QRコード打刻・バーコード打刻対応の勤怠管理システムおすすめ6選
QRコード打刻・バーコード打刻とは、メールで配布されたコードをパソコンのカメラにかざして打刻する方法です。従来のICカードの発行コスト・管理コストを大幅に削減できるメリットがあります。とくに、短期間のアルバイトを多く雇用する企業や、大勢のイベントスタッフを管理する企業にとって、スムーズな勤怠管理を実現できるおすすめの打刻方法といえるでしょう。
しかし、QRコード打刻・バーコード打刻対応のシステムは多く、「どれを選べばいいかわからない」と悩む方も少なくありません。そこで本記事では、QRコード打刻・バーコード打刻対応の勤怠管理システムおすすめ6選を紹介します。無料トライアルのあるシステムも紹介しているので、「本格導入前に試してみたい」という方もぜひご覧ください。
- 勤怠管理システムのQRコード・バーコード打刻とは
- QRコード打刻・バーコード打刻がおすすめの業種
- 【比較表】QRコード打刻・バーコード打刻対応の勤怠管理システム
- QRコード打刻機能付き勤怠管理システムおすすめ5選
- バーコード打刻でおすすめの勤怠管理システム
- 勤怠管理システムの選び方
- QRコード打刻・バーコード打刻のメリット
- エクセルで勤怠管理を行うデメリット
- まとめ:無料トライアルでQRコード打刻を試してみよう
勤怠管理システムのQRコード・バーコード打刻とは
勤怠管理システムとは、従業員の出勤時間や退勤時間、労働時間などを管理できるシステムです。出退勤時間の記録だけではなく、各種休暇の取得申請、シフト表の作成、労働時間の自動集計などの機能が搭載されています。労働時間の集計をはじめとする大半の勤怠管理業務を自動化できるため、勤怠管理業務の業務効率化に大きく役立てられます。
勤怠管理システムの打刻方法はさまざまで、QRコード打刻やバーコード打刻に対応している製品も少なくありません。QRコード打刻・バーコード打刻とは、従業員のスマートフォンにQRコードやバーコードを読み込ませて打刻する方法です。打刻された勤怠データは、勤怠管理システムに反映され、従業員の勤怠状況をリアルタイムで把握できます。
QRコード打刻・バーコード打刻がおすすめの業種
QRコード打刻やバーコード打刻がおすすめなのは、多くの従業員を管理する必要のある業種です。ほかの打刻方法と比較したQRコード打刻・バーコード打刻のメリットは、手軽に導入できること。従業員のスマートフォンでQRコードやバーコードを読み込むだけで打刻できます。そのため、管理しなければならないスタッフ数が多い小売店や飲食店、イベント業者などにおすすめの打刻方法です。
また、会社外から出勤管理できる勤怠管理システムは、営業などの外回りの多い業種や建設業や介護業など現場との直行直帰が多い職場、リモートワークの従業員が多い会社にもおすすめです。
【比較表】QRコード打刻・バーコード打刻対応の勤怠管理システム
ここからは実際に、QRコード打刻・バーコード打刻機能付きの勤怠管理システムを比較します。打刻方法をまとめた以下の表をご覧ください。
| サービス名 | QRコード打刻 | バーコード打刻 |
|---|---|---|
| キンタイミライ | 〇 | - |
| OLude | 〇 | - |
| どこでもぽちっと | 〇 | - |
| ハーモス勤怠 | 〇 | - |
| TIMEVALUE | 〇 | - |
| 勤労の獅子 | - | 〇 |
上記のように、近年ではバーコード打刻に代わり、QRコード打刻が主流になりつつあります。スマホやタブレットでQRコードを読み取ることで簡単に打刻できるため専用機器が不要になり、導入の手軽さやコスト削減につながります。また、非接触のため衛生面でも安心です。
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QRコード打刻機能付き勤怠管理システムおすすめ5選
QRコード打刻・バーコード打刻機能付きの勤怠管理システムを比較し、2025年最新のおすすめサービスを紹介します。
- キンタイミライ(旧:バイバイ タイムカード)
- OLude
- どこでもぽちっと
- ハーモス勤怠
- TIMEVALUE
