【2023年最新】eラーニングシステムのおすすめ16選を厳選比較
優秀な人材の確保が困難になりつつある現在、新入社員の即戦力化と同時に、現有従業員の底上げを狙った人材育成が重要視されています。
そんな中、改めて注目を集める研修・学習方法がeラーニングです。
ICTの進化とともに大きく普及したeラーニングは、多くの企業で人材育成に大きな成果をあげており、導入を検討しているという企業も少なくないのではないでしょうか?そんな企業の担当者に向け、本記事ではおすすめのeラーニングシステムを紹介するとともに、選び方のポイントやeラーニングのメリット・デメリットなども解説していきます。

PRONIコンシェルジュ 真鍋
SaaSツールをお探しの方に、SaaS探しのプロである私たちコンシェルジュがアドバイスします!ツール選びのポイントも解説していますので、ぜひご覧ください。
- 1.特におすすめのeラーニングシステム6選
- 2.【比較表】導入実績が豊富なeラーニングシステム
- 3.導入実績が豊富なeラーニングシステム3選
- 4.【比較表】多機能なeラーニングシステム
- 5.多機能なeラーニングシステム7選
- 6.eラーニングシステムとは
- 7.eラーニング選び方のポイント
- 8.eラーニング導入のメリット
- 9.eラーニング導入のデメリット
- 10.eラーニングを効果的に活用するには?
- 11.まとめ:eラーニングシステム選びにはサービスの比較が大切
1.特におすすめのeラーニングシステム6選

最初にPRONIアイミツが特におすすめするeラーニングシステムを紹介します。まずはご紹介するeラーニングシステム(LMS)でPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は下記にご紹介しておりますので比較表と合わせて、導入実績が豊富なeラーニングシステム選びの参考にしてください。

AirCourse
Aircourseは、オンライン資格対策講座「STUDYing」の開発・運営事業も展開する企業、KIYOラーニングが提供するクラウド型eラーニングプラットフォームです。動画を活用したeラーニングシステムを提供しており、社内研修・講義の配信、業務マニュアル動画などの共有、成功事例・情報共有に最適なのが特徴。マルチデバイス対応で、受講者はいつでもどこでも研修の受講や学習が可能です。初期費用無料ではじめられます。
もちろん、搭載されているのがナレッジの共有だけではありません。使いやすいLMS機能が搭載されているため、管理者はユーザー管理からテストの実施、受講履歴やテスト結果の一元管理が可能。スマートフォンで撮影するだけで簡単に研修コンテンツを配信できます。標準で用意されている研修コースを受講し放題なのもポイント。サードパーティーの公開講座を検索、申し込みが可能な「研修ナビ」サービスも提供しています。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- シングルサインオン
- 受講者の基本情報管理機能
- 受講者のグループ管理機能

LearnOは、クラウドIT教育サービス事業を展開する企業、Mogicが提供するクラウド型eラーニング・LMSシステムです。ユーザー数50人までで、PDFコンテンツ・テスト問題配信が可能な「eラーニング格安プラン」のほか、動画コンテンツも利用できる「eラーニング標準プラン」ニーズにあわせてフルカスタマイズ開発できる「eラーニング開発プラン」を用意。いずれも初期費用無料の月額料金で利用できます。
受講者の管理、メール配信、CSVデータ管理などのLMS機能が標準搭載され、インターネット環境とブラウザがあればいつでもどこでも利用可能。社内ノウハウやナレッジ、マニュアルの共有に最適なのはもちろん、3種類の出題方式に対応するテスト配信で反復学習も実現できます。パワーポイントなどの社内資料を教材化するサービスも提供。コンテンツ制作会社も紹介しています。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- IP制限
- シングルサインオン
- 受講者の基本情報管理機能

etudesは、使いやすさを追究したクラウド型のeラーニングシステムです。東京都千代田区に本社を構えるアルー株式会社が提供しています。数人から数万人規模まで管理できることに加え、直感的に操作できるUI/UXが魅力。さらに、クラウド型でありながら高いセキュリティを実現しています。
特徴は、日本の企業特有の深い階層や複数の部署兼任にも対応できること。詳細な社員情報を数十項目以上登録できる柔軟性が強みです。またActiveDirectoryやOffice365といった、既存システムとのシームレスな連携も見逃せないポイントでしょう。
レンタルの研修教材は、高い学習効果が得られる動画はもちろん、双方向のインタラクティブな教材も用意。さらにオリジナル教材を作成することもでき、普段利用しているファイル(Excel、PDF)をそのまま参考資料として配信も可能です。研修内容のプランニングから支援してるので、効果的な教材を作成したい方におすすめでしょう。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- シングルサインオン
- 英語

