無料ビジネスチャットツールのおすすめ12選を比較!選ぶコツも解説
無料で使えるビジネスチャットツールを探しているものの、「種類が多すぎて選べない」「無料だと使える機能が限られそう」と悩んでいませんか?無料プランでもサービスによって強みはさまざまです。自社に合うツールを正しく選べば、コストゼロで情報共有を円滑にできます。
本記事では、完全無料・無料で試用できるビジネスチャットツールを比較しながらご紹介。また、失敗しない選び方も解説します。この記事を参考にして、自社に最適なサービスを選びましょう。
- ビジネスチャットツールとは
- 【比較表】無料で利用・試用ができるビジネスチャットツール
- 無料で使えるビジネスチャットツール5選
- 無料で試せるビジネスチャットツール7選
- 無料のビジネスチャットツールを選ぶポイント
- 無料のビジネスチャットツールを使う際の注意点
- 有料版のビジネスチャットツールを導入するメリット
- まとめ:無料で試して自社にあったビジネスチャットツールを導入しよう
ビジネスチャットツールとは

ビジネスチャットツールとは、ビジネスに特化した機能を搭載したコミュニケーションツールです。チャットやファイル共有といった基本機能に加え、Web会議や外部システムとの連携といった、高度な機能も利用できます。
管理者によるアクセス管理や利用機能の制限など、社内の情報管理に不可欠なセキュリティを確保できる点も特徴。PCやスマホなど、端末を問わずに安全な情報共有を実現します。
【比較表】無料で利用・試用ができるビジネスチャットツール
ここからは実際に、無料で利用・試用ができるビジネスチャットツールを比較します。料金や導入実績数を比較した表をご覧ください。
料金
月700円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
月540円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
月6,000円
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月4$/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
月925円~/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月300円/ID
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
月800円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
月300円/1ユーザー
初期費用 0円
(他2プラン)
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料金
月180円/ライセンス
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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料金
月300円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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導入実績社数 91万社 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 2,500社以上 |
導入実績社数 700万人(ユーザー数) |
導入実績社数 約1,000社 |
導入実績社数 1,000万人 |
導入実績社数 10,000社以上 |
導入実績社数 2,000社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |

無料プランでも、チャットやタスク管理、ファイル共有といった基本的な機能を100名まで利用可能。1対1のビデオ通話もでき、多くの社内コミュニケーションを円滑にします。
PCだけでなくスマートフォン専用アプリでも利用でき、利用の場所を選びません。国際規格の認証を取得した高いセキュリティも魅力で、無料で始められるツールとしては、比較検討の際に必ず候補に入るおすすめのサービスです。

無料プランでは、チャットやファイル共有はもちろん、最大60分・100人まで参加できる高機能なビデオ会議が利用できます。アカウントがない外部ゲストもリンク一つで簡単に招待可能。PC・モバイル・Webブラウザのすべてに対応しているため、テレワークや外出中の社員も気軽に参加できるのが大きなメリットです。
より長時間の会議や多くの参加者が必要なら、有料プランもおすすめです。月額599円(税抜・年払い)の「Essentials」プランなら、会議は最大30時間・300人まで対応し、1人10GBのストレージも利用できます。
無料プランは30人まで導入でき、トークや掲示板、タスク管理といった基本機能が利用可能です。さらに、普段お使いのLINEとつながる機能もあり、顧客や取引先との連絡もスムーズに行える点が他サービスとの違い。
国際認証を取得した高いセキュリティに加え、専用アプリでPC・スマホを問わず利用できる点も強みとなっています。操作に迷わず社内DXの第一歩を踏み出したい企業におすすめのサービスです。

無料プランは10人まで利用でき、チャットやビデオ通話といった基本的な機能に加え、現場写真や位置情報を共有する便利な機能も搭載。社内の状況報告や進捗管理をリアルタイムで行えます。
さらに、GPS勤怠ボットなどの業務アプリと連携できる拡張性も魅力です。他のツールと比較し、現場業務のDXを無料で始めたい企業におすすめのサービスです。

