iCloud Drive(アイクラウドドライブ)の評判と実態
各オンラインストレージサービスには、容量は少ないが無料で利用できる個人向けからセキュリティを強化し容量無制限で利用できる法人向けまで、さまざまなタイプがあります。今回ご紹介する「iCloud Drive(アイクラウドドライブ)」は、Mac、iPadやiPhoneなどApple製品ユーザに向けてApple社が提供しているオンラインストレージです。「iCloud Drive」は通常のオンラインストレージと違い、Apple製品ユーザーをターゲットにしています。
この記事では、オンラインストレージ「iCloud Drive(アイクラウドドライブ)」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや「iCloud Drive」の使い方も網羅。この記事だけで、「iCloud Drive」の全てが分かります。
- iCloud Drive(アイクラウドドライブ)とは?評判が良い3つの理由
- 他社比較:iCloud Drive・Google Drive・OneDriveの違い
- 「iCloud Drive」の料金プラン
- 「iCloud Drive」のメリット
- 徹底調査でわかった「iCloud Drive」がおすすめの人・会社
- 「iCloud Drive」の評判・導入実績・効果
- まとめ
iCloud Drive(アイクラウドドライブ)とは?評判が良い3つの理由
iCloud Driveとは、AppleのiCloud内で提供されている、Mac・iPad・iPhoneユーザーなら誰でもすぐに利用できるオンラインストレージです。AppleIDでサインインするだけで自動的に5GBまでのストレージを無料で利用できる手軽さが特徴です。そんなiCloud Driveの評判としては、以下の3つが挙げられます。
iCloud Drive(アイクラウドドライブ)の良い評判
Apple製品ならすぐに使えるシンプルさ
iCloud Driveは、Apple製品のOSにあらかじめ組み込まれているため、Apple製品ユーザーであれば登録手続きの必要もなく、端末を購入したその日から利用を開始できます。1つのAppleIDに全ての機器が紐付けされるため、パスワードの管理や各機器の個別設定といった煩わしさから解放される点も評価されています。
iOS端末を自動でバックアップできる安心感
iCloud Driveは、Wifi環境下で電源に接続されている場合、iOS端末のバックアップを自動で実行します。新しいiOS端末に買い換えた場合も、簡単に今までと同じ状態に復元できるため、機種変更時のデータ移行がスムーズだと人気です。
無料のiWorksアプリでオフィス業務にも対応
AppleのiWorks(Pages・Numbers・Keynote)は、Word・Excel・PowerPointに相当する機能を無料で利用でき、シンプルなデザインと多くのテンプレートが好評です。iCloud Driveと組み合わせることで、ファイルの保存から共同作業までを一貫して行えます。
他社比較:iCloud Drive・Google Drive・OneDriveの違い
他のオンラインストレージサービスと比較して、iCloud Driveはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、人気の「Google Drive」「OneDrive」と「iCloud Drive」を比較します。
| 料金 | 特徴 | |
|---|---|---|
| Google Drive | 無料15GB 有料プラン(Google One)は100GBが月額290円〜、2TBが月額1,450円 |
Googleドキュメント・スプレッドシート等との連携が強く、100種以上のファイル形式で共同編集・保存が可能 |
| OneDrive | 無料5GB Microsoft 365 Basicで100GBが月額260円 |
Word・Excel等Office製品との連携が強みで、オフライン編集にも対応 |
| iCloud Drive | 無料5GB 有料プランは50GBが月額180円〜、12TBが月額11,000円 |
Apple製品ならあらかじめOSに組み込まれており登録不要ですぐ使える。iOS端末の自動バックアップやLINEトーク履歴のバックアップにも対応 |
上記の比較表から見える、各サービスの違いと特徴は以下の通りです。
Google Drive:大容量プランと共同編集機能の充実度は随一だが、Apple連携の一体感は感じられない
Google Driveは、無料で15GBという大容量のストレージを利用でき、Googleドキュメントやスプレッドシートをはじめとした100種以上のファイル形式でのシームレスな共同編集・保存に対応しています。有料プラン(Google One)も100GBで月額290円からと手頃な価格設定です。ただし、Apple製品との連携という点では、あらかじめOSに組み込まれているiCloud Driveほどの一体感はなく、別途アプリのインストールとサインインが必要になります。
OneDrive:Office製品とのシームレスな連携が魅力だが、無料容量は5GBにとどまる
