【2024年最新】ChatBookの評判と実態
チャットボット作成ツール「ChatBook」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「ChatBook」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「ChatBook」の全てが分かります。
- <総評>ChatBookは全世界のビジネスで活用できるサービス
- ChatBookの7つのメリット
- 徹底調査で分かったChatBookを使うべき人・会社
- ChatBookの料金プラン
- ChatBookの導入実績・効果
- まとめ
ChatBookは、東京都港区に本社を置く「株式会社チャットブック」が提供する顧客獲得を効率化するチャットボットです。
導入すれば、FacebookやInstagramのSNS広告からの流入対応を自動化でき、効率的な顧客獲得を実現。ソフトウェア開発会社や大手ビール会社などさまざまな企業が導入しています。
今回は、業務効率化や顧客獲得は実際どのくらい実現できるのか、ChatBookの評判・実態を徹底調査。全てを包み隠さずお伝えします。
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<総評>ChatBookは全世界のビジネスで活用できるサービス
出典:Chat Book https://chatbook.ai/jp/
ChatBookは、主にBtoBビジネス(企業同士の取引)における自動商談に活用できるサービスです。連携しているツールは世界で最もユーザー数が多いSNS・Facebook。世界中にあるマーケティングメディアとしてFacebookを活用している企業に対して、効率的な顧客獲得を実現できます。
拡散性が高く、日本のみならず世界各国から顧客が集まれば、幅広いビジネス展開も期待。世界規模のビジネスを展開するチャンスに巡り合える可能性が秘められています。
ChatBookの7つのメリット
Facebookからの流入に自動対応するChatBookですが、活用することで次のようなメリットが得られます。
たったの2ステップでチャットボット作成
チャットボットは、「チャット」と「ロボット」を組み合わせた言葉で人工知能を活用した自動会話プログラムです。ECサイト、コーポレートサイト、ヘルプデスク、観光案内など、マニュアル対応や基本的な商品案内などの自動対応が期待できます。
ただし、導入するにあたり設定などが面倒なイメージはある方もいるでしょう。ChatBookでは、あらかじめ用意されたテンプレートから選択、会話内容を登録。たったこの2ステップだけで、チャットボットが作成できるので、誰でも簡単です。
インサイドセールスに特化した機能
成約の可能性を見極め、すぐに受注につながりそうな見込み客を営業に流す、インサイドセールス。ChatBookは、インサイドセールスに求められる機能が豊富です。
たとえば、Facebookにアクセスしたユーザーを、AIが自動でスコアリングする機能や、チャットボットの会話から商談の見込みを自動で判定する機能などを実装。「閲覧したユーザーが何を求めているか」ニーズを的確に分析し、見込み客獲得へつなげることが見込めます。
相手の離脱ポイントを把握!即座に改善できる
せっかくアクセスしてきても、途中で会話を離脱するケースは当然あります。その原因を分析して、改善することは重要です。
ChatBookで行った会話は、データベースに記録されるため「会話中のどこで離脱したのか」を的確に把握できます。チャットボット作成はシンプルで、修正も簡単。会話を差し替えることで、修正版をすぐにリリース可能。PDCAサイクルを次々に行うことで、コンバージョン率の向上を目指すことができます。
コンバージョン率が向上する
webサイトが、どのくらいの成果をあげているのかを示す数値がコンバージョン率。豊富なチャットテンプレートで流入してきた見込み客への理解を深め、ニーズを引き出します。
また、広告ごとのコンバージョン分析や既読率の高いチャットへ誘導することによってコンバージョン率向上を見込むことが可能。自社分析によると、メールや既存のマーケティング手法と比較して、コンバージョン率が7倍にアップしたという効果があげられます。
アポイントメントにつながりやすい
SNS上のプロファイルに加え、チャットでもユーザーの興味関心をヒアリングすることが可能です。徹底的に研究・分析することで「刺さるセールストーク」を作成することにもつながります。
また、これまで蓄積してきた100万件以上の会話データから見込み客をスコアリング。その確度を自動判断し、結果としてアポイントメント獲得につながり、獲得効率をアップさせることが可能になります。
リード(見込み客)育成がさらに強化
見込み客の行動や関心度合いに基づいたタイミングとメッセージの配信を実現するために、チャットボットによるマーケティングシナリオを自動で実行する新機能「Autoflow」をリリース。これにより見込み客の育成をさらに強化できるようになりました。
見込み客を細かく分類した上で、メッセージを送信。行動履歴を「トリガー」にした自動送信も可能です。また、ステップの目的に応じたテンプレートも複数用意しています。
チャットでCRMに対応できる
CRMとは、顧客との良好な関係を育て上げ、売り上げを拡大させる目的のシステムのことです。
商談のフェーズに対応したステータス管理により、流入から受注までを可視化します。
また、チャットボットでの会話の状況に応じて「ON、OFF」での自動応答をする便利な機能で、インサイドセールスの効率化に貢献。国内有数のCRMツールと連携して、会話から取得できた最新の情報を自動でアップデートします。
徹底調査で分かったChatBookを使うべき人・会社
ここまで紹介したメリットを踏まえ、ChatBookは一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
