【2024年最新】Bizストレージファイルシェアの評判と実態
ファイル転送サービス「Bizストレージファイルシェア」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「Bizストレージファイルシェア」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「Bizストレージファイルシェア」の全てが分かります。
- <総評>Bizストレージファイルシェアはセキュリティと安定性に優れたサービス
- Bizストレージファイルシェアの7つのメリット
- 徹底調査で分かったBizストレージファイルシェアを使うべき人・会社
- Bizストレージファイルシェアの料金プラン
- Bizストレージファイルシェアの導入実績・効果
- まずはBizストレージファイルシェアの見積もりを
- まとめ
「Bizストレージファイルシェア」は、電気通信事業を軸に事業展開するエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズが提供するファイル転送サービスです。
業界・業種問わずさまざまな企業で導入され、約900社、20万ID超の利用実績を誇っています。数あるファイル転送サービスの中でも、実用性に優れたサービスだと言えるでしょう。
今回はBizストレージファイルシェアがなぜ高い評価を得ているのか?具体的なメリットや活用方法などについて徹底調査しました。
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<総評>Bizストレージファイルシェアはセキュリティと安定性に優れたサービス
出典Bizストレージファイルシェア https://www.ntt.com/business/services/application/online-storage/bst-sh.html
Bizストレージファイルシェアを語るうえで外せないのが、その強固なセキュリティ体制でしょう。世界14ヵ国に展開し、1,400名以上のセキュリティ専門家が携わるNTT Comグループ提供のセキュリティシステムや国内の自社データセンターを利用するなど、NTTグループ全体で一貫したセキュリティ体制を整えています。
さらにウイルスチェック、SSL/TLS暗号化通信、ファイルの暗号化保存、不正アクセスの検知・遮断など、豊富なセキュリティ機能が備わっている点も見逃せません。
また、複数のシステム設置による冗長化や、24時間体制でシステム監視を行うなどの施策により、安定性の高いサービスを実現しています。
Bizストレージファイルシェアの7つのメリット
紹介したような特徴がある「Bizストレージファイルシェア」ですが、活用することで次のようなメリットがあります。
⒈ファイル送受信機能と共有フォルダー機能を使い分けられる
Bizストレージファイルシェアは、基本となる「ファイル送受信機能」に加え、「共有フォルダー」機能も同時に利用できるため、状況に応じて使い分けられるメリットがあります。
共有フォルダー機能では、取引先やプロジェクトごとに共有フォルダーを作成することが可能。限定されたメンバーだけで相互にファイルの共有・保管を行いたい際に便利です。
また、アップロードされたファイルは最大99世代まで自動バックアップされるため、過去にさかのぼってファイルをダウンロードすることもできます。
⒉セキュリティ機能が豊富
ファイル転送サービスを利用する際は、あらゆる脅威やリスクから大切な情報を守る必要があります。Bizストレージファイルシェアには豊富なセキュリティ機能が備わっているため安心です。
・最長256bitのSSL/TLS暗号化通信
・ファイルのウイルスチェック
・不正アクセスの検知・遮断
・IPアドレスによるログイン制限
・アクセス、管理者操作ログ
・ログイン失敗回数によるログイン制限
以上のような幾重にも張り巡らされたセキュリティ設定により、安全にファイルの送受信が行える点は大きなメリットでしょう。
⒊システムの安定性が高い
ビジネスで用いるのであれば、業務効率やトラブル防止の面を考慮しても、システムの安定性は欠かせません。
Bizストレージファイルシェアでは、以下のようにさまざまな施策により安定性の高いシステム構成を実現しています
・複数のシステムを設置して冗長化
・24時間体制でのシステム監視
・複数台のストレージ(RAID)にデータを保存
・メインセンター被災時の回復措置・予防措置機能
・メインセンターの機器を二重にし、障害時のサービス回復を短縮
ユーザーが特別な作業を行うことなく、安定したサービスを利用できる点もメリットだと言えるでしょう。
⒋最大1万人で使える
大規模なネットワークでファイル転送サービスを利用する場合、利用者数も比例して多くなるでしょう。しかし、基本のID数が少なく、新たなIDを追加するたびに課金されるシステムも珍しくありません。