ひかりクラウド スマートスタディ
ひかりクラウドスマートスタディは東日本電信電話株式会社が提供するeラーニングシステムです。全48通りの問題形式・回答形式のテンプレートが使用できる問題配信機能や、管理者から採点・コメントを送信できるレポート機能まで搭載。またメッセージ機能では、管理者・受講者間でメッセージやファイルの共有が可能なためコミュニケーションをとることができます。オプションのビデオ機能では、ネット環境があれば場所や時間を選ばず映像資料を視聴可能。再生速度の設定や画質の自動調整、途中から再生できる機能など便利な機能を取り揃えています。
そのほか、情報共有にも活用できることも強みの一つ。資料の電子データをアップロード、独自ビューワーで資料をセキュアに配信することができます。印刷やダウンロードを制限できるため、関係者のみに公開することが可能です。社内・社外の連携を強める情報共有が期待できます。
初期費用は1契約ごとに5,500円~、月額利用料は1IDあたり110円~。2週間無料で試せるのも嬉しいポイントです。
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
- 中国語
- 英語
- フランス語
- 韓国語
- スペイン語
- タイ語

playse.ラーニング
playseは、東京都千代田区に本社を構える株式会社manebiが提供するeラーニングサービスです。これまでの導入実績は1,000社を突破し、社員研修を効率的に実施したい企業から支持されています。
最大の特徴は、3,000もの教材が閲覧し放題ということ。他にも、すぐに活用できるMicrosoft Officeの教材や、モチベーション、メンタルヘルスといった個人の生産性向上に繋がるカリキュラムも用意。上長向けに、ビジネス推進力、思考力、リーダシップ、マネジメントといった内容も取り揃えています。PCだけでなく、スマホやタブレットでも受講できるため、隙間時間を有効活用することが可能です。
また料金は、月間の受講者39人までの場合は19,800円。40~500人までは月額500円/1人。1,001人以上だと月額300円/1人と、利用者が多いほどお得になる料金体系です。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
- IP制限
- シングルサインオン
- 受講者の基本情報管理機能

ベネフィット・ステーション
ベネフィット・ステーションは新入社員から役員など幅広い階層の研修に対応しているeラーニングシステムです。種類は800講座も用意されており、1講座あたり5~10分ほどの内容。受講者の負担にならず研修を行うことができます。また、各章毎ごとに理解テストを行うことが可能ため、研修の理解度を集計が可能です。加えて、全講義はスマートフォンに対応しているため好きな時間と場所で受講が出来るため、従業員の自己啓発にも役立てることができます。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- Pマーク
- 受講者の基本情報管理機能
- 受講者のグループ管理機能
- 講義進捗の管理機能
- 講義コースの公開先設定
- 動画ファイル対応
2.【比較表】導入実績が豊富なeラーニングシステム
ここからは導入実績が豊富なeラーニングシステムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するeラーニングシステム(LMS)でPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、導入実績が豊富なeラーニングシステム選びの参考にしてください。
3.導入実績が豊富なeラーニングシステム3選
以下では、さまざまな業種で導入実績を誇るeラーニングシステムを紹介いたします。

Cloud Campusは、ソフトバンクグループの一員である企業、サイバー大学が独自で開発したeラーニングプラットフォームです。コース設計・コンテンツ内製・受講・コミュニケーション・テスト・ログ取得など、企業研修に必要な機能を網羅し、インターネット大学運営のノウハウを凝縮した受講者が学びやすいシステムになっているのが特徴。90社以上、30万人を超える利用者を誇るなど実績も充分です。
わかりやすい編集機能で、簡単に教材コンテンツを内製できるため、自社にマッチしたeラーニング・社内研修を一気通貫で実行可能。初期費用20万円ではじめられるStandardプランを提供しています。サイバー大学が用意する各種コンテンツ、他社コンテンツの併用はもちろん、自社製作のコンテンツの販売など、自由度の高いeラーニング環境を実現できるのも魅力。
ユーザー数に制限のない定額料金制を採用するため、受講者数が多くなればなるほどお得になるのもポイントです。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 英語
- 受講者の基本情報管理機能

