スマホアプリ(iOS)対応でおすすめのPBX10選【2024年最新】
「外出が多くて社内電話に出れない」「リモートワークを導入したいけどオフィスの電話に出れない」などの問題でお困りの方におすすめなのが、スマホアプリに対応したPBXの導入です。スマホアプリからならスマホの内線化、外出先で会社の電話をとる事ができます。
本記事では、スマホアプリに対応しているおすすめのPBXを厳選してご紹介します。スマホアプリ対応のPBXのメリットや選び方も詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。
IT導入・DX推進のプロ
まきさか
東京大学工学部を卒業後、東京大学大学院へ進学し、人工知能を専門に研究。在学中はベンチャー企業にてエンジニアとして勤務し、卒業後はシ …続きを見る
東京大学工学部を卒業後、東京大学大学院へ進学し、人工知能を専門に研究。在学中はベンチャー企業にてエンジニアとして勤務し、卒業後はシンクタンクでレポーティングやITコンサル業務に従事。2017年からはエネルギー企業にてDXの企画・推進、PMO等を担当。現職に加えて、2020年よりIT専門ライターとして本格的に活動開始。DX・AI・PMO・マーケティング・コールセンター・セキュリティ・クラウドなどの各分野に精通。 IT専門ライター / エネルギー企業にてDX企画・推進、PMO等を担当
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- スマホアプリ(iOS)に対応しているPBXとは
- スマホアプリ(iOS)対応しているPBXのメリット
- PBXの選び方
- 【比較表】スマホアプリ(iOS)に対応しているPBX
- スマホアプリ(iOS)対応しているおすすめPBX10選
- まとめ:スマホアプリ(iOS)対応のPBXなら、どこでも伝た応対が可能に
スマホアプリ(iOS)に対応しているPBXとは
PBXとは、Private Branch eXchangerの略語で、電話回線を相互接続し電話網を構成するためのシステムです。従来型のPBXはオフィス内に設置するタイプでした。しかし最近では、ハード機材を必要としないクラウドPBXや、インターネットプロトコルのTCP/IPに対応したIP-PBXも登場しています。
スマホアプリに対応しているPBXを使うと、お手持ちのスマホにアプリをダウンロードするだけでサービスを利用できます。また、個人の電話帳とアプリの電話帳は分けられるため、プライベートと混同する恐れもありません。
スマホアプリ(iOS)対応しているPBXのメリット
PBXがスマホアプリ(iOS)対応していると得られる3つのメリットをご紹介します。
スマホを内線化できる
スマホアプリ対応しているPBXを導入すると、社員が所有しているスマホを内線として使用できます。新たな工事をする必要がないため、費用や時間を工面しなくて済み手軽に導入しやすいです。
外出先でも会社の電話が受けられる
スマホアプリ対応のPBXは、内線通話はもとより、市外局番を利用できるサービスもあります。スマホアプリで社員のスマホを内線化できれば、外出先でも会社の電話番号の受発信が可能です。外回りや出張の多い会社では重宝するでしょう。
コストが安い
社員のスマホを内線化できれば、会社として新たに端末を購入する必要はありません。アプリ対応しているか否かはサービス提供会社ごとに異なりますが、対応している場合は無料ダウンロードが可能で、コストをかけずに内線網を構築できます。
アプリを使えるPBXは便利ですが、導入に際しては注意点もあります。社員のスマホを内線化すると、勤務時間外にも会社の連絡が入る恐れがあります。プライベート時間との区別ができなくなることも予想されるため、導入に際しては運用の取り決めが必要です。時間外については自動対応できるサービスもあり、事前に機能面をよく調べておくことをおすすめします。
クラウドPBXのメリットをさらに知りたい方は以下の記事もご覧ください。メリットのほかにも概要やデメリットも紹介しています。
「スマホアプリ対応のクラウドPBXを導入して業務効率化したいが、自社に適したサービスがわからない」とお悩みの方は、ぜひPRONIアイミツにご相談ください。当社では、無料でコンシェルジュがサービス選びをサポート。以下のボタンから、いくつかの簡単な質問に答えるだけで貴院に最適なサービス(最大6サービス)を選定します。
PBXの選び方
PBXを選ぶ際には、以下2つのポイントをチェックしましょう。
導入費用
導入形態によって費用が異なります。オンプレミス型は、自社内に設備を導入するため工事費や機器代など、初期負担が大きい傾向にあります。一方、クラウド型は設備不要のため初期費用は抑えられますが、ランニングコストが発生します。長い目で見ればオンプレミス型の方が費用を抑えられるかもしれませんが、利用人数やサポートの有無によっても価格は変わります。
