脱サラのメリットとデメリット、成功に向け何をするべきか徹底解説

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脱サラとは、不自由なサラリーマン生活を脱却して開業・起業をすることです。脱サラをすると自分の裁量で自由に働けるようになりますが、厳しい現実も存在します。

この記事では、脱サラのメリットとデメリットを紹介し、成功に向けて何をするべきかを解説します。脱サラの成功率、必要な準備も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

脱サラとは?成功率はどのくらい?

脱サラを検討する際は、サラリーマンを辞めてから具体的に何をするのか、また脱サラの成功率はどのくらいなのかを知っておくことが大切です。ここでは、脱サラの意味や概要、成功率、具体的な職種や仕事例などを紹介します。

「脱サラ」とはサラリーマンを辞め開業・起業すること

脱サラとは、サラリーマンを辞めて、開業・起業することを指します。脱サラとは「脱サラリーマン」の略語で、サラリーマンの状態から脱却するという意味ですが、勤めていた会社を退職するだけでは脱サラとはいえません。

退職後、個人事業主やフリーランスになったり、会社を立ち上げたりして、生計を立てられる状態になってはじめて脱サラをしたといえるでしょう。サラリーマンを辞めて投資で生計を立てる「FIRE」も脱サラの一種です。

脱サラの成功率は5%前後

脱サラの成功率は3~6%といわれています。この場合の「成功」とは「脱サラした」という意味ではなく、「脱サラを継続できている」というニュアンスです。3~6%という数値は個人事業主や法人企業の廃業率を基に算定されたもので、年数が経過すると廃業率もアップします。10年程度経過すると廃業率は約90%にもなり、脱サラを成功させるのは容易ではありません。

脱サラを成功させるには、入念に準備をすることが大切です。事業の方向性を明確にして、資金繰りや事業計画を事前に立てておきましょう。また、収入や支出を自己管理することも大切であり、会計ソフトを導入して使い方に慣れておくことも脱サラの成功につながります。

脱サラ後何をする?具体的な職種と仕事例

脱サラ後の職種や仕事の選択肢は多くあり、自分に合っている職種と仕事を選ぶことが大切です。脱サラ後の職種には、飲食系や流通・小売系、IT・クリエイティブ系、物書き系などがあります。飲食系の仕事例としてはスナック経営や喫茶店経営、レストラン経営などがあり、流通・小売系はコンビニ経営や軽貨物ドライバーなどがあります。これらの仕事は、フランチャイズに加入すると比較的簡単に開業することが可能です。

また、IT・クリエイティブ系の仕事例としては、システムエンジニアやプログラマー、デザイナーなどがあります。これらの仕事をするには専門的なスキルが必須であり、案件を継続して獲得できるノウハウも必要です。物書き系の仕事例としては、ライターやブロガーなどがあります。

これらの仕事は文章を書くスキルがあれば、資格などは不要で独立できます。ライターは継続して案件を獲得するためのノウハウが必要であり、ブロガーはアフィリエイトなどで収入を確保する方法を構築することが必須です。

脱サラのメリットと会社勤めにはない魅力

脱サラをすると組織に縛られずに自分の裁量で働くことができるなど、会社勤めにはない魅力が数多くあります。また、働き方によってはサラリーマンよりも高収入が得られる可能性もあるでしょう。

ここでは、脱サラの3つのメリットをご紹介します。

働く時間や場所・働き方を自分で決定できる

脱サラをするとサラリーマンとは異なり、働く時間や場所に縛られず、ワーキングスタイルを自分で決めることが可能です。たとえば、夜間に働いて昼間に寝るといったワーキングスタイルで働いたり、自由に休日を設定したりできます。

仕事によっては、自宅だけでなくカフェやコワーキングスペースなどで働くこともでき、すべてを自分の裁量で自由に決められます。毎日決まった時間に起きて会社に出社する必要がなく、自分の裁量で生活できることは脱サラをするメリットの一つでしょう。

