【通話料金無料】IP電話おすすめ5選 | 比較表あり
「IP電話の無料通話を活用してコストを削減したい」という企業は多いのではないでしょうか。数あるIP電話サービスの中には、基本料金または月額料金が無料のサービスが存在します。また、多くのIP電話は同サービスとの通話が無料で、サービスによっては、050番号への通話も無料です。電話をする機会が多い企業や、電話料金を抑えたい企業には特におすすめです。
そこで本記事では、通話料金が無料のIP電話を紹介します。無料通話が可能な範囲が分かる比較表も用意しているので、各サービスの特徴を一目で把握したい企業はぜひご覧ください。
- IP電話を無料で使う方法
- 【比較表】通話料・月額料金が無料のIP電話(050番号)
- 【2024年最新】無料通話に対応するIP電話おすすめ5選
- 無料のIP電話を選ぶポイント
- IP電話を導入するメリット
- IP電話を導入する際の注意点
- まとめ:050番号は無料で使える範囲を確認しよう
IP電話を無料で使う方法
IP電話とは、インターネット回線を利用して音声通話を行う電話です。従来の固定電話やクラウドPBXのような電話システムと比較して、基本料金や通話料金が安く手軽に導入できるという特徴があります。IP電話には無料で使う方法が2通りあり、いずれかの方法をとることで電話料金の軽減が図れます。ここでは、IP電話を無料で使う方法2つを解説します。
- 基本料金・月額料金が無料のIP電話を導入する
- 無料通話アプリを利用する
基本料金・月額料金が無料のIP電話を導入する
IP電話には数多くのサービスが存在しますが、なかには基本料金または月額料金が無料のIP電話サービスもあります。通常であれば基本料金や月額料金は月々発生するものなので、この固定費を無料にできることは企業にとって魅力です。
また、IP電話の多くのサービスは、「同サービスへの通話が無料」「特定の050番号への通話が無料」となっており、電話料金を軽減できる機会が多いです。
無料通話アプリを利用する
「LINE」や「WhatsApp」、「Skype」といった無料通話アプリをダウンロードし、アカウントを作成することで、同ユーザーとの通話が無料になります。Wi-Fi接続を利用すれば、データ通信料も発生しないため完全に無料で通話ができます。
ただし、無料通話アプリには電話番号がなく、相手方も同じアプリをダウンロードしないと無料通話ができません。また、通話品質も不安定のためビジネス利用には向きません。
ビジネス利用には、基本料金・月額料金が無料のIP電話サービスがおすすめ。「050番号」や「03」「06」といった市外局番の電話番号を利用できるため、ビジネスでのコミュニケーションにも最適です。なお、個人向けのIP電話は以下の記事で紹介していますので、個人事業主の方は併せてご覧ください。
【比較表】通話料・月額料金が無料のIP電話(050番号)
ここでは、IP電話の同サービスとの通話料、基本料金または月額料金、050番号への通話料金を比較しています。自社の予算と照らし合わせながら、おすすめのIP電話をご確認ください。
IP電話のサービス名 | 基本料金 または 月額料金 |
同サービスとの通話料金 | 050番号への通話料金 |
---|---|---|---|
G-Call050 | 280円 | 無料 | 8円/3分あたり |
My050 | 無料 | 無料 | 無料 |
FleaLine | 1,100円~(税込) | 無料 | 無料 |
Skype | 無料 | 無料 | - |
LaLa Call | 100円~ | 無料 | 2.67円~/1分あたり |
上の比較表から分かるように、基本料金または月額料金が無料のサービスは複数あり、有料でも月額300円~1,000円ほどです。
IP電話の導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
【2024年最新】無料通話に対応するIP電話おすすめ5選
ここからは、無料通話に対応するIP電話おすすめ5選を紹介します。他社と比較した特徴やメリットも解説するので、ご参考にしてください。
- G-Call050
- My050
- FleaLine
- Skype
- LaLa Call
G-Call050は、株式会社ジー・コミュニケーションが提供する、無料通話対応のIP電話です。高機能なIP電話サービスで、他社と比較して国内外どこからでも利用可能な高い通話品質と低価格設定が特徴。