クラウドPBXはランニングコストが発生するため、導入前にしっかり考えておかないと、オンプレミス型の方が安かったという事態になりかねません。導入前に、将来を見越した料金シミュレーションをすることでそのような事態を防げます。
セキュリティー体制
クラウド型PBXでは特に注意したいのが、セキュリティー対策です。クラウドサーバーを利用するため、場所を選ばず使える利便性が魅力ですが、オンプレミス型に比べて不正アクセスの影響を受ける可能性があるのも事実。プライバシーマーク取得の有無や、具体的なセキュリティー対策を確認した上で導入を決めましょう。
IT導入・DX推進のプロ
まきさかのコメント
さらに詳しくクラウドPBXの選び方をチェックしたい方は、以下の記事もおすすめです。
【比較表】スマホアプリ(iOS)に対応しているPBX
PRONIアイミツが、スマホアプリ(iOS)に対応しているPBXを各サービスごとに料金や機能項目、連携サービスでまとめました。それぞれの違いや特徴を一目で見たい方はぜひご覧ください。
スマホアプリ(iOS)対応しているおすすめPBX10選
ここからは、スマホアプリ(iOS)対応しているPBXのおすすめ10選を紹介します。アイミツの厳選調査により数あるサービスからピックアップしたので、自社に最適のPBXをお探しの方は導入の際の参考にしてください。
Dialpadは、Dialpad Japanが提供するPBXです。全世界で6万社の導入実績がるほか、日本国内でも大手企業で多数導入済み。PBXとしての基本的な機能は網羅しているバランスの良い製品で、スマホアプリでも内線・外線接続、国際通話ができます。マルチデバイス対応でスマホアプリ(iOS)でも利用可能です。
料金プランは、最安の「Standardプラン」を月額800円(050)もしくは 月額1,300円(0ABJ)で提供。
BIZTEL コールセンターは、リンクが提供するNo.1クラウド型コールセンターシステムです。クラウドPBX「BIZTEL ビジネスフォン」を提供し、内線工事不要かつ最短5日で導入が可能。
オプションとしてさまざまな端末を利用できます。スマホにも対応しており、いつでもどこでもお手持ちのスマホで内線通話が可能です。スピーディーな対応ができるほか、コスト削減にもつなげられるでしょう。
Arcstar Smart PBX
Arcstar Smart PBXは、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズが提供するクラウド型PBXです。マルチデバイス対応でスマホはすべてのキャリアに対応しています。
スマホアプリ(iOS)にも対応しており、オフィスに通信設備を置くことなく無料で内線通話を利用できます。顧客情報もクラウドで共同管理・共有できる上、スマホアプリからも閲覧可能です。連絡先情報は端末に記憶されないためセキュリティー面も安心できます。
- Pマーク
- IP制限
- 外線接続機能
- 内線基本機能
- 転送機能
- 保留機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
MOT/TEL
MOT/TELは、バルテックが提供するクラウドPBXです。業界最安値級に加え機能と使いやすさでも高評価を獲得。スマホアプリ(iOS)にも対応し、インストールすれば会社電話番号での発着信も可能です。アプリソフトはすべて自社開発しており、日本人に合った画面設計で直感的な操作を実現。ユーザーの声を反映したバージョンアップもしています。
電話番号は市外局番プラン、フリーダイヤル・050プランの2種類から選べます。
- 通信の暗号化
- 外線接続機能
- 内線基本機能
- 転送機能
- 保留機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
ひかりクラウドPBXは、東日本電信電話が提供するPBXです。スマホアプリ(iOS)に対応しており、スマホ1台で携帯電話番号とオフィスの代表番号の受発信、内線通話ができます。既存のPBXやビジネスフォンと併用できるため、段階的な移行も可能です。
社員端末からの受発信実現により、拠点の集約やBCP(事業継続計画)対策もできます。拠点に縛られない働き方を目指す方には最適でしょう。
- アカウント権限
- 外線接続機能
- 内線基本機能
- 転送機能
- 保留機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
03plus