キンタイミライ(旧:バイバイ タイムカード)は、タブレット型のタイムカードレコーダーなどの開発で知られるネオレックスが手掛けた勤怠管理システムです。従業員が3,000人以上の大企業向けの勤怠管理システムとしては、業界トップクラスの導入シェアを誇っています。
QRコード打刻にも対応しており、iPadやスマートフォンなどの画面にQRコードをかざすだけで打刻可能。導入前のヒアリングや導入時のコンサルティング、運用中のサポートなどサービス体制が万全な点も、他社と比較したキンタイミライのおすすめポイントです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
OLude
OLudeは東計電算が提供する勤怠管理システム。医療・福祉業界に特化した勤怠管理システムとして人気を集めており、当直や夜勤などの医療・福祉業界ならではの勤務シフトに対応できるほか、複数拠点の勤務も管理可能です。
勤怠打刻はタブレットやスマートフォンから行え、ICカード打刻やQRコード打刻にも対応しています。日々の打刻のほか、シフト作成やスタッフ管理、出勤簿の入力、ワークフローなどさまざまな機能を搭載しています。
主な機能
どこでもぽちっと
「どこでもぽちっと」は、さまざまな業務システムの開発を行うユーザーサイドが手掛ける勤怠管理システムです。基本パッケージは100万円、工数管理やシフト管理は30万円、QRコード打刻機能は20万円で購入可能。買い切り型の勤怠管理システムのため、ユーザー数が増加しても追加費用はかかりません。
打刻機能や出勤簿機能、休暇や残業などの申請・承認機能などの基本的な機能がそろっているほか、オプションで工数管理機能やシフト管理機能、QR打刻機能を追加できます。
※価格は税抜き
主な機能
ハーモス勤怠(HRMOS勤怠)は転職サイト「ビズリーチ」の運営や業務システムの開発で知られるビズリーチが提供する勤怠管理システムです。ベンチャー企業における勤怠管理にフォーカスして設計されており、必要な機能がシンプルにまとまっている点がおすすめポイント。
QRコード打刻のほか、パソコンやスマートフォンでの打刻、ICカードによる打刻、チャットツールを活用した打刻にも対応しています。また、利用人数が30人以下であれば、初期費用・月額費用がともに無料ですべての機能を利用できる点もおすすめです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
TIMEVALUE
TIMEVALUEは、BtoB企業向けのプラットフォームサービスなどを展開するシスプロが開発した勤怠管理システムです。最短即日で利用できるスピード感が魅力なほか、1ユーザーあたり月額料金290円(税抜)で利用できる安さも人気。
TIMEVALUEはQRコード打刻に対応しており、現場に専用のQRコードを置き、スマートフォンで読み込むだけで出勤管理ができます。30日間の無料トライアル期間もあるため、操作性を確認してから申し込むことができます。
主な機能
バーコード打刻でおすすめの勤怠管理システム
次に、バーコード打刻機能付きのおすすめ勤怠管理システムを紹介します。
勤労の獅子は、企業向けにITソリューションサービスやHRコンサルタントサービスを提供するエス・エー・エスが開発した勤怠管理システム。業種や規模を問わず幅広い企業に導入されており、ユーザーの99%がシステムを継続利用しています。
幅広い打刻方法に対応しているのも「勤労の獅子」の魅力で、専用デバイスを用いた打刻のほか、Web打刻やスマホ打刻、バーコード打刻のほか、LINEWORKS打刻や顔認証打刻にも対応しています。
カスタマーサポートが充実しており、導入から導入後の運用までまとめてサポートしてもらえる点もおすすめポイントです。最長30日間の無料トライアル期間を設けています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
勤怠管理システムの選び方
勤怠管理システムで勤怠管理を行う企業が年々増えています。需要の高まりとともに製品数も多くなり、中には「どのような基準で選べばいいかわからない」という担当者もいるのではないでしょうか。ここでは、勤怠管理システムの選び方を解説します。
- 従業員が使いやすい勤怠管理システムを選ぶ
