CECTRUST-Light(シーイーシートラスト ライト)の評判と実態【2025年最新】
電子契約システム「CECTRUST-Light」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「CECTRUST-Light」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「CECTRUST-Light」の全てがわかります。
- <総評>CECTRUST-Lightは契約書類をまるごと管理できるサービス
- CECTRUST-Light7つのメリット
- 徹底調査で分かったCECTRUST-Lightを使うべき人・会社
- CECTRUST-Lightの料金プラン
- CECTRUST-Lightの導入実績・効果
- まとめ
働き方改革が進む2020年、日本全国の企業でテレワークが本格導入され、今後この流れは一層加速するものと予想されます。しかし、在宅勤務にはさまざまな壁があり、特に紙文書の存在は問題視されています。テレワークをしたくても、契約文書のサインのためだけに出社を余儀なくされるケースは後を絶たちません。ここにきて、電子契約システムの導入の必要性を感じている方も多いことでしょう。
そうした社会的な風潮に応えるべく、現在さまざまなベンダーから優れた電子契約システムがリリースされており、これから導入する方は製品選びが重要な課題です。今回は数ある製品の中から、CECTRUST-Lightをピックアップ。その評判と実態を全てお伝えします。
<総評>CECTRUST-Lightは契約書類をまるごと管理できるサービス
出典:CECTRUST-Light http://www.construction-ec.com/cectrust-light/
CECTRUST-Lightは、東京都港区に本社を構える「コンストラクション・イーシー・ドットコム」が提供している電子契約システムです。最新のITサービスを提供することにより、ITインフラの整備を目指し、生産性の向上、経済活性化、顧客満足度の全てを向上。特に建設業界の標準インフラ構築に寄与している点は、他社にはない特徴です。
比較的新しいサービスで、シリーズの「CECTRUST」は多くの支持を獲得しましたが、間もなく「CECTRUST-Light」に完全移行。契約書をまるごと管理できる電子管理サービスとして更なる期待をされており、CECTRUST-Lightは、早くも成田国際空港を始めとする有力企業でも導入が進められています。
CECTRUST-Light7つのメリット
それでは、CECTRUST-Lightを活用することでどのようなメリットがあるかお伝えします。
片側のみの費用負担でご利用が可能
CECTRUST-Lightは、発注者側の費用負担だけでお使いいただける電子契約サービスです。発注者、受注者の両方で費用負担が必要な場合は、取引先の理解を得なければシステム導入が実現しません。しかし、片側のみの費用負担でOKということであれば、先方の同意を得やすいでしょう。
日本社会では、従来のやり方を変えることが好まれないケースも多く、全ての取引先が電子化に好意的とは限りません。しかし、相手側にとって費用負担なく契約プロセスも簡略化できるのであれば、理解は得られやすいでしょう。
電子契約に必要なものだけをセットで提供
CECTRUST-Lightは、IDや証明書、保管ディスクなど電子契約に必要なものは全てセットで提供しています。契約に際して、個人の公的書類などは不要となるので、導入の負担は大幅に軽減されるでしょう。
契約書類の電子化にはさまざまな不安があるかと思いますが、文書保管や非改ざん証明など、法令準拠した対応を担保できる設定になっています。手軽にセキュアな環境で契約業務を効率化したい方には、最適の電子契約システムでしょう。
電子証明書の登録は初回のみ!業務のシームレス化を実現
CECTRUST-Lightの利用に際しては、電子証明書の登録は初回だけでOK。電子証明書は、サーバ側で管理・保管をしているので2回目以降の利用では必要ありません。また、署名も署名用IDを入力するだけで完了、署名はサーバー側で処理されるので簡単です。
全ての作業がブラウザ上で完了するのでいつでも、どこでも作業ができます。面倒なインストールも必要ないのでデバイスを選びません。業務のシームレス化を目指したい方には最適の製品でしょう。
万全のセキュリティ体制
CECTRUST-Lightは、堅牢なセキュリティ体制でも定評があります。これまで紙で行っていた書面契約をクラウド上で行い、契約が交わされた電子文書は原本として長期保存されます。
