CYDASの評判と実態|80種類の人事評価システムを使って分かった本当のおすすめ
人事評価システム「CYDAS」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや「CYDAS」の使い方も網羅。この記事だけで、「CYDAS」の全てが分かります。
- <総評>「CYDAS」の特徴は必要なアプリだけを自由に選んで組み合わせられること
- 1.「CYDAS」の5つのメリット
- 2. 徹底調査でわかった「CYDAS」を使うべき企業
- 3.「CYDAS」の導入事例
- 4.「CYDAS」の申し込み方法
- 5. まとめ
PRONIアイミツではこれまで約80種類の人事評価システムを取り上げ、それぞれの料金や機能、使い勝手について紹介してきました。そのなかでも最近多くの引き合い・問い合わせが寄せられているのが「CYDAS」です。
「CYDAS」は、株式会社サイダス(沖縄兼那覇市)が提供しているクラウド型の人材プラットフォームです。従業員全員による強固な組織づくりをコンセプトに開発され、2011年のリリース以来、400社以上のクライアントに導入されています。ANAやマツダ、GMOクリック証券といった有力企業の利用実績も少なくありません。
機能的にはどういった特徴があり、どんな企業や利用シーンに向いているのか、事例を交えつつ詳しく解説していきます。
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<総評>「CYDAS」の特徴は必要なアプリだけを自由に選んで組み合わせられること
「CYDAS」の何より大きな魅力は、必要なアプリだけを選んで自由に組み合わせられることです。
人材情報を見える化する「Profile Manager」、目標管理・人事考課を行う「MBO Cloud」、効率的な人材育成のための「Logbook」など6種類のアプリが用意されており、自社の課題や組織体制にあわせてピンポイントに使い分けることが可能です。
また、利用者目線にこだわり抜いて開発されたスタイリッシュなUIも特徴の1つです。たとえば前述の「Profile Manager」の場合、画面上部に顔写真のアイコンが配置され、入社から現在にいたるまでの経歴を年齢とあわせて時系列で表示。スクロールするだけで「どの部署で何をやってきたのか」「誰と一緒に働いてきたのか」ひと目で把握できます。
百貨店やファッションビルを運営しているある企業では、グループ21社・合計1万人以上にのぼる従業員の人材データを有効活用するため「CYDAS」を導入。結果としてグループ全体で社員情報を一元管理できるようになり、市況や店舗の状況にあわせた適材適所の人材配置が可能になりました。
他の人事評価システムと比べてどうなのか?
料金については公開されていないため、他社の人事評価システムと比較することはできません。「CYDAS」の場合、運営元の担当者と導入目的や組織体制をすり合わせたうえで、利用人数などによって見積もりが提示される形になっているようです。
ただ、前述のようにそれぞれ独立した6種類のアプリが用意されているので、必要なものだけを導入することで費用を最小限に抑えることは可能。使い方次第では高いコストパフォーマンスを実感できるのではないでしょうか。
次に機能の面を見ていくと、6種類のアプリによって人事にまつわる幅広いニーズをカバーしています。「Profile Manager」では従業員全員の人事データを一元管理できますし、「Performance Cloud」を利用すれば、個人のスキルを分析しつつ、人材配置が事業のパフォーマンスに与える影響をシミレーションすることも可能。仮にすべてのアプリを導入すれば、「Talent Palette」などハイエンドな人事評価システムと比較しても機能的にまったく引けをとりません。
採用管理システムを導入を検討中の方は、まずは無料の見積もりから始めてはいかがでしょうか。
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1.「CYDAS」の5つのメリット
それでは、CYDASのメリットを確認していきましょう。
1-1. 無駄なコストを抑えられる
詳細な料金こそ公開されていないものの、人事データの管理、分析・育成、人事考課といった目的別に6種類のアプリが用意されていて、必要なものだけを選んで組み合わせることで、無駄なコストを最小限に抑えられます。
最初は「Profile Manager」に絞って導入して人材データベースを構築・運用しつつ、組織が大きくなってきたタイミングでアプリの数を増やしていくのもいいかもしれません。
1-2. 社員同士のコミュニケーションに役立つ
人事評価システムとしては珍しく、「CYDAS」には「Stream」という社内SNSが用意されており、業務連絡はもちろん、ランチにおすすめのお店を共有マップ上に表示したり、最近読んだ本を紹介し合ったりできます。
社員同士のコミュニケーション、関係構築にも一役買ってくれるはずです。
1-3. 直感的に操作できる