「Workplace from Facebook」は、Facebookが提供しているビジネス向けのオンラインコミュニケーションツールです。エスティーローダーやSpotify、アストラゼネカなど世界の有名企業に利用されており、有料ユーザー数は500万人以上にのぼります。
チャットや音声通話、ビデオ通話にくわえて、お知らせの配信に便利なライブ動画配信や、ニュースフィードといった機能を搭載。動画配信ではキャプションや翻訳も追加できるので、グローバルに展開する企業でも安心です。
また、チームグループ・プロジェクトグループ数やストレージに制限はあるものの、無料でチャットやビデオ通話などが使える「エッセンシャル」プランが用意されているのもうれしいポイントといえるでしょう。

Talknoteはチャット等の連絡機能を備えつつ、組織全体を管理できるツールでもあります。会社・部署単位でのコミュニケーション量を可視化できる「組織活性スコア」や、従業員一人ひとりの状況が確認できる「人材レポート」などによって組織全体のコンディションの把握が可能。離職や生産性低下の予兆を早期発見できる点がメリットです。
ビジネスチャットツールの導入にとどまらず、社内全体の課題解決を目指す企業には、14日間の無料トライアルでまずはその価値を試してみることがおすすめです。

プロジェクトごとのチャンネル作成やビデオ通話といった基本的なコミュニケーション機能だけでなく、社内情報を集約する「ハブ」機能がSlackの特長。2,600以上の外部アプリと連携して業務を自動化し、チームの生産性を向上させます。
無料プランのほか、有料プランの全機能を試せる無料トライアルも提供されています。他のツールと比較し、社内業務全体の効率化を目指す企業にSlackはおすすめです。

チャット形式で手軽に会話ができるトーク機能をはじめ、webミーティングにも便利な無料通話、社内の情報共有が行える掲示板、業務を管理できるタスク管理などを搭載。14ヶ国語への翻訳にも対応しており、トークだけでなくビデオ通話も翻訳が可能なので、グローバルな企業にもおすすめのビジネスチャットツールと言えます。
すべての機能を2週間無料で使用できるトライアルも用意されているので、さまざまな機能の使いやすさを確かめたいという場合も安心でしょう。

1対1や複数での会話にも対応しているチャット機能に加えて、タスク管理、プロジェクト管理、ワークボード機能などを搭載。情報が分散せず、円滑な共同作業を促すことで、従業員が最大限に力を発揮できる環境の構築に貢献します。
30日間の無料トライアルでは、その使いやすさや機能を導入前にじっくり試すことが可能。他のツールと比較し、自社の業務効率化に本当につながるかを見極めたい企業におすすめです。
内部統制・セキュリティ対策が充実しているのも魅力で、メッセージやファイルはもちろん、ダウンロード履歴や削除されたデータの監査もできます。端末認証による情報漏えい対策まで行えます。
提供形態はクラウド版・パッケージ版の2種類。クラウド版は30日間、パッケージ版は60日間の無料トライアルが用意されています。

