Manageboard(マネージボード)の評判【2025年最新】
会計ソフト「Manageboard」がどんなサービスか気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は「Manageboard」の評判について調査しました。機能や連携サービスから特徴を紹介。導入実績や企業からの声を参考に評判・実態をお伝えします。
ほかのページでは料金プランや機能・連携サービス、詳細な導入実績についてもご紹介しています。
- Manageboardとは
- Manageboardの料金プラン
- Manageboardのメリット・デメリット
- Manageboardの評判と実績
- 他の会計ソフトと比較しておすすめ?
- 【総評】Manageboardは予算管理と経営分析に長けたシステム
Manageboardとは
Manageboardは、マネーフォワードのグループ会社であるナレッジラボが提供す予算管理プラットフォーム・経営分析クラウドです。クラウド上で事業全体の予算管理が可能。キャッシュフロー管理をはじめ、予算予測管理、財務と非財務の統合など、予算に関わるさまざまな業務を1つのサービスで実現可能です。
また、計画上のPL/BS/CFを自動連動できるため、計画の策定からアップデート、予測、シミュレーションまでを効率化できます。レポート・グラフを自由自在に作れる点も便利なポイント。計画・予算・分析結果、プロジェクト・部門・管理区分など、あらゆる軸をカスタマイズしてレポートを作ることが可能です。
そのほか、計画策定や業績分析に便利な「タグによる多軸分析」や、閲覧・入力範囲を制御可能な「ユーザー権限のカスタマイズ」など、便利な機能が豊富に用意されている点も魅力です。マネーフォワードクラウド会計やfreee会計といった人気の会計ソフトとAPI連携することも可能。ワンクリックで簡単にデータを取り込める便利さが高評価を得ています。
Manageboardの料金プラン
Manageboardの料金プランは、公式サイトでは公表されていません。そのため、最新の料金・自社のニーズに合わせた料金を知りたいという場合は、提供元のナレッジラボへの問い合わせが必要です。
Manageboardは、経営計画や経営分析の効率や質を高めることができる優秀なクラウド型のサービスです。そのため、費用をかけても導入を通して得られる効果は大きいと言えるでしょう。
Manageboardのメリット・デメリット
紹介したような特徴がある「Manageboard 」ですが、活用することでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
メリット①:事業全体の予算管理ができる
Manageboardの利用メリットの1つ目は事業全体の予算管理ができる点です。予算達成を目的として用意された機能群が、徹底して予算管理をサポートしてくれます。具体的な機能としては、財務(財政状態・経営成績)と非財務(経営課題や経営戦略といった情報)の統合、経営環境の変化に合わせ短期間で計画を更新していくローリングフォーキャスト、予算予測管理、キャッシュフロー管理機能などです。これらの機能を通し、計画的な経営の実現や予算達成を目指すことができます。
メリット②:PL/BS/CFを自動で連動させられる
計画PL/BS/CFを自動で連動させられる点もManageboardを利用するメリットの1つです。計画三表を常時連動させることができるため、計画策定からシミュレーション、計画の予測・更新など、さまざまな作業を効率化できます。また、手作業によるミスの防止や分析資料作成の大幅な時間削減にも繋げることができるでしょう。
メリット③:経営の意思決定をサポート
Manageboardを利用することで、経営の意思決定もスムーズになります。Manageboardは、クラウド上のプラットフォームを通じて営業・開発・経営の三者で情報を共有することができます。経営にかかわるメンバーで実際の財務状況や計画のKGI・KPIといった非財務情報までまとめて共有できるため、最新データに基づき、透明性の高い状態で意思決定を行うことができます。
デメリット:導入に際してはトレーニングなど手間がかかる
高機能なSaaSシステムを導入する場合、どのようなシステムかに関わらず言える事ではありますが、導入に際し、利用するための知識の習得・トレーニングに手間と時間がかかります。Manageboardに関しても、Excelを利用した作業に慣れているという企業や多機能な機能を持つサービスに抵抗を感じるという企業にとっては、やや導入に際し負担があるかもしれません。導入の際は十分なトレーニング期間をとる、マニュアルを整備するといった工夫が必要です。
Manageboardの評判と実績
Manageboardは、ランサーズやヘリックス、ルクサナバイオテク、PoliPoliなど、これまでに数多くの成長企業に導入された実績を持つ人気のサービスです。ここからは、実際に導入した企業の事例をご紹介していきます。
部門別予算管理の仕組化を簡単に実現
デザイン事業を手掛けるクリエイティブカンパニーのロフトワークでは、月次試算表を作成した後、会計データをManageboardに読み込み予算実績対比のレポートを作成。各部門長と経営陣とのディスカッションに活用しています。
「クラウドであるためデータ共有、見える化ができるようになり、部門長は売上と粗利だけではなく、人件費を中心とした費用への関心が高まりました。」(※1)と導入の手ごたえを感じているそうです。
※1出典:https://service.manageboard.jp/
迅速な上場企業グループの管理に活用
金融系Webサービスを展開するマネーフォワードでは、試算表を作成した当日に会計データをManageboardへインポート。各グループ会社の経営陣にレポートを提出しているといいます。
「会計データから勘定科目や部門情報をそのまま取り込むので面倒なマスタ設定が不要なのもいいですね。」「Manageboard内で部門の集約単位や階層を柔軟に変更できることも魅力の一つです。」(※2)と評価しています。
※2出典:https://service.manageboard.jp/
他の会計ソフトと比較しておすすめ?
予算管理システムと一口に言っても、強みを置く部分は様々。Excelと似た仕様で使い勝手の良さに強みを置くものや、シンプルな機能にしぼり無料から低価格で提供されているもの、経営支援に注力しているもの、予算管理の効率化に注力しているものなど色々です。
Manageboardは、その点、他の会計ソフトと比較し、経営支援と予算管理に強みを持つ点がおすすめ。経営判断に必要な情報を一括で管理し、いつでも確認・アップデートができるため、より正確かつスピーディーに経営判断ができるようになります。
別記事「法人向け会計ソフトを比較解説」では、おすすめの法人向け会計ソフトを解説していますので、あわせてご覧ください。
【総評】Manageboardは予算管理と経営分析に長けたシステム
Manageboardは、予算管理と経営分析に長けたクラウドシステムです。クラウド上で事業全体の予算管理ができ、キャッシュフロー管理や予算予測管理、財務と非財務の統合など、経営判断に必要な重要な情報を1つのサービスで管理・分析できます。
また、「マネーフォワードクラウド会計」をはじめ、「勘定奉行」や「freee会計」など、人気のクラウド会計システム・会計ソフトと連携できる点も便利です。多機能かつ柔軟性の高い予算管理システム・経営支援システムをお探しの方には特におすすめできるサービスと言えるでしょう。