中途採用とは?企業側のメリット・デメリットも紹介

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企業活動を構成するヒト・モノ・カネ・情報という4つの経営資源のうち、組織を構成する基盤となる人材は最も重要となる資源。企業が成長を続けるためには、採用活動を行って人材を確保し続ける必要があります。

当記事では、営業・バックオフィス・情報システムなど幅広い分野の法人向けSaaSサービスを比較検討できる「PRONIアイミツ」が、企業が行う採用手法の一種である中途採用について、概要・メリット・デメリット・手順・おすすめのシステムまでをご紹介していきます。

中途採用とは

中途採用とは、新卒者を除く既卒者・第二新卒者・他社での業務経験者などを対象とした採用活動のことを言います。一般的に即戦力を確保するために経験者を採用するケースが多く見られますが、既卒者や第二新卒者などを採用して若年者を確保するケースや、職種によっては人員確保のため業界未経験者を採用するケースもあります。

中途採用には、社会人としての基本的な教育が不要であることや即戦力が期待できることなど、新卒採用には無いメリットがあることから、積極的に実施する企業も増えてきています。

中途採用と新卒採用の違い

新卒採用は、中長期的計画に基づいて行われる、新卒者を対象とした新規人材の定期一括採用。将来性を考慮して人材育成を加味した採用が行われます。

一方で中途採用は、主に企業の事業計画を推進する上での欠員補充や戦力強化のための増員を目的として行われる人材採用です。基本的に即戦力が求められるため、スキルや経験を持つ人材を個別に採用するのが一般的です。

中途採用とキャリア採用の違い

中途採用が経験者だけでなく未経験者も採用の対象となるのに対し、キャリア採用は特定の知識・スキル・経歴・実績といった明確なキャリアを持つ人材が対象となります。

中途採用でも経験者が採用されるケースは一般的となっていますが、キャリア採用はより明確にキャリアを重視して即戦力を確保する採用手法となるのが特徴です。

中途採用ニーズが高まっているのはなぜ?

中途採用のニーズは近年ますます強くなっています。中途採用のニーズが急速に高まっている理由は、ビジネスを取り巻く環境の変化から、企業側の欠員補充や増員による戦力強化が必要とされるシーンが増えたためです。

また、働き方改革の推進など多様な働き方が増えてきており、人材の流動性が高まっていることも一要因です。さらに転職に対するイメージが変化しており、かつての日本社会のような転職に対するネガティブなイメージが払拭されたことで、転職希望者が増えたと考えられます。

中途採用という言い方は古い?

新卒一括採用が主流であった時代は終焉を迎え、現代では上述の通り中途採用を行う企業が急増しており、もはや「中途採用」というワード自体が時代にそぐわないものとなりつつあります。

このような状況を受け、経団連では「中途採用」という呼び方を「経験者採用」という呼び方へと統一しようという意向を示しています。この呼称の変更には雇用の流動性を肯定的に捉え、経済や市場の活性化を図りたいという意図が込められています。今後中途採用に代替して経験者採用というワードが一般化するかどうかはわかりませんが、企業の採用活動に従事する方はトレンドの情報として押さえておいた方がよいでしょう。

企業が中途採用を行うメリット

中途採用は多くの企業が採用している手法であり、近年ますますニーズが高まっている手法でもあります。その主な理由は、中途採用には企業側にとってのメリットがたくさんあるためです。以下に、主なメリットについて解説します。

即戦力となる人材を確保できる

中途採用においては、すでに他社で業務経験を重ねた人材を確保することが可能。自社と同じ業種からの求職者を採用することで、即戦力となる人材を容易に確保できることが大きなメリットです。人材を採用して戦力化するまでには、一定の期間と教育コストが必要となります。これらを削減して戦力を強化できることは、企業が中途採用を行う最大のメリットでしょう。

新人研修やビジネスマナー研修の必要がない

新卒採用においては、自社固有の業務ノウハウや業務スキルをレクチャーする以前に、ビジネスマンとしての基本スキル・基本的なビジネスマナーなど、初歩的な段階から研修を実施する必要があります。他社で業務経験のある人材を採用する中途採用においては、このような初歩的な研修を行うことは不要。企業にとって大きな負担となる人材育成のコストやリソースを削減できることが大きなメリットです。

新しい知識やノウハウを獲得できる

新卒採用のみを行っている企業では、外部から新しい知識やノウハウが入ってくることが無いため、どうしても視野が狭まり閉塞的な環境となりがちです。中途採用を行えば、自社以外の知識やノウハウを保有した人材を確保することができるため、企業にとって大きな刺激となります。既存の固定された知識やノウハウ以外の刺激を受けて、組織としての変革や成長が期待できることも大きなメリットです。