- 予算に合った料金プランを選ぶ
- 他のシステムと連携可能な勤怠管理システムを選ぶ
従業員が使いやすい勤怠管理システムを選ぶ
勤怠管理システムを実際に使うのは従業員です。従業員にとって見にくく、使いにくい勤怠管理システムを導入すると、全社に勤怠管理システムを浸透することが難しくなってしまいます。そのため、「従業員が使いやすいか」という観点で勤怠管理システムを選ぶのがおすすめ。
無料トライアル期間を設けている勤怠管理システムも多く、実際に従業員に勤怠管理システムを使ってもらい、使い勝手を確認することもおすすめです。
予算に合った料金プランを選ぶ
勤怠管理システムの料金を比較すると、高額の初期費用が必要な勤怠管理システムもあれば、初期費用なしの製品もあります。勤怠管理システムの料金プランは千差万別です。自社の予算と照らし合わせながら、費用対効果の高い勤怠管理システムを選びましょう。
なお、どの製品にも共通しているのは、ユーザー数が増えれば増えるほど月額料金が高くなることです。現在だけではなく、将来的なユーザー数も加味したうえで、月額料金を無理なく支払える勤怠管理システムを選ぶのがおすすめです。
他のシステムと連携可能な勤怠管理システムを選ぶ
多くの勤怠管理システムは、給与計算ソフトや会計システムなどと連携可能ですが、どの製品と連携可能なのかは勤怠管理システムごとに違います。そのため、「自社で現在利用しているシステムと連携可能か」という観点で勤怠管理システムを比較検討することも重要です。
たとえば、給与計算ソフトと勤怠管理システムを連携すれば、勤怠データの自動読み込み・給与計算の自動化が実現します。勤怠管理システムと他のシステムを連携し、バックオフィス全体の業務効率化を図りましょう。
QRコード打刻・バーコード打刻のメリット
QRコード打刻・バーコード打刻機能搭載の勤怠管理システムを導入することで、勤怠管理業務はどのように変わるのでしょうか。ここでは、QRコード打刻・バーコード打刻機能搭載の勤怠管理システムならではのメリットを見ていきましょう。
- 打刻のための機器を用意する必要がない
- 不正打刻を防止できる
- 勤怠情報をリアルタイムに把握できる
- QRコード打刻なら外出先からも出勤管理できる
- 勤怠管理における人為的ミスを削減できる
打刻のための機器を用意する必要がない
QRコード打刻・バーコード打刻機能搭載の勤怠管理システムのメリットとしてまず挙げられるのが、打刻のための機器を用意する必要がない点です。QRコード打刻やバーコード打刻は、QRコードやバーコードを従業員のスマートフォンで読み込むことで打刻できる仕組みです。タイムレコーダーなど打刻のための機器を購入する必要はありません。そのため、低コストかつスピーディーに勤怠管理システムを導入できます。
不正打刻を防止できる
QRコード打刻・バーコード打刻機能搭載の勤怠管理システムは不正打刻の防止にもつながります。パソコンから打刻できるWeb打刻やタイムカードへの打刻の場合、本人以外が打刻する「代理打刻」が起こり得ます。たとえば、遅刻した時に同僚に代理打刻を頼み、遅刻した事実をなかったことにするということが可能です。QRコード打刻やバーコード打刻は、従業員本人のスマートフォンアプリで打刻するため、代理打刻を防止できます。
勤怠情報をリアルタイムに把握できる
従業員の勤怠情報をリアルタイムに把握できる点もメリットの一つです。エクセルでの勤怠管理で問題となるのが、従業員の勤務時間や残業時間を正確に把握できない点。とくに月の途中での残業時間の把握が困難なため、知らず知らずのうちに残業時間の上限を超えていたということも起こり得ます。QRコード打刻やバーコード打刻では、従業員が打刻した情報は勤怠管理システムにリアルタイムに反映されます。そのため、従業員一人ひとりの勤務状況を正確かつ速やかに把握できるでしょう。
QRコード打刻なら外出先からも出勤管理できる
外出先からも出勤管理できる点も、QRコード打刻・バーコード打刻機能搭載の勤怠管理システムのメリット。QRコード打刻・バーコード打刻機能搭載の勤怠管理システムの中には、従業員ごとに専用のQRコードやバーコードを発行できる機能が搭載されている製品もあります。そういった勤怠管理システムであれば、会社へ出勤しなくても打刻が可能です。営業などの外回りが多い職種や現場との直行直帰が多い会社、リモートワークをする従業員が多い会社でも正確な出勤管理が可能です。
