福利厚生アプリおすすめ10選を比較!簡単操作で利用率向上
福利厚生サービスの利用率向上を目指す企業には、簡単操作でクーポンが使える福利厚生アプリがおすすめです。近年、転職者の多くが福利厚生を重視する傾向があるため、優れたアプリを導入することで企業の魅力を高めることができます。一方で、福利厚生アプリの需要の増加に伴って製品数も多くなっているため、「どれが自社に最適かわからない」という悩みも少なくありません。
そこで本記事では、企業の課題に応じた福利厚生アプリの選び方や、メリット・デメリットを解説し、実際におすすめできる10種類のアプリを厳選して紹介します。選定基準としては、機能性、導入コスト、導入実績を重視しました。本記事を通じて自社に合った福利厚生アプリを見つけ、従業員満足度の向上や採用力強化を実現しましょう。
- 福利厚生アプリの比較方法・選び方
- 【比較表】おすすめの福利厚生アプリ
- 【2025年最新】福利厚生アプリおすすめ10選
- 福利厚生アプリとは
- 福利厚生アプリを導入するメリット
- 福利厚生アプリのデメリット・注意点
- まとめ:福利厚生を充実させて従業員の満足度向上を目指そう
福利厚生アプリの比較方法・選び方
福利厚生アプリとは、従業員に福利厚生サービスを提供できるアプリです。企業が利用料金を支払うことで、従業員は飲食店のクーポンや映画割引など、さまざまな福利厚生サービスをアプリから簡単に利用できます。マップ検索機能やクーポンの管理機能で、今使いたいサービスをすぐに使える利便性の高さがメリットです。
近年、福利厚生の充実が従業員の満足度向上の鍵として注目されています。キャリアバイブル(運営会社:株式会社NEXER)が実施した「転職先に求める条件」に関する調査では、500人中50%以上が福利厚生を重視すると回答しており、入社後の待遇が転職者の意思決定に大きな影響を与えることがわかります。
出典:キャリアバイブル:【転職経験者500人に調査】転職先に求めること1位は「給料が今よりも高い」
福利厚生の充実は、転職者が「この会社に転職したい」と思える大きな要因となり、多くの人材を惹きつける「採用ブランディング」の一つとなるでしょう。とくに、時代の変化に対応した福利厚生の設計が、これからの企業の差別化に欠かせないとも考えられます。
しかし、自社のニーズに合った福利厚生アプリを選ばないと十分に満足できず、利用率が低くなってしまうことも。そこでまずは、利便性の高い福利厚生アプリの比較方法・選び方を解説します。
- サービス内容は従業員のニーズに合っているか
- マップから利用店舗を見つけられるか
- 就業時間外も利用可能か
- 利用状況の分析ができるか
サービス内容は従業員のニーズに合っているか
福利厚生アプリを導入する際には、サービス内容が従業員のニーズに合っているかを比較しましょう。まず、自社の従業員が求める福利厚生を明確にします。たとえば、レジャーやグルメクーポン、育児支援や健康管理サービスなど、従業員層に応じた具体的な要望をリスト化することが大切です。その上で、各アプリが提供する機能やサービス内容を比較し、従業員が実際に利用しやすい設計かを確認します。
また、利用頻度や満足度向上のため、直感的な操作性やサポート体制も注目すべきポイントです。最終的に、従業員の声を反映させた福利厚生アプリを導入することで利用率の向上が期待できるでしょう。
マップから利用店舗を見つけられるか
福利厚生アプリの中には、地図を見ながら周辺の利用店舗を検索できるものもあります。たとえば、「福利アプリ」では、アプリ内のマップ表示を通じて現在地周辺の利用可能店舗を確認できます。また、「カンリー福利厚生(旧:フクリー)」も地図検索をベースにしており、近くのお店で使えるお得なクーポンを簡単に見つけることが可能です。これらの福利厚生アプリは、従業員が現在地や目的地周辺で利用可能な店舗を直感的に探せるため、日常生活での福利厚生サービスの利用促進に役立ちます。
就業時間外も利用可能か
多くの福利厚生アプリは、就業時間外でも利用可能であり、従業員は勤務時間外や休日にもサービスを活用できます。たとえば、レジャー施設の割引や健康増進サービスなど、日常生活に役立つ多様なメニューが提供されています。
さらに、家族も利用できる福利厚生アプリもあります。たとえば、「福利厚生倶楽部」「ジンジャー福利厚生」では、家族を招待でき、従業員の配偶者や両親、お子様なども福利厚生サービスを利用可能です。家族全体で福利厚生の恩恵を受けられ、生活全般のサポートが強化されます。
