クラウドPBXの音質は良い?失敗を防ぐためのコツやおすすめ4選
PBXをインターネット上で利用できるクラウドpbx。従来のpbxと異なり、ハードウェアの購入の必要もなく、拠点が複数になっても利用できるのが特徴です。運用面では断然おすすめのクラウドpbxですが、音質に関する評価はさまざまです。果たしてクラウドpbxの音質は良いのか?またシステム導入に際して失敗を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?
今回はクラウドpbxの導入をご検討の方に向けて、クラウドpbxの音質について詳しく解説。公判では音質の良いサービスを選ぶコツとおすすめのクラウドpbxも紹介します。
- クラウドPBXの音質はビジネスフォンと変わらない
- クラウドPBXの音質が悪い場合の対処法
- クラウドPBXの導入で失敗しない!音質の良いサービスを選ぶコツ
- 優れた音質が魅力!おすすめのクラウドPBX4選
- 音質の優れたクラウドPBXをお探しなら……
クラウドPBXの音質はビジネスフォンと変わらない
最初にクラウドPBXの音質について解説します。以前に比べてクラウドPBXの技術は格段に向上しており、現在のクラウドPBXの音質はビジネスフォンと変わらないレベルです。よほど山のなかやへき地で電波局が近くにないなどの状況でない限り、快適に通話できます。
ただし、クラウドPBXは高度な技術を擁するため、メーカーによっては通話品質が劣ることもあるため、サービスはある程度選ぶことが大切です。
通話品質の向上に比例するかのように、近年ではビジネスフォンを利用している企業は減少し、クラウドPBXを導入する企業が増えています。今後は5Gの到来でクラウドPBXの音質は更に向上する見込みです。
クラウドPBXの音質が悪い場合の対処法
ここからは、クラウドPBXの音質が悪い場合の対処法について解説をします。導入したサービスの通話品質に問題がある場合は次の5つのポイントをチェックしてみましょう。
回線状況を確認する
クラウドPBXで音質が悪い場合は、第一に回線状況を確認することをおすすめします。
クラウドPBXはインターネットを通じて通話を行うため、音質は回線状況の影響を受けます。たとえば、動画やネットサーフィンなど利用状況が混雑している場合は通信速度が低下するため音質は悪くなります。特に動画再生はインターネットの通信帯域を大幅に消耗するため、影響は大きいです。
もし、回線状況によって音質が悪くなる場合は、通信速度の速いサービスに乗り換えることも検討してください。近年では10Gbpsの光回線のサービスも登場しており、回線状況を改善したい方にはおすすめです。
周囲の電子製品の影響はないか確認する
クラウドPBXの音質が悪い場合は、周囲の電子製品についても要チェックです。電子製品からは電磁波が発生しており、ものによってはインターネット通信を妨害する電波がでていることがあります。典型的なのは電子レンジです。
企業ではさまざまな電子製品を使っており、インターネットに影響を与えることも少なくありません。特に通信速度が速いのに通話品質が悪い場合は、電磁波の影響を一度疑ってみましょう。インターネット通信で使っている機器の周辺に電子機器がある場合には、撤去をした状態で再度通話して音質をチェックしてください。
使用端末に問題はないか確認する
クラウドPBXの音質に問題があるものの、回線速度が速くインターネット機器の周辺に電子製品もない場合は、使用端末に問題がないかも確認してください。特にモバイル端末でクラウドPBXを使う場合は、アプリケーションを利用するのが一般的ですが、iOSやAndroidのOSと相性が悪くなることがあります。
その場合は、使用端末を変えてみるのも有効です。不具合は単体のハードウェアで発生するので、別の端末に変えただけで状況が改善することはあります。もし、機種変更などで使わなくなった端末があれば試してみましょう。PCの場合は異なる環境の別のデバイスで試してみると上手くいくこともあります。
何をしても改善しないならベンダーに相談する
上記の3つの方法を試しても状況が全く改善しない場合は、接続するインターネット回線を変える、もしくは通話場所を変えてみるなど少しでも良い通信環境で通話を試みてください。それでも音質が改善しない場合はクラウドPBXのサービスを提供しているベンダーに相談をすることをおすすめします。
以前に比べてクラウドPBXの技術は格段に向上していますが、ベンダー側のシステム障害で一時的に通話ができなくなることはあります。供給側のトラブルにより通話品質が劣化している場合は、自社側で対応できることはないため、早めに相談をして原因を突き止めることが大切です。
クラウドPBXの導入で失敗しない!音質の良いサービスを選ぶコツ
ここからは、音質の良いサービスを選ぶコツをお伝えします。クラウドPBXの導入で失敗をしないためには、サービスの選定が重要なポイントとなります。実際に導入をする際は以下の2つの点について気を付けてください。
導入実績が豊富なクラウドPBXを選ぶ
クラウドPBXの導入で失敗をしないためには、できるだけ導入実績の豊富なサービスを選ぶようにしてください。導入実績が豊富であれば必ず失敗をしない、ということではありませんが、多くの企業で使われているサービスは音質も安定しています。
サービスの導入実績についてはHP上に掲載をされているので内容をチェックするのも有効です。具体的には導入企業数とお客様満足度を確認すると大体の実績が分かります。導入実績の多いサービスは2万社ほどに導入されており、2万社以上であれば相当実績のあるサービスと判断できます。
