おすすめ連結会計システム10選を比較【上場企業や大企業向け】
上場企業や大企業は、連結決算によってグループ全体の経営成績・財務状況を伝える必要があります。その際、子会社からさまざまな情報を収集し、グループ間取引を消去するなどの煩雑な作業が必要です。
このような煩雑な作業を効率化したいなら、連結会計システムの導入がおすすめです。連結会計システムなら、リアルタイムで経営状況を可視化。各ステークホルダーへの情報開示もスムーズに進みます。本記事では、おすすめ連結会計システム10選を紹介します。上場企業や大企業の経営者・経理担当者はぜひご覧ください。
- 連結会計対応の会計システムを導入するメリット
- 連結会計システムの主な機能
- 【比較表】上場企業・大企業向け連結会計システム
- 【2024年最新】おすすめの連結会計システム10選
- 連結会計システムの選び方・比較ポイント
- まとめ:財務データの収集から連結処理までシステムで効率化!
- よくある質問
連結会計対応の会計システムを導入するメリット
連結会計とは、親会社・子会社を含むグループ全体を1つの会計主体とし、財務諸表を作成する方法です。連結会計を実施することによって、グループ全体の経営成績・財務状況を把握しやすくなります。
上場企業や大企業には連結決算の作成義務があり、グループ全体の経営状況を国税庁に報告する必要があります。また、決算期にグループ全体の状況を株主に説明し、情報の透明性を確保する・さらなる投資を促す、といったことも必要です。
Excelなど表計算ソフトでも決算書を作ることは不可能ではありません。しかし、手間がかかる上、会計基準法改正への対応が必要となり、ヒューマンエラーが発生しやすいです。連結会計システムは経理担当者の業務負担を軽減するなど、さまざまなメリットがあります。以下具体的なメリットを3つ解説します。
子会社の会計データ(Excel等)を読み込むため、転記の手間が省ける
連結会計システムは、さまざまなデータの読み込みに対応しています。子会社が親会社と違う会計ソフトを使っていても、Excelなどの表計算ソフトで会計管理をしていても、連結会計システムに読み込むことが可能です。
これまで経理担当者は子会社の会計データを転記をする必要がありました。連結会計システムがあれば転記の手間が無くなり、転記ミスも軽減されるメリットがあります。
グループ全体の経営状況をリアルタイムに可視化
連結会計をシステム化することで、リアルタイムでグループ全体の経営状況を可視化することが可能となります。経営陣、従業員、株主など、ステークホルダーに対する情報開示がスピーディになり、情報の透明性が増します。これによって、内部統制の強化、経営の意思決定の迅速化も期待できます。
また、クラウド型の会計システムなら、どこからでも最新データにアクセス可能。グループ企業間でのコミュニケーションが行いやすくなる点もメリットです。
監査法人に閲覧権限を付与し、スムーズに情報公開
連結会計システムでは、監査法人用に閲覧権限IDを発行・付与することが可能です。監査法人は必要な情報を閲覧でき、経理担当者が決算書等をメールでわざわざ送る手間が削減されます。このように、スムーズに情報公開ができれば、監査法人とのコミュニケーションコストも削減されます。
以上、連結会計システムのメリットをお伝えしました。会計システムの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った会計システム(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
連結会計システムの主な機能
連結会計システムには、主に次のような機能があります。
機能 | 概要 |
---|---|
データ入力 | 子会社の会計ソフト、Excel RPなどから会計データを収集、自動で読み込む。 |
連結処理 | グループ会社間の取引を照合した後、連結集計仕訳や連結CF仕訳を自動作成する。 |
帳票出力 | 連結精算表、連結キャッシュ・フロー計算書、監査用帳票などを出力する。 |
管理会計 | 社内向けに経営判断に必要な財務データ(月次、予算、見通し)をまとめて出力する。 |
内部統制機能 | システムログイン時のID・パスワード管理、アクセスログ管理、アクセス権限の管理。 |
これらの機能によって、経理担当者は連結決算の処理を手間なく行えます。また、監査法人や株主、社内従業員向けなど、それぞれの関係者に必要な情報を取りまとめる作業も効率化します。
【比較表】上場企業・大企業向け連結会計システム
ここからは実際に連結会計システムを比較し、上場企業・大企業向けにおすすめのツールを紹介します。
サービス名 | 導入形態 |
---|---|
マネーフォワード クラウド連結会計 | クラウド |
DivaSystem LCA | クラウド、マネージドサービス、オンプレミス |
オービック 連結会計ソリューション | クラウド |
Oracle Hyperion Planning | クラウド |
iCAS | クラウド |
eCA-DRIVER | クラウド |
STRAVIS | 要問合せ |
BTrex連結会計 | クラウド |
BizForecast | クラウド |
SUPER COMPACT Pathfinder | 要問合せ |
【2024年最新】おすすめの連結会計システム10選
