【2025年最新】Bizer(バイザー)の評判
労務管理システム「Bizer」がどんなサービスか気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は「Bizer」の評判について調査しました。機能や連携サービスから特徴を紹介。導入実績や企業からの声を参考に評判・実態をお伝えします。
他のページでは料金プランや機能・連携サービス、詳細な導入実績についてもご紹介しています。
Bizerとは
Bizerは、バックオフィス関連の煩わしい手続き全般をサポートする、プラットフォーム型のクラウドサービスです。会社の情報を登録するだけで、いつまでに何をすべきなのか自動で通知し、さらに全手順をToDoリスト化して管理。決まったステップに沿って処理が進められる上に、税理士や社労士をはじめとした、各専門家にもオンラインで簡単に相談できます。そのほかにもファイル管理に使えるバインダー機能や、決算などの代行依頼機能もあり、バックオフィス業務をほぼ網羅的にフォロー。また幅広い機能性が特徴でしょう。
詳しい機能一覧・連携サービス一覧はこちらから
Bizer の料金プラン
Bizerの料金プランは月額2980円の1業者1アカウント契約になります。基本的な労務管理機能は搭載されており、専門家への相談も可能です。
加えて、オプション機能も用意されており、決算申告、商標登録の代行サービスや利用規約、契約書作成の代行依頼サービスが利用ができます。
また、機能に制限がありますが、30日間の無料トライアルも実施ているためシステムが自社に合うか判断してから導入することが可能です。
Bizer のメリット・デメリット
紹介したような特徴がある「Bizer 」ですが、活用することでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
【メリット】ToDo機能やタスク通知で漏れを防ぐことができる
Bizerは複雑になりがちな労務管理業務の抜けを防ぐことができる機能が搭載されています。業務タスクは自動通知が可能。労務手続きは手順が多いため、抜けが発生する可能性が高い業務でもあります。
その点、Bizerは手順をToDoリストとして表示するため、そのまま進めるだけ業務を完了することができるため確認漏れなどを最小限にすることができます。
【メリット】契約書や申告の代行を依頼できる
Bizerはオプションに代行サービスが提供しているのが特徴の労務管理システムです。決算申告や商標登録といった手間がかかる申告業務やWebサービスを立ち上げるのに重要な利用規約の作成なども代行が可能です。
また、会社のビジネスに合わせた契約書の作成も可能。自身で作成した契約書のチェックも依頼することができるため、労務担当が兼務になっている、リソースを割くことができない場合にはうってつけでしょう。
【メリット】専門家によるサポートが受けられる
Bizerの特徴としてあげられるのが、税理士・社会保険労務士・行政書士などの専門家による相談ができる点でしょう。
また、Bizerによる認定を行っているため、経験が豊富な専門家からアドバイスを受けることが可能。有料プランであれば、制限なく相談ができるのもポイントでしょう。
加えて、Bizer認定の税理士と顧問契約も行うことができるため、どの税理士や社労士に依頼したらいいか迷っている場合におすすめでしょう。
【デメリット】場合によっては必要な要件を満たない可能性がある
Bizerは労務管理業務を効率化する機能が搭載されています。ですが、バックオフィス担当の作業効率化する機能がメインのため、手続き対象者に対する機能は少なめです。
特に雇用契約や年末調整など同一のシステムで行うことができるなど多機能な労務管理システムをイメージしている場合はあまり向いていないでしょう。
Bizerの評判と実績
Bizerは法務や労務などの専門知識がなくても、誰でもバックオフィスに関する業務を円滑に進められる、幅広い機能を実装しているのが特徴です。さまざまなビジネスシーンで活用されていますが、特にバックオフィス業務に詳しくない場合に、Bizerを有効的に使っている例が目立ちました。では実際にどのような使い方がされているのか、導入効果のパターン別にピックアップしてご紹介します。
作業分担に効果があった事例
人材紹介サービスを手がけるPole&Line.kd LLCでは、会社設立当初は、社長がすべてのバックオフィス業務に対応していました。しかし組織拡大に伴って業務が増加したことをきっかけに、税理士・社労士との顧問契約を検討していたところ、Bizerのサービスを発見。現在ではBizerのToDoリスト機能や相談機能などを活用し、バックオフィス未経験の社員にも各種処理を分担して、スムーズに業務を進めることに成功したそうです。「所得税の納付や住民税の特別徴収なども、きちんと理解していない部分がありましたが、ToDoリストで内容をしっかりと理解し、その上で分からないことを相談できてとても助かっています。」(※1)との評価の声も挙がっています。
業務効率化に成功している事例
Webシステム会社のコードベリーでは、会社設立の段階からBizerを利用し始めています。主にバックオフィス業務を担当している社長も、起業を含めて詳しい専門知識には自信がなかったようですが、Bizerを使って法人化より自らで対応。その後もToDoリストや相談機能を活用し、不明点も自分で解決しながら処理を進めているようです。実際に「最初の社員を採用したときにも、何をするべきかのタスクが全部書いてあって、とても役に立ちましたね。」(※2)ともコメントしています。さらにバインダー機能を使い、株主総会用の資料作成を自動化。初めての経営でありながらも、Bizerによってバックオフィス業務を効率的に進めることに成功しています。
情報管理に活用している事例
主にエンジニア向け情報共有サービスを提供するIncrementsでは、Bizerのバインダー機能を中心的に活用しています。月次決算・取締役会の議事録・弁護士との契約書などをすべてバインダー機能で保管し、パーマネントリンクのような形式で必要なコメントを追加。正式な書面においても、簡単にコメントで補足できるようになり、またドキュメントのログを残しておくことで途中経過の可視化にも成功しています。「バインダーで管理するようになってからは、コメントの他にもファイルの添付やいつアーカイブしたのかなど全ての履歴が残るので、安心して全てのやり取りを集約できています。」(※3)とあるように、徹底した情報管理を実現している事例です。
※1出典:https://bizer.jp/bizer/archives/9838
※2出典:https://bizer.jp/bizer/archives/9362
※3出典:https://bizer.jp/bizer/archives/9704
詳しい導入実績はこちらをご覧ください。
他の労務管理システムと比べてどうなのか
Bizerは他社と比べバックオフィス担当者に向けたシステムと言えるでしょう。他社の労務管理システムにはバックオフィス外の従業員に向けた機能が搭載されているものがあります。
例えば、年末調整の依頼をオンラインで行う、雇用契約の手続きをWeb上で行うなど機能が該当しますが、Bizerはこれらの機能は搭載していません。多機能な労務管理システムと導入を検討している場合はあまり向いていないでしょう。
ですが、バックオフィス担当者をサポートをしてくれるサービスが豊富です。決算申告や契約書の代行や専門家に相談も可能。特に税理士や社労士などの専門家によるサポートを提供している会社はあまりありません。バックオフィスに関するサポートを重視している場合はうってつけのシステムと言えるでしょう。
【総評】Bizer はバックオフィス向けで専門家によるサポートが特徴のシステム
ここまでご紹介したとおり、Bizerは税理士などによる専門家のサポートが充実している労務管理システムです。特に税理士、社労士、行政書士などあらゆるバックオフィス業務の専門家によるサポートは心強いでしょう。
また、機能面ではバックオフィス担当者の効率化が可能な機能が搭載。業務のToDo管理や自動通知などより、業務の漏れを防ぐ事が可能。バックオフィス担当者の負担を軽減することができるでしょう。
特に社労士や税理士選びに迷っている場合やバックオフィスの負担を軽減したい会社にうってつけのシステムでしょう。