電話番号をそのまま使えるIP電話8選!今の電話から乗り換える方法とは?
固定電話からIP電話への移行を検討する際、「電話番号が変わってしまうのではないか」と不安に感じる担当者は少なくありません。しかし実際には、一定の条件を満たせば今の番号を維持したままスムーズに移行することが可能です。
本記事では、電話番号を継続してIP電話へ乗り換える方法や、おすすめのIP電話サービス、さらには乗り換え時に見落としがちな注意点を解説。コスト削減と利便性を両立させたい企業の皆様にお役立ちいただける内容となっています。
この記事でわかること
- 乗り換え方法:番号ポータビリティを利用すれば、固定電話・ひかり電話から簡単に乗り換られる
- 注意点:電話番号の種類・電話の設置場所によっては、継続利用できないこともある
- おすすめサービス:市外局番話46局を利用できる「03plus」、ソフトフォンでも固定電話番号で発着信ができる「RemoTEL」など ▶今すぐおすすめサービスを見る
- 既存の電話番号をそのまま使えるIP電話とは
- 電話番号を変えずにIP電話へ乗り換える方法
- 【比較表】今の電話番号をそのまま使えるIP電話
- 今の電話番号をそのまま使えるIP電話 おすすめ8選
- IP電話を導入する際の選定ポイント
- 電話番号をそのまま使えるIP電話のメリット
- 電話番号はそのままでIP電話に乗り換える際の注意点
- 高品質な電話を利用したいならクラウドPBXもおすすめ
- まとめ:通話料金が安価なIP電話に乗り換えてコスト削減へ
- よくある質問
既存の電話番号をそのまま使えるIP電話とは
IP電話とはインターネットを通じた電話サービスです。固定電話、携帯電話の両方で利用ができ、音声だけでなく映像での通話も可能です。
VoIP(Voice over Internet Protocol)と呼ばれる通信技術を利用するのが特徴で、音声を音声パケットというデジタルデータに変換して相手に送信し、相手側では音声パケットが音声に再現され通信が可能になります。
既存の電話番号をそのまま使えるIP電話とは、現在利用している電話番号を変更することなく、IP電話に乗り換えられるサービスです。この仕組みは、「番号ポータビリティサービス」や「ゲートウェイの設置」などによって実現可能です。特にビジネスにおいては、既存の電話番号をそのまま引き継げると、電話番号の変更に伴う機会損失や手間を避けられます。
電話番号を変えずにIP電話へ乗り換える方法
今の番号を維持したままIP電話へ移行する手段は、大きく分けて2つあります。中でも現在主流となっているのが、手間なくスムーズに導入できる「番号ポータビリティ(LNP)」を活用する方法です。ここでは、各手法の特徴や注意点を分かりやすく解説します。
番号ポータビリティ(LNP)を利用する
番号ポータビリティは、既存の電話番号を維持したまま別の通信サービスへ切り替える仕組みです。2024年まではNTT東西の電話番号しか継続利用ができませんでしたが、2025年1月からは「双方向番号ポータビリティ」の開始により、アナログ固定電話やひかり電話、クラウドPBXなどの間で、回線の種類を問わず相互に番号を引き継げるようになりました。専用アダプター(ゲートウェイ)などの物理的な機器設置が不要で、事務手続きのみでスムーズに完結します。
あわせて、LNPの利用には手数料が発生する点も押さえておきましょう。現在利用中の回線を休止するための手数料(約1,100円)や、新キャリア側での設定費(約2,000円〜3,000円)など、1番号あたり数千円が目安となります。これらを初期費用として予算に組み込んでおけば、より計画的に移行を進められます。
ゲートウェイを設置する
電話番号を維持するもう一つの手段として、ゲートウェイという機器を設置する方法があります。今利用している電話回線や社内ネットワークなどの環境に、信号を変換するための装置を追加する仕組みです。
メリットは、現在の回線契約や設備をそのまま活かせる柔軟性。例えば、多くの拠点を抱える企業でも、既存の資産を無駄にすることなく、現場の状況に合わせて段階的にIP化を進めていくことが可能です。一方で、導入時には専門的な配線設定が必要となるほか、導入後も機器本体のメンテナンスや故障時の対応など、物理的な管理の手間が生じる点には留意しておきましょう。
【比較表】今の電話番号をそのまま使えるIP電話
「今の番号がそのまま使える」と言っても、実際に引き継げる範囲はIP電話サービスごとに異なります。以下の比較表では、継続可能な番号を一覧にまとめました。自社の環境に対応しているかどうか、検討時のチェックにぜひご活用ください。