利用状況の分析ができるか
福利厚生アプリを選ぶ際は、従業員の利用状況を分析できる機能にも注目しましょう。たとえば、福利厚生アプリ「miive」では、利用回数をグラフで可視化し、部署ごとの比較やデータの絞り込みが可能です。この機能により、運用計画の見直しや手当の最適化が進み、従業員満足度の向上とコスト効率の改善が期待できます。継続的に従業員満足度を向上させるためには、データに基づいて戦略的に運用できるアプリを選ぶことが重要です。
【比較表】おすすめの福利厚生アプリ
ここからは、おすすめの福利厚生代行サービスを紹介します。対応プラン、入会費用、月額料金を比較した以下の表をご覧ください。これらの福利厚生アプリはすべて、iOS(iPhone)アプリ、Androidアプリの両方に対応しています。
アプリ名 | 対応プラン | 入会費用 | 月額料金 |
---|---|---|---|
RELO CLUB (福利厚生倶楽部) |
パッケージ カフェテリア |
要問合せ | 要問合せ |
ベネフィット・ステーション | パッケージ カフェテリア |
20,000円~ | 10,000円~ |
WELBOX | パッケージ カフェテリア |
要問合せ | 要問合せ |
Perk | パッケージ | 無料 | 280円~ |
福利アプリ | パッケージ | 無料 | 300円~/ユーザー |
カンリー福利厚生 | パッケージ | 要問合せ | 要問合せ |
MyEdenred(チケットレストラン) | パッケージ | 要問合せ | 要問合せ |
miive | カフェテリア | 無料 | 要問合せ |
freee福利厚生 ベネフィットサービス | パッケージ | 無料 | 400円~ |
ジンジャー福利厚生 | パッケージ | 要問合せ | 要問合せ |
※価格は税抜き
おすすめの福利厚生アプリでとくに人気の「RELO CLUB(福利厚生倶楽部)」「ベネフィット・ステーション」「福利アプリ」は、映画や食事、資格取得など幅広いサービスを提供している網羅型の福利厚生アプリです。これらのサービスは、従業員の多様なニーズに応え、満足度を高めたい企業におすすめです。
一方で「MyEdenred(チケットレストラン)」は、従業員の"食"を支える特化型の福利厚生アプリです。これらのサービスは、従業員の健康増進や食生活の改善を目指す企業におすすめと言えるでしょう。
「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。以下のボタンから、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った福利厚生アプリが分かる診断(無料)ができます。ぜひ一度お試しください。
【2025年最新】福利厚生アプリおすすめ10選
次に、2025年最新比較でおすすめの福利厚生アプリ10選を紹介します。各サービスの内容を比較し、自社に合ったサービス選びの参考にしてください。
- RELO CLUB(福利厚生倶楽部)
- ベネフィット・ステーション
- WELBOX
- Perk
- 福利アプリ
- カンリー福利厚生
- MyEdenred(チケットレストラン)
- miive
- freee福利厚生 ベネフィットサービス
- ジンジャー福利厚生
福利厚生倶楽部
-
料金
月800円~/ユーザー -
初期費用
30,000円~
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
1人
福利厚生倶楽部は、株式会社リロクラブが提供する福利厚生代行サービスです。350万種類以上の豊富なサービスが好評で、中小企業から大手企業まで23,500社以上に導入されています。
福利厚生倶楽部の会員サイトと連動した専用アプリ「RELO CLUB」では、会員証の提示やクーポンの利用を簡単かつスムーズに行えます。クーポンのお気に入り登録機能や随時更新されるキャンペーン情報により、お得なクーポンをタイムリーに活用可能です。
また、「RELO CLUB」のポイントサービス「Club Gift(クラブギフト)」では、対象商品のレシートを撮影してアプリから送信するだけで、簡単にポイントを貯めることができます。日常の買い物が効率的にポイントに変わり、無駄なくお得に利用可能です。さらに、貯まったポイントは他のサービスに利用できるため、会員にとってさらなる利便性を提供し、満足度向上に貢献します。