月額基本料金は280円(税抜)から、通話料も非常にリーズナブルです。特に、国際通話の低料金が大きなメリット。さらに、スマートフォンアプリを使用することで、簡単に設定・管理が行えます。
無料トライアル期間は1ヶ月間提供されており、安心して試用が可能です。国際通話が多い企業や、柔軟な料金プランでコスト削減を実現したい企業に、G-Call050はおすすめの無料通話に対応するIP電話です。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- 外線接続機能
- 国際電話対応
- 0ABJ番号の発信機能
- 留守番電話の録音機能
- 通話履歴の表示
My 050は、ブラステル株式会社が提供する無料通話に対応するIP電話です。多くの無料IP電話サービスと比較した特徴は、050番号同士の通話が「無制限で無料」な点。
日本国内外どこからでも日本の050番号を持てるため、国内外の通話が格安で利用可能です。さらに、プリペイドチャージ式なので長期契約不要で、必要な時に必要な分だけチャージできる点は大きなメリット。
月額料金は無料ですが、番号維持費として6ヶ月ごとに550円がかかります。トライアル期間は8日間用意しています。「長期契約せずに短期でお得に利用したい」「使った分だけ支払う従量課金のIP電話を選びたい」という企業に、My 050はおすすめの無料通話対応のIP電話です。
FleaLineは、株式会社コヴィア・ネットワークスが提供する無料通話に対応するIP電話です。他社と比較したおすすめポイントは、海外拠点との通話も内線として利用できること。
国内の拠点同士だけでなく、海外拠点との通話も内線として利用でき無料通話が可能です。また、簡単な手続きで、低コストで導入できる点もメリット。初期費用は無料で、月額基本料金は内線1つあたり1,100円(税込)と低コストです。050番号利用料金は月額440円(税込)で、内線通話やFleaLine利用者間通話は無料。
外出が多い社員向けに、FleaLine Lightと組み合わせて利用することもできます。新たに起業する企業やコストを抑えたい企業に、FleaLineは特におすすめのIP電話です。
Skype
出典:日本マイクロソフト株式会社『Skype 公式サイト』
Skypeは、日本マイクロソフト株式会社が提供する、無料通話対応のIP電話。通話およびインスタントメッセージングサービスとして世界中で導入されてます。最大100名の音声またはビデオ会議が可能で、Skype間の通話は無料。
Skypeクレジットを使えば、格安料金で固定電話や携帯電話にも通話できます。ライブキャプションや字幕機能、画面共有、ファイル共有、会議録画など、多彩な機能を搭載。他の通話アプリと比べ、翻訳機能が充実し、10言語の音声翻訳と60言語のチャット翻訳に対応している点がメリット。料金は無料プランとサブスクリプションプランがあり、試用期間もあるので気軽に始められます。
LaLa Call
出典:株式会社オプテージ『LaLa Call』
LaLa Callは、株式会社オプテージが提供するIP電話です。スマートフォン向けの050IP電話アプリで、コストパフォーマンスの高さが特徴。一般的な携帯電話よりも通話料が最大60%安く、LaLa Call同士の通話は無料。月額基本料は100円(税抜)で、eo光やmineoユーザーには実質無料で利用できます。
ビジネス利用には「ビジネスLaLa Call」がおすすめ。アプリ同士の通話が無料で、社用スマホの経費削減にも貢献します。スマホ内のアプリ専用電話帳を外部から遠隔で削除できるリモートワイプ機能もあり、スマホ紛失時等にも強固なセキュリティで情報漏えいを防止します。
以上、無料通話に対応するIP電話のおすすめサービスを紹介しました。IP電話のサービスは多数あるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合ったIP電話の案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
無料のIP電話を選ぶポイント
無料のIP電話を導入する際には、選ぶポイントを考慮することで自社に最適なIP電話サービスを選定できます。ここでは無料のIP電話を選ぶポイント6つを解説します。
- 必要な機能を搭載しているか
- 料金無料の範囲を確認する
- スマホからの発信に対応しているか
- 対応OSを確認する
- トータルコストで費用比較
必要な機能を搭載しているか