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料金 月 3,000 円 初期費用 30,000円 |
料金 月 1,280 円 /基本ID+契約番号 初期費用 5,000円 /1ID
(他3プラン)
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料金 月 6,050 円 初期費用 11,000円 |
問い合わせ |
料金 月 890 円 /ユーザー 初期費用 3,000円 / ユーザー |
問い合わせ |
料金 月 800 円 /アカウント 初期費用 0円
(他2プラン)
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料金 月 5,500 円 /契約 初期費用 11,000円 /契約
(他2プラン)
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0120(着信課金番号)の継続利用
03(東京の市外局番)の継続利用
06(大阪の市外局番)の継続利用
03・06以外の市外局番の継続利用
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0120(着信課金番号)の継続利用
03(東京の市外局番)の継続利用
06(大阪の市外局番)の継続利用
03・06以外の市外局番の継続利用
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0120(着信課金番号)の継続利用
03(東京の市外局番)の継続利用
06(大阪の市外局番)の継続利用
03・06以外の市外局番の継続利用
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機能情報なし
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0120(着信課金番号)の継続利用
03(東京の市外局番)の継続利用
06(大阪の市外局番)の継続利用
03・06以外の市外局番の継続利用
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0120(着信課金番号)の継続利用
03(東京の市外局番)の継続利用
06(大阪の市外局番)の継続利用
03・06以外の市外局番の継続利用
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0120(着信課金番号)の継続利用
03(東京の市外局番)の継続利用
06(大阪の市外局番)の継続利用
03・06以外の市外局番の継続利用
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0120(着信課金番号)の継続利用
03(東京の市外局番)の継続利用
06(大阪の市外局番)の継続利用
03・06以外の市外局番の継続利用
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NTTコミュニケーションズのIP電話回線がバックボーンにあるため、高い通話品質を保持することが可能です。おすすめ理由は、迷惑電話防止機能に優れていること。高性能な迷惑電話フィルタを実装し、約3万件の迷惑電話番号リストをもとに自動ブロックも可能です。不要な電話対応に時間を取られることなく、本来の業務に集中できる点が導入メリット。
着信時の対応はIVR機能やコールキューイングといった機能を組み合わせWeb上で制御可能。通話終了後は、通話内容をもとに自動ラベリングも可能なため、分類作業の手間の削減や、業務効率の向上が期待できます。「電話番号をそのまま引き継ぎたい」「データを活かしてスピーディかつ効率的な運用を実現したい」という企業に、トビラフォン Cloudはおすすめです。
市外局番46局対応(03番号、06番号、072番号など)に対応し、同番号を複数人で共用できる点もおすすめ。番号ポータビリティーでの番号移転にも対応しており、事務所移転の際も番号を変えずに継続利用ができます。同一市外局番内であれば、引っ越し後も電話番号とFAX番号をそのまま利用可能。
03plusは導入が容易なクラウド型PBXでありながら、機能が充実している点もおすすめです。パーク保留・時間外アナウンス設定・通話録音といった機能を一般のビジネスフォンと遜色なく利用できます。