働き方によっては会社員よりも収入が上がりやすい

脱サラをすると収入に上限はなく、収益が上がれば収入アップに直結します。サラリーマンの場合は、毎月の給与やボーナスの金額は決まっており、収入には上限があります。働き方にもよりますが、脱サラをすると会社員よりも高収入が得られる可能性があるでしょう。

働いて成果を出せば収入アップにつながるため、高いモチベーションを維持できる人に向いている働き方です。ただし、仕事で成果を出せなければ、収入がゼロになるリスクも存在します。

仕事相手や一緒に働く仲間を自分で選べる

脱サラをすると会社員とは異なり、苦手な同僚や取引先と無理に関わる必要はなくなります。サラリーマンによくある社内の人間関係に悩むこともなくなり、人間関係によるストレスは解消するでしょう。

脱サラをすることで、仕事相手や一緒に働く仲間を自分で選べます。良い取引先や仲間に巡り会えると、嫌な思いをせずに働くことが可能です。取引先の担当者と波長が合わない場合は、ほかの取引先を見つけると無理をして付き合う必要はなくなります。

脱サラのデメリットと厳しい現実

脱サラにはメリットだけでなくデメリットもあります。現実的には収入が不安定になりやすく、金融機関の審査に通りにくくなるなど、厳しい問題が存在します。以下では、脱サラのデメリットと厳しい現実を紹介します。

収入が不安定になりやすい

脱サラをすると、収入が不安定になりやすいというデメリットがあります。取引先との契約が終了したり、取引先がなくなったりした場合、すぐに収入源がなくなってしまいます。ほかの取引先を探しても見つからない場合は、収入がゼロになってしまうこともあるでしょう。

また、病気やケガをすると働けなくなることもあり、サラリーマンのような有給休暇もありません。脱サラをする際は、収入がゼロになることも想定し、事前に対策を講じておくことが大切です。

クレジットカードやローンの審査に通りにくい

脱サラをして個人事業主やフリーランスになると、クレジットカードやローンの審査には通りにくくなります。個人事業主やフリーランスは会社員に比べると社会的な信頼が低く、金融機関の審査の通過は全般的に厳しくなる傾向があります。

特に賃貸住宅を借りたり、住宅ローンを組んだりすることが難しくなることは把握しておきましょう。新規でのクレジットカードの発行も難しくなりますが、サラリーマンの時に作ったクレジットカードは、脱サラをしても使用することは可能です。 

税金や費用など自己負担が増える

脱サラをすると、これまで会社が負担してくれていた費用がすべて自己負担になります。たとえば、会社員の場合は厚生年金や健康保険などの社会保険料は会社が半額を負担してくれますが、脱サラをすると全額を自分で支払わなければなりません。

また、会社が負担してくれていた出張旅費などの経費も自己負担しなければならず、基本的にすべての費用は全額自己負担になります。ただし、経費計上すると税金が安くなる傾向にあります。

収入や支出を自己管理する必要がある

脱サラをすると、収入や支出を自己管理する必要があります。具体的には帳簿をつけて、1年に1回、確定申告が必要です。また、独立開業をする際は、開業届を作成して税務署に提出しなければなりません。帳簿をつけたり開業届を作成したりするのは手間がかかり、税務や経理に関する基礎知識も必要です。

独立開業すると本業だけでなく、経理業務も自分で行う必要があるため業務量が膨大になります。特に確定申告の時期は忙しくなるため、経理業務を合理的に行うことが重要です。なお、経理業務や確定申告は税理士に依頼すると代行してもらえますが、顧問料などの費用がかかります。安定した収入が得られるようになると税理士に依頼するのも選択肢の一つですが、安定した収入がない場合は会計ソフトを使用すると面倒な経理業務を楽に行えます。

脱サラする前に考えることや必要な準備

脱サラに成功するためには、しっかりとした準備が必要です。事業の方向性を決定し、複数の取引先を確保しておくと、脱サラをしても収入がなくなることはありません。ここでは、脱サラする前に考えておくことや必要な準備などを解説します。