必要なときにすぐに雇用できる

新卒採用では、学生が卒業するタイミングである4月に入社時期が固定されてしまうことは避けられません。一方で中途採用においては、時期による求職者の増減はありますが、企業が望んだタイミングでいつでも人材を採用することが可能。ビジネスの進捗や人的リソースの状況など、必要なタイミングで人材を確保できることが大きなメリットです。

企業が中途採用を行うデメリット

中途採用には、メリットもあればデメリットもあるため、実施するのであれば両側面を把握しておくことが重要となります。ここでは、企業が中途採用を行うデメリットについて解説します。

前職場のやり方に固執してしまうことがある

中途採用では、採用する人材が業務経験を有している反面、知識・スキル・業務のやり方がある程度固定化されているケースが多くあります。経験を活かしてスムーズに自社の業務に馴染んでくれる場合もあれば、全職場の仕事の方法や手順に固執してしまい、経験が仇となって業務に馴染めない場合もあります。必ずしも中途採用の人材がパフォーマンスを発揮できるとは限らない点が最大の懸念でありデメリットです。

新卒採用よりもコストがかかることが多い

中途採用は必要に応じて都度採用活動を行う必要があり、求人媒体やエージェントの活用を行う必要があるため、一般的には新卒採用よりも採用コストが多くかかる傾向にあることがデメリットです。教育や研修に要するコストがかからない反面、人材を採用するコストは高くなるため、自社の状況やコストパフォーマンスを考慮した上で、中途採用の可否を判断することが重要となります。

大量採用には向いていない

中途採用は、時期に左右されず採用を行える反面、一人ひとりの人材を個別に確保する採用手法がメインとなります。新卒採用のように定期一括採用の手法を行うことはできないため、一度に大量の人材を確保するのが難しいことがデメリットです。転職需要が高まる時期はありますが、採用と入社のタイミングを合わせることが難しいため、大量の人員をまとめて確保するのには向かないことは認識しておく必要があります。

中途採用を行う際の流れ

中途採用をスムーズに行うためには、行き当たりばったりではなく基本的な流れに沿って進めていくことが重要となります。ここでは、中途採用を行う際の基本的な流れについて解説します。

採用計画をたてる

中途採用では、自社が求める人材をピンポイントで採用する必要があり、コストも多く必要となるため、事前に以下のような綿密な採用計画を立てることが成功率を高めるポイントとなります。

  • 採用の目的:欠員補充・戦力強化・専門的人材の確保など
  • 具体的な人物像:知識・スキル・経歴・人柄など
  • 選考基準:上記に対して自社なりの選考基準を具体的に設定

募集方法を決定する

採用計画が固まったら、続いて具体的にどのような方法で人材の募集を行うのかを決定します。中途採用の具体的な募集方法には、以下のようなものがあります。

  • ハローワーク
  • 求人媒体
  • 人材紹介サービス
  • 自社媒体(コーポレートサイト・採用サイト)
  • ダイレクトリクルーティング
  • リファラル採用

採用計画に従い、最も自社が求める人材を採用できる募集方法を決定しましょう。

選考を行う

募集方法を決定して人材の募集を行ったら、続いて以下の手順に従い採用選考を行います。

  1. 書類選考
  2. 適性検査
  3. 一次面接
  4. 二次面接
  5. 内定

優秀な人材を採用するためには適切な手順を踏襲することが重要ですが、同時に効率性やスピード感も重視する必要があります。自社の状況に応じて、バランスを見ながら最適な採用選考の手順を検討しておきましょう。

内定後のフォローを行う

中途採用は、内定通知を出して終わりではありません。一般的に転職を希望する人材は複数の企業へ応募を行っており、他社からも内定を貰っている可能性も高い傾向にあります。そのため、内定後のフォローもしっかりと行い、せっかく内定を出した人材が他社へ流れないようにすることが重要となります。こまめに連絡やサポートを行い、自社に魅力を感じてもらえる努力を怠らないようにしましょう。

中途採用の手間を省きたければ採用管理システム(ATS)がおすすめ

中途採用は、上述の通り一括採用が難しくコストが嵩みやすいという懸念が伴うため、企業としてはできるだけ手間や時間を省いて採用活動を行うことがポイントなります。そこでおすすめとなるのが、採用管理システム(ATS)を活用することで、中途採用の一連のプロセスをデジタル化するという方法です。

採用管理システムでできること
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煩雑で負担の大きい中途採用のプロセスをデジタル化することで、負担軽減や効率化を図りスムーズな採用活動を行うことが可能となります。

まとめ

中途採用は、新卒採用とは大きく異なる特性を持ちますが、デメリットを払拭してメリットを活かせば、企業にとって非常に有力な人材獲得手段となります。即戦力を確保したい企業や教育コストを削減したい企業では、実際に積極的な中途採用を実施して大きな恩恵を受けています。これから中途採用に注力していく方は、特性・メリット・デメリットを理解すると同時に、スムーズな採用活動を行うための環境構築を行うことが重要です。

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