現在利用中の代表電話番号をPCのソフトフォンおよびスマートフォンで継続利用できるメリットがあり、通話費用無料で受発信が行えるのも特徴。代表番号の受発信や内線通話はPC用のソフトフォンやスマホアプリなどを利用することで、リモートワークやフリーアドレスの導入が容易になります。また、直観的に操作ができるわかりやすい管理画面なので、専任の管理者を置く必要がない点もおすすめ。
機能が豊富なクラウドPBXにも関わらず、初期費用は11,000円(税込)、基本パッケージは6,050円(税込)~と低価格。契約期間やオプションの追加・変更は月単位で対応でき、スポット利用や業務状況に応じた柔軟なカスタマイズが可能です。
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規模や用途に応じた最適なプランがある点もおすすめで、ビデオチャット、インターネットFAX、CTI、自動音声案内、全通話録音、複数拠点の内線化など、多彩な機能を標準で搭載。MOT/PBXは、業務の効率化とコストダウンを強力にサポートするサービスです。
全国主要都市の番号に対応し、現在利用中の電話番号をそのまま利用できることがメリット。オンプレミスのPBX(従来のオフィスフォン)からもスムーズに移行可能です。IVRやキューイングといった基本機能を網羅し、ウィスパリング機能や音声テキスト化機能など、さらなる業務効率化を実現する機能も搭載しています。
最新の生成AI技術により、通話内容のテキスト化だけでなく、要約・分析.・判定まで自動化できるのもおすすめの理由。通話をデータ化できるので「言った言わない」の問題を防ぎ、「見える」電話業務を実現します。VoiceXはコールセンターの電話業務にもおすすめのクラウドPBXです。
操作性はシンプルで簡単。外線ボタン、グループ着信、転送などの基本的なビジネスフォンの機能はもちろん、外出先から無料内線通を始めとした豊富な機能を搭載したサービスです。個人所有のスマートフォンを会社電話として利用できるのもおすすめ。03や06番号からはじまる0AB-J番号の発着信も可能。
「高い通話品質のサービスを導入したい」「サポート体制が万全なサービスを選びたい」という企業に、モバビジおすすめのクラウドPBXです。
インターネット環境さえあれば、スマホで会社の番号から発着信が可能です。また、プライベートの番号とは別に、アプリごとに付与される050の専用番号でも発着信が行えます。
Webブラウザから通話履歴の確認、録音の確認、ダウンロードができる機能を搭載していることもメリット。上限3万円の「端末故障修理保証付き」のため、スマホが壊れた時も安心。社員への福利厚生として利用できる点もおすすめ。
クラウド上のIP電話サーバーを利用してPBX機能と内線機能を実現します。スマートフォンやPCを使って場所を問わずどこにいても無料で内線電話が使える点がメリット。
外部サービスの利用で内線電話以外にも050外線番号の発着信が可能に。ニーズに合わせ、チャネル数と番号数を選択できる「Arcstar IP Voice(ひかり電話)」も提供しています。Arcstar IP Voiceでは、光ネットワークサービスを利用して0AB-J番号の発着信も利用可能です。
比較表でわかる通り、今回紹介するサービスの多くはあらゆる番号に対応しています。そのため、利用できる番号以外にも初期費用・月額料金や通話品質、搭載している機能なども考慮して導入するIP電話を選定していきましょう。
PRONIアイミツSaaSなら、簡単な質問に回答すると、貴社の要望に合致するIP電話サービスをコンシェルジュが厳選し、最大6つご提案します。あとは、候補の中から、料金や使いやすさを比較検討し、納得のいくサービスを選んで導入するだけ。IP電話の導入をスムーズに進めたいとお考えなら、ぜひアイミツSaaSをご活用ください。
今の電話番号をそのまま使えるIP電話 おすすめ8選
ここからは、電話番号をそのまま使えるIP電話の特徴を詳しく紹介します。通話品質が高いサービスやスマホから会社番号で発着信ができるサービスなど、特徴はさまざま。ぜひIP電話サービス探しの参考にしてください。
トビラフォン Cloud
トビラフォン Cloudは、トビラシステムズ株式会社が提供するIP電話です。電話番号をそのまま使える電話サービスであり、ブランドユーザー数は約1,500万人を誇ります。スマートフォンに専用アプリを入れるだけで誰でも簡単に利用を開始できます。
NTTコミュニケーションズのIP電話回線がバックボーンにあるため、高い通話品質を保持することが可能です。おすすめ理由は、迷惑電話防止機能に優れていること。高性能な迷惑電話フィルタを実装し、約3万件の迷惑電話番号リストをもとに自動ブロックも可能です。不要な電話対応に時間を取られることなく、本来の業務に集中できる点が導入メリット。