IP電話はサービスによって、機能やサービスの特性が大きく異なるため、まず導入目的を明確にしてからサービスを選ぶことが重要です。例えば、ビジネス用途であれば、通話録音機能や自動音声応答機能、カスタマーサポート機能、複数の電話番号を管理できる機能が求められるでしょう。
一方、個人事業主やスタートアップ企業では、ビデオ通話やテキストチャット機能、手軽に使えるインターフェースが必要です。目的を明確にすることで、最適なサービスを選ぶ手助けとなります。無駄な機能にコストをかけずに、自社に必要な機能を搭載したサービスを選定しましょう。
法人に必要な機能を搭載したおすすめのサービスを知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
料金無料の範囲を確認する
IP電話を選ぶ際には、料金が無料となる範囲を確認しておきましょう。多くのIP電話は、同じサービスを使用しているユーザー同士の通話が無料ですが、固定電話や携帯電話への通話には料金がかかるケースがあります。特定の条件下での通話や、特定の国への通話が無料になるアプリもあるため、自社の用途に合ったサービスを選ぶために料金無料の範囲を事前に確認しておきましょう。
スマホからの発信に対応しているか
多くのIP電話はスマートフォンから直接発信できるように設計されていますが、IP電話のサービスによってはPC専用だったり、特定のデバイスにのみ対応している場合があります。スマートフォンからの発信が可能なアプリを選ぶことで、外出先でも気軽に通話ができ、利便性が向上するため導入前に確認してください。
対応OSを確認する
IP電話を選ぶ際には、自分が使用するデバイスのOSに対応しているかを確認することも重要です。iOSやAndroidなど、主要なモバイルOSに対応しているIP電話アプリが多いですが、一部のアプリは特定のOSのみでしか動作しないため注意が必要です。
また、WindowsやmacOSなどのデスクトップOSにも対応しているアプリがあるIP電話を選ぶと、デバイスを問わず利用でき、より便利です。対応OSを確認して、自社のデバイスで快適に利用できるサービスを選びましょう。
トータルコストで費用比較
基本料金が無料で利用できるIP電話でも、追加機能やプレミアムサービスを利用する場合には費用が発生することがあります。例えば、通話録音機能や国際通話などの特定の機能を利用する際に追加料金がかかることがあります。
そのため、アプリ選びの際には、基本的な無料範囲だけでなく、トータルでかかる費用を比較することが大切です。総合的に見て、最もコストパフォーマンスの高いアプリを選ぶことで、無駄な出費を抑えられます。
しかし、IP電話は多数あり、すべてのサービスを比較するのは大変です。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、IP電話選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったIP電話が分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
IP電話を導入するメリット
ここからは、IP電話を導入する主なメリットを4つ解説します。
- 初期費用無料のサービスも多く、コストを抑えられる
- 月額料金や通話料金が安い
- 仕事と個人で電話番号の使い分けが可能
- 従業員の増減やテレワークにも柔軟に対応
初期費用無料のサービスも多く、コストを抑えられる
IP電話は初期費用が無料のサービスも多く、導入コストを抑えられるメリットがあります。新たに電話システムを導入する企業にとって、導入費用の負担を大幅に軽減できます。特に中小企業やスタートアップにとって、初期費用を抑えられることは重要でしょう。
初期費用が無料であれば、導入ハードルが低く、かつ、導入効果を実感しやすくなります。また、IP電話は既存の電話システムからの移行もスムーズに行えるため、導入コストを最小限に抑えながら通信環境を整えられます。
月額料金や通話料金が安い
IP電話は、従来の電話回線を利用する固定電話やクラウドPBXのようなサービスと比較して、月額料金や通話料金が安いことも大きなメリット。多くのIP電話サービスは、月額料金(基本料金)が無料または400円~500円ほどで、利用者はコストを大幅に削減できます。
株式会社インプレスR&Dが実施した「IP電話の利用者・予定者に聞いた、導入理由・期待する効果」の調査結果では、外線通話料の削減 66.7%、拠点間通話料金の削減 52.9%と、コスト削減に関する回答が多数となりました。
出典:株式会社インプレスR&D インターネット白書2024 ARCHIVES『第4部 企業別動向 IP電話』