ベネフィット・ステーション
-
料金
月1,200円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
1人
ベネフィット・ステーションは、株式会社ベネフィット・ワンが提供する福利厚生代行サービスです。映画割引やNetflixプランなど需要の高いサービスが好評で、これまでに16,000団体以上に導入されています。
2024年にリニューアルした「ベネフィット・ステーション公式アプリ」では、140万以上のサービスが利用可能です。他社の福利厚生アプリと比較したおすすめポイントは、検索機能の使いやすさ。キーワード、カテゴリ、エリア、現在地検索、人気のハッシュタグ検索といった豊富な検索方法で、使えるクーポンを簡単に見つけられます。
またベネフィット・ステーション公式アプリは、クーポンの管理機能にも優れています。気になるクーポンはワンタップで簡単に保存・利用が可能。過去に利用したクーポンはマイクーポンとして保存され、こちらもアプリからすぐに利用できます。手間をかけずにお得なサービスを最大限活用できるため、福利厚生サービスの利用率向上にも貢献します。
WELBOX
-
料金
月600円/人(99名まで) -
初期費用
50,000円~
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
なし
WELBOXは、株式会社イーウェルが提供する福利厚生代行サービスです。
20~60代まで幅広い年齢層にマッチする豊富なメニューを用意しているのが特徴です。提携している全国の施設やサービスを従業員が自由に選択可能。パソコンはもちろん、スマホアプリでサービスを検索することもできます。
専用アプリのおすすめポイントは、見やすさと使いやすさに優れたシンプルなデザインです。直感的な操作でスムーズに会員証を表示したり、クーポンを利用したりできるため、初めての方でも安心して利用できます。利便性が高く、日常的にストレスなく福利厚生サービスの利用が可能です。
またWELBOXでは、パソコンの管理画面から従業員の利用状況をリアルタイムで把握可能です。24時間365日閲覧・データ出力ができ、利用状況を視覚的にわかりやすいグラフで表示できます。利用実績の分析から従業員のニーズを的確に把握することで、満足度の向上やサービスの最適化につながるでしょう。
Perk
-
料金
月280円~/人 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Perkは、ウォンテッドリー株式会社が提供する福利厚生代行サービスです。1,000以上のサービスが利用可能で、企業規模を問わず導入されています。リモートワーク環境にも適した豊富なサービス内容が多くの企業に評価されています。
他社と比較した際のおすすめポイントは、「個別選択型の特典」が用意されている点です。一律の福利厚生ではなく、従業員が特典を選べる仕組みにより、多様なライフスタイルに応じたサポートを実現しています。
さらに、無料デモ・相談を利用することで、事前に疑問や不安を解消した上で導入を検討できます。そのため、初めて導入する場合でも安心して導入できるのが大きな特徴です。アプリ導入後は、従業員をメンバー招待し、社内にアナウンスするだけで、すぐに運用を開始できます。手間を最小限に抑えつつ、充実した福利厚生を構築できるおすすめの福利厚生代行サービスです。
福利アプリ
-
料金
月300円~/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
福利アプリは、株式会社Leafea(リーフィ)が提供する福利厚生代行サービスです。業界や規模を問わず多くの企業に導入されています。
他社と比較した際のおすすめポイントは、サービス内容が充実している点です。全国70,000店舗以上のサービスをお得に利用できます。具体的なサービス内容は、コンビニやカフェ、飲食店や映画館といった一般的な福利厚生サービスだけでなく、家事代行やリフォームといった快適な暮らしをサポートするサービスなど、ニーズに合わせて自由に利用できます。