着信時の対応はIVR機能やコールキューイングといった機能を組み合わせWeb上で制御可能。通話終了後は、通話内容をもとに自動ラベリングも可能なため、分類作業の手間の削減や、業務効率の向上が期待できます。「電話番号をそのまま引き継ぎたい」「データを活かしてスピーディかつ効率的な運用を実現したい」という企業に、トビラフォン Cloudはおすすめです。
主な機能
03plus
03plusは、株式会社グラントンが提供するIP電話です。ユーザー数は8万人超、継続率は97%と人気がある電話サービスです。03plusアプリを活用することでスマホから固定電話番号の発着信が可能になり、社内グループ間なら内線、外線問わず無料で利用できます。
市外局番46局対応(03番号、06番号、072番号など)に対応し、同番号を複数人で共用できる点もおすすめ。番号ポータビリティーでの番号移転にも対応しており、事務所移転の際も番号を変えずに継続利用ができます。同一市外局番内であれば、引っ越し後も電話番号とFAX番号をそのまま利用可能。
03plusは導入が容易なクラウド型PBXでありながら、機能が充実している点もおすすめです。パーク保留・時間外アナウンス設定・通話録音といった機能を一般のビジネスフォンと遜色なく利用できます。
主な機能
RemoTEL
RemoTELは、株式会社ジェイドコーポレーションが提供する、電話番号をそのまま使えるIP電話です。15年以上の稼働実績を持ち、99.99%の稼働率を誇る信頼性の高いクラウド電話サービス。従来のビジネスフォンのように物理的な機器の設置が不要ですべてクラウド上で完結します。
現在利用中の代表電話番号をPCのソフトフォンおよびスマートフォンで継続利用できるメリットがあり、通話費用無料で受発信が行えるのも特徴。代表番号の受発信や内線通話はPC用のソフトフォンやスマホアプリなどを利用することで、リモートワークやフリーアドレスの導入が容易になります。また、直観的に操作ができるわかりやすい管理画面なので、専任の管理者を置く必要がない点もおすすめ。
機能が豊富なクラウドPBXにも関わらず、初期費用は11,000円(税込)、基本パッケージは6,050円(税込)~と低価格。契約期間やオプションの追加・変更は月単位で対応でき、スポット利用や業務状況に応じた柔軟なカスタマイズが可能です。
主な機能
MOT/PBX
MOT/PBXは、株式会社バルテックが提供するIP電話。スマートフォン内線化業界No.1品質のサービスで、20,000社以上の導入実績を持つクラウドPBXです。特徴は、音声のほか、社内外で必要なすべてのコミュニケーションを一元管理できること。各デバイスや拠点がすべて連動し、業務効率の向上やコスト削減が図れます。
ソフトフォンアプリをインストールすることで、スマートフォンやパソコンをビジネスフォンとして利用でき、フリーアドレスの導入にも対応しているため、テレワークにもおすすめです。外出中の社員や本部・支店間の通話、電話転送が無料で行えるため、コストを大幅に削減できます。
規模や用途に応じた最適なプランがある点もおすすめで、ビデオチャット、インターネットFAX、CTI、自動音声案内、全通話録音、複数拠点の内線化など、多彩な機能を標準で搭載。MOT/PBXは、業務の効率化とコストダウンを強力にサポートするサービスです。
VoiceX
VoiceX(ボイスクロス)は、株式会社コムスクエアが提供するIP電話です。電話番号をそのまま使えるクラウドPBXで、通信キャリアのため独自番号を保有しているのが特徴。総務省の通話品質評価で「最も品質が良く、固定電話並みの音質」と評価されており、「クラスA」の高評価を獲得しています。
全国主要都市の番号に対応し、現在利用中の電話番号をそのまま利用できることがメリット。オンプレミスのPBX(従来のオフィスフォン)からもスムーズに移行可能です。IVRやキューイングといった基本機能を網羅し、ウィスパリング機能や音声テキスト化機能など、さらなる業務効率化を実現する機能も搭載しています。
最新の生成AI技術により、通話内容のテキスト化だけでなく、要約・分析.・判定まで自動化できるのもおすすめの理由。通話をデータ化できるので「言った言わない」の問題を防ぎ、「見える」電話業務を実現します。VoiceXはコールセンターの電話業務にもおすすめのクラウドPBXです。
主な機能
モバビジ
モバビジは、クラウドテレコム株式会社が提供するIP電話です。電話番号をそのまま使えるクラウドPBXで、NTT東日本・西日本を中心として実現したサービスで高い音声通話品質が特徴。総務省判定基準の「クラスA」に認定され、通話品質が証明されているクラウドPBXです。