OneDriveは、Word・Excel・PowerPointといった使用頻度の高いMicrosoft製品とシームレスに連携できるのが強みです。Microsoft 365 Basicに加入すれば月額260円で100GBまで利用できます。ただし、無料で使えるストレージ容量はiCloud Driveと同水準の5GBにとどまり、大容量のデータを保存したい場合は早めに有料プランへの加入を検討する必要があるでしょう。
iCloud Drive:Apple製品ならではの手間いらずな使い心地
iCloud Driveは、Apple製品のOSにあらかじめ組み込まれているため、登録の手間なく端末を購入したその日から利用できます。iOS端末のバックアップやLINEのトーク履歴のバックアップなど、Apple製品ユーザーの日常的な使い方に寄り添った機能が充実している点も強みです。Apple製品を中心に使っている人にとっては、他社サービスにはない手軽さを実感できるでしょう。
「iCloud Drive」の料金プラン
「iCloud Drive」はAppleIDを持っていれば誰でもすぐに利用を開始できますが、無料で使用できるストレージ容量は5GBと小さいため、容量不足を感じる人も多いのではないでしょうか。
「iCloud Drive」は他のオンラインストレージサービスのように、個人向け、法人向けといった豊富な料金プランはありませんが、最大で12TBまでアップグレードが可能です。アップグレードは、使用しているどの端末からも可能で、50GB~12TBのプランでは、家族との共有サービスを利用できます。
また、有料プランが必要なくなったときには、ダウングレードすることでいつでも簡単に解約できます。以下では、各プランについて解説します。
- 50GBプラン
- 200GBプラン
- 2TBプラン
- 6TBプラン
- 12TBプラン
50GBプラン
個人が通常の使用で十分な容量が月額180円(税込)で利用できる50GBプランです。50GBでは、iPhoneで撮影した写真約12,500枚(1枚約4MBと仮定すると)保存できます。
200GBプラン
月額540円(税込)で200GBまでストレージを使用できるプランで、多くの写真や動画を保存したい人におすすめです。このプランから、5人までの家族でさまざまなファイルやデータを共有できるファミリー共有機能が利用できます。
2TBプラン
月額1,800円(税込)で、2TBのストレージを使用できるプランです。管理者が購入した音楽や動画など多くのコンテンツを保存することが可能です。購入したコンテンツは、家族で共有できますが、管理者が個別に閲覧制限を設定することもできます。たくさんの映画や動画を購入したいファミリーに最適なプランです。
6TBプラン
月額5,500円(税込)で、6TBのストレージを使用できるプランです。2TBプランよりもさらに大量の写真や動画、ファイルを保存したい方におすすめです。また、複数のデバイスでのデータ共有もスムーズに行え、家族とのストレージ共有が可能です。
12TBプラン
月額11,000円(税込)で、12TBのストレージを使用できるプランです。さらに多くのデータを扱う必要があるプロフェッショナルやクリエイター向けです。動画制作やデザインデータなど、大容量のファイルを頻繁に扱う方に特におすすめです。
※価格は税込み
「iCloud Drive」のメリット
無料で5GBのストレージを利用できる「iCloud Drive」は、Appleならではのスタイルが大きな特徴です。ここでは、大きく5つに分けて「iCloud Drive」の特徴をご紹介します。
iCloud Drive(アイクラウドドライブ)のメリット
Apple製品ユーザなら簡単に利用できる
Apple製品のOSに付帯されている「iCloud Drive」は、Apple製品ユーザであれば登録手続きの必要もなく、端末を購入したその日から利用できるオンラインストレージです。
1つのAppleIDに全ての機器が紐付けされるため、パスワードの紛失などのトラブルや各機器の設定などの煩わしさから解放されるので、コンピュータ操作の苦手なユーザーにとっては嬉しい機能でしょう。
iOS端末のバックアップが自動で作成される
「iCloud Drive」は、誰でも手軽にiOS端末のバックアップを取れることが大きな特徴です。バックアップは、Wifi環境下において電源と接続されている場合に自動で実行されます。
新しいiOS端末に買い換えた場合も、簡単に今までと同じ状態に復元することが可能です。他のスマートフォンにはない機能で、機種変更時のデータ移行が簡単に行えることから人気の機能となっています。
ファイル共有がシンプル
Apple製品の特徴は、ドラッグ&ドロップを基本としたユーザインターフェイスのシンプルさにあります。ファイル共有をする場合も、「iCloud Drive」にファイルをドラッグ&ドロップするだけの作業で完了します。
これだけの作業で、iCloudを利用できるすべての端末からファイルの閲覧が可能になることも大きな特徴です。
オフィス系アプリが無料で利用できる
Appleが提供するiWorksは、MicrosoftのOffice365やGoogleが提供するオフィスアプリほど多くの機能はありませんが、無料で利用できるオフィス系アプリです。
