあり、人数が上限に達すれば潜在顧客を逃してしまいます。一方で、セミナーの開催における予約者の最低人数は3名とされており、3名以下であれば通常は延期。そのような状況のなかで当日キャンセルが増えてしまうと、少なかった場合も多かった場合にも、今後の運営に支障が出てしまいます。
そこでA社ではSquare請求書を導入。以前までの当日現金払いという方法をなくし、事前のカード決済を受け付けるようにしました。すると当日キャンセルも減り、なおかつ申込時におけるハードルも下がったのではないかと感じているそうです。
Squareは、決済機能においてもインターフェイスがシンプルで使いやすい操作性が人気。加えて、振り込みは最短翌日・振り込み時の手数料も無料という点が、キャッシュフローが気になる小規模事業者には嬉しい仕様の1つです。
Squareの機能を活用し、事前支払やキャンセル料の回収を実現した事例
大手鉄道会社系列のホテルB社が運営するレストランは、展望台から眺める絶景と、季節の野菜を日本の器を楽しめるフレンチレストランです。予約の時期に合わせ、旬の食材を人数に合わせて用意してくれる粋なサービスで、多くの方から人気を集めていますが、以前は無断キャンセルやノーショウ率の高さに悩まされていたそうです。
そこでSquare請求書を導入し、事前支払い機能を活用。予約をした顧客に前もってweb請求書を送付し、料金を事前に支払ってもらうことで、ノーショウによる損害や、キャンセル料の回収が可能になりました。
元はと言えば、キャンセルのリスク回避のために導入したweb請求書サービスでしたが、国内外の顧客が多い東武ホテルマネジメントの店舗では、旅先での支払いが不要というのも、事前支払い機能のメリットとして喜ばれたそうです。家族の集まりなど、大人数の食事の際には金額も大きくなるため、事前に支払っていた方が安心という声もありました。
支払いのステータスは、管理画面から一眼で確認が可能。飲食店にはつきもののノーショウやキャンセルのリスク回避ができ、なおかつ管理のしやすさに定評があります。
まとめ
Squareは、導入費・月額固定費0円で、クレジットカード決済からweb請求書の発行までを1つのサービスで利用できるキャッシュレス決済代行サービスです。売上の入金も最短翌営業日と早く、これからスモールビジネスを始めようとしている方、キャッシュフローに悩まされている方、海外との取引が多い方には特におすすめです。
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