上記統計データから、多くの企業がコスト削減を理由にIP電話を導入していることが分かります。先述のとおり、IP電話は初期費用が無料のサービスも多いため、電話代を安く抑えたい企業はIP電話の導入がおすすめです。また、IP電話は同じサービスを利用しているユーザー間の通話は無料になることが多く、通信費を抑えられる機会が増える点も強み。
さらに、国内だけでなく国際電話の通話料金も従来の電話に比べて安く、頻繁に通話をする企業にとっても経済的です。
仕事と個人で電話番号の使い分けが可能
IP電話を導入することで、仕事用と個人用の電話番号を使い分けが可能な点もメリットです。仕事と個人の電話番号を明確に区別できれば、取引先の担当者に自身のプライベートの電話番号が通知される心配がありません。ビジネスとプライベートのバランスが保たれ、快適にビジネスを進められます。
また、ビジネス用の電話番号で取引先に電話をすることで、プロフェッショナルな印象を与えることができ、顧客や取引先との信頼関係を構築しやすくなります。このようにIP電話は、複数の電話番号を簡単に管理でき、仕事と個人を分けて効率的にコミュニケーションを取れます。
従業員の増減やテレワークにも柔軟に対応
IP電話は、従業員の増減やテレワークといった状況変化にも柔軟に対応できます。新しい従業員が増えた場合でも、簡単に追加の電話番号を発行でき、迅速に対応が可能。また、テレワークを推進したい企業にとって、場所を問わずに電話業務を行えるIP電話は非常に有用です。
自宅や外出先でもオフィスと同じように音声通話ができ、生産性を維持しながら柔軟な働き方を実現できます。企業全体のコミュニケーション効率の向上も期待できるでしょう。
IP電話の導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったIP電話(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
IP電話を導入する際の注意点
ここでは、IP電話を導入する際の注意点を解説します。それぞれ、対処法も説明しますのでIP電話を導入する前にぜひ参考にしてください。
- 緊急ダイアル・フリーダイヤルには接続できない
- 停電時の対策が必要
- 音声品質がインターネット環境の影響を受けやすい
緊急ダイアル・フリーダイヤルには接続できない
IP電話はインターネット回線を通じて音声通話を行うため、フリーダイヤルや緊急ダイヤルが利用できない場合があります。緊急時に迅速な対応が求められる場合には、IP電話だけに頼らず、携帯電話など別の通信手段も用意しておくことが望ましいです。
また、一部のIP電話はフリーダイヤルへの接続に対応しているため、こういったサービスを導入することもおすすめです。
停電時の対策が必要
IP電話はインターネット回線に接続することで通話が可能になりますが、停電時には通話ができません。これは、インターネット回線を供給するルーターやモデムが電源を失うためです。
対策としては、電源のバックアップや非常用電源を用意することで、停電時でも通話ができる環境を整えることができます。
音声品質がインターネット環境の影響を受けやすい
IP電話の通話音質は、インターネット回線の状況に大きく左右されます。回線が混雑している場合や、インターネットの通信速度が遅い場合には、音声が途切れたり、遅延が発生することがあります。そのため、通話品質を維持するためには、十分な回線容量や回線品質を確保することが必要です。
IP電話の通話品質が悪い原因や改善方法は以下の記事で紹介していますので、IP電話の導入前に把握しておくことをおすすめします。
まとめ:050番号は無料で使える範囲を確認しよう
IP電話(050番号)を利用する際には、事前に無料で使える範囲を確認することが重要です。多くのIP電話サービスでは050番号を提供しており、この番号を利用することで低コストまたは無料での通話が可能です。
サービスによっては一部の通話に料金が発生する場合があるため、事前にどの範囲が無料でどの範囲が有料なのかを確認し、自分の利用状況に最適なサービスを選びましょう。自社に適切なIP電話を選ぶことで、コスト削減と利便性の両立を実現できます。
数あるIP電話を比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったIP電話が分かる診断(無料)ができます。
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