SAKU-SAKU Testing
SAKU-SAKU Testingは、CBTサービス、学習コンテンツサービスなどの事業を展開する企業、イー・コミュニケーションズが提供するWebテスト・eラーニングプラットフォームです。フィーチャーフォンを含むマルチデバイスに対応し、隙間時間を利用した効果的な学習を実現。1,300以上の累計導入社数、月間利用ID20万を超える豊富な実績を誇っています。料金プランは、1IDにつき月額680円、30人から利用できるサクテスライトを用意。
動画・テキストなど多様な学習コンテンツ配信に対応し、3,000問を超えるサンプル問題のダウンロード・カスタマイズはもちろん、オリジナルコンテンツ開発も依頼可能です。コンプライアンス・ビジネスマナーを含む企業教育を手軽にはじめられるのが好評の要因。使い放題のビジネステスト問題集「Bizモン」のほか、オリジナル作問サービス「作モン」分析レポート「ブンセキ」で効果測定も万全です。運用支援を含めて企業の教育課題を解決します。」
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- Pマーク
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
タレントパレットは、CRM・ナレッジソリューション事業などを展開する企業、プラスアルファ・コンサルティングが開発・提供する、タレントマネジメント、eラーニング、LMSを統合した人材育成プラットフォームです。受講者の学習進捗をLMSで管理するだけでなく、バラバラに保管されていた採用情報・スキルなどの人事情報をタレントマネジメントと融合し、集約・分析・可視化できるのが最大の特徴です。
従来から搭載されていたLMS機能が強化され、ビジネススキルを網羅した6時間超におよぶ動画コンテンツを利用できるようになったのもポイント。コンテンツ制作の工数を削減し、内製を容易にしているほか、オフライン研修の受講申し込みや、スキルデータとの連携で個人ごとに最適な研修を推奨するレコメンド機能も搭載されています。埋もれていた人材の発掘や次世代人材の教育に最適なソリューションです。
4.【比較表】多機能なeラーニングシステム
ここからは多機能なeラーニングシステムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するeラーニングシステム(LMS)でPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、多機能なeラーニングシステム選びの参考にしてください。
5.多機能なeラーニングシステム7選
以下では、便利な機能が豊富なeラーニングシステムを紹介していきます。

business pocketは、教科書・教材、一般書籍、デジタル教科書を含むICT事業を展開する企業、東京書籍が提供するWebベースのeラーニングサービスです。受講者はMac OS、Windows、Android、iOS対応のbusiness pocketアプリをダウンロード・インストールするだけで、いつでもどこでも学習可能。スライド・動画を使った受講・テストはもちろん、business pocket webで受講履歴も確認できます。
1IDにつき年額1万2,000円で最小10IDから依頼可能です。ユーザーの管理・研修スライドの作成も簡単。管理者はブラウザベースのbusiness pocket managerを活用した個人単位・グループ単位でのユーザー管理ができ、研修スライド新規作成・編集はもちろん、個別・グループごとの配布を自在に行えます。社会人教育・企業研修に最適化されたベーシックのほか、おもてなし英語コースも用意されています。

Moodleは、独自のeラーニングシステムを構築したい法人・教育機関に最適な、世界でもっとも利用されているオープンソースのLMSシステムです。豊富な機能と基幹システム連携などの柔軟性を備えているのが特徴。日本ではIT教育事業などを展開する企業、イーラーニングがMoodle認定パートナーとしてAWSによるサーバ構築・運用や、Moodleカスタマイズサービスなどを提供しています。
ホスティングを含むサーバ構築はもちろん、既存機能の追加・削除、プラグインの開発、テーマデザインなど柔軟にカスタマイズして依頼が可能です。時間をかけずにLMSシステムを構築したい企業に向けては、コースクリエイター・管理者向けのMoodleトレーニングも実施し、LMSシステム構築を手厚くサポート。手持ち資料をもとに素早く教材を作成したい方に向けた、コンテンツ制作サービスも提供しています。
- 導入支援・運用支援あり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- シングルサインオン
- 講義進捗の管理機能
- テスト問題の登録機能
- アンケートの登録
- 受講者のレポート提出機能
- HTMLファイル対応
- PDFファイル対応