2024年現在、上場企業や大企業向けにおすすめの連結会計システム10選を紹介します。ツールの特徴や、他社と比較したおすすめポイントも解説しますのでぜひ参照ください。
- マネーフォワード クラウド連結会計
- DivaSystem LCA
- オービック 連結会計ソリューション
- Oracle Hyperion Planning
- iCAS
- eCA-DRIVER
- STRAVIS
- BTrex連結会計
- BizForecast
- SUPER COMPACT Pathfinder
マネーフォワード クラウド連結会計
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「マネーフォワード クラウド連結会計」は、IPO準備中の企業や、中堅~上場企業向けに提供されている連結会計システムです。クラウド型のシステムで、グループ経営を効率化します。
他社と比較したおすすめポイントは、分かりやすいUI(ユーザー・インターフェース)です。シンプルで使い勝手の良い操作性となっており、子会社の経理担当者へのレクチャーも簡単。
また、マネーフォワードの会計ソフトとAPI連携できるだけでなく、Excelの連結パッケージを読み込むことも可能。子会社の会計処理方法を変える必要なく、必要なデータを自動変換して連結処理します。
- メールサポートあり
- Mac対応
- Windows対応
- クラウド(SaaS)
- 冗長化
- 通信の暗号化
- 日本円
- 連結決算機能
- 操作履歴の自動保存
- 日本語
「DivaSystem LCA」は、連結会計、グループ管理会計、企業価値分析などのノウハウを情報技術として提供しているディーバが手がける、国内シェアNo.1*を誇る連結会計システムです。連結会計・連結決算のスタンダードとして、累計導入実績は1,000社以上。連結会計を必要とする多くの企業から支持を集めています。
データ収集から連結処理、レポーティング、決算開示まで、連結決算において発生する一連の会計業務をしっかりサポート。標準的な業務プロセスをテンプレート化し、タスク管理を行いながら一つひとつ進められるため、連結決算業務がはじめてという方でも安心です。
さらに海外サブとの連結や、子会社などの会計明細データの可視化にも対応。クラウド経由でグループ会社・監査法人とつながることもできるため、リモート決算・リモート監査もスムーズに実施できるでしょう。
*富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2013~2019年版」連結会計ソフト(パッケージ)売上金額2012~2018年度実績
*ITR「IT Market View:予算・経費・就業管理市場2020」連結会計市場:ベンダー別売上金額シェア(2015~2019年度予測)」
- メールサポートあり
- 取引明細の自動取込機能
- 決算書の作成機能
- クラウド(SaaS)
- 日本円
- パソコン対応
- 日本語
- 日本会計基準
- IFRS(国際会計基準)
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「OBIC7 会計情報システム」は、システムインテグレーション事業などを展開するオービックが提供している会計システムです。IFRS(国際財務報告基準)適用を視野に入れた会計業務改革や、内部統制強化などを的確にサポートするための機能がそろっています。
「財務会計」「管理会計」「連結会計」「グループ管理会計」の4つのシステムから構成されており、連結会計システムにおいては、グループ各社の会計情報収集、内部取引消去、未実現利益消去などの連結仕訳が可能。資本連結仕訳が発生している際は自動生成を行うため、業務の効率化にも大きく貢献するでしょう。もちろん、制度連結に対応した財務諸表の作成、予算対比などの管理連結にも対応可能です。
さらに連結セグメントオプション、連結情報入力オプションも用意されているため、グループ経営や海外拠点との連携にも活用できます。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- 仕訳帳の作成機能
- 残高試算表の作成機能
- 決算書の作成機能
- 固定資産台帳の作成機能
- 勘定科目の設定
- クラウド(SaaS)
- ISMS
「Oracle Hyperion Planning」は、、アメリカに本社を置くオラクルが提供しています。財務統合、レポート作成、財務分析機能などが搭載された、企業のパフォーマンスを管理するための包括的なwebベースアプリケーションです。
また、財務決済・レポート作成などを効率化できるだけでなく、グローバルな連携が可能な点が大きな特徴でしょう。海外支社がある企業にはとくにおすすめです。情報を一元管理することで、複数会計に対応できるだけでなく、グローバルレベルでの会社・グループ経営管理の基盤を構築することができます。
さらに、プライベートクラウド型での導入も可能。スピーディーな会計システムの拡張・整備や、事業が多角化した際、連結対象子会社の増減が発生した際もスムーズに対応できます。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- オンプレミス(パッケージ)
- Pマーク
- 日本円
- パソコン対応
- 日本語
- 損益計算書の作成機能
- 貸借対照表の作成機能
iCAS