勤怠管理における人為的ミスを削減できる
勤怠管理システムには、人為的ミスを削減できるメリットもあります。エクセルでの勤怠管理の場合、従業員一人ひとりから提出されるタイムカードなどの勤怠情報をエクセルに転記していくという作業が必要でした。その際、どれだけ注意を払って作業をしてもミスを完全になくすことは難しいでしょう。勤怠管理システムでは、集計や計算などの業務を自動化できるため、人為的ミスを削減できます。
エクセルで勤怠管理を行うデメリット
エクセルなどのソフトで勤怠管理を行っている企業は少なくありません。会社のパソコンにMicrosoft Officeがインストールされていれば、コストをかけずに勤怠管理が行える点はメリットですが、デメリットもあります。ここでは、エクセルでの勤怠管理のデメリットを見ていきましょう。
- 勤怠データの入力に手間がかかる
- 人為的ミスが起こりやすい
- 会社外で仕事をする従業員の勤怠状況が把握できない
- 他のシステムとの連携が困難
勤怠データの入力に手間がかかる
エクセルでの勤怠管理の一番のデメリットは、勤怠管理データの入力に手間がかかる点です。勤怠管理業務の担当者は毎月、従業員一人ひとりの出勤時間や退勤時間のデータをエクセルに入力していかなければなりません。企業の規模が大きいほど、担当者の業務負担は大きくなってしまいます。「毎月、何日かは従業員の勤怠データを入力する業務で終わってしまう」という担当者もいるでしょう。
人為的ミスが起こりやすい
エクセルでの勤怠管理の場合、担当者が従業員の勤怠データをエクセルで手入力しますが、その際、どれだけ気を付けて入力していても手入力のミスをゼロにすることは難しいでしょう。さらに、入力データが正しいかを二重チェックする作業にも時間と人手がかかり、ミスが見つかった場合の修正にも相応の工数がかかります。このように、人為的ミスが起こりやすい点もエクセルでの勤怠管理のデメリットといえます。
会社外で仕事をする従業員の勤怠状況が把握できない
エクセルでの勤怠管理では、会社外で仕事をする従業員の勤怠状況を正確に把握することは困難です。エクセルでの勤怠管理の場合、会社外で仕事をする従業員の勤怠状況がどのようになっているかは、その従業員が出社したときの自己申告に頼らざるを得ないでしょう。虚偽の申告をすることも可能ですし、従業員自身が出退勤時間を正確に覚えていないケースも考えられます。従業員の勤怠状況が正確に把握できないと、長時間労働やサービス残業など法律違反のリスクも高まってしまいます。
他のシステムとの連携が困難
他のシステムとの連携が困難な点もエクセルでの勤怠管理のデメリットです。大半の勤怠管理システムは、給与計算ソフトや会計システムなどの他のシステムと連携が可能です。たとえば、給与計算ソフトと勤怠管理システムを連携することで、労働時間の集計から給与計算までの一連の工程を自動化できます。勤怠管理システムと他のシステムを連携することで、バックオフィス業務全般の業務負担を大幅に低減することが可能です。
まとめ:無料トライアルでQRコード打刻を試してみよう
QRコード打刻やバーコード打刻に対応した勤怠管理システムなら、従業員のスマートフォンだけで出勤管理が可能です。新たに機器を購入する必要なく、低コストかつスピーディに勤怠管理システムを導入できるでしょう。無料トライアルで従業員に実際に使ってもらい、使いやすい勤怠管理システムを選ぶことをおすすめします。
とはいえ、数多くの勤怠管理システムがあるため「自社に最適なシステムを選びきれない」と悩んでいる担当者も多いでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール選びのプロとして勤怠管理システム選びの相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけでおすすめ勤怠管理システムが分かる診断もありますので、ぜひ一度お試しください。
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