操作性はシンプルで簡単。外線ボタン、グループ着信、転送などの基本的なビジネスフォンの機能はもちろん、外出先から無料内線通を始めとした豊富な機能を搭載したサービスです。個人所有のスマートフォンを会社電話として利用できるのもおすすめ。03や06番号からはじまる0AB-J番号の発着信も可能。
「高い通話品質のサービスを導入したい」「サポート体制が万全なサービスを選びたい」という企業に、モバビジおすすめのクラウドPBXです。
主な機能
OmniGrid BizTAP
OmniGridBizTAP(オムニグリッド ビズタップ)は、株式会社OmniGridが提供するIP電話です。電話番号をそのまま使える電話サービスで、1アカウントあたり月980円(税抜)~と業界の中でも安い価格帯。スマートフォンにアプリをインストールすることで、「03番号」や「0120番号」での発着信が可能に。
インターネット環境さえあれば、スマホで会社の番号から発着信が可能です。また、プライベートの番号とは別に、アプリごとに付与される050の専用番号でも発着信が行えます。
Webブラウザから通話履歴の確認、録音の確認、ダウンロードができる機能を搭載していることもメリット。上限3万円の「端末故障修理保証付き」のため、スマホが壊れた時も安心。社員への福利厚生として利用できる点もおすすめ。
主な機能
Arcstar Smart PBX
Arcstar Smart PBXは、NTTコミュニケーションズが提供するIP電話です。電話番号をそのまま使えるクラウドPBXとして多数の大手企業に導入されています。日本郵便も導入しているシステムで、大手通信会社の実績あるサービスを検討したい企業におすすめです。
クラウド上のIP電話サーバーを利用してPBX機能と内線機能を実現します。スマートフォンやPCを使って場所を問わずどこにいても無料で内線電話が使える点がメリット。
外部サービスの利用で内線電話以外にも050外線番号の発着信が可能に。ニーズに合わせ、チャネル数と番号数を選択できる「Arcstar IP Voice(ひかり電話)」も提供しています。Arcstar IP Voiceでは、光ネットワークサービスを利用して0AB-J番号の発着信も利用可能です。
主な機能
以上、電話番号をそのまま使えるおすすめのサービスを詳しく解説しました。固定電話におすすめのサービスは以下の記事で紹介しています。サービスをもっと確認したい方はぜひご覧ください。
IP電話を導入する際の選定ポイント
IP電話を導入する際にはいくつか注意すべきポイントがあります。実際に導入する際は次の3つの点に気を付けてください。
契約できる電話番号を確認する
IP電話を選ぶ際は、契約できる電話番号を確認しましょう。IP電話は050で始まる「050型」の電話番号のほかに、サービスによっては03、06など市外局番から始まる「0AB-J型」の電話番号を取得することも可能です。
- 050型の番号:「050+事業者の識別番号+加入者番号」の11桁の電話番号
- 0AB-J型の番号:「03」「06」のように0から始まる10桁の電話番号
050型はIP電話のなかでも最もポピュラーなタイプです。050番号のIP電話は電話番号もすぐに取得可能で、番号取得に際して費用もかかりません。ただし、050番号は事業者が変わると電話番号が変わってしまう点に注意です。また、総務省が定める通話品質基準のクラスA~Cのうち、クラスCに該当するサービスも多く、サービスによっては通話品質が落ちることもあります。
0AB-J型の電話番号が取得できれば、外出先でもアプリをインストールすればスマホから固定電話番号の発着信が可能になるため、社用携帯を支給する必要もありません。なお、ビジネスでは市外局番から始まる「0AB-J型」の電話番号の方が信頼度は増します。050番号に比べると、0AB-J型は通話品質は高いのが特徴です。
必要な機能を搭載しているか
IP電話サービスにはさまざまな機能がありますが、サービスごとに搭載する機能が異なるため、導入前に確認しましょう。IP電話サービスには留守番電話機能、内線・外線発着信、着信転送機能、代理応答、内線通話録音、内線CTI連携などがあります。自社で外せない機能を明確にし、比較検討で自社が求める機能があるかをチェックすると導入に際して失敗を防ぐことができます。
企業がIP電話に求める機能とは
PRONIアイミツSaaS(当社)が2025年5月~9月に実施した調査によると、IP電話の導入を検討している企業の約7割が、欲しい機能が明確になっていることが分かりました。その中でも特に求められている機能(複数回答可)のトップは、「スマホ対応(55.6%)」です。