1対1やグループでのチャットといった基本的なコミュニケーション機能はもちろん、社内の定型業務を自動化するチャットボット機能が大きな特徴です。会議室の予約や文書の入手などをチャットで依頼でき、コア業務に注力する時間を作り出せるでしょう。
30日間の無料トライアルでは、20ユーザーまですべての機能を試せます。アプリの操作性や機能の使い心地を複数人で確かめ、他ツールと比較検討したい企業におすすめです。
メッセージやファイル、画像、動画のやりとりが手軽に行えるのはもちろん、特定のキーワードが発信された際に通知が届くキーワード設定や、ルームにほかのユーザーがログインした際のログイン通知など、集中の妨げを防ぎながらも必要な情報が確認できる機能を搭載。スタンプやテンプレート、引用返信などスピーディなレスポンスを叶える機能が豊富なのもうれしいポイントです。
料金プランは、コミュニケーションの効率化に特化した「Business」と、高度なセキュリティと拡張性をもつ「Enterprise」の2種類。30日間の無料お試しプランも用意されているので、実際に使用してみた上で導入を検討することができます。
比較表からもわかる通り、無料で利用・試用ができるビジネスチャットツールは数多くあります。そのため、自社に最適なサービスを探し出すのは手間がかかります。簡単にビジネスチャットツールを探したいなら、「PRONIアイミツ」にお任せください。いくつかの質問に答えるだけで、貴社の希望要件に合ったグループウェア(最大6サービス)をご案内。1社1社に問い合わせる時間を大幅に節約できます。
無料で使えるビジネスチャットツール5選
無料プランを提供しているビジネスチャットツールの中から、おすすめの5サービスを紹介します。特徴を確認して、サービス選定の参考にしてください。

Chatwork
「Chatwork」は、株式会社kubellが提供しているビジネスチャットツールです。ビジネスチャットツールの代表格として多くの企業に導入されています。
無料プランでも、チャットやタスク管理、ファイル共有といった基本的な機能を100名まで利用可能。1対1のビデオ通話もでき、多くの社内コミュニケーションを円滑にします。
PCだけでなくスマートフォン専用アプリでも利用でき、利用の場所を選びません。国際規格の認証を取得した高いセキュリティも魅力で、無料で始められるツールとしては、比較検討の際に必ず候補に入るおすすめのサービスです。
主な機能

Microsoft Teams
「Microsoft Teams」は、Microsoftが提供しているオンラインビジネスツールです。多くの企業で社内コミュニケーションの標準ツールとして導入されており、高機能なWeb会議に強みを持ちます。
無料プランでは、チャットやファイル共有はもちろん、最大60分・100人まで参加できる高機能なビデオ会議が利用できます。アカウントがない外部ゲストもリンク一つで簡単に招待可能。PC・モバイル・Webブラウザのすべてに対応しているため、テレワークや外出中の社員も気軽に参加できるのが大きなメリットです。
より長時間の会議や多くの参加者が必要なら、有料プランもおすすめです。月額599円(税抜・年払い)の「Essentials」プランなら、会議は最大30時間・300人まで対応し、1人10GBのストレージも利用できます。
LINE WORKS
「LINE WORKS」は、LINE WORKS株式会社が提供しているビジネスチャットツールです。LINEと同じ感覚で使える操作性が特徴で、社内のコミュニケーションを円滑にする多様な機能が搭載されています。
無料プランは30人まで導入でき、トークや掲示板、タスク管理といった基本機能が利用可能です。さらに、普段お使いのLINEとつながる機能もあり、顧客や取引先との連絡もスムーズに行える点が他サービスとの違い。
国際認証を取得した高いセキュリティに加え、専用アプリでPC・スマホを問わず利用できる点も強みとなっています。操作に迷わず社内DXの第一歩を踏み出したい企業におすすめのサービスです。

direct
「direct(ダイレクト)」は、株式会社L is Bが提供しているビジネスチャットツールです。これまでに5,500社を超える企業で導入されており、現場の社内コミュニケーションを円滑にするツールとして評価されています。
無料プランは10人まで利用でき、チャットやビデオ通話といった基本的な機能に加え、現場写真や位置情報を共有する便利な機能も搭載。社内の状況報告や進捗管理をリアルタイムで行えます。
さらに、GPS勤怠ボットなどの業務アプリと連携できる拡張性も魅力です。他のツールと比較し、現場業務のDXを無料で始めたい企業におすすめのサービスです。
主な機能

