【2024年最新】DirectCloud(ダイレクトクラウド)の評判と実態
さまざまな企業や業種・業態でIT化が進む中、資料やファイルのやり取りもオンライン上で行うことが増えています。そんなときに便利なのがオンラインストレージ。ファイル共有サービス・クラウドストレージ・ファイルホスティングといった名称でも呼ばれています。
ファイルをオンライン上で共有するほか、業務で使用する資料を保存する場所や、バックアップ先としても利用されるオンラインストレージですが、その中でも今回はダイレクトクラウドが提供するDirectCloudの評判と実態をご紹介します。
- <総評>DirectCloudは柔軟かつ堅牢なサービス
- DirectCloudの6つのメリット
- 徹底調査で分かったDirectCloudを使うべき人・会社
- DirectCloudの料金プラン
- DirectCloudの導入実績・効果
- まずはDirectCloudの見積もりを
- まとめ
<総評>DirectCloudは柔軟かつ堅牢なサービス
DirectCloudはプランに関わらず、利用できるユーザー数に制限がありません。また、アクセス権の設定や複数拠点間でのファイル共有、モバイルアプリからの利用なども可能なため、さまざまな条件やニーズに合わせた柔軟な利用が可能です。実際に、業種・業界を問わず多くの企業に導入されています。
一方で、AWS WAF(ファイアウォールの一種)や不正アクセス監視サービス(IDS)の導入、通信経路・保存データの暗号化に加え、「CYREN社」のアンチウイルスエンジンを利用したウイルス・マルウェア対策など、非常に高品質なセキュリティ対策を展開。安心・安全に利用することができるオンラインストレージサービスです。
セキュリティ面で評価が高いDirectCloud以外のオンラインストレージが気になる人は、別記事「セキュリティ対策が万全でおすすめのオンラインストレージ(クラウドストレージ)」もご覧ください。
DirectCloudの6つのメリット
紹介したような特徴があるDirectCloudですが、活用することで次のようなメリットがあります。
コストパフォーマンスが高い
DirectCloudのメリットは、なんといってもコストパフォーマンスが高いことです。初期費用は無料。月1万円(税抜)から利用を開始することができます。
最も低価格なプランを選択しても、利用できるユーザー数はなんと無制限。ユーザー数に関しては従量課金制であるサービスも多い中、DirectCloudはユーザー数によって追加料金が発生することがありません。
データセンターが国内にあることや、後述する堅牢なセキュリティ面を考慮しても、DirectCloudは非常にコストパフォーマンスが高いオンラインストレージサービスであると言えるでしょう。
セキュリティが強固
DirectCloudは、セキュリティ面に関しても力を入れているオンラインストレージサービスです。データセンターを国内に置いているため、万が一障害が発生した際も国外にデータが漏れる心配はありません。また、「AWS WAF」によりサイバー攻撃を防御。加えて、不正アクセス監視サービス(IDS)を導入することで、「AWS WAF」では防ぎきれない不正アクセスの検知を可能に。2段構えのサイバー攻撃対策を敷いています。
データのアップロード・ダウンロードを行う際は通信経路を完全暗号化し、第三者によるデータの改ざんなどを防止。クラウドに保存しているデータも暗号化されるため、アップロード後も安心です。
多数の第三者認証を取得しており、信頼できる
DirectCloudを運営するダイレクトクラウドは、情報漏えいを防止するためのセキュリティマネジメントシステムを構築・維持しています。その証拠として、ISMS認証(ISO/IEC27001)を取得済みです。
ISMS認証(ISO/IEC27001)は、情報セキュリティに関する国際規格。高品質なセキュリティマネジメントシステムが継続的に運用できるかを審査し、要求事項を満たした会社に与えられる認証です。そのほか、データを扱う会社として個人情報保護の観点からプライバシーマーク(Pマーク)認証も取得。大切なデータを安心して預けることができるサービスであると言えるでしょう。
モバイルアプリも利用可能