利用者目線にこだわり抜いて開発されたシンプルかつスタイリッシュなUIも「CYDAS」の特徴の1つです。たとえば前述の社内SNS「Stream」は、4分割された画面上に参加メンバーのアイコンが表示され、チャットでやりとりしながら、個々のスケジュールをタイムライン形式で確認できます。
他のアプリにおいても、社員1人ひとりのスキルレベルや評価の進捗状況をメーター形式や各種グラフ化することでひと目で把握できるようになっており、必要な数字を探すのに時間がかかってしまうことはありません。
1-4. 常に最新版を利用できる
「CYDAS」は、ユーザーの声を取り入れながらほぼ毎月アップデートを重ねており、常に最新の機能を利用できます。
クラウド型のため、クライアント側で更新作業やメンテナンスを行う必要はありません。
1-5. 充実のサポート
人材情報のデータベース化をはじめとする導入サポートを行っているほか、ヘルプデスクには人事に精通した専任スタッフが常駐。メール・電話での相談・問い合わせにスピーディーに対応します。
人事評価システムが初めての企業も安心して利用できるのではないでしょうか。
2. 徹底調査でわかった「CYDAS」を使うべき企業
ここまで紹介してきたメリットを踏まえ、「CYDAS」はどういった企業に向いているのかまとめてみました。
2-1. 無駄なコストを極力抑えたい企業
6種類のアプリが用意されていて、必要なものだけを自由に選んで組み合わせられる「CYDAS」。
できるだけランニングコストを抑えたい企業や、限られた予算でピンポイントな業務改善を図りたい企業にはうってつけのツールではないでしょうか。
2-2. 社員同士のコミュニケーションを活性化したい企業
社内SNSが用意されている人事評価プラットフォームは、「CYDAS」を除いてほとんどありません。
人事の仕組みを整えつつ、社員同士の情報共有やチームワークを活発化させたい企業にも向いていると思います。
2-3. 初めて人事評価システムを導入する企業
使い手の目線にあわせて視覚化されたシンプルなUIに加え、導入支援、専任ヘルプデスクなどサポート体制も充実しています。
人事評価システムを初めて導入する企業も安心して利用できるのではないでしょうか。
3.「CYDAS」の導入事例
続いて、「CYDAS」を実際に導入している企業の事例を紹介します。
3-1. A社の場合
食品メーカーとして創業150年以上の歴史を持つA社。事業拡大にともなって社員の数が増えるなか、マネージャーや経営層の経験則だけに頼る人事評価に限界を感じていました。
そこで「CYDAS」を導入し、実績や目的達成度の定量的な分析をもとに、報酬を決める仕組みを構築。結果として評価の不平等感がなくなり、採用選考や人事異動もスムーズかつ的確に行えるようになりました。
3-2. B社の場合
日本全国にファストフード店をフランチャイズ展開しているB社では、人事制度の改変にあわせて「CYDAS」を導入。
従業員1人ひとりのスキルを緻密に分析し、適材適所の人材配置を行うことで、顧客満足度のアップにもつながっています。
3-3. C社の場合
百貨店やファッションビルを運営しているC社では、グループ21社・合計1万人以上にのぼる従業員の人材データを有効活用できていない点に課題を抱えていました。
そこで「CYDAS」を導入し、人材データベースを構築。これまで見落としていた社員のスキル・経歴を一元管理できるようになったことで、スムーズかつ適切な人材配置が可能になり、組織全体のパフォーマンス向上につながりました。
4.「CYDAS」の申し込み方法
最後に、「CYDAS」の申し込み方法について紹介します。公式サイトを見る限り無料トライアルは設けられておらず、webフォームの送信から担当者とのすり合わせを経て利用スタートとなるようです。
1.公式サイトにアクセスして問い合わせボタンをクリック
「CYDAS」の公式サイトにアクセスし、画面上部右端の「資料請求・お問い合わせ」をクリックします。
2.登録フォームに必要事項を入力
登録フォームが開くので、氏名、会社名、電話番号、メールアドレスなど必要事項を入力します。入力し終わったらプライバシーポリシーを確認し、「同意」にチェックを付けたうえで画面下部の送信ボタンをクリックします。これで仮登録は完了です。
3.担当者と要件をすり合わせ利用スタート
運営元の担当者から連絡があるので、あらためて導入の目的や予算などを伝え、必要な要件をすり合わせましょう。すり合わせが終わったら正式な申込書にサインし、利用スタートとなります。
5. まとめ
自由度の高さと直感的な操作、充実したサポート体制が評判を呼び、400社以上のクライアントに導入されている「CYDAS」。
他社の製品と見比べてもこれといって大きな欠点は見当たらず、初めて人事評価システムを導入する企業や、ランニングコストを抑えたい企業には最適な選択肢の1つになると思います。
今回紹介した内容を、ぜひ人事の業務改善にお役立てください。
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