Bizストレージファイルシェアなら、なんと定額制で最大1万人までの利用に対応しています。IDの追加に課金が必要なサービスと比較すると、コストを大幅に抑えることが可能です。これなら、IDを気軽に取引先に与えられるため、業務の効率化にも役立ちます。
⒌機密情報を安全に送受信できる
ファイルの送受信にインターネットを介する以上、機密情報のやり取りには細心の注意を払わなければなりません。Bizストレージファイルシェアはこの点に注目し、以下のように機密情報をより安全に取り扱うための機能を複数備えています。
・送信先制限:システム管理者が送信可能なメールアドレスやドメインをユーザーごとに制限できる
・上長承認:ファイル送信前に、上長による送信内容のチェックおよび承認の必要をユーザーごとに設定できる
・アクセス履歴:誰がいつどのファイルを何回ダウンロードしたかを確認できる
⒍料金は安心の定額制
Bizストレージファイルシェアの料金は月々1万5,000円(税別)からの定額制となっており、ファイルの送受信回数によって料金が変動することはありません。
また、ひとり当たりの課金ではなく、プランごとに利用可能なユーザー数が設定されています。規定人数まで料金は同一であるため、コスト計算の手間がかかりません。社員や取引先の人数を考慮したうえで、最適なプランを選択するとよいでしょう。
⒎業務効率化に役立つ機能が充実
もちろん、Bizストレージファイルシェアは、使い勝手の良さにも配慮したサービスです。以下のような便利な機能が複数搭載されています。
・アクセス通知メール:受信側がファイルをダウンロードした際に通知メールを受け取れる機能
・複数人に同時送信依頼:複数の相手へ同時にファイルの送信を依頼できる機能
・ファイルの送信:一度に10ファイル(合計2GB)まで送信可能
・タブレット・スマホ対応:タブレット・スマートフォンで、ファイルのプレビューとダウンロードが可能
徹底調査で分かったBizストレージファイルシェアを使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、「Bizストレージファイルシェア」は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
従業員の多い企業
Bizストレージファイルシェアは、定額制でも大人数で利用できるという点に大きなメリットがあります。
たとえば、最も安い「1GByte」プランの場合でも、最大登録可能ユーザー数は1,000。つまり、登録ユーザーがひとりであっても1,000人であっても月額料金は同一ということです。従業員を多く抱える企業では、ひとり当たりのコストは反比例して下がるため、よりお得にサービスを利用することができます。
最大登録可能ユーザー数は1,000人から最大1万人まで。複数のプランが用意されているため、従業員を多く抱えている企業や、各所に拠点を構える企業にはとくにおすすめです。
特定の取引先とデータのやり取りが多い企業
Bizストレージファイルシェアの特徴のひとつである「共有フォルダー機能」は、特定の相手とファイルをやり取りする際に便利なサービスです。
限られたメンバーと機密情報やデータを共有できるだけでなく、最大99世代までファイルが自動バックアップされる点も安心でしょう。また、共有メンバーのアクセス権限は8種類の設定が可能。ファイルアップロード時のメール通知など、利便性やセキュリティ面でも柔軟に対応しています。
密にデータのやり取りを行う取引先がある場合や、プロジェクトを共同で行う際にもぴったりなツールです。
コールセンター・お客様サポート関連の企業
コールセンター・お客様サポート関連の業務では、顧客や請負企業の機密情報・個人情報を取り扱う場面が数多くあるでしょう。こうした情報は、登録やフィードバックに用いられたり、随時保管・更新がなされるもので、取り扱いには細心の注意が求められます。
Bizストレージファイルシェアは、NTTグループの一貫したセキュリティ体制下にあるだけでなく、豊富なセキュリティ機能、個別で設定可能な制限・管理機能も豊富。機密情報や個人情報の取り扱いが日常的に行われる企業とも相性のよいサービスです。
また、通信事業者としての設備・ノウハウを生かしたシステムそのものが高い安定性を誇っている点も見逃せません。
Bizストレージファイルシェアの料金プラン
Bizストレージファイルシェアの基本料金プランは以下の通りです。
1GByte:月額1万5,000円(最大登録可能ユーザー数1,000)
2GByte:月額2万6,000円(最大登録可能ユーザー数2,000)
10GByte:月額6万5,000円(最大登録可能ユーザー数1万)
100GByte:月額9万5,000円(最大登録可能ユーザー数1万)
500GByte:月額15万円(最大登録可能ユーザー数1万)