また、初期費用無料、月額料金は1人300円~と業界最安級の料金設計もおすすめポイントです。運用開始後もメールやチャットによるサポートで、安心してサービスを活用できます。コストパフォーマンスとサポート体制の充実で企業の負担を最小限に抑え、手厚い福利厚生の構築を実現します。
カンリー福利厚生(フクリー)
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
1人
カンリー福利厚生(フクリー)は、株式会社カンリーが提供する福利厚生代行サービスです。カンリーの得意分野である地図情報サービスの知見を活かし、正確な店舗情報を提供します。
他社と比較した際のおすすめポイントは、雇用形態に縛られず幅広くサービスを提供できる点です。アルバイトやパート、派遣スタッフなど、働き方や勤務地を問わず対応可能。採用活動や企業ブランディングの強化、従業員の定着率向上にも役立ちます。
カンリー福利厚生のサービスは、専用のスマホアプリを使って簡単に利用できます。地図検索機能により、現在地周辺のクーポン対象店舗を瞬時に見つけられるため、時間を節約しながら効率的にお得なサービスを活用できます。この利便性の高さが従業員の満足度につながるでしょう。
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
お問い合わせ
-
最低利用人数
1名
チケットレストランは、株式会社エデンレッドジャパンが提供する福利厚生代行サービスです。日本の食事補助サービスのパイオニアおよびマーケットリーダーとして、導入企業3,000社以上、利用者数15万人以上、加盟店25万店以上の実績を誇ります。
専用アプリ「MyEdenred(マイエデンレッド)」では、加盟店の検索、ICカードの残高確認、Uber Eatsとの連携、ICカードの利用停止機能などが利用できます。特に、リアルタイムでの残高確認や利用履歴の確認が可能な点は、日々の利用シーンでの安心感を提供します。
他社と比較した際のおすすめポイントは、内勤・外勤を問わず、すべての従業員が公平に利用できる点です。利用可能な店舗は全国25万店舗以上におよび、24時間営業の大手コンビニや全国展開のチェーン店など、幅広い選択肢が揃っています。さらに、Uber Eatsアプリとのシームレスな連携により、外食だけでなくデリバリーサービスの選択肢も広がります。勤務形態に左右されることなくいつでもどこでも食事を提供し、従業員の満足度を向上させます。
miive
-
料金
月300円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヶ月
-
最低利用人数
なし
miive(ミーブ)は、株式会社miiveが提供する福利厚生代行サービスです。導入企業の継続率は99%、月間利用率は92%を記録しており、ただ導入するだけでなく従業員に活用されるサービスとして人気を集めています。
miiveでは、カフェテリアプランを採用。たとえば、ランチ手当として月3,500ポイント、学び手当で年間15,000ポイントを従業員に付与すれば、従業員は専用アプリからそれぞれ好きなサービスを利用できます。会社の目的に合わせて、柔軟に福利厚生制度を設計可能です。
また、従業員の利用状況は管理画面から確認可能です。利用回数はグラフで表示され、他部署との比較も一目で把握できます。部門や年次、役職、拠点ごとに利用データを絞り込むことも可能です。運用の見直しや手当の再設計を効果的にサポートし、より戦略的な福利厚生サービスの運用を実現します。
freee福利厚生|ベネフィットサービス
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
freee福利厚生 ベネフィットサービスは、フリー株式会社が提供する福利厚生代行サービスです。日常的に使えるコンビニやカフェをはじめ、全国70,000店以上の店舗のクーポンをスマホアプリから利用できます。
従業員だけでなく、そのご家族も福利厚生アプリを利用できるのがおすすめポイントです。利用回数に制限がないため、家族全員が日常生活の中で幅広くお得なサービスを利用できます。従業員だけでなく家族の満足度も向上し、企業の福利厚生価値がさらに高まります。
さらにfreee福利厚生 ベネフィットサービスでは、2ヶ月に1度全従業員を対象に500円分のギフトが配布されます。このギフトは、日常的に利用するカフェやコンビニで500円割引として使えるだけでなく、電子マネーやギフトコード、ポイントなどにも交換可能です。幅広い利用用途で、福利厚生の利用促進にもつながります。