viaPlatzは、ソフトウェア・ハードウェアを含めた情報通信システムの開発・販売・運用・保守業務を展開する企業、NTTテクノクロスが提供するビジネス向け動画配信・共有システムです。社員研修はもちろん、ノウハウ映像、マニュアル動画の配信・共有が可能。受講者はブラウザを活用していつでもどこでも視聴・学習できるほか、コンテンツごとにグループ視聴者設定を施すのも可能です。
ブラウザを活用した簡易動画編集機能を搭載し、リーズナブルにスタートできるパブリッククラウド型のほか、利便性とセキュリティを両立したプライベートクラウド型、オンプレミス型を用意。月額4万円(税抜)から提供しており、ニーズ・予算に応じて選択可能です。社員研修のライブ配信を含むオプションも充実。動画に書き込みのできるディスカッション機能や、理解度確認のテスト実施、アンケート機能も追加できます。使いやすさが評判の映像配信システムです。
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
- 受講者の基本情報管理機能
- 受講者のグループ管理機能
- 受講者間のメッセージ機能

Smart Boarding
Smart Boardingは、7つの習慣をベースにしたビジネス・医療・介護・学校向けのリーダーシップトレーニング事業を展開する企業、FCEトレーニング・カンパニーが提供する定額制トレーニングサービスです。LMSによる短時間eラーニングに、70講座におよぶ参加型オンライン研修、他社との交流を図るリアルトレーニングを組み合わせ、新入社員・中途社員をスムーズに即戦力化するクラウドサービスです。
360本の選りすぐりコンテンツが利用できるeラーニングのほか、マニュアルやテストを含む自社コンテンツも簡単に作成可能なLMS機能を搭載。必要な知識を受講者にインプットできるのはもちろん、討論やロールプレイングで思考をアウトプットできるオンライン講座も用意され、ビジネスの現場で使えるリアルな力を養えます。リアルトレーニングを含むすべての研修を一元管理できるのもポイントです。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限

e-learningASPは、映像・音声コンテンツ制作・ライブ配信、モバイルアプリの企画・開発事業などを展開する企業、大宮商会が提供するWebベースのeラーニングシステムです。受講者・管理者共にWebブラウザを利用するため、アプリをインストールする必要もなく、受講者はインターネット環境さえあればどこでも学習可能。業界でも珍しい従量課金制度を採用いており、研修コストの削減・最適化も実現できます。
動画配信型・スライド配信型・スライド動画配信型・問題出題型・アンケートの各受講形式に対応し、管理者向けのLMSサイトではユーザー管理はもちろん、コンテンツの制作・登録、学習進捗管理も対応。初期費用5万円・月額3万円から利用できるプランを用意しており、料金は受講者アカウントの数に応じて変動していきます。
効果測定型の学習形式のほか、カリキュラムを設定したシナリオ型学習形式の実施が可能です。社内ポータルを活用したシングルサインオン・API連携が可能なほか、動画撮影を含む教材制作も依頼できます。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- 受講者の基本情報管理機能
- 受講者のグループ管理機能
- 受講者とのメッセージ機能
- 受講者へのメール連絡機能

KnowledgeC@feは、富士通ラーニングメディアが開発・提供するLMS(学習管理システム)です。人材育成企業としての豊富な研修運営の経験・ノウハウを活用して開発され、社員研修におけるさまざまな課題を解決する多機能LMSであるのが特徴。1,450社以上の導入社数、52万名以上の利用者数という豊富な実績も誇ります。ベーシックな運用ができるプランを、初期費用16万円(税抜)・最短1週間のスピード導入で対応可能です。
外出の多い従業員の学習にも便利なモバイルデバイス対応はもちろん、見やすさ・使いやすさにこだわった受講者視点に立った設計を採用。ソーシャルラーニング機能を搭載し、受講者のモチベーションを維持する仕組みも搭載されています。ブラウザ上で簡単にeラーニングコンテンツを内製できるのもポイント。受講者ごとに切り替えられる多言語機能、WebAPIなど柔軟性・拡張性も充分です。eラーニングに機能を絞った「KnowledgeC@fe for eラーニング」も選択できます。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
- 中国語
- 英語
- フランス語