利用できるアプリとして、ExcelやGoogleスプレッドシートに相当するNumbers、WordやGoogleドキュメントにあたるPages、PowerPointやGoogleスライドと似た機能のKeynoteがあります。アプリの特徴は、シンプルなデザインと誰でも簡単に使えるインターフェイス。また、多くのテンプレートが用意されているため、デザインに悩む必要もなく使用できるところも特徴の1つと言えます。
LINEのトーク履歴をバックアップできる
「iCloud Drive」には、iPhone版LINEのトーク履歴を「トークのバックアップ」機能を使用することで一括バックアップをすることができます。この機能によって、iPhoneの機種変更や新機種への買い替え時にLINEのトーク履歴が復元可能です。これは、LINE利用者にとってとても便利な機能と言えます。
なお、iCloud+では新たに「Appleインビテーション」という招待状の作成・ゲスト管理機能や、iCloudプライベートリレー、カスタムメールドメインといった機能も追加されています。プライバシー保護や特別なイベントの案内状作成など、活用の幅がさらに広がっています。
徹底調査でわかった「iCloud Drive」がおすすめの人・会社
面倒な設定の必要もなく誰にでも簡単に始められる「iCloud Drive」ですが、すべての人・会社に向いているとは言えません。では、どんな人・会社に向いているのでしょうか。「iCloud Drive」がおすすめの人・会社についてご紹介します。
iCloud Drive(アイクラウドドライブ)がおすすめの人・会社
iPhoneを利用している人
「iCloud Drive」は、iPhoneユーザのためのオンラインストレージと言っても過言ではありません。iPhoneに保存されている写真・メール・連絡先・アプリなどをバックアップするだけではなく、Macで作成したファイルやメールの共有など、iPhoneとのやりとりは非常にシンプルで使いやすい事から、iPhoneユーザには欠かせないオンラインストレージと言えます。
家族で写真や購入したデータを共有したい人
「iCloud Drive」のファイル共有機能は、ドロップ&ドラッグととてもシンプルで、誰にでも使いやすいことが挙げられます。特にファミリー共有は大きな特徴の一つです。ファミリー共有機能は家族の一人が管理者となり、自分の端末から参加を依頼する家族を登録し、ファミリーグループを作成するというものです。5人まで登録可能で、必要に応じて新規のAppleIDを作成できます。
ファミリー共有を始めると、管理者が設定した共有の各機能がそれぞれのデバイスに設定され、iTunesやAPP Storeで購入した音楽、映画、ブックなどが共有できるようになります。さらにiPhoneに搭載されている「友達を探す」機能を利用して、家族の位置情報を共有したり、「iPhoneを探す」機能で家族のデバイスの捜索もできます。
パソコンを持たずにiPhoneを利用している人
世界中で最もiPhoneの所持率が高い日本。職業・老若男女問わず、多くの人がiPhoneを利用しています。iPhoneの機能の中でもカメラは使いやすく、高画質のためカメラ代わりにiPhoneを使用している人も多いのではないでしょうか。iPhoneのカメラは高画質ゆえに、メモリを圧迫することも事実です。しかし、パソコンで同期し、写真を保存している人は少なく、多くの人がメモリ不足に悩まされています。
「iCloud Drive」の無料プランは5GBのため、多くの写真を保存したい方には少し小さめの容量です。しかし、有料プランにアップグレードをすることで、50GB~12TBまで使用できます。「iCloud Drive」に写真を保存しておくことで、いつでもどこでも閲覧することができ、iPhoneが壊れたり紛失した時や買い替えた時でも、復元や引き継ぎが簡単に行えます。
もちろん、iPhoneに保存されているデータ全てのバックアップが自動で行われるため、iPhoneのメモリ不足に悩まされている人には、「iCloud Drive」の利用をおすすめします。
「iCloud Drive」の評判・導入実績・効果
「iCloud Drive」はメモリ不足に悩むiPhoneユーザにはとても評判の良いサービスですが、他のオンラインストレージサービスと違い、法人向けサービスとして容量無制限でストレージが利用できるプランが用意されていないことが「iCloud Drive」の特徴となっています。そのため、企業があえてこの「iCloud Drive」をオンラインストレージとして導入したといった実績はありません。
オンラインストレージサービスの導入を考えている企業は、まずはiPhoneを使っている担当者がオンラインストレージがどういったサービスなのかを個人で体験してみるサービスとして、「iCloud Drive」を利用してみることがおすすめです。
まとめ
「iCloud Drive」について、その特徴を中心に紹介しました。結論として、「iCloud Drive」は、iPhoneユーザにおすすめの個人向けストレージサービスと言えます。
新機種が発売されるたびに、iPhoneのストレージのメモリ不足に悩まされている方は多いのではないでしょうか。特に、多くの写真を撮影するユーザには深刻な悩みとなっています。画素数が格段にアップし、1枚の写真メモリが4MB以上となったiPhone6S以降の機種を使用しているユーザには、ぜひ「iCloud Drive」の利用をおすすめします。