DirectCloudは、PCだけでなくモバイルアプリからも利用することができます。モバイルアプリから利用できる機能は、PC版から利用できる機能とほとんど変わりありません。社内・外出先・仕事現場といった多くのシチュエーションに応じて、データをすぐに利用することが可能です。
また、共有領域を設定することができ、アクセス権をもとに複数のユーザーとファイルのやり取りができます。複数のユーザー・拠点などが存在する会社であっても、セキュリティレベルを保ったまま安心・安全にデータのやり取りを行うことができるでしょう。
サービス品質保証制度を導入
サービス品質保証制度とは、高品質のサービスを利用していただくために、一定の基準を満たさない場合に保証を設ける制度です。具体的には、DirectCloudのサービスを利用できる時間が月間99.95%未満になった場合、月額利用料金の10%に相当する金額を返金するというもの。ネットワークサーバー・アプリケーションの不具合などによるものが対象です。万が一障害が発生した場合も、24時間を目標として迅速な復旧作業を実施します。
利用環境の安定性・迅速な復旧体制に自信があるからこその制度だと言えるでしょう。
多くの企業が導入
DirectCloudは、2015年の販売開始から、大手・中小・業種業界を問わず多くのクライアントに利用されています。
医療業界・ネットショッピング会社・建築業界のほか、渋谷区や新潟市などの行政機関への導入実績も。述べ1000社以上の企業・機関への導入実績を誇ります。
多くの企業・団体に選ばれているということは、信頼のおけるサービスであると言えるでしょう。また、料金・サービスプランも幅広く用意されていることも、導入企業が多数存在することの一因だと言えます。
徹底調査で分かったDirectCloudを使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、DirectCloudがどんな人・会社におすすめかをお伝えします。
機密性の高いデータを取り扱う人・会社
DirectCloudのセキュリティ性は非常に高品質なものです。そのため、機密性の高いデータを取り扱う人・会社は、DirectCloudを使うべきだと言えるでしょう。
AWS WAF(ファイアウォールの一種)や不正アクセス監視サービス(IDS)を導入した2段構えのサイバー攻撃対策を採用。また、通信経路・保存データはともに暗号化されているため、第三者によるデータの改ざんや盗用を防ぐことができます。さらに、「CYREN社」のアンチウイルスエンジンを利用し、ファイルのアップロード前にはウイルススキャンを実行。ウイルスの蔓延を防ぎます。
そのほか、6段階のアクセスレベル設定・アクセス権所有のユーザーを対象としたアクセス制御・アクセスログの参照機能など、セキュリティ対策は万全です。
社員や利用者の数が変動する可能性のある人・会社
DirectCloudは、どのプランであっても利用するユーザーの人数に制限がありません。そのため、多くの社員・利用者がオンラインストレージを利用する可能性が高い会社や、今後社員が増加する予定のある会社はDirectCloudを利用するべきであると言えるでしょう。
他社のオンラインストレージサービスは、利用するユーザーの人数が増加するごとに料金が追加される「従量課金制」である場合が多いです。そういった点からも、DirectCloudは利用ユーザー人数に関してコストパフォーマンス・柔軟性が高いサービスであると言えるでしょう。
さまざまな場面でオンラインストレージを利用する人・会社
DirectCloudはモバイルアプリからの利用も可能なオンラインストレージサービスです。PC版と遜色ない利用が可能なため、外出先やPCが使えない環境であってもスムーズに利用することができます。
さまざまな場所からアクセスする場合に気になるのがセキュリティ面ですが、DirectCloudではユーザー登録・ユーザー登録にともなう利用権限管理・ファイル持ち出し管理機能・デバイス認証やネットワーク制限によるアクセス制御など、アクセス管理を厳格かつ詳細に行うことが可能。アクセスログの参照なども可能なため、安心・安全に利用することができます。
DirectCloudの料金プラン
DirectCloudの料金プランは、5つに分かれています。基本的に変化する部分は「ストレージ容量」と「1回の操作でアップロードできる全ファイルの合計サイズ上限」。どのプランも最低契約期間は1年間です。
・スタンダード 月額3万円(税抜)
ストレージ容量:500GB