03plusは、グラントンが提供するPBXです。固定電話番号をスマホで安く使うことができ、スマホアプリ(iOS)から固定電話の受発信が可能です。アプリや端末ごとにIDを付与する形で電話番号を複数人で共有できるため、会社の電話番号を受け取ることも可能です。
自動応答機能により時間外対応はシステムに任せられ、プライベート時間も保たれます。Web連絡帳機能もあり、スマホ電話帳のほかに連絡先のリストを持つことも可能です。
ClocoクラウドPBXは、Clocoが提供するクラウド型PBXです。PBXとして必要な機能を標準装備。国内外問わずCloco同士なら通話無料、インターネット環境があれば内線・外線通話や転送を行えます。
使用できる電話機はスマホ、VoIP電話機、ソフトフォン(PC)など。スマホアプリ(iOS)にも対応しています。内線設定や回線増減など各種設定もブラウザーからできるため手軽です。
- 通信の暗号化
- 外線接続機能
- 内線基本機能
- 転送機能
- 保留機能
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
OFFICE PHONEは、ベルテクノスが提供するクラウド型PBXです。 累計導入者数2万社を達成、2019年の開発研究で満足度No.1にランクイン。PBXのほかにCTI、名刺管理、グループウェアなどの機能も標準搭載。サポート体制の充実でも定評があります。
スマホをビジネスフォンとして利用でき、スマホアプリ(iOS)にも対応。利用料金は1端末当たり98円~、全国外線通話3分8円、全国内線通話0円で利用できるなどコスト面でもおすすめです。
- 外線接続機能
- 内線基本機能
- 転送機能
- 保留機能
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- 代表番号での発信
- 複数電話機のグループ着信機能
ナイセンクラウドは、アイティオールが提供するクラウド型PBXです。「経営者が選ぶ電話サービス」「テレワークに役立つサービス」「信頼と実績のクラウドPBX」でNo.1にランクイン、3冠を達成。2,500社、15,000内線以上で導入されており上場企業から個人事業主まで幅広く使われています。
留守番電話、着信ルール設定、IVR、自動録音などPBXで必要な機能を標準搭載。スマホアプリ(iOS)での利用も可能で、国内最高レベルの音声品質を提供しています。
Twilio Voiceは、アメリカ発のPBXで、世界100ヶ国で30億以上の電話番号を用意している製品です。オンプレミス型とクラウド型の2種類の導入形態を提供、スマホアプリはiOS・Androidに対応しています。
多言語対応できる製品で、国際電話もでき、全世界17万2,000社以上の企業の信頼を獲得していることも特筆すべきポイントでしょう。利用料金は無料なため、コスト重視の方におすすめです。
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
- 転送機能
- 保留機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
まとめ:スマホアプリ(iOS)対応のPBXなら、どこでも伝た応対が可能に
スマホアプリ(iOS)対応のPBXを導入すれば、スマホを内線化できたり外出先で電話応対ができたりします。電話応対を手軽に実施したい方は、ぜひ導入をご検討ください。
どのサービスが自社に合っているか分からない方は、PRONIアイミツにご相談してはいかがでしょうか。PRONIアイミツでは、さまざまな条件でPBXを比較でき、かつ簡単ないくつかの質問に回答するだけで、貴社におすすめのサービスを選定します。ご相談は無料で可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
プロが代わりに探して紹介します!
IT導入・DX推進のプロ
まきさか
IT専門ライター / エネルギー企業にてDX企画・推進、PMO等を担当
資格
IPA プロジェクトマネージャー、データベーススペシャリスト、セキュリティスペシャリスト
東京大学工学部を卒業後、東京大学大学院へ進学し、人工知能を専門に研究。在学中はベンチャー企業にてエンジニアとして勤務し、卒業後はシンクタンクでレポーティングやITコンサル業務に従事。2017年からはエネルギー企業にてDXの企画・推進、PMO等を担当。現職に加えて、2020年よりIT専門ライターとして本格的に活動開始。DX・AI・PMO・マーケティング・コールセンター・セキュリティ・クラウドなどの各分野に精通。
IT導入・DX推進のプロ
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