【2024年最新】「マルチペイメントサービス」の評判と実態
決済代行システム「マルチペイメントサービス」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「マルチペイメントサービス」の導入実績も網羅。この記事だけで、「マルチペイメントサービス」のすべてが分かります。
- <総評>マルチペイメントサービスは多彩な決済方法を一括で導入できる決済代行システム
- マルチペイメントサービスの7つのメリット
- 徹底調査で分かったマルチペイメントサービスを使うべき人・会社
- マルチペイメントサービスの料金プラン
- マルチペイメントサービスの導入実績・効果
- まずはマルチペイメントサービスの見積もりを
- まとめ
自社で独自にクレジットカード決済を導入する場合は、各カード会社との契約が必要です。また、コンビニ決済や携帯キャリア決済といった決済方法に対応するためにも多くの負担が生じることから、手軽に多様な決済方法を導入できる決済代行システムが注目を集めています。
本記事では、発注業者比較サービス「PRONIアイミツ」が、業界のパイオニア的存在であるウェルネットの「マルチペイメントサービス」をピックアップ。導入メリットや実際の導入事例などを紹介します。
<総評>マルチペイメントサービスは多彩な決済方法を一括で導入できる決済代行システム
マルチペイメントサービスは、東京都港区に本社を置くウェルネットが提供している決済代行システムです。紙の請求書なしで電子請求・電子決済をリアルタイムで行えるのが特徴で、クレジットカード決済やコンビニ決済、ペイジー・ネットバンキング決済など幅広い決済方法の一括導入が可能。2000年のサービス開始から幅広い業種で活用されており、導入企業には国内主要航空会社や大手通信販売会社も含まれています。
また、ウェルネット運用センターでは24時間・365日体制で有人監視を行っているほか、プライバシーマークや情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証も取得するなどセキュリティ対策も万全なので、安心して導入できるのではないでしょうか。
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マルチペイメントサービスの7つのメリット
紹介したような特徴がある「マルチペイメントサービス」ですが、活用することで次のようなメリットがあります。
1.現金決済からキャッシュレス決済をワンストップで提供
マルチペイメントサービスは、現金決済とキャッシュレス決済の双方にワンストップで対応している決済代行システムです。クレジットカードや電子マネーによるキャッシュレス決済にくわえて、コンビニでの現金払いや、ペイジー、ネットバンキング決済も使用することができます。
複数の決済手段を一括で導入することによって、幅広い層のニーズに応えられるのはもちろん、管理工数や費用の軽減が期待できるのも魅力的なポイントでしょう。
2.支払情報がリアルタイムで取得できる
利用企業向けの決済管理画面で購入者の支払い情報がリアルタイムで取得できるのも、マルチペイメントサービスの特徴の1つです。決済の完了前であれば請求額の変更も可能となっているほか、決済番号や購入者の氏名による検索や、検索データのCSVダウンロードにも対応するなど、利用企業に寄りそった機能が充実しています。
またリアルタイムで支払情報が取得できることで、商品やサービスの提供をスピーディに行えるため、顧客満足度の向上にも役立てられるでしょう。
3.堅牢なセキュリティでカード不正利用を防止
マルチペイメントサービスはセキュリティ対策にも注力しているので、セキュリティを重視して決済代行を選びたいという場合にもおすすめのサービスです。
なかでもクレジットカード決済においては世界5大ブランドにも名を連ねるVISA、Master、JCBが推奨する3Dセキュアを標準で実装。決済時にはクレジットカード情報にくわえ、購入者が設定したパスワードが必要となるため、クレジットカードの不正利用を未然に防ぐことができます。
4.情報授受用モジュールはウェルネットが無償提供
マルチペイメントサービスでは 情報授受用モジュールをウェルネットが無償提供しているため、容易にシステム接続を行うことができます。最新の決済システムの開発もウェルネットが担当するので、利用企業側でのシステム開発は不要です。
また、運用開始前にはウェルネットの擬似入金システムを用いた入金試験も実施するため、社内に専門の技術者が不在という場合や、決済代行の導入がはじめての場合でも安心です。
5.実績が豊富で高い信頼性がある
マルチペイメントサービスは、業界でもトップクラスの実績を誇る決済代行システムです。2000年5月の稼働開始から業界のパイオニア的存在として信頼を獲得しており、これまでの導入先には日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)といった主要航空会社や主要高速バス会社にくわえて、Amazonやリクルート、HISなどが名を連ねています。