脱サラが現状からの逃げになっていないか確認する

「サラリーマンである現状がつらい」という消極的な理由だけで脱サラしてもうまくいきません。脱サラをする際は、脱サラが現状からの逃げになっていないかを確認することが大切です。現在勤めている会社の給料に不満があったり、人間関係に悩んでいたりする場合は、脱サラではなく転職をするという選択肢もあります。

先に説明した脱サラのデメリットを許容でき、どうしても独立してやりたいことや明確な目標がある場合は、脱サラを検討しても良いでしょう。

可能であれば副業から始める

いきなりサラリーマンを辞めるのではなく、副業が可能な場合はまず副業から始めた方がリスクは少ないです。特に貯金が少ない状態で脱サラをするのは危険であり、副業から始めて、ある程度の資金が貯まってから独立することをおすすめします。

また、いきなり脱サラをすると、失敗した時には再就職も難しくなる傾向があります。副業から始めると、万一、失敗した場合でもサラリーマンを続けられるため、安心して取り組めます。

引越しやクレジットカードの作成は脱サラ前に行う

脱サラ直後はクレジットカードを作ったり家を借りたりするのが難しくなるため、先に済ませておくのがおすすめです。クレジットカードの審査や賃貸住宅の入居審査は、サラリーマンの方が社会的信用は高く、圧倒的に有利です。

サラリーマン時代にクレジットカードを作っておくと、脱サラ後の資金繰りで活用できる場合があります。また、賃貸住宅もサラリーマン時代に借りておくと、脱サラをしてからでも住み続けることは可能です。

事業の方向性を決定する

脱サラを検討する際は、資金繰りや事業計画など、ある程度事業の方向性を前もって決めておくことが大切です。どのような仕事をして、どのような方法で収益を上げるのかを決めておかないと、高確率で脱サラは失敗してしまうでしょう。

脱サラをすると、サラリーマンのように毎月確実に収入が得られるとは限りません。特に、フリーランスとして仕事をするには、案件を継続して獲得しなければ収入は途絶えてしまいます。案件を獲得する方法も事前に考えておきましょう。

複数の取引先を確保しておく

脱サラをする際は、収入が途切れてしまわないよう、会社を辞める前に取引先を見つけ確保しておくことが大切です。取引先が1社だけでは、その取引先の仕事がなくなってしまうと収入が途切れてしまいます。収入が途切れないようにするためにも、複数の取引先を確保しておきましょう。

取引先が複数あると、ある取引先の仕事がなくなった場合でも継続して収入が得られます。複数の取引先を確保するには、サラリーマン時代の人脈を活用したり、ビジネスマッチングサイトを利用したりするなどの方法があります。

確定申告ができるよう会計ソフトを導入する

脱サラをする際は、確定申告ができるように会計ソフトを導入することをおすすめします。会計ソフトとは、お金の流れを管理するシステムのこと。

会計ソフトでできること
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脱サラをすると収入や支出を自己管理しなければならず、帳簿をつけて確定申告をする必要があります。会計ソフトを導入すると、簿記の知識がなくても必要項目を入力するだけで帳簿をつけられ、確定申告書を作成することも可能です。会計ソフトの導入は脱サラをしてからではなく、脱サラをする前に済ませておくと良いでしょう。

理由としては、税務署に提出する開業届を作成できる会計ソフトもあるためです。開業届は脱サラをする前に作成するケースが多く、会計ソフトを導入しておくと開業届を簡単に作成できます。

まとめ:脱サラ後の確定申告には会計ソフトを活用しよう

脱サラのメリットとして、自由なスタイルで働くことができ、職場の人間関係などで悩まず、収入に上限がないことなどが挙げられます。一方で、収入が不安定になりやすいなどのデメリットはありますが、事前にしっかりと準備をしておくと成功できる可能性が高まります。

脱サラをすると確定申告が必要になるため、事前に会計ソフトを導入しておくと良いでしょう。しかし、数ある会計ソフトを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った会計ソフトが分かる診断(無料)ができます。

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