「iCAS」は、連結会計ソリューションサービス、会計コンサルティングサービスなどを提供しているインプレスが手がける連結会計システムです。充実したデータ収集機能により、子会社の情報を収集・一元管理することが可能。収集されたデータをもとに、個別財務諸表の単純合算から連結精算表作成までの一連の作業をシステム上で容易に行うことができます。
また、エラーチェック機能が搭載されているため、正確でスピーディーな連結決算処理を実現することが可能。さらに、収集データを活用した管理連結機能も搭載されています。数値から現状分析・予測シミュレーションができるため、グループ資源を適切に配分したい方にもおすすめです。
もちろん法律に準拠した利用者権限・ログ情報管理を標準装備しているため、セキュリティ面においても安心して利用することができます。
eCA-DRIVER
出典:株式会社TKC
「eCA-DRIVER」は、会計事務所・地方公共団体への情報サービス事業を展開しているTKCが提供する会計システムです。クラウド型連結会計システム導入実績No.1(自社調べ)を誇り、連結会計においての「わかりやすさ」「スピード向上」「拡張性」を追求した会計システムになっています。
500社以上の企業・グループへの導入実績があり、高い評価を得ていることが特徴。データ連携や、四半期・月次決算処理の自動化など、会計業務の効率化という面においても優秀な会計システムです。
科目残高の増減分析・明細確認機能で監査にもスムーズに対応できます。拡張機能(オプション)も豊富に用意されており、子会社の業績を確認できる予算連結業績管理システムや、グループ会社の取引詳細を照合するシステムなど、開かれた会計業務を行いたい企業にぴったりの機能がそろっています。
STRAVIS
出典:株式会社電通総研
「STRAVIS」は、コンサルティングサービス、受託システム開発などの事業を手がける株式会社電通総研が提供しています。
連結会計、管理会計、グループデータの収集を中心に、経営の高度化を支え、さまざまな業務の効率化が可能。導入は900社を超えており、実績も豊富です。
連結会計業務においては、最新の会計基準に準拠した制度連結機能を搭載。月次連結・連結予算・連結見込みなどの管理連結業にも対応。もちろん、管理会計業務もあわせて行えるほか、グループ会社から経営データの収集基盤としても活用できます。
サポートが充実している点も特徴で、サポートセンターではシステムの使い方や法制度対応に関する質問に対応しているほか、システムメンテナンスの支援や、システムを利用した連結決算業務のアウトソーシングにも対応可能です。
BTrex連結会計
出典:株式会社ビジネストラスト
「BTrex連結会計」は、会計ソフトウェアの開発販売や、会計・経営管理システムの構築およびコンサルティングなどを主な事業としているビジネストラストが提供する会計システムです。導入社数は累計で800グループという実績を誇っています。
高度な情報処理能力と、連結決算業務のためのシステムを標準搭載。さまざまなシートが複雑に絡み合うExcelなどの表計算ソフトの使用から脱却することができます。入力・処理・出力の自動化により、データの取り込みからアウトプットまでを30秒で連結できるスピードもおすすめのポイントです。
また、国際財務報告基準(IFRS)にも対応しているため、海外拠点を持つ企業でも安心して利用できるでしょう。実務に役たつ機能が豊富に搭載されているため、リーズナブルな価格で幅広く活用できる会計システムをお探しの方にもおすすめです。
BizForecast
出典:プライマル株式会社
「BizForecast」(ビズフォーキャスト)は、経営管理システムの開発・販売、経営管理業務のコンサルティングサービスを提供しているプライマルが手がけるグループ経営管理システムです。連結決算・連結会計ソリューションのほか、予算管理・管理会計、開示・IR支援、ワークフローなど、「BizForecastシリーズ」としてさまざまなサービスが用意されています。
連結決算・連結会計業務に対応した「BizForecast FC」では、多様な連結決算ニーズのための機能を搭載。柔軟で拡張性の高いマスタ構造・システム設計が実現されています。また、制度連結において求められる最新の会計基準に準拠した環境を用意しており、日本基準はもちろんIFRS(国際財務報告基準)・米国基準など複数会計基準での処理にも対応可能です。
SUPER COMPACT Pathfinder
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
お問い合わせ
-
最低利用人数
お問い合わせ
「SUPER COMPACT Pathfinder」は、テクノロジーソリューションなどを提供する富士通が手がける連結会計システムです。ユーザーのニーズを的確に汲んだ仕様で、幅広い業種・業態の連結会計に対応しています。
特徴のひとつとして、柔軟性・拡張性が高いことが挙げられます。制度連結はもちろん、月次連結・連結予算の作成・セグメント管理など、管理連結におけるさまざまな需要に対応可能。グループ経営の会計管理業務に大いに役立つでしょう。
また、システムが3つに別れていること点にも要注目です。連結決算業務を行うシステム、データ収集効率化を強化するシステム、管理用資料の作成を支援するシステムを、運用状況やニーズによって自由に組み合わせることが可能。必要な製品のみを取り入れられるため、システムのコンパクト化・コスト削減につながります。
