電子申請機能がある給与計算ソフトおすすめ5選!社会保険の書類作成も効率化
「給与計算関連の書類の申請業務に手間がかかっている」「ソフトが電子申請に対応していないため非効率」という方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、電子申請機能がついた給与計算ソフトです。電子申請機能があれば、社会保険をはじめとした各種書類を効率的に作成可能。承認が必要な作業もデジタル化でき、業務効率化を図れます。
この記事では、電子申請ができる給与計算ソフトおすすめ5選を比較して紹介します。電子申請機能のメリットや給与計算ソフトの選び方も詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。
- 給与計算ソフトの電子申請機能とは
- 給与計算ソフトで電子申請を行うメリット
- 給与計算ソフトの選び方
- 【比較表】電子申請ができる給与計算ソフト
- 電子申請に対応する給与計算ソフトおすすめ5選
- まとめ:電子申請機能がある給与計算ソフトで業務効率化
給与計算ソフトの電子申請機能とは
毎月発生する給与計算業務は、なるべくスピーディーかつ正確に行いたいもの。Excelなどを用いて計算していてはヒューマンエラーが発生してしまうことも多いため、自動化できる部分はできる限り自動化することがベストでしょう。そのためには、給与計算ソフトの導入が欠かせません。
また、給与計算業務のみならず、労務事務をまとめて自動化・オンライン化する企業も増加中。昨今ではe-Gov対応のソフトを導入し、社会保険などの電子申請までオンライン上で行う場合も多いでしょう。
毎月の給与計算をはじめ各種保険料の管理や電子申請を1つのソフト上で行える機能があれば、業務の効率化だけでなくペーパーレス化にも大きく貢献します。効率化とペーパーレス化をあわせて進めていきたい場合には、電子申請機能も搭載した給与計算ソフトがおすすめでしょう。
給与計算ソフトで電子申請を行うメリット
それでは、給与計算ソフトや人事労務ソフトなどで電子申請を行えるメリットを具体的に確認しておきましょう。先ほどにも述べたとおり、企業におけるペーパーレス化を進められるのはメリットですが、最大のメリットは、労務担当者にかかる業務コストをカットできる点です。
電子申請の場合はすべてオンライン上で完了できるため、申請時間を気にする必要がありません。休日・祝日など関係なく、24時間いつでも申請できます。また、申請場所を気にする必要もなくなり、インターネット環境とデバイスさえ整っていれば申請できます。わざわざ書類を印刷して時間を作り行政窓口へと訪れる、郵送手続きを行うなどといった手間や時間をカットできるのです。
労務担当者に多くの負担がかかっているという場合や、人員不足で業務過多が続いているという場合には、電子申請を行える給与計算ソフトや人事労務ソフトなどを選ぶべきでしょう。
給与計算ソフトの選び方
給与計算ソフトを選ぶポイントを紹介します。
自社に必要な機能はあるか
給与計算ソフトはサービスによって搭載する機能が異なるため、各社を比較し、自社が必要な機能があるシステムを選びましょう。下記は主な機能の一覧です。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| 給与・賞与の自動計算 | 勤怠データと給与テーブル(時給・各種手当など)から給与や賞与を自動で算出。 |
| 社会保険料・労働保険料の自動計算 | 保険料に対する月額変更届に対応したシステムもある。 |
| 給与振込用のFBデータ出力 | 銀行口座と連携して、給与の自動振込まで行えるシステムもある。 |
| 年末調整の機能 | 年末調整で提出する源泉徴収票や給与支払報告書を出力。 |
必要な機能を明確にするために、自社の課題を洗い出し、給与計算システムを導入する目的を整理しましょう。
ニーズが多い機能は「社会保険料の自動計算」「源泉徴収票の作成」
PRONIアイミツSaaS(当社)が2025年5月~9月に実施した独自調査では、社会保険料の自動計算機能が必要と考える企業は92%と最も多い結果に。続いて、源泉徴収票の作成機能が82%、給与振込用データ(FPデータ)の出力機能が77%でした。
この調査結果から、多くの企業が法令に基づく複雑な計算や書類作成を自動化し、正確かつ効率的に処理したいと考えていることがうかがえます。ミスの防止や担当者の負担軽減を目的に、自動化機能の重要性が高まっていると言えるでしょう。必要な機能を絞り込む際には、上記データもぜひ参考にしてください。
利用人数、規模と料金プランが見合っているか
多くの給与計算ソフトは、利用人数・規模に応じて料金が変動します。なかには1ユーザーごとに料金がかかる従量課金制プランを提供している場合も。現在在籍している従業員だけではなく、今後の採用人数も考慮した上で、給与計算システムを選びましょう。
雇用形態や給与形態への対応
システムによって、対応可能な雇用形態・給与形態が限られている場合があります。正社員だけではなくアルバイトが多く在籍する企業や、役職や職種ごとに給与の仕組みが異なる企業は、対応状況を必ずチェックしましょう。
給与計算ソフトの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った給与計算ソフト(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
【比較表】電子申請ができる給与計算ソフト
ここからは実際に、電子申請も行える給与計算ソフトを比較します。料金や導入実績数を比較した表をご覧ください。
|
料金
月800円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
|
料金
月5,000円/契約
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
|
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
月23,100円
初期費用 0円
(他1プラン)
|
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
|
クラウド(SaaS)
e-Gov電子申請への対応
|
クラウド(SaaS)
e-Gov電子申請への対応
|
クラウド(SaaS)
e-Gov電子申請への対応