Workplace
※2026年にサービス終了予定
「Workplace from Facebook」は、Facebookが提供しているビジネス向けのオンラインコミュニケーションツールです。エスティーローダーやSpotify、アストラゼネカなど世界の有名企業に利用されており、有料ユーザー数は500万人以上にのぼります。
チャットや音声通話、ビデオ通話にくわえて、お知らせの配信に便利なライブ動画配信や、ニュースフィードといった機能を搭載。動画配信ではキャプションや翻訳も追加できるので、グローバルに展開する企業でも安心です。
また、チームグループ・プロジェクトグループ数やストレージに制限はあるものの、無料でチャットやビデオ通話などが使える「エッセンシャル」プランが用意されているのもうれしいポイントといえるでしょう。
主な機能
無料で使えるビジネスチャットツールは、それぞれに強みや特徴が大きく異なります。そのため、多岐にわたる選択肢の中から、自社の課題を本当に解決してくれる一つを見つけ出すのは時間がかかる作業です。短時間でビジネスチャットツールを探したいとお考えなら、「PRONIアイミツ」にお任せください。いくつかの質問に答えるだけで、貴社の希望要件に合ったグループウェア(最大6サービス)をご案内。1社1社に問い合わせる時間を大幅に節約できます。
無料で試せるビジネスチャットツール7選
続いて、無料で試せるビジネスチャットツールを紹介していきます。

Talknote
「Talknote」は、Talknote株式会社が提供しているビジネスチャットツールです。多様な業界で1,100社以上が導入し、社内コミュニケーションを活性化するツールとして評価されています。
Talknoteはチャット等の連絡機能を備えつつ、組織全体を管理できるツールでもあります。会社・部署単位でのコミュニケーション量を可視化できる「組織活性スコア」や、従業員一人ひとりの状況が確認できる「人材レポート」などによって組織全体のコンディションの把握が可能。離職や生産性低下の予兆を早期発見できる点がメリットです。
ビジネスチャットツールの導入にとどまらず、社内全体の課題解決を目指す企業には、14日間の無料トライアルでまずはその価値を試してみることがおすすめです。
主な機能

Slack
「Slack」は、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供しているビジネスチャットツール。世界中の多くの企業が導入しているサービスで、ビジネスチャットツールの代表格の一つです。
プロジェクトごとのチャンネル作成やビデオ通話といった基本的なコミュニケーション機能だけでなく、社内情報を集約する「ハブ」機能がSlackの特長。2,600以上の外部アプリと連携して業務を自動化し、チームの生産性を向上させます。
無料プランのほか、有料プランの全機能を試せる無料トライアルも提供されています。他のツールと比較し、社内業務全体の効率化を目指す企業にSlackはおすすめです。
主な機能

WowTalk
「WowTalk(ワウトーク)」は、キングソフト株式会社が提供しているビジネスチャットツールです。
チャット形式で手軽に会話ができるトーク機能をはじめ、webミーティングにも便利な無料通話、社内の情報共有が行える掲示板、業務を管理できるタスク管理などを搭載。14ヶ国語への翻訳にも対応しており、トークだけでなくビデオ通話も翻訳が可能なので、グローバルな企業にもおすすめのビジネスチャットツールと言えます。
すべての機能を2週間無料で使用できるトライアルも用意されているので、さまざまな機能の使いやすさを確かめたいという場合も安心でしょう。
主な機能

Tocaro
「Tocaro」は、CTCエスピー株式会社が提供しているビジネスチャットツールです。これまでに3,000社を超える企業で利用されています。
1対1や複数での会話にも対応しているチャット機能に加えて、タスク管理、プロジェクト管理、ワークボード機能などを搭載。情報が分散せず、円滑な共同作業を促すことで、従業員が最大限に力を発揮できる環境の構築に貢献します。
30日間の無料トライアルでは、その使いやすさや機能を導入前にじっくり試すことが可能。他のツールと比較し、自社の業務効率化に本当につながるかを見極めたい企業におすすめです。
主な機能
ChatLuck
「ChatLuck」は、株式会社ネオジャパンが提供しているビジネスチャットツールです。手軽にメッセージが送れるだけでなく、ファイル送信もドラッグ&ドロップで可能。また、音声通話やビデオ通話にも対応しているので、テレワークにおけるミーティングにも便利です。
内部統制・セキュリティ対策が充実しているのも魅力で、メッセージやファイルはもちろん、ダウンロード履歴や削除されたデータの監査もできます。端末認証による情報漏えい対策まで行えます。
提供形態はクラウド版・パッケージ版の2種類。クラウド版は30日間、パッケージ版は60日間の無料トライアルが用意されています。
主な機能