Learning Trackerは、大阪府大阪市に本社を構える関西ビジネスインフォメーション株式会社が提供するeラーニングシステムです。柔軟な運用と優れた拡張性を兼ね備えた次世代型のシステムとして高い人気を誇ります。
eラーニングの一般的な機能である学習やテスト・アンケートだけでなく、レポート提出やその採点管理も可能です。eラーニングの標準規格であるSCORM1.2形式のコンテンツ以外に、さまざまな形式のコンテンツを搭載することもできます。
さらに組織改編や人事異動にともなったデータの更新も自動で実施。新・旧データの差分を判別し取り込むため、管理者の手間を大幅に削減できます。
その他システムには、さまざまな機能が搭載されており、これらを利用して自社に最適なeラーニングを導入することができます。また、パッケージソフトでありながらクライアントのご要望に応じて機能をカスタマイズすることができます。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- Pマーク
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- 受講者の基本情報管理機能
- 受講者のグループ管理機能
- 受講者属性の管理機能
6.eラーニングシステムとは
eラーニングとは、講師と受講者が1ヵ所に集まる従来型の集合研修を、PCなどの情報機器端末に置き換えた研修・学習方法です。eラーニングでは教材・コンテンツの配信のほかに、受講者の参加状況・テスト成績を管理するLMS(学習管理システム)を組み合わせることがほとんどであり、この仕組み全体を指してeラーニングシステムと呼ぶのが一般的です。
eラーニングが普及する以前にも、研修・学習を効率化する試みは行われており、コンピューターの進化とともにCD-ROMを教材にしたCBTシステム、ネットワークの進化とともに登場したWBTシステムなどが利用されてきた歴史を持ちます。現代ではインターネットのさらなる進化、スマートフォンなどの高機能化により、いつでもどこでもeラーニングを受講・学習できる環境が整っているといえるでしょう。
その環境を支える要因のひとつには、パブリッククラウドの発達・進化も挙げられます。もちろん、オンプレミス型やプライベートクラウド型のeラーニングシステムも存在しますが、多くの企業でeラーニングが活用されるようになった背景には、安価に利用でき、セキュリティも担保された、SaaS型サービスの登場が大きく寄与しているといえるのです。
素早く的確に社員研修・人材教育の体制を整えるためにも、クラウド型・SaaS型のeラーニングシステム導入は筆頭の選択肢となり得ます。
eラーニングシステム導入を検討中の方は、まずは無料の見積もりから始めてはいかがでしょうか。
PRONIアイミツをご利用いただくと、特に人気のeラーニングシステムの一括見積もりが可能です。eラーニングシステム選びの時間も大幅に節約できるでしょう。
7.eラーニング選び方のポイント
ここまで紹介してきたように、eラーニングシステムには多数が存在しますが、自社に最適なシステムを選ぶには、なにを判断基準としたらいいのでしょうか?
7‐1.【研修の目的・用途に適した機能・サービスがあるか】
搭載している機能・提供されるサービスは、それぞれのeラーニングサービスによって異なります。自社が研修で達成したい目的を明確にし、用途に応じた機能・サービスが提供されているのかを見極める必要があるでしょう。
たとえば、使い放題の教材が用意されていても、自社の研修目的に沿わない内容なのであればあまり意味はありません。ある程度の社内資料が揃っている企業であれば、いかに簡単に教材を作成できるか、コンテンツ作成機能を重視した方がいいかもしれません。
7‐2.【受講者の操作性を重視する】
受講者を管理するLMSがどんなに優れていても、実際にeラーニングで研修を受けるのはあくまでも受講者です。受講者にとって操作しにくいeラーニングシステムを選択してしまえば、導入による教育効果も期待できません。管理者は受講者と同じ画面を見て、操作性を確認しておく必要があります。
eラーニングを選択するのは管理者である人事担当者である場合が多いため、導入後に受講者から不満が起こることも珍しくありません。特に、スマートフォンを多用する受講者が多いため、管理者画面を見ているだけでは気が付かない点もあり注意が必要です。
7‐3.【コンテンツは自社で作成するか】