電話の基本機能である「転送機能(30.0%)」「留守電機能(27.9%)」を差し置いてのこの結果は、 「場所や時間に縛られずに会社の電話を取れること」がもはや特別な要求ではなく、ビジネスにおける電話の基本的な条件になったことを示唆しています。
IP電話の音声品質は良いか
音声品質が良いサービスを導入できれば、電話による顧客対応が円滑に進められます。通話品質を重視してサービスを選ぶなら、総務省が定める品質クラスを参考にしましょう。総務省判定基準を満たしたサービスを選べると、高い音声品質を得られます。総務省判定基準とは、総務省が設定する通信品質の基準のこと。各段階の評価は下記の通りです。
| 総務省判定基準 | 通信品質 |
|---|---|
| クラスA | 固定電話相当の品質 |
| クラスB | 携帯電話相当の品質 |
| クラスC | IP電話相当の品質 |
最も評価が高い「クラスA」を獲得しているサービスを選びたいなら、クラウドPBXがおすすめです。 クラウドPBXはIP電話と比較して、音声品質が良く、多機能なサービスが多いです。 無料トライアル期間を設けているクラウドPBXもあるので、導入前に音質を確認することをおすすめします。
料金形態を確認する
IP電話を導入する際は料金形態を確認することも重要です。IP電話は同じサービス、もしくは提携しているサービス同士なら無料で通話が可能ですが、携帯電話や固定電話に電話をする際は費用が発生します。通話料はサービス提供会社ごとに異なるため、契約前に必ずチェックしておきましょう。
IP電話の月額基本料は無料~500円以内のところが大半です。IP電話からの通話料金は提供会社によって幅があるため、電話を頻繁に利用する企業は事前に各サービスの料金形態を確認して比較しましょう。
電話番号をそのまま使えるIP電話のメリット
既存の電話番号をそのまま引き継げるIP電話は、企業にとってメリットが多いためおすすめです。ここでは、電話番号をそのまま使えるIP電話のメリットを解説します。
機会損失を回避できる
既存の電話番号をそのまま使えるIP電話に移行できると、顧客や取引先との連絡に支障が出ることがなく機会損失を回避できます。電話番号が変わると、連絡先情報の更新が必要となり重要な取引を逃してしまうリスクがあります。既存の番号をそのまま利用することで機会損失を回避し、ビジネスの連続性を保つことができます。
名刺・媒体の電話番号を書き換える必要がない
電話番号をそのまま使えるIP電話に移行することで、名刺やパンフレット、Webサイトなどに記載されている電話番号を変更する必要がありません。再印刷や更新にかかる手間とコストを削減できます。多くの紙媒体やコンテンツを持つ企業には特におすすめです。
電話番号はそのままで、通話料金・導入コストを削減できる
既存の電話番号をそのまま利用しつつ、IP電話に移行することで、通話料金や導入コストを削減することができます。IP電話は従来の固定電話と比較して、導入コスト・月額料金・通話料金が安価です。同じプロバイダー、もしくは提携しているプロバイダーの同士であれば無料通話も可能です。全国に支店がある会社で社内通話を多用する会社であれば導入メリットは大きくおすすめです。
IP電話は固定電話への通話料も格安で、通常固定電話で県外に電話すると3分の通話で約20円かかるのに対し、IP電話は8円ほどで通話可能。基本料金も無料~500円ほどと安く、携帯電話にも安くかけられます。海外への通話もリーズナブルで料金重視の方には断然おすすめです。
インターネット回線利用のため、テレワークもスムーズ
IP電話はインターネット回線があれば利用でき、テレワークにスムーズに移行できる点もおすすめです。IP電話にはさまざまなサービスがありますが、なかには会社の電話番号を携帯電話で受信できるIP電話サービスもあるため、テレワークでも会社の番号にかかってきた電話を受けられます。会社の固定電話をどこでもとれるなら、営業で外回りをしている最中や出張先でも電話を受けられます。従業員数の少なく不在がちになる企業には特におすすめです。
電話番号をそのまま使えるIP電話を導入したい企業は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったIP電話(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
電話番号はそのままでIP電話に乗り換える際の注意点
番号ポータビリティサービスを利用して、既存の電話番号をそのままIP電話に移行する際には、いくつかの注意点があります。
移行できる電話番号の種類が限られる