InCircle
「InCircle」は、ブルーテック株式会社が提供しているビジネスチャットツールです。日本企業向けに特化して開発されており、ISMS認証も取得。官公庁や金融機関など、高いセキュリティを求める企業で導入されています。
1対1やグループでのチャットといった基本的なコミュニケーション機能はもちろん、社内の定型業務を自動化するチャットボット機能が大きな特徴です。会議室の予約や文書の入手などをチャットで依頼でき、コア業務に注力する時間を作り出せるでしょう。
30日間の無料トライアルでは、20ユーザーまですべての機能を試せます。アプリの操作性や機能の使い心地を複数人で確かめ、他ツールと比較検討したい企業におすすめです。
主な機能
TopicRoomは、東京都港区に本社を構え、システム開発やソフトウェア開発、コンサルティングなどを行うNTTテクノクロスが提供しているビジネスチャットツールです。
メッセージやファイル、画像、動画のやりとりが手軽に行えるのはもちろん、特定のキーワードが発信された際に通知が届くキーワード設定や、ルームにほかのユーザーがログインした際のログイン通知など、集中の妨げを防ぎながらも必要な情報が確認できる機能を搭載。スタンプやテンプレート、引用返信などスピーディなレスポンスを叶える機能が豊富なのもうれしいポイントです。
料金プランは、コミュニケーションの効率化に特化した「Business」と、高度なセキュリティと拡張性をもつ「Enterprise」の2種類。30日間の無料お試しプランも用意されているので、実際に使用してみた上で導入を検討することができます。
主な機能
無料のビジネスチャットツールを選ぶポイント
無料のビジネスチャットツールは、有料版と機能や利用人数が異なります。だからこそ、無料プランの特性に合った選び方を押さえることが、最適なツール導入の第一歩です。ここでは、ツール選びで失敗しないための具体的な選定ポイントを解説します。
利用ユーザー数は何人までか
有料プランとは異なり、多くの無料プランでは利用できる人数に上限が設けられており、その上限もサービスによって大きく異なります。例えば、一つの組織で100人まで利用できるサービスもあれば、30人までのサービスもあります。
導入後に「一部の従業員が利用できない」といった事態を防ぐため、自社の利用人数がプランの上限を超えないか、事前に必ず確認することが重要です。
使いたい機能を搭載しているか
無料のビジネスチャットツールを選ぶ上で、自社が必要とする機能が搭載されているかを確認することも欠かせません。同じ無料プランでもサービスごとに利用できる機能は大きく異なります。例えばWeb会議機能は、1対1に限定されるものから、最大100人まで参加できるものまでさまざまです。まずは自社が必須とする機能を洗い出し、その条件を満たすツールを選定しましょう。
データ保存期間はどれくらいか
無料のビジネスチャットツールを選ぶ際は、データの保存期間の長さも確認しておきたいポイントです。無料プランでは過去のメッセージなどを閲覧できる期間が制限される場合もあり、その期間は、直近の数十日に限られるものから半年間保存されるものまでサービスによって異なります。
もし自社の使い方に合わない期間のツールを選ぶと、後から「あの時のやり取りが見られない」といった状況になり、業務に支障が出ることも。自社のプロジェクト期間や情報の重要性を考慮し、「最低でも1年以上はデータを遡れた方が安心」など、具体的な基準を持ってツールを比較検討すると良いでしょう。
セキュリティ対策は万全か
無料プランでも、セキュリティ内容はサービスにより異なります。ユーザーの追加・削除しかできないものもあれば、有料プランと変わらないレベルの管理機能を使えるものもあります。
自社に適したサービスを選ぶには、無料プランでどのような管理者機能が使えるか事前に比較・確認しましょう。それが、自社のセキュリティポリシーに沿った運用が可能かを見極め、安全なツールを選ぶ第一歩です。