運営会社のデータセンターは、高い耐震性、停電対応を完備。暗号化したweb方式(SSL対応)で万全のセキュリティ対策を行います。万が一の際のため、バックアップデータは二重化しており、有事の際もデータの早期復旧が可能です。
便利なテンプレート機能で設定を簡略化
CECTRUST-Lightは、テンプレート機能も充実しており、設定の簡略化も実現します。事前に、署名位置と回覧ルートをテンプレートとして設定しておけば、契約文書の登録の際に操作の簡略化が可能です。契約文書を毎回同じルートで回覧する場合には、重宝するでしょう。契約業務をできるだけシンプルにして、本業に力を入れたい方にはまたとないシステムです。
署名依頼のお知らせで締結漏れを防止
CECTRUST-Lightは、お知らせメールで署名依頼を行えるので、契約の締結漏れなどのミスを未然に防げます。発信者の利用者IDに登録されているメールアドレスには、もれなくメールを送信可能。署名依頼メールだけでなく、「署名用パスワード発行のお知らせ」のメールも届きます。
署名依頼は、半ば自動的に送信をされるので、対象者には確実に通知が届きますし、抜け漏れは確実に防げるでしょう。発信者、受信者双方にとってメリットの大きいシステムと言えます。
長期保管文書の照会も簡単
CECTRUST-Lightは、長期保管文書の照会も簡単にできるので、書類管理について頭を悩ませることもありません。契約文書については、ログインIDごとに関わっているものをトップぺージ画面からいつでも照会可能。処理中の案件については、「契約文書照会」から絞り込みが可能です。
ステータスが完了待ちになったら、一定期間後に定期処理が行われて長期保管文書として管理されます。古い契約文書を見つけるときは「長期保管文書照会」から絞り込みを行えるのも便利です。
徹底調査で分かったCECTRUST-Lightを使うべき人・会社
ここまで紹介したメリットを踏まえ、CECTRUST-Lightは一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
電子化で契約業務を効率化したい方
CECTRUST-Lightは、契約文書を電子化することで業務効率化を図りたい方におすすめの電子契約システムです。従来の紙文書の契約書類は、証拠能力の高さなど一定のメリットはありますが、契約文書を作成して承認を得て先方に届けるまでに、いくつもの工程を経なければなりません。相手に届くまでにも一定の時間がかかる上、署名者が社外にいる場合は、いつまで経っても契約が締結されないといった問題がありました。それだけ契約締結は遅れるので、そのことが原因で貴重なビジネスチャンスを失うケースも少なくないでしょう。
しかし、このツールを導入すれば契約書類は全て電子化。相手方には署名通知メールとパスワードが送られるので、確実に署名をもらえます。郵送の手間暇なく、相手の所在を問わずに署名を得られれば契約業務は飛躍的に効率化するでしょう。
外出先でも契約書の署名を行いたい方
CECTRUST-Lightは、ブラウザベースで利用できるクラウドシステムです。そのため、外出先からでも契約書の署名を行えます。面倒な設定やソフトウェアのインストールも必要ないので、取引先の合意も得やすいのが特徴です。
対応しているブラウザは、「Google Chrome」と「Microsoft Edge」の2種類。電子署名については、新しい電子証明書を発行するので、個人の公的書類を用意する必要はありません。リモート署名を行いたい方にとっては、またとない製品です。契約書類が多く出張や外回りが頻繁な会社では大変重宝するでしょう。
契約書の印紙代・郵送代のコストを負担に感じている方
CECTRUST-Lightは、印紙代・郵送代のコストを負担に感じている方にも適しています。従来通り紙文書で契約を取り交わせば、契約文書の数だけ印紙が必要となり、それだけ印紙代も発生。また、署名者へ文書を届けるのに郵送代も必要となるでしょう。会社によっては、年間数千万円単位で費用がかかるケースもあります。
電子署名では印紙は必要なし、ブラウザを介して署名をもらえるので郵送も必要ありません。導入すれば印紙・郵送コストは全てカットできます。システム導入に一定の費用はかかりますが、クラウドシステムは初期費用が安く、契約料金もリーズナブル。紙文書の量にもよりますが、電子契約システムを導入すれば、大幅に契約手続きのコストダウンを図れるでしょう。
契約書が多く保管場所の確保にお困りの方
CECTRUST-Lightは、クラウド型の電子契約システムなので、クラウド上で契約文書の長期保管が可能です。扱いなれた紙文書は安心感がありますが、保管場所が必要。会社の成長とともに文書は増えていくので、それだけ保管スペースを確保しなければなりません。文書が大量になるほどコストはかさみ、過去の文書の整理・分類も大仕事となるでしょう。きちんと保管をしておかないと、何がどこにあるのか分からなくなってしまうので、後のトラブル原因ともなります。