効率的に顧客獲得したい
ChatBookは一言でいうと「SNS営業の自動化システム」です。働き方改革を背景に、効率的な顧客獲得戦略を経営課題にあげている企業も最近では増えているといいます。その中で、大変魅力的で便利なシステムといえるのではないでしょうか。
導入することで、Facebookなどの情報から対応すべき見込み客を精査して優先度をつけ、事前準備の時間を軽減。これにより、顧客連絡取得からアポイント獲得までの流れが短縮され、効率的な顧客獲得が実現できるのです。今まで行っていたメールや電話でのアポイントメントの取得がより簡単になり、電話で営業活動をしていた社員の心理的負担も軽減された、という副次的な効果もあがっています。
既読率を上げたい
BtoB(企業同士の取引)における営業ツールのひとつにメールがあります。しかし、最近ではメールの既読率が下降傾向にあるとも言われていて、せっかくメールを送信しても読んでもらわなければ意味がありません。そこで、期待が高まっているのがチャットボットです。
プッシュ通知による再アプローチなどで高い既読率を見込むことができ、ChatBookの効果として、既読率は78%になったという結果も出ています。さらに、チャットボットはカジュアルなコミュニケーションが可能なので、顧客にとっては営業されている感覚が薄いというメリットもあるのです。
顧客獲得単価(CPA)を削減したい
新規顧客を獲得するのに、1人(1社)あたりいくらかかったかを示すものが顧客獲得単価です。広告には、電車広告や新聞折込などのオフライン広告と、インターネットを利用したオンライン広告があります。どちらが効果的かはターゲットや内容によって変わりますが、オンライン広告は費用が安く較的手軽に始められるということが特徴です。
しかし、費用が安くても、顧客を獲得できなければお金を捨ててしまうようなもの。そこでChatBookを使うことで、顧客の獲得率アップに加え、単価も削減できるメリットがあります。自社の分析によると、他のオンライン広告ツールと比較して、50%から70%の顧客獲得単価を削減したという実績は魅力的です。
ChatBookの料金プラン
株式会社チャットブックのホームページによると、ChatBookの料金は月額10万円からとなっています。詳しい詳細については、実際に問い合わせを行い、見積もりを出してもらう必要があるので、気になる方は連絡してみましょう。
ChatBookの導入実績・効果
ここからは、実際にChat Bookを導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
株式会社アントレ
ChatBookの導入事例ページ(株式会社チャットブック https://chatbook.ai/jp/casestudy/case-entre/ 参照)によると、アントレは独立や開業における求人メディアの運営事業を行う会社です。フランチャイズや代理店の情報をまとめたサイト運営や、開業前の準備に必要な情報を発信するなど、さまざまな事業を行っています。
その中で特に力を入れているのが、たった1日でフランチャイズや代理店ビジネスの基礎知識を無料で学ぶことができる「アントレ独立アカデミー」というセミナー。セミナーへの集客の一環としてChatBookを活用したところ、驚きの成果が表れたといいます。
開始してすぐに予定していた顧客獲得単価(CPA)を大きくクリアして登録や申込みを獲得。登録・申し込み率は44%向上し、その後の企画でも、他の広告と比較して顧客獲得単価(CPA)61%削減を実現しました。ウェブフォームとチャットでの登録率を比較すると、チャット経由での登録率の方が2.3倍高くなったという成果も出ました。ChatBookは、Facebookでの集客が主になるため既存のマーケティングとも重複せず、オンライン広告において、顧客を増やすための新しい動線として利用できるというところにも価値を見出したということです。
サッポロビール株式会社
ChatBookの導入事例ページ(株式会社チャットブック https://chatbook.ai/jp/casestudy/case-sapporo/ 参照)によると、サッポロビールは毎年恒例のビアフェスティバルで、来場客とのコミュニケーションツールとしてChatBookを利用。従来の方法とは比べ物にならないほどの成果が出たといいます。
これまでも新商品に関するイベントや試飲会などを定期的に行っていましたが、来場客との接点を持てるのは基本的には当日だけ。さらに、客の声を取得する方法はハガキやウェブでのアンケートがメインでした。このイベントでは、ChatBookでクイズに答えたら商品がもらえるキャンペーンを実施。自動応答で語りかけ、会話形式でカジュアルに質問を投げかけた結果、多くの回答を聞くことができたといいます。
具体的な成果としては、アンケートや記事送付に関して既読率が平均で80%を超え、5人に1人がクリックした結果に。メールとは比較にならないほど高い既読率とクリック率の成果が出たため、今後も定期的に情報を発信していくことを決めました。継続的かつカジュアルなコミュニケーションを行い徐々にファンを獲得することで、ゆくゆくは数万規模のグループに広がっていくような、使い方ができないかを模索しているといいます。
まとめ
ChatBookは、新しいビジネスの形のひとつです。いまや多くの企業でも課題にあげられている「顧客獲得の効率化」。メールをばらまく、電話をかけまくる。そういう手法はもう古いのかもしれません。
そうした悩みをお持ちの方は、ぜひ見積もりしてみることをおすすめします。まずは料金、導入方法、成果の実例などを知ってみる事が大切です。世界中のユーザーとビジネスを展開する足掛かりになることでしょう。
なお、2024年最新のおすすめチャットボットツールは以下の記事で紹介しています。興味のある方はぜひこちらもご覧ください。