無料のビジネスチャットツールを使う際の注意点
無料のビジネスチャットツールを利用する際には、「社内のコミュニケーションを活性化させたい」「テレワークでも気軽にやり取りできるツールが欲しい」など、導入する目的を整理しておきましょう。
そのなかに「業務効率化を叶えたい」という要望がある場合は、既存システムとの連携についても検討する必要があります。不要な場合は無料版でも問題ない可能性が高いですが、外部システムとの連携は有料版のみでの提供となっていることもあります。
また、前述のとおり、有料版と比較すると無料版はセキュリティの面で物足りなく感じることも少なくありません。より強固なセキュリティ対策を希望する場合は、無料版の使用を慎重に検討しましょう。
有料版のビジネスチャットツールを導入するメリット
ここまで無料で利用できる/無料トライアルのあるビジネスチャットツールを紹介してきましたが、無料のビジネスチャットツールは有料のものとどう異なるのでしょうか。ここからは、有料のビジネスチャットツールを導入するメリットを解説していきます。
利用人数や機能に制限がない
無料版のビジネスチャットツールを導入した場合にネックとなるのは、ユーザー数に制限があるということです。利用人数が少ない場合は問題ないかもしれませんが、ビジネスの規模が拡大した場合はグレードアップが必要となります。
また、利用できる機能が限られているというケースも少なくありません。なかにはセキュリティにも関わる管理機能の有無で有料・無料が分けられているなど、重要な機能が利用できないということもあります。
ビジネスチャットツールを導入する際は、「今後ユーザー数はどれくらい増えるのか」や「必要最低限の機能はなにか」などを整理し、制限があると不便という場合は有料プランを利用しましょう。
ストレージの追加もできる
ビジネスチャットツールの無料プランでは、5GBほどのストレージが用意されることが多いようです。しかし、会社やチームで使うとなるとすぐに容量をオーバーしてしまう可能性があります。また、ストレージの空きを気にしながらファイルの送受信を行うのも面倒になるのではないでしょうか。
「容量を気にせずにやりとりをしたい」という場合は、やはり無料プランではなく有料プランで契約するのがおすすめです。自由に容量も追加できるため、ストレスなくファイル管理が行えるでしょう。
セキュリティ対策をしている
無料版のビジネスチャットツールであっても、通信の暗号化といった基本的なセキュリティ対策は施されていますが、万全のセキュリティを希望する場合には物足りないかもしれません。
グレードの高いプランでは、データベースやデバイスのキャッシュデータの暗号化や、ログイン時刻やトーク内容、削除されたデータのログ監査など、セキュリティ機能が充実していることも珍しくありません。
データの消失や情報漏えいといった事態を防ぐためにも、無料版ではなく有料版を利用しておくとより安心といえるでしょう。
まとめ:無料で試して自社にあったビジネスチャットツールを導入しよう
ビジネスチャットツールは、無料であっても問題なく利用できるものも多いため、ユーザー数が少ない場合やストレージ容量を気にしないという場合には無料版がおすすめです。しかし、無料版はさまざまな制限があるのも事実なので、ユーザー数やストレージ容量を気にせず使いたいという場合や、より万全なセキュリティ対策が必要な場合には有料版が適しているでしょう。
数あるビジネスチャットツールを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったビジネスチャットツールが分かる診断(無料)ができます。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!