実績を重視して決済代行システムを選びたいという方にもおすすめできるサービスといえるでしょう。
6.紙請求書サービスや送金サービスも利用可能
マルチペイメントサービスの提供元であるウェルネットでは、紙の請求書によるコンビニ収納代行サービスも提供しているので、「ペーパーレス請求と紙請求を並行して利用したい」といったニーズにも応えることができます。
さらに、送金サービスでは決済とは切り離せない返金・送金のアウトソーシングが可能。銀行振り込みにくわえて、セブン銀行ATMやAmazonギフト券による送金に対応しています。決済に必要なソリューションを一括で導入したいという場合にもおすすめです。
7.365日24時間の万全のサポート体制
マルチペイメントサービスは、サポート体制が充実しているのも大きな魅力です。ウェルネット運用センターは24時間365日、有人監視体制で運営されているので、万一のトラブルが発生した場合でも対応が可能。深夜や土日・祝日を問わずサポートが受けられるのは、安心できるポイントではないでしょうか。
また、送金サービスにおいても銀行振り込みとセブン銀行ATM、Amazonギフト券による受け渡しは24時間対応が可能です。
徹底調査で分かったマルチペイメントサービスを使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、「マルチペイメントサービス」は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
決済代行システムの導入がはじめての会社
クレジットカード決済や電子マネー決済、コンビニ決済などを一括で導入できるマルチペイメントサービスは、はじめて決済代行システムを導入するという会社におすすめのサービスです。クレジットカードは世界5大ブランドに対応しているほか、主要コンビニでの現金決済も可能なので、幅広いニーズに応えることができます。決済方法に応じて複数のサービスを契約する必要がないのも大きな魅力でしょう。
また、マルチペイメントサービスでは決済に必要な情報授受用モジュールを無償で提供しているほか、運用開始前にはテスト環境で入金試験も行うので、安心して利用することができます。くわえて、24時間365日体制のサポートが用意されているのも心強いポイントではないでしょうか。
決済まわりのソリューションを一括で導入したい会社
マルチペイメントサービスの提供元であるウェルネットでは、送金サービスやコンビニ収納代行サービスなども提供しています。
送金サービスでは、決済のつきものである返金・送金のアウトソーシングが可能です。郵便振替や現金書留といったアナログな手法による送金がシステム化できるので「キャッシュレス決済の導入にあわせて返金・送金もシステム化したい」という場合にぴったりです。
また、コンビニ収納代行サービスでは、バーコードつきの払込取扱票の印刷・消し込みが可能なパッケージソフトウェア「コンペイ君」を無償で提供。利用企業は注文に応じて認証チケットを購入し、払込票を印刷・送付すれば、ウェルネットから収納情報がメールで配信されるので、手間をかけずに状況の把握が可能です。
これらのサービスを一括で利用すれば、決済関連業務の効率化はもちろん、多彩な決済・送金に対応することで顧客満足度の向上も図れるでしょう。
カードの不正利用対策に特に力を入れたい会社
マルチペイメントサービスは、決済代行システムのセキュリティ対策を重視する方にもおすすめのサービスです。
キャッシュレス決済の代表はクレジットカード決済ですが、導入には万全の不正対策を求めるという方も少なくないでしょう。その点、マルチペイメントサービスのクレジットカード決済には3Dセキュアが標準で実装されているので、なりすましによるクレジットカードの不正利用を未然に防ぐことができます。クレジットカード情報入力画面はウェルネットが用意し、クレジットカードのID・パスワードはカード会社が管理するので、利用企業側で情報を管理する必要がありません。
さらに、マルチペイメントサービスではクレジットカードの有効性を毎月確認しているため、無効カードの利用を防止できるのも大きな魅力。継続課金が必要なサービスを運営している会社でも安心して利用することができるでしょう。
マルチペイメントサービスの料金プラン
マルチペイメントサービスの利用料金は非公開となっているため、より詳細な情報を得るためには問い合わせが必要です。決済代行を利用する際は初期費用・月額費用のほかに決済手数料も発生するので、細かな部分までしっかりと確認することをおすすめします。
また、マルチペイメントサービスは申し込みから運用開始まで、およそ2ヶ月から2.5ヶ月の時間が必要です。希望する運用開始日までの期間を逆算した上で申し込むようにしましょう。
