【2024年11月】受付システムのランキング
受付システム
最新の受付システム21件をランキング形式で一覧掲載(2024年11月01日時点のランキングを表示中)。受付システムの料金や機能、特徴をまとめて比較することができます。画面左に設置された【検索機能】を活用すれば、「導入企業の規模」「導入業界の実績」「使いたい機能」「連携したいシステム」を絞り込んで条件に合ったサービスの人気ランキングを一覧で確認できます。また、画面下に表示される【比較表を作る】から最大6サービスの比較表を作成することも可能です。受付スタッフの人件費削減、来客者のスムーズな案内が可能となる受付システムの導入をお考えなら、ぜひご活用ください。
受付システムとは
受付システムとは、来客対応を自動化できるシステムです。会社の出入り口に置いたタブレットに来訪者が氏名・要件などを入力すると、該当の従業員に対して通知されるので受付スタッフを常駐させる必要がなくなります。
人材不足が叫ばれる昨今、来訪者が少ない・ほか業務の人手が足りないなどの課題を抱えている中で、受付だけを行うスタッフを確保するのは難しいでしょう。受付システムを導入すると、受付に人員を割く必要がなくなるほか、要件に該当する従業員本人に通知が行くのでほかの従業員の業務の妨げにもなりません。また、来訪時のやり取りがタブレットで完結すると感染対策にもなるため、多くの企業で導入が進んでいます。
受付システムの選び方
受付システムの選び方としては、以下の2つが重要です。
・必要な機能があるか
・来客も簡単に操作できるか
例えば来客をスクリーニングしたいなら、担当者呼び出し機能や、事前のパスコード・QRコード発行機能があるシステムがおすすめです。飛び込み営業などを防げるほか、担当者の直接来客の通知が行くので取り次ぎの手間も減らせます。
また、来客が受付システムを操作する必要があるため、初めて見る人でも直感的でわかりやすい操作性のシステムを選ばなくてはいけません。操作が難しいと、結局来客が電話で担当者を呼び出すことになり、受付業務を効率化できないでしょう。
受付システムの中には無料トライアルを利用できるものもあるので、機能面・操作性を確認するために積極的に利用するのがおすすめです。
受付システムの価格・料金相場
受付システムの料金体系は初期費用+月額費用+オプション費用です。初期費用ですが、システム利用料は0円のサービスが多いものの、受付システムがタブレットを必要とするため、タブレット代やタブレットスタンド代などが利用台数分かかります。
月額費用とオプション費用は変動率が高く、利用人数・付け足す機能などによって前後します。また月額費用が、○○人〜○○人までの定額制になっている場合、サービスによって利用人数の範囲区分で大きく料金が異なり、いい加減な計算だと大きく損をする可能性があるので、導入前にはしっかりと計算しておきましょう。
料金相場
初期費用:無料~198,000円
月額費用:5,000円~20,000円
受付システムのメリット・デメリット
受付システムを導入する最大のメリットは、来客対応の自動化による業務効率向上と人件費等のコスト削減です。受付窓口で、来客自身が要件をタブレットに入力すると、担当者に直接通知されるため、取り次ぎや不急の来客対応に時間を取られなくなります。また、それにより受付スタッフが常駐しなくて済むほか、新しい受付スタッフの採用が不要になるので、人件費や採用コストの削減にも貢献。特に来客の多い企業であればあるほど、受付システムの導入メリットは大きいものとなるでしょう。
受付システムの機能
受付システムの機能には、以下のようなものがあります。
・iPad受付
・QRコード受付
・アポイント登録
・担当者検索
・担当者通知
・来客誘導、入館証発行
会社への来客には、すでにアポイントを取っている人とそうでない人がいますが、受付スタッフが対応する時点でどちらかが明らかになっていないと余計な時間を取られてしまうでしょう。
アポイントを取っている人に対しては、事前に発行できるQRコードでの受付や担当者検索機能がスムーズな対応につながります。また、配送業者やステークホルダーなど頻繁な出入りがある会社では、入退室管理システムなどと連携して出入りの管理も可能です。
受付システムの導入事例
受付システムの導入は、受付業務の効率化のほかにも多くのメリットがあります。
とある企業では、飛び込み営業や担当者不明・不在の来客対応に、総務部門の従業員が1日数時間程度費やしていることに課題を感じ、担当者の社用携帯に直通する受付システムを導入。システム導入後は、総務部門の従業員が対応すべき受付はほぼゼロになり、本来の業務に集中できるようになりました。
また別の企業では受付システムの導入で、2拠点あるオフィスのうち1拠点を解約しコスト削減するとともに、受付対応の無人化に伴うリモートワーク導入に成功しています。
受付業務の効率化のみならず、本来の業務へのリソース確保、働き方改革推進などを実現したいなら受付システムの導入がおすすめです。
受付システムの市場規模・シェア率
受付システム「RECEPTIONIST」を提供する株式会社RECEPTIONISTが行った調査※では、2022年のオフィス来訪者はコロナ以前の水準に戻っており、上場企業の受付システムの導入シェア率もコロナ以降4倍になっているとわかりました。
社内の固定電話撤廃や、ABW・フリーアドレスの普及を進める企業は増えており、今後も増え続けると予想されます。出社している限られた従業員数で受付対応をしなければならない中、これらの課題解決につながる受付システムの導入は、時代に則した選択といえるでしょう。
※https://receptionist.co.jp/release/receptionist-2022report/