1TByte:月額20万円(最大登録可能ユーザー数1万)
※すべてのプランに初期設定費用2万円が必要(Webでお申込みの場合無料)
※価格はすべて税別
なお、全てのプランに月間10インシデント(※)までのメールサポートが含まれており、10インシデントを超える場合は追加料金が発生することになります。
※インシデントとは、問い合わせに含まれる問題の件数を指し、サポートにて有効な回数を示した時点で1インシデントが消費される
Bizストレージファイルシェアの導入実績・効果
ここからは実際に「Bizストレージファイルシェア」を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
株式会社WOWOW
Bizストレージファイルシェアの導入事例ページ(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 https://www.ntt.com/business/services/application/online-storage/bst-sh/case/example_31_detail.html 参照)によると、WOWOWは、有料テレビ放送を軸に、web上での番組配信サービスやエンターテイメント事業などを展開する企業です。営業局、カスタマーセンター、代理店などと機密性の高いデータを頻繁にやり取りするため、セキュリティ性が高く、自由自在に情報交換できる環境が必要でした。
また、全国各地の拠点、代理店とのデータ授受を個別管理したいというニーズがあったものの、送受信頻度が多く、誤送信の可能性も高いメールとの相性が悪いと感じていたそうです。
そこで、情報の中継基地となり得るインフラ環境を探した結果、たどり着いたのがBizストレージファイルシェアでした。
もっとも大きなメリットと感じたのは、操作性とシンプルな仕組みだそうです。操作がわかりやすいため、タイムラグなしで日本全国の代理店と直接的な情報交換を実現しました。
さらに、ほぼ毎日データのやり取りが行われる環境において、Bizストレージファイルシェアの導入は即時性をもたらし、業務の精度が向上しただけでなく、営業状況の整理にも役立っているそうです。
株式会社ジェイアール東海高島屋
Bizストレージファイルシェアの導入事例ページ(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 https://www.ntt.com/business/services/application/online-storage/bst-sh/case/example_18_detail.html 参照)によると、ジェイアール東海高島屋は、百貨店業・不動産賃貸業を中心に事業を展開する企業です。日本有数の百貨店として、ユーザーのみならず、正社員やパート・アルバイト、テナントのスタッフなど、多くの人々が往来する環境において、安全性・セキュリティ対策の充実が必要でした。
また、ダイレクトメールの発送業務でも、社外と守秘性の高いデータのやりとりが発生します。安全性が守られる送受信の手段を求めて何度も議論を重ねた結果、Bizストレージファイルシェアの導入を決断します。
従来はデータをメールと郵送に分けていましたが、人を介さずに高いセキュリティ性のもとで、担当者同士が直接やり取りできる点も、Bizストレージファイルシェアを選んだ決め手でした。
導入後は、サービスにアクセス可能な担当者を制限することで、情報漏洩の防止を徹底。守秘性の高いデータであるからこそ、誰もがファイルを簡単に外へ送り出せる環境ではなく、特定の担当者が管理することによって「安心」「確実」なファイルのやりとりが可能になったと語っています。
まずはBizストレージファイルシェアの見積もりを
ここまで、Bizストレージファイルシェアのメリットや具体的な活用方法、実際の導入事例やその効果などについてご紹介してきました。
しかし、ファイル転送サービスの利用目的・運用方法は企業によってそれぞれで、サービスに求める機能や特性も千差万別でしょう。
そこで、自社にマッチしたサービスであるかどうかを確認するためには、まず見積もりを行い、詳細を把握したうえで判断するのがベストでしょう。PRONIアイミツでは、複数サービスの見積もりを一括で取り寄せることができます。是非お気軽にご利用ください。
まとめ
万全なセキュリティで、利用者数は最大1万人まで可能。定額制で使えるBizストレージファイルシェアは、情報を安全かつ安定的にやりとりしたいビジネスシーンにぴったりのファイル転送サービスだと言えるでしょう。
とはいえ、実際に導入してみなければ、その実用性や相性を判断するのは難しいのも事実です。
Bizストレージファイルシェアでは、2週間の無料トライアを提供しています。検討中の方は、見積もりと合わせて試験的に導入し、自社との相性を図ってみるのもよいでしょう。