|
クラウド(SaaS)
e-Gov電子申請への対応
|
クラウド(SaaS)
e-Gov電子申請への対応
|
|
導入実績社数 38万事業所 |
導入実績社数 82万(シリーズ累計) |
導入実績社数 約1,200法人グループ |
導入実績社数 25,000法人(クラウドシリーズ累計) |
導入実績社数 シリーズ累計2000社以上 |
マイナンバー管理や入退社管理、従業員情報の管理なども可能で、日本初のe-Gov連携ソフトとして各種電子申請も行えます。リーズナブルなプランであれば月額1,980円~(税抜)で利用できるなど、コストパフォーマンスに優れている点も魅力です。
e-Gov対応の給与計算ソフトなので、社会保険・労働保険の各種届け出は電子申請が可能。労働保険年度更新申告や雇用保険資格取得届などをソフト上で提出できます。
給与や賞与の計算や明細作成、社会保険・労働保険の管理やマイナンバー管理、年末調整を標準搭載しています。
給与計算機能については、毎月の給与・賞与の計算や年末調整、退職金・企業年金の管理など幅広い業務をカバーしています。また、給与計算の結果を元とした社会保険関連の届け出は、e-Gov電子申請で提出できます。
複雑な計算業務であってもオプションでなく標準搭載されている点が大きなメリットで、生命保険や持株会、財形・貯蓄や社宅などといったさまざまな福利厚生もまとめて管理が可能です。計算やそのあとのチェックまでスムーズに行えます。
ログ管理やアクセス制御などといったセキュリティー面の機能も万全に用意されているほか、メールや電話などによるサポートも充実しています。e-Gov対応の給与計算ソフトなので、算定基礎届や月額変更届、賞与支払届などの各種書類は電子申請も可能です。
e-Govや、eLTAXなどに対応しているため各種電子申請が可能。システム上で完結できるため、より業務効率化を促進します。
毎月の給与計算や関連業務をカバーするのみならず、社内の人材検索や人員統計表作成などといった、人材マネジメントに役立つ機能も搭載。人事データを活用しながら事業を拡大させていきたい場合には心強いでしょう。
関連記事:2025年最新のおすすめ給与計算ソフト
電子申請に対応する給与計算ソフトおすすめ5選
ここからは、電子申請も行えるおすすめの給与計算ソフトを紹介していきます。給与計算だけでなく人事労務をまとめて行えるようなソフトをお探しの場合、ぜひ参考になさってください。
電子申請機能があるソフト一覧
freee人事労務は、人事労務関係の業務をまとめて自動化・効率化ができるクラウドサービスです。給与計算をはじめ毎日の打刻や勤怠管理、有給休暇管理をスムーズに行えるワークフローなど幅広い機能を搭載。
マイナンバー管理や入退社管理、従業員情報の管理なども可能で、日本初のe-Gov連携ソフトとして各種電子申請も行えます。リーズナブルなプランであれば月額1,980円~(税抜)で利用できるなど、コストパフォーマンスに優れている点も魅力です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
給与奉行クラウド
給与奉行クラウドは、給与計算をはじめとする人事労務関連の業務をまとめてデジタル化し、これまでの業務時間から7割カットを叶える給与計算ソフトです。
e-Gov対応の給与計算ソフトなので、社会保険・労働保険の各種届け出は電子申請が可能。労働保険年度更新申告や雇用保険資格取得届などをソフト上で提出できます。
給与や賞与の計算や明細作成、社会保険・労働保険の管理やマイナンバー管理、年末調整を標準搭載しています。
主な機能
COMPANY
COMPANY(カンパニー)は、給与計算をはじめ、勤怠管理、人事管理、タレントマネジメントなど、人事領域のほとんどの業務をカバーする統合人事システムです。主に大企業向けに提供されているシステムで、複雑な人事業務にも対応できる点が評判となっています。
給与計算機能については、毎月の給与・賞与の計算や年末調整、退職金・企業年金の管理など幅広い業務をカバーしています。また、給与計算の結果を元とした社会保険関連の届け出は、e-Gov電子申請で提出できます。
複雑な計算業務であってもオプションでなく標準搭載されている点が大きなメリットで、生命保険や持株会、財形・貯蓄や社宅などといったさまざまな福利厚生もまとめて管理が可能です。計算やそのあとのチェックまでスムーズに行えます。
主な機能
PCAクラウド給与
PCAクラウド給与は、わかりやすいインターフェースや豊富な機能の数々が魅力の給与計算ソフトです。それぞれの会社・業種によって異なる複雑な給与計算であっても柔軟に対応し、支給・控除項目の計算も自動化。
ログ管理やアクセス制御などといったセキュリティー面の機能も万全に用意されているほか、メールや電話などによるサポートも充実しています。e-Gov対応の給与計算ソフトなので、算定基礎届や月額変更届、賞与支払届などの各種書類は電子申請も可能です。
主な機能
ジームクラウドHR
ZeeM 人事給与は、人事管理における各種業務と給与計算業務が統合されたソリューションとして人気を集めています。
e-Govや、eLTAXなどに対応しているため各種電子申請が可能。システム上で完結できるため、より業務効率化を促進します。
毎月の給与計算や関連業務をカバーするのみならず、社内の人材検索や人員統計表作成などといった、人材マネジメントに役立つ機能も搭載。人事データを活用しながら事業を拡大させていきたい場合には心強いでしょう。
主な機能
まとめ:電子申請機能がある給与計算ソフトで業務効率化
給与計算ソフトを選ぶには、各サービス・製品の特徴を把握し、自社の目的やニーズに合った会社を見つけることが大切です。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件で給与計算ソフトを比較できます。指定の連携ツールや無料プランの有無など、あなたの会社に最適なサービスを機能1つから探すことができます。
→給与計算ソフトのランキングはこちら
とはいえ、数ある給与計算ソフトを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った給与計算ソフトが分かる診断(無料)ができます。
給与計算ソフトのおすすめ記事
給与計算ソフトの新着記事
給与計算ソフトのランキング
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!