その点、CECTRUST-Lightを導入すればクラウド上に全て書類を保管できるので、保管スペースは必要ありません。大量の契約書類も電子文書の原本として長期保管してもらえるので、オフィスが手狭である方には特におすすめです。
契約の電子化を進めたいがセキュリティに不安のある方
CECTRUST-Lightは、電子契約システム導入にあたりセキュリティに不安のある方にもおすすめできる製品です。リリースしているベンダーは、セキュリティ対策には特に力を入れています。NTTデータを始めとする大手企業が共同設立した会社で、セキュリティについても豊富なノウハウを保有。データの取り扱いについては、幾重もの対策を立てています。
データセンターは、地震・停電対策も万全。保管されているデータについては、二重にバックアップをとっており、万が一の際も速やかに復旧可能です。
CECTRUST-Lightの料金プラン
CECTRUST-Lightの導入料金は、ホームページでは記載されておらず、問い合わせが必要となっています。現在公開されている費用に関する情報は、次の通りです。
- 費用負担:バイヤのみ課金でサプライヤは課金なし
- 証明書費用:負担なし
導入時には、総合的なサポートを提供。取引先企業に対しても、事前説明会を行ったり、必要書類も取り揃えてくれます。自社と取引先の登録作業や、電子証明書(JCAN証明書)発行手続についてもサポートを行ってくれるのは大きな魅力です。
CECTRUST-Lightの導入実績・効果
ここからは、実際にCECTRUST-Lightを導入すれば、どのような効果があるかお伝えします。
契約締結までの時間を大幅短縮できる
CECTRUST-Lightは、成田国際空港や首都高速道路をはじめ多くの企業で続々導入されています。リリース後間もないため体験談は公開されていませんが、導入企業の喜びの声は続々と聞こえてきます。
第一に、システム導入後は契約締結までの時間を大幅に短縮できたという点です。これまでの紙文書による契約では、承認者が出張をしている間は署名をもらうことができませんでした。貴重なビジネスチャンスを失うリスクを常に抱えており、どの企業にとっても紙から電子への流れはもはや不可欠です。また、拠点が多くなるほど管理は複雑となり、契約業務の取り扱いの負担が、他の業務の遂行を圧迫することも少なくありません。
しかし、CECTRUST-Lightを導入すれば、契約文書は全て電子化されるので、承認者が外出をしていても署名は得られます。海外出張中でも、インターネットが繋がっていれば署名をしてもらえるので、スピード感をもって契約を締結できるでしょう。業務遂行が効率化すれば、それだけ本業にも力を入れられます。契約業務の改善に留まらず、経営強化という点でも電子契約システムを導入する価値はあるでしょう。
契約にまつわるコストを大幅にカットできる
CECTRUST-Lightを導入するメリットは、契約業務全般のコストダウンを見込める点です。紙文書の契約書類を利用していたときは、契約文書に貼る印紙代、取引先への郵送代、契約文書の原本の保管スペースの確保など、契約業務を完遂するだけでも相当のコストがかかるもの。紙文書で取引をしている限り、これらは必要最低限のコストとして永久に負担しなければなりません。
その点、CECTRUST-Lightを導入すれば、署名は全てインターネット上で完結するので、印紙・郵送などの経費はかからなくなります。また、文書はクラウド上に保管されるので、特別に保管スペースを確保する必要もありません。CECTRUST-Lightを導入して契約を全てクラウド上で行えば、会社が成長してもコスト負担が大幅に増えることもないので安心です。
まとめ
CECTRUST-Lightを導入すれば、契約業務の時短&効率化の実現は間違いありません。また、契約にまつわるコストを大幅にカットできるでしょう。働き方改革はもとより、企業活動の業務改善、構造改革を推し進める強力な武器となること請け合いです。
しかし、どんなに良い製品でも、いきなり本格導入するのはリスク大です。どの製品にも一長一短あるので、他社の製品とよく見比べる必要があります。電子契約システムは、一度導入すると後で変更するのは想像以上に大変ですので最初の一歩は肝心です。
PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、電子契約サービス選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った電子契約サービスが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。