ジンジャー福利厚生
-
料金
月200円/1ID -
初期費用
なし
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
10人
ジンジャー福利厚生は、jinjer株式会社が提供する福利厚生代行サービスです。人事部門の生産性向上が好評で、シリーズ累計18,000社以上の導入実績があります。
他社と比較した際のおすすめポイントは、すべての機能がスマホアプリで完結する点です。アプリからクーポンの検索・利用、会員証の提示まで簡単に行えるため、従来のようにクーポンを印刷する手間がありません。スマートな操作性で、忙しい日常の中でもスムーズに福利厚生サービスを利用できます。
また家族招待機能では、第二親等までのご家族を招待でき、従業員だけでなくそのご家族も福利厚生の特典を利用可能です。家族全体でメリットを享受できることで、従業員満足度がさらに向上し、企業への信頼や帰属意識をさらに高める効果が期待できるでしょう。
福利厚生アプリとは
福利厚生アプリとは、従業員に福利厚生サービスを提供できるアプリです。企業が利用料金を支払うことで、従業員は飲食店のクーポンや映画割引など、さまざまな福利厚生サービスをアプリから簡単に利用できます。マップ検索機能やクーポンの管理機能で、今使いたいサービスをすぐに使える利便性の高さがメリットです。
福利厚生とは
福利厚生とは、企業が従業員に対して給与以外に支給するサービスです。福利厚生は「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」の2つがあります。
法定福利厚生とは、法律で企業に義務付けられている福利厚生です。健康保険・厚生年金保険・介護保険などの従業員(またはその家族)の健康を支える保険や、雇用保険や労災保険などの労働を支える保険、有給休暇などの法定休暇があります。
一方で法定外福利厚生は、企業が任意で構築している福利厚生です。自社で運用している住宅手当・育児手当などの各種手当てや、交通費・特別休暇なども法定外福利厚生です。福利厚生代行サービスは、この法定外福利厚生に含まれます。
福利厚生代行サービスのメリット
福利厚生代行サービスのメリットは以下の通りです。
- 従業員の満足度・定着率の向上につながる
- 充実した福利厚生を低コストで整備できる
- 節税効果につながる
従業員の満足度・定着率の向上につながる
福利厚生の充実は、従業員の満足度・定着率向上に大きく貢献します。冒頭で紹介した調査によれば、転職者の約半数が福利厚生を転職先選びの重要な基準としています。これを踏まえると、従業員の多様な働き方やニーズに応じた福利厚生を導入することは、従業員満足度の向上だけでなく、優秀な人材の流出を防ぎ、採用コストの削減にもつながります。また、従業員が安心して働ける環境を提供することで、職場全体の生産性向上にも貢献するでしょう。
充実した福利厚生を低コストで整備できる
多岐にわたる福利厚生メニューの中から、比較選定するのは時間と手間がかかります。しかし、福利厚生代行サービスを利用することで、わずか1社との契約で複数のサービスを利用可能です。管理業務の負担を軽減しつつ、多彩な選択肢を従業員に提供できるため、満足度の向上と企業の魅力アップにつながります。
節税効果につながる
法定外福利厚生は「福利厚生費」として非課税で計上できるため、節税効果が期待できます。給与を増額すると所得税や社会保険料が増加し、従業員の手取り額が減る一方、同額を福利厚生に充てれば税負担を増やさずに充実したサービスを提供できます。これにより、従業員満足度の向上とコスト削減を同時に実現できるのが大きなメリットです。ただし、支給方法や金額によって非課税にならない場合もあるので注意が必要です。
福利厚生アプリの利用プラン
福利厚生アプリの利用プランには、「パッケージプラン」と「カフェテリアプラン」の2つがあります。
プラン | 内容 |
---|---|
パッケージプラン | 従業員はパッケージされた福利厚生サービスの中から、好きなサービスを利用できる。 |
カフェテリアプラン | 従業員は与えられたポイントの範囲内で、企業側がカスタマイズした福利厚生サービスを自由に利用できる。 |