クラウドPBXを自社で独自開発している場合も信頼できます。独自開発できるのは技術力が高い証拠であり、システム連携も秀逸です。音質も優れていることが多いでしょう。
トライアルやデモで音質をきちんと確認する
クラウドPBXの導入で失敗をしないためには、本格導入前にトライアルやデモで実際に音質を確認するようにしてください。世間の評判が良い製品でも実際に使ってみたら期待したほどの品質でないことはあります。他社では良くても自社には合わないこともあるため、いきなり本格導入をするのは危険です。
実際にサービスを提供しているベンダーに問い合わせをするのも一手です。クラウドPBXのサービスを提供している会社では自社提供のクラウドPBXを利用しているため、実際に電話をすれば音質のレベルが判明します。軽い確認であればその程度でも十分です。
優れた音質が魅力!おすすめのクラウドPBX4選
最後にこれからクラウドPBXの導入をご検討の方に向けて、おすすめのクラウドPBXをご紹介します。特に音質で定評のあるサービスは次の4つです。
ひかりクラウドPBX
ひかりクラウドPBXは、NTT東日本が提供するクラウドPBXです。スマートフォンでオフィス番号の送受信が可能で、内線番号、外線番号、携帯番号の3つの番号の使い分け可。いつでも・どこでも会社の電話を受けられます。
料金プランは利用ユーザー数ごとの従量課金制を採用。10IDパックは月額利用料1万6,500円(税込)、20IDパックは2万6,400円(税込)、30IDパックは3万3,000円(税込)で契約可、以降31ID~999IDまで1IDごと660円(税込)で追加可能です。
主な機能は内線通話、外線取り次ぎ、複数番号への転送、スマートフォンの内線利用、ダイヤルインなど。モバイル端末はキャリアフリー対応、専用アプリのインストールで簡単に利用できるためユーザーを選びません。製品のチェックポイントや詳しい資料はHP上から無料でダウンロードできます。
モバビジ
モバビジは、東京都千代田区に本社を構えるクラウドテレコムが提供するクラウドPBXです。テレワーク、在宅勤務で大活躍している製品で、スマホを会社電話として活用できる点で人気を集めています。
スマホアプリのUIもビジネスフォンそのもので、直感的に扱える分かりやすい操作画面が好評です。充実した機能はwebブラウザで操作可、固定電話機からスマホでの利用への切り替えもweb上で設定できます。オプションサービスの着信優先機能や音声ガイダンスなどは無料利用可。サポートセンターを完備しており、専門のスタッフがお問い合わせに丁寧に対応します。
料金は初月費用無料、圧倒的な低価格でサービスを提供。現在までに導入事例5,000社突破。最高峰音声品質クラスAの評価を獲得しています。
ナイセンクラウド
ナイセンクラウドは、東京都港区に本社を構えるアイティオールが提供するクラウドPBXです。使える端末はPC・スマホ・IP電話機のいずれかで、コールセンター業務を行う拠点ではPCとヘッドセットで利用可。IP電話機も電話線を使用することなく使えます。
多様な機能を搭載しているのが特徴で、フリーダイヤルもスマホで取得、発着信可能です。コールセンターで使える機能も充実しており、オプションメニューとして自動通話録音、モニタリング&ウィスパリング、音声ガイダンス、ポップアップ通知などの機能も搭載されています。
料金プランは全部で3種類。初期費用は一律1万円で、1人用のライトプランは月額2,000円、小規模利用のペアプランは月額5,000円、中規模以上のプロプランは月額1万円で契約可能です。オプションメニューも豊富に用意されています。
OFFICE PHONE
OFFICE PHONEは、東京都新宿区に本社を置くベルテクノスが提供するクラウドPBXです。業界最安値、業界最多機能を目指したサービスで、低価格ながら外線電話、内線電話のほか通話録音機能、自動音声対応、顧客表示、名刺管理をはじめとする豊富な機能を用意しています。
料金プランは月額料金が3,400円~、端末1台当たりのライセンス料金は98円〜です。通話料金は3分8円、携帯電話へは1分15.4円で通話可能です。
特色ある機能に、無人受付システムとしてタブレット受付機能を搭載。来訪客がタッチパネル操作するだけで受付完了するため、人手不足の会社にはおすすめです。グループウェア機能によりいつでもどこでも情報共有可、オプションでクラウド勤怠管理システムをつければ勤怠管理までワンストップで行えます。
音質の優れたクラウドPBXをお探しなら……
いかがでしたか。クラウドPBXの音質に関する特集は以上です。
現在のクラウドPBXの音質はビジネスフォンに劣らないレベルで、多くの企業が既に導入済です。高度な技術を持つベンダーの提供するサービスは、基本的に音質は高いです。良いサービスかどうか見分けるには導入実績が目安になります。トライアルやデモで実際に通話品質を体験するとより確実です。
今回紹介したクラウドPBXはいずれも高評価のサービスです。ぜひ導入の際の参考にしてください。もし「色々サービスを見てもどの製品を選べば良いか分からない」という場合はアイミツまでお問い合わせください。お客様のご要望を丁寧にお伺いした上で、必要なサポートをさせていただきます。
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