以上、上場企業・大企業向けにおすすめの連結会計システムを紹介しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、会計システム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
連結会計システムの選び方・比較ポイント
数ある連結会計システムから、失敗せず自社に合ったシステムを選ぶには、どのような点に気を付けたら良いのでしょうか。連結会計システムの選び方・比較ポイントを解説します。
- 導入形態(クラウド型・インストール型)の比較
- サポート体制
- さまざまな会計システムからデータ取り込みできるか
- 海外拠点に対応できるか
- IFRS(国際会計基準)の対応
導入形態(クラウド型・インストール型)の比較
連結会計システムに限った話ではありませんが、多くの業務ツールには「クラウド型」「インストール型」2つの導入形態があります。
比較項目 | クラウド型 | オンプレミス型 |
---|---|---|
利用環境 | インターネット環境があればどのデバイスからも操作可能。 | オフラインでも操作可能。一部OSに対応していないケースに注意。 |
バージョンアップ | 自動でバージョンアップ | ソフトウェアを手動更新する |
クラウド型とはブラウザ上からアカウントにログインして利用できるツール(いわゆるSaaS)です。インターネット環境があればどの端末(Windows PC、Mac、スマホ、タブレットなど)からもアクセスでき、バージョンは自動更新されて常に最新状態となる点がメリットです。多くの人が利用する状況ではクラウド型がおすすめです。
インストール型とはPCにダウンロードして起動できるソフトウェアのこと。Mac OSに対応していないなど、利用端末の制限に注意が必要ですが、インターネット回線に接続できない環境でもオフラインで操作できるというメリットがあります。
サポート体制
連結会計に対応したシステムは、単純な会計システムよりも複雑な機能が備わっています。操作方法に迷ったときに、頼れるサポート体制があると安心です。システムに対する不明点だけでなく、会計業務全般の質問を受け付けているサービスもあります。はじめて連結決算を行うなら、サポートが充実した会計システムもおすすめです。
さまざまな会計システムからデータ取り込みできるか
連結会計システムのメリットは、子会社からの財務データを自動で読み込み、連結処理を効率化できる点です。しかし、インポートできるデータ形式は、連結会計システムによって違います。もしデータ連携がスムーズにできなければ業務効率化は実現しません。
そのため、連結会計システムを選ぶ際には、さまざまな会計システムからデータを取り込めるシステムを選ぶのがポイント。とくにAPI連携できるシステム同士なら簡単にデータの自動転記が可能です。
海外拠点に対応できるか
「グローバルに拠点を展開している」「今後海外拠点を増やしていきたい」企業には、海外拠点にも対応できる連結会計システムがおすすめです。多言語対応であるのはもちろんのこと、外貨、為替レートの自動変換に対応している点も重要です。また、各国に支社を展開している場合には、どの言語・外貨に対応できるかもしっかり確認しましょう。
IFRS(国際会計基準)の対応
連結会計対応の会計システムを導入する際には、IFRS(国際会計基準)に対応しているかも重要なポイントです。IFRSに基づいた財務諸表を作成できれば、海外投資家へのアプローチも叶います。本格的に海外事業を展開するならば、IFRSへの対応は必須でしょう。
まとめ:財務データの収集から連結処理までシステムで効率化!
連結決算対応の会計システムを導入することで、決算業務の効率化、データ整合性の向上、不正会計防止などの効果があります。IFRSに対応している連結会計システムであれば、グローバルにビジネスを展開していきたい企業や、海外投資家に対してアピールしたい企業にとっても非常に役立つでしょう。
数ある会計システムを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った会計システムが分かる診断(無料)ができます。
よくある質問
連結会計システムについて、よくある質問に答えます。
連結会計とは?
連結会計とは、親会社と子会社を一体となって経営活動を行う主体と捉え、財務諸表を作成する決算のことです。連結財務諸表は、親会社と子会社の財務諸表を統合し、まるで一つの企業であるかのように表示されます。
なぜ連結会計が必要なのか?
連結会計は、企業グループ全体の経営状況を適切に評価するために必要なものです。投資家や監査法人など、ステークホルダーが経営状況を容易に分析・把握できるようになります。なお、上場企業や大企業には連結決算の報告義務があり、グループ全体の経営状況を国税庁に報告しなければなりません。
連結決算に対応した会計システムとは?
連結決算に対応している会計システムは、通常の会計業務を行うための機能に加え、子会社やグループ会社のデータを収集する機能、データを連結処理する機能があります。また、会計基準法の改正に伴ってシステムが自動でバージョンアップされます。これにより、煩雑になりがちな連結決算を大幅に効率化します。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!