マルチペイメントサービスの導入実績・効果
ここからは実際に「マルチペイメントサービス」を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
ヤフー株式会社
マルチペイメントサービスの導入事例ページ(ウェルネット株式会社 https://multiple-payment.biz/pages/info-3.html 参照)によると、インターネットショッピングモール「Yahoo!ショッピング」を運営するヤフーでは、「クレジットカード決済に対して不安を抱くユーザーの声に応えること」と「女性や若年層の利用拡大」を目的に、コンビニ決済の導入を決定したといいます。
数ある決済代行システムのなかからマルチペイメントサービスを採用した理由は、「仕組みの面でのニーズに対応できること」と「経済面で有利な条件を提示してもらえた」こと。24時間・365日体制で有人サポートを行っている点も決め手の1つだったそうです。
「Yahoo!ショッピング」のユーザーのなかには「近所のコンビニで支払いたい」という方も多く、マルチペイメントサービスによってそうしたニーズを上手くカバーできていると感じているそう。今後はコンビニ決済やペイジーの利用シーンを増やし、ユーザーがより利用しやすい環境づくりに取り組んでいくとのことです。
岩手県北自動車株式会社
マルチペイメントサービスの導入事例ページ(ウェルネット株式会社 https://multiple-payment.biz/pages/info-1.html 参照)によると、岩手県北バスは岩手県盛岡市に本社を構えるバス会社です。従来は窓口で高速バスの乗車券を販売していましたが、お客様1人ひとりへ丁寧な対応ができる一方で、時間と場所に制約があることを課題視していました。また、地元・岩手県では知名度があるものの、首都圏での販売拡大も大きな課題だったといいます。
そうした背景から、高速バスの乗車券販売の決済・発券にウェルネットのマルチペイメントサービスを導入。導入後はホームページから高速バス乗車券の予約・決済が可能となり、首都圏での販売が増加。とくに首都圏ではコンビニ決済・発券の利用者が多く、導入の効果を感じています。岩手県内でもコンビニ決済の利用者が増加しており、窓口業務の負担軽減にもつながっているそう。
今後もウェルネットとともに、新たなリピーター獲得や顧客満足度の向上が図れるようなサービスを展開していくとのことです。
阪神電気鉄道株式会社
マルチペイメントサービスの導入事例ページ(ウェルネット株式会社 https://multiple-payment.biz/pages/info-2.html 参照)によると、阪神甲子園球場を運営する阪神電気鉄道では、従来はプレイガイドなどを通じてチケットを販売していました。汎用性の高さではメリットを感じていたものの、甲子園球場独自のサービス提供が困難であるという課題を抱えていたそうです。
そうした背景から、阪神電気鉄道では球場の窓口でチケットを受け取り、予約時には座席も選べるようなサービスを検討。数ある決済代行システムのなかからマルチペイメントサービスを選んだ理由は、「興行チケットでの決済や電子チケット・電子認証の豊富な実績」と「ユニークなアイデア提案の期待」だったといいます。システムの導入後はチケット購入の画面遷移もわかりやすくなり、座席選びから決済までがスムーズになったことから、利用者からも高評価を獲得しました。
今後は利用者とのさらなるコミュニケーションを図るべくCRM(顧客関係管理)の導入も検討するなど、時代に即したサービス提供に取り組んでいくそうです。
まずはマルチペイメントサービスの見積もりを
クレジットカード決済やコンビニ決済、電子マネー決済などの決済方法が一括で導入できるマルチペイメントサービスは、幅広いニーズに応えられる決済代行システムです。また、ウェルネットが提供する送金サービスやコンビニ収納代行サービスとあわせて利用することによって、さらなる業務効率化や顧客満足度の向上も期待ができるでしょう。
「PRONIアイミツ」では、マルチペイメントサービスの見積もりが可能です。「より詳しい情報が知りたい」という方は、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
本記事では、マルチペイメントサービスの特徴や導入メリット、実際の導入事例などを紹介してきました。
マルチペイメントサービスは、2000年5月の稼働開始から20年以上にわたって提供されている決済代行システムです。多彩な決済方法が一括で導入できることにくわえて、万全のセキュリティ対策や24時間365日体制でのサポートも用意されているので、安心して利用できるのではないでしょうか。
「マルチペイメントサービスの導入を検討したい」という方は、ぜひ「PRONIアイミツ」へお問い合わせください。