パッケージプランとは、 パッケージ化された福利厚生サービスの中から、従業員が好きなサービスを選んで利用できるプランです。手間をかけずに福利厚生を導入したい企業におすすめのプランです。
カフェテリアプランとは、一定期間に利用できるポイントを消費してサービスを利用するプランのこと。従業員は与えられたポイントの範囲内で、企業側がカスタマイズした福利厚生サービスを自由に理由できます。よりニーズに合った福利厚生を従業員に提供したい企業におすすめです。
福利厚生アプリを導入するメリット
ここでは、福利厚生アプリを導入するメリットを解説します。
- 会員カードの配布・管理する必要がない
- クーポンを印刷する必要がない
- 都度ログインする必要がない
会員カードの配布・管理する必要がない
福利厚生アプリを導入することで、従来必要だった会員カードの配布や管理が不要になり、アプリですぐに会員カードを表示できます。そのため、カードの紛失リスクがなく、カードの印刷費や郵送費といったコストも必要ありません。
クーポンを印刷する必要がない
福利厚生アプリではクーポンの配布・利用がアプリ内で完結するため、紙クーポンを印刷する手間やコストを削減できます。企業にとっては、印刷や配布にかかる経費削減に加え、運用効率の向上が期待できます。さらに、アプリ利用データを可視化することで、福利厚生施策の効果を正確に分析し、改善に役立てることも可能です。
都度ログインする必要がない
都度ログインが不要な福利厚生アプリを導入することで、Webブラウザ利用時に毎回IDやパスワードを入力していた煩わしさが解消されます。とくに店舗での利用時には、会計時のクーポン利用がスムーズになり、ストレスなく福利厚生サービスを活用できます。結果として、従業員満足度や福利厚生制度への評価が高まり、利用率の向上が期待できるでしょう。
福利厚生アプリのデメリット・注意点
メリットの多い福利厚生アプリですが、デメリットもあります。導入の際には、以下の点に注意しましょう。
- アプリの導入コストがかかる
- サービス利用が少ないと、費用対効果も下がる
アプリの導入コストがかかる
アプリを導入する際、初期費用や月額料金が発生することが多く、特に中小企業や個人事業主にとっては負担になる場合があります。さらに、導入後には社員への教育や運用コストもかかるため、費用対効果を慎重に見極める必要があります。一方で、初期費用無料の福利厚生アプリもあります。導入時のコスト負担を抑えることで、予算が限られている企業でも気軽に導入が可能です。以下の記事では、初期費用無料の福利厚生代行サービスを紹介しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
サービス利用が少ないと、費用対効果も下がる
福利厚生アプリのサービス利用が少ないと、投資したコストに見合う効果を得られず、費用対効果が低下します。とくに、利用可能店舗が少ない、クーポンが探しづらい、支払いエラーが発生するなどの課題が利用率を下げる要因になります。これらを防ぐには、導入前にサービスの利用範囲や操作性を確認し、複数のアプリを比較検討することが大切です。アプリ導入後は、従業員への利用促進や、定期的なサービスの見直しを行うことが重要です。
まとめ:福利厚生を充実させて従業員の満足度向上を目指そう
福利厚生サービスを充実させることは、従業員の満足度や定着率の向上につながります。ただし、ニーズに合わない福利厚生アプリを導入してしまうと、従業員には利用されず費用対効果を下げる要因になります。そのため、複数の福利厚生アプリを比較して、自社のニーズに合ったアプリを導入することが従業員の満足度向上につながります。
PRONIアイミツの【2025年最新】福利厚生アプリ(福利厚生代行サービス)のランキングでは、さまざまな条件で最新の福利厚生アプリを比較できます。導入実績のある業界・企業規模で絞り込み、あなたの会社に最適なアプリを探してみてください。
しかし、福利厚生アプリは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、福利厚生アプリ選びについての相談を無料で受け付けています。以下のボタンから、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったアプリが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!