2025年1月より「双方向番号ポータビリティ」が開始され、番号ポータビリティを利用できる電話番号の対象が拡大しました。従来から対象だったNTT加入電話・ISDNで取得した番号に加え、ほかの通信事業者(KDDIやソフトバンク等)から取得した固定電話番号もそのまま移行できる場合があります。
ただし、一部のサービスや「050」から始まるIP電話番号は番号ポータビリティを利用できません。現在の番号が移行可能か、事前に現在契約中の事業者へ確認しましょう。
電話の設置場所によっては移行できない
番号ポータビリティを利用するには、「単位料金区域(MA)」が変わらないことが条件です。 NTT東日本とNTT西日本の管轄をまたぐ移転ができないのはもちろんのこと、管轄エリア内であっても、市外局番が変わるような地域への移転(例:横浜市から川崎市へ等)では、同じ電話番号を移行できません。オフィス移転の際は、新住所が現在の番号の利用可能エリア内か必ず確認しましょう。
移行手続きに一定の時間がかかることがある
番号ポータビリティサービスを利用する際、手続きには一定の時間がかかることがあります。IP電話サービスのプロバイダーによって手続きの迅速さが異なるため、事前にスケジュールを確認し、移行にかかる時間を見積もっておきましょう。業務に支障をきたさないように、事前に代替手段を用意しておくと安心です。
高品質な電話を利用したいならクラウドPBXもおすすめ
IP電話はコストが安いメリットがあるものの、通話品質が安定しない場合があります。電話での顧客対応では通話品質の向上が求められるため、高品質な通話にはクラウドPBXの導入がおすすめです。
クラウドPBXには、顧客管理システム(CRM)との連携機能や、自動音声応答機能(IVR)といった電話対応を効率化する機能が揃っています。クラウドPBXは多数のサービスがあり、低価格のサービスや初期費用無料のサービスもあるので導入しやすいです。電話で顧客対応をする機会が多い企業は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
→おすすめのクラウドPBXを徹底比較【2025年最新】
まとめ:通話料金が安価なIP電話に乗り換えてコスト削減へ
IP電話番号には050から始まる番号のほか、03や06など市外局番から始まる0AB-Jタイプもあります。IP電話は電話番号が簡単に取得可能で、電話機を買い替える必要もないため導入は手軽です。通話料もリーズナブルのため多くのメリットがあります。通話料がかさむ企業は、通話料金が安価なIP電話に乗り換えてコスト削減を図りましょう。
しかし、IP電話には緊急通報電話にかけられない、通話品質が不安定になるといった注意点もあります。企業によってはIP電話以外のクラウドPBXのような通話品質が良い電話サービスを検討したほうがよいケースもあるため、各電話サービスを比較して自社に合う製品を導入しましょう。
数あるIP電話を比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったIP電話が分かる診断(無料)ができます。
よくある質問
IP電話の電話番号・乗り換えについて、よくある質問を解説します。
IP電話を導入するデメリットは?
IP電話を導入するデメリットは「119番・110番などの緊急発信が使用できない」「通信品質が不安定な場合がある」が挙げられます。
固定電話の番号ポータビリティの可否を確認するには?
固定電話の番号ポータビリティが可能かを確認するには、NTTなどの窓口で問い合わせが可能です。一般的に、NTTの加入電話で取得した電話番号、または、ISDNで取得した電話番号であれば 番号ポータビリティが可能です。なお、市外局番が変更になるエリアへの転居など、一部の条件下ではポータビリティができません。
光電話では番号ポータビリティはできない?
NTTの光電話で取得した専用番号は、NTTや光コラボ事業者間で番号ポータビリティが可能です。ただし、この手続きは一般的な固定電話番号ポータビリティとは異なり、光コラボ事業者の乗り換えや転用と呼ばれる手続きの一環として行われます。
050番号で法人におすすめのIP電話サービスは?
050番号で法人におすすめのIP電話サービスは、「モバビジ」「VoiceX(ボイスクロス)」「Zoom Phone」が挙げられます。どれも通話品質が高く導入実績が豊富なIP電話サービスです。なお、法人におすすめのIP電話サービスは以下の記事で厳選紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
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