ファイルサイズ上限:5GB
・ビジネス 月額9万円(税抜)
ストレージ容量:3TB
ファイルサイズ上限:10GB
・プレミアム 18万円(税抜)
ストレージ容量:10TB
ファイルサイズ上限:10GB
・エンタープライズ 30万円(税抜)
ストレージ容量:30TB
ファイルサイズ上限:10GB
どのプランを選択しても、ユーザー数は無制限という点がうれしいポイント。どの程度の容量のファイルを保存・転送するのか、自社のニーズに合わせたプランを選択しましょう。
DirectCloudの導入実績・効果
実際にDirectCloudを導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
渋谷区教育委員会
DirectCloudの導入事例ページ(DirectCloud https://directcloud.jp/interview/interview16 参照)によると、地域内の公立小学校・中学校の全児童・生徒と教職員に1人1台のタブレットを貸与する取組みを開始。利用する多くが未成年である児童・生徒という点から、「安全・安心」を重視したファイル共有サービスの利用を検討していました。
デバイス認証の機能があるDirectCloudは、特定のデバイスから異常が検知された場合や、デバイスを紛失した場合でも、即座にアクセスを遮断することが可能。大量のデバイスを導入しての取組みだったため、考えられるアクシデントに確実に対応できるDirectCloudは魅力的に映ったことでしょう。
また、操作ログが残る点や、堅牢なファイアウォールや不正アクセス監視サービスを導入しているというセキュリティ意識の高さも導入の決め手だったと言います。
ハイスペックなセキュリティや高い操作性、かつ低コスト・ユーザー数無制限という点が、ニーズにマッチ。児童・生徒の提出物のやりとりや、各学校で管理されていたデータの一元管理など、DirectCloudは快適なIT環境の実現に役立っています。
アルケア株式会社
DirectCloudの導入事例ページ(DirectCloud https://directcloud.jp/interview/interview13 参照)によると、メディカルケア・ホームヘルスケアといった医療用品製造業を営むB社。製造している商品の関係上、特許情報などの知的財産を含む情報を取り扱う部門が存在します。セキュリティ・効率性の観点から、紙ベースで存在する情報をデータ化して取り扱うことができるクラウドストレージサービスの導入を検討し、DirectCloudの導入を決めました。
会社のインフラを支える情報システム部からも「使い勝手の良さ」「セキュリティ面」をおすすめされ、実際に現場でも「操作性が良い」という声が上がったそうです。コスト面でも、導入しやすい金額であると判断されました。
以前はデータのやり取りにメールを利用していましたが、大容量のデータは送付に時間や手間がかかることも多く、送信の際データが脅威にさらされる危険性も。現在はサーバーにファイルをアップロードし、そのURLを表示できる「ファイルリンク」を利用し、業務効率が改善されました。アクセス権限を設定できるため、セキュリティ面でも安心です。すべてのプランにおいて利用できる「プレビュー機能」は専用ビューアが必要なファイルでも内容を確認することが可能。便利かつ快適に情報のやりとりを行っているとのことです。
まずはDirectCloudの見積もりを
DirectCloudは、上記で紹介した以外にも、さまざまな安全性への対策・便利な機能があります。DirectCloudの利用を検討している方は、ぜひPRONIアイミツで見積もりをとってみてください。
まとめ
DirectCloudは利用できるユーザーの数が無制限でありながら、アクセス権の設定・管理なども柔軟に行うことが可能です。また、それにともなう厳重かつ堅牢なセキュリティ対策も施されているため、安心・安全に利用することができるオンラインストレージサービスであると言えるでしょう。導入企業からも称賛される操作性の良さ・コストパフォーマンスの良さも魅力です。
社員や利用者の数が多い会社や、セキュリティ面において安心できるサービスを利用したい場合は、ぜひDirectCloudを検討ください。DirectCloud以外のおすすめサービスも確認したい場合は「2024年最新のおすすめオンラインストレージ(クラウドストレージ)」の解説記事もご覧ください。