eラーニングシステムにはベンダー側が提供しているカリキュラム以外に独自カリキュラムの構築や教材を作成できる機能やサービスを提供しているタイプがあります。自社で独自の教育プログラムがある場合や現場のレクチャー動画などを活用したい場合はコンテンツ作成機能が搭載されているシステムがおすすめでしょう。
コンテンツ作成でおすすめのeラーニングシステムを知りたい方はこちらの記事から
8.eラーニング導入のメリット
以下からは、eラーニングを導入するメリットをいくつか挙げてみましょう。
【同じ教育内容を大人数に実施できる】
集合研修の場合、講師が1度の研修で対応できる人数に限りがありますが、eラーニングであれば受講人数の制限はなく、数千人単位であっても同じ教材を一斉配信できます。これはeラーニングシステムを導入するうえでの、もっとも大きなメリットだといえるでしょう。
物理的な会場の確保も、講師の確保も必要ありません。受講者は決められた時間に拘束されることなく、一斉配信された教材を隙間時間を使って学習できるため、生産性の向上やコスト面でも大きなメリットが期待できます。
【受講者の理解や進捗を把握できる】
eラーニングにはLMSが組込まれていることがほとんどのため、受講者の学習進捗や研修の受講状況、テスト結果などを管理者が正確に把握できます。受講者個々の学習進捗が明確になれば、管理者が適切なフォローアップやリマインダーを行いやすくなるでしょう。
こうしたフォローアップ・リマインダーは、受講者にとってもプラスに働くことが期待できます。キチンとフォローしてもらえることにより、研修へのモチベーションもアップし、良好なコミュニケーションの確立やエンゲージメント向上が可能です。
9.eラーニング導入のデメリット
eラーニングは導入メリットの大きい学習システムですが、デメリットがないわけでもありません。
【研修への強制力をもたせにくい】
eラーニングは、受講者の都合にあわせて、いつでもどこでも受講できるのがメリットのひとつではありますが、これがデメリット面になる場合も考えられます。決められた時間に、決められた場所に出向かなければならない集合研修と異なり、強制力に薄いため、モチベーションの維持が難しいのです。
こうした課題を解決するため、SNSなどを併用する企業もありますが、上述したように管理者によるフォローアップを手厚く行うのが重要。管理者とは別にメンターの役割を担う担当者を配置するのもいいかもしれません。
10.eラーニングを効果的に活用するには?
研修の効果向上させるにはeラーニングをより効果的に活用する必要があります。eラーニングの効果的な活用方法をご紹介します。
10‐1.実践研修と組み合わせる
eラーニングを集合研修などリアルで行う研修と組み合わせる方法です。研修前に基礎的な知識を学ぶことで、実際の研修でよりオンラインでは伝わりにくい実践的な部分を学ぶことで研修の効率化することが可能です。また、研修後のアンケートやテストを行うことで受講者の理解度を把握することができるため、従業員にあわせたカリキュラムを組んだりフォローをすることも可能です。
10‐2.新入社員の強化に活用
新入社員の教育でeラーニングとOJTを活用するのもおすすめです。座学で学ぶことができる部分はeラーニングで行い、実践的な部分をOJTにより学ぶことでスムーズに実務に取り掛かることが可能。時間が掛かりがちだった研修時間を削減することもできるため、即戦力化のみならず、新入社員と担当社員の負担も軽減することができます。
10‐3.ナレッジ蓄積・共有に活用
ベテラン社員などのナレッジ共有の場としてeラーニングを活用する方法もあります。これまで、社員同士のナレッジの共有はメール、チャットなど文章ベースで共有するケースが多いため、ナレッジ共有が出来ているか、曖昧な部分がありました。ですが、eラーニングで講座のような動画形式で配信を行うことで、かりやすい形でナレッジ共有することができるため、理解度を高めることが可能でしょう。
11.まとめ:eラーニングシステム選びにはサービスの比較が大切
同じeラーニングシステムという括りになるとはいえ、システムやサービスの内容はそれぞれに微妙に異なっているのが現実であり、なにを決め手に判断していいものか、判断に迷ってしまうこともあるかもしれません。特に使い勝手については、実際に試してみなければなんともいえない部分は残るでしょう。
いざ自社だけでeラーニングシステムを選ぼうとすると、時間や労力がかかってしまうものです。「どれにすればいいのか分からない」と少しでもeラーニングシステムで迷われた方は、ぜひ資料請求をしてみてください。



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