リピート率改善に役立つ！治療院向けのCRMおすすめ2選【2025年最新】

目次
• CRM（顧客管理システム）とは
• 治療院がCRMを導入するメリット
• 【比較表】治療院向けのCRM（顧客管理システム）
• 治療院向けのCRMおすすめ2選
• 治療院向けで導入するべきCRMの選び方
• まとめ：CRM導入で治療院の運営力を高めよう

CRM（顧客管理システム）とは

CRMとは顧客情報を効率よく一元管理し、顧客との関係性をマネジメントするために使用されるシステムを指します。企業の規模や業種によって顧客の数や扱い方はさまざまでしょう。すべてのデータを自社管理してセキュリティ管理を行うことは困難ですが、CRMであれば運用がしやすいです。

近年ではCRMはあらゆる業界や業種で導入されていることにくわえ、治療院や個人事業主などに特化したツールも登場しています。ほかにもサポート体制が充実しているソフトや使いやすさを重視しているソフトなど、さまざまな特徴をもったCRMがありラインナップが多彩です。

治療院がCRMを導入するメリット

治療院でCRMを導入すると、カルテや来院記録を効率的に管理でき、施術の質向上やリピート率改善に役立ちます。ここでは導入メリットを詳しく解説します。

CRMを活用すれば、カルテ内容・来院履歴・症状の変化・担当者メモなどを一箇所で管理できます。紙のカルテやExcelでは情報が分散しがちですが、CRMなら必要な情報にすぐアクセスでき、施術前の準備がスムーズに。複数スタッフで共有できることで担当者が変わっても質の高い対応が維持しやすくなります。

蓄積したデータから、患者の痛みの傾向・生活習慣・改善までの経過を把握しやすくなり、より適切な施術提案が可能になります。前回の反応や注意事項を見ながら施術できるため、個々の状態に合わせたパーソナルな対応がしやすく、満足度の向上と口コミ増加につながります。

CRMでは、来院間隔や症状の推移をもとに自動でフォローメールやリマインドを送ることができます。来院間隔が空いている患者に再来院を促す施策や、症状改善のフォロー連絡なども簡単。継続的なコミュニケーションが取れるため、通院の継続率やLTV向上を期待できます。

予約管理・来院履歴・会計・カルテ記録などの事務作業が自動化され、スタッフの負担を大幅に軽減できます。紙カルテの検索や、二重入力などの手間がなくなり、本来注力すべき施術や患者対応に時間を割けるようになります。少人数の治療院でも運営効率が向上します。

スタッフ数が増えるほど情報共有が難しくなりますが、CRMを使えばすべての情報がリアルタイムで同期されます。シフト制・担当者変更・新人教育の場面でもデータが活用でき、チーム全体で患者の状態を正しく把握しながら施術に臨めます。

【比較表】治療院向けのCRM（顧客管理システム）

ここからは実際に、治療院向けのCRMを比較します。料金や導入実績数を比較した表をご覧ください。

具体的な特徴は後ほど紹介します。比較表と合わせて、CRM選びの参考にしてください。

治療院向けのCRMおすすめ2選

ここからは、治療院向けでおすすめのCRMを厳選して紹介します。複数ツールを比較し、自社に合うCRMを導入しましょう。

治療院向けで導入するべきCRMの選び方

治療院でCRMを導入する際は、患者情報の管理方法や運営体制に合った機能を備えているかが重要です。自院に最適なCRMを選ぶための比較ポイントを整理します。

治療院でCRMを導入する際は、まず自院の業務に欠かせない機能を洗い出すことが重要です。患者の基本情報、症状・施術履歴、来院間隔、問診内容、注意事項に加え、予約管理やキャンセル履歴、メッセージ配信、回数券・プリペイド管理など、治療院ならではの項目を基準に比較しましょう。一度導入すると乗り換えの負荷が大きいため、複数サービスの使い勝手や全体の機能バランスを慎重に確認することが必要です。

企業が重視するCRMの機能

当社・PRONIアイミツSaaSが2025年5〜9月に実施した独自の調査では、「顧客管理」（97%）、「案件管理」（78%）、「スケジュール管理」（74%）が特に重要視されていました。

多くの企業が、情報を一箇所に集約し、必要なデータへ迅速にアクセスできる環境を重視していると言えます。治療院でも、カルテ情報・来院履歴・販促データなど多くの情報を扱うため、同じ観点がCRM選びの判断材料になります。

CRMにはクラウド型とオンプレミス型があり、治療院の規模や運営方針によって適した方式が異なります。クラウド型は初期投資が少なく、サーバー管理も不要なため、小規模〜中規模の治療院でも導入しやすいタイプ。ただし、高度なカスタマイズは難しい場合があります。

オンプレミス型は自社サーバーで運用するため、細かい施術フローやカルテ項目に合わせた柔軟な設定ができますが、構築・運用の負担が大きく、費用もかかるため慎重な検討が必要です。

治療院では、予約システム、電子カルテ、決済端末、会計ソフトなど複数のツールを併用することが多くあります。CRMと連携できると、入力作業の手間が減り、予約から施術、会計までの流れがスムーズに進められます。既存のツールと標準連携しているか、APIで連携を補えるかは、運用効率を左右する重要なポイントです。

治療院では、患者の個人情報や健康に関わるデータを扱うため、セキュリティ体制の確認は必須です。多要素認証、通信の暗号化、権限管理、バックアップ体制の有無をチェックしましょう。 また、導入後に使いこなせるかどうかはサポート品質に左右されます。初期設定の支援、問い合わせ窓口、運用フォローがそろっているかを事前に確認すると安心です。

操作が複雑なCRMは、現場で使われず定着しません。無料トライアルやデモを利用し、カルテ入力、予約確認、施術履歴の検索など、日常業務で頻繁に行う操作がスムーズかを実際に確かめましょう。施術の合間でも使える操作性かどうかは、治療院運営において重要な視点です。

まとめ：CRM導入で治療院の運営力を高めよう

CRMを導入すれば、カルテや来院履歴の整理、予約管理、フォロー連絡までを一元化でき、スタッフ間で情報をすぐ共有できます。施術の質を安定させながら業務負荷を軽減できるため、院全体の運営力が向上します。患者満足度の向上やリピート獲得にもつながるため、治療院にとって導入価値の高い仕組みと言えます。

とはいえ、数あるCRMを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったCRMが分かる診断（無料）ができます。