無料で使えるタレントマネジメントツールおすすめ7選【2024年最新】
タレントマネジメントツールを無料で使う方法は、「無料プランを利用する」、「無料トライアルで試す」といった方法があります。限られた予算で従業員のタレントマネジメントをしたい企業にはおすすめと言えるでしょう。一方でそれぞれの利用方法には異なる特徴があるため、導入時には注意が必要です。
そこで本記事では、タレントマネジメントツールを無料で使う方法を解説した上で、無料で使えるサービスおすすめ7選を比較・紹介します。コストを抑えてタレントマネジメントツールを導入したい方はぜひご覧ください。
- 無料でタレントマネジメントツールを使う方法
- 有料プランと比較した無料プランの注意点
- 無料で使えるタレントマネジメントツール【比較表】
- 無料プランのあるタレントマネジメントツール2選
- 無料トライアルで試せるタレントマネジメントツール5選
- 無料トライアル中にチェック!タレントマネジメントツールの選び方・比較方法
- まとめ:タレントマネジメントツールの比較選定ならPRONIアイミツへ
- よくある質問
無料でタレントマネジメントツールを使う方法
タレントマネジメントツールとは、社員のスキルや経験、目標などのデータを一元管理し、人材育成や配置、採用戦略などの人材活用を効率化するためのツールです。企業の成長を支える人材の可視化と最適化を実現し、組織全体の生産性向上に貢献します。
2024年にjinjer株式会社が実施した「タレントマネジメントの実施状況に関する実態調査」では、タレントマネジメントに取り組む企業は44.7%で、そのうちの72.5%がタレントマネジメントツールを導入していました。
※出典:jinjer株式会社
この調査からタレントマネジメントに取り組む企業の多くが、ツールによる効率的な人材管理や詳細な分析を重視していることがわかります。タレントマネジメントツールは基本的に利用料金がかかりますが、実は無料で使うこともできます。まずここでは、タレントマネジメントツールを無料で使う以下2つの方法を解説します。
- 無料プランを利用する
- 無料トライアルで試す
無料プランを利用する
1つ目の方法は、タレントマネジメントツールの無料プランを利用する方法です。2024年現在、無料プランを提供するタレントマネジメントツールは複数社あり、ユーザー数や機能に制限があるものの、Excel管理と比較して、簡単で便利に管理・分析を利用できます。
「多機能でなくても、必要最低限の機能が揃ったタレントマネジメントツールを使いたい」「少人数でタレントマネジメントツールを使いたい」という場合は、無料プランの利用がおすすめです。
無料トライアルで試す
2つ目は、無料トライアルで試すといった方法です。タレントマネジメントツールには、無料トライアルを用意しているものもあります。無料トライアルとは、期間限定で事前に画面の見やすさや、操作性を実際に試すことができるサービスです。無料トライアル期間の相場は、1週間~2週間ほど。本格導入前に無料トライアルで試すことで、本格導入後のミスマッチを抑えることができます。
有料プランと比較した無料プランの注意点
タレントマネジメントツールの無料プランは、コストを抑えながら導入できるメリットがある一方で、以下の点で制限される場合があるため注意点が必要です。
- 機能
- ユーザー数
- サポート体制
まず機能に制限があるため、有料プランで使えるような高度な分析オプションを使用することができない傾向があります。またユーザー数にも上限が設けられている場合が多く、大規模な組織での運用には適していません。さらに無料プランでは十分なサポートが利用できないケースもあるため、トラブル発生時の対応が限定的です。
これらの点から無料プランは主に小規模なチームや、基本機能だけで十分な場合に向いています。一方で、高度な機能やサポートを必要とする企業には不向きです。無料プランの利用を検討する際は、制限事項を十分に確認し自社のニーズに合っているかを慎重に見極めることが重要です。
無料で使えるタレントマネジメントツール【比較表】
ここからは実際に、無料で使えるタレントマネジメントツールを紹介します。まずは、無料サービスの内容を比較した以下の表をご覧ください。
サービス名 | 無料プラン | 無料トライアル |
---|---|---|
SmartHR | 〇 | 〇 |
Proflly | 〇 | - |
HRMOSタレントマネジメント | - | 〇 |
カオナビ | - | 〇 |
HRBrain | - | 〇:7日間 |
SUZAKU | - | 〇 |
sai*reco | - | 〇:14日間 |
おすすめのタレントマネジメントツールの「SmartHR」「Proflly」には、無料プランが用意されています。利用人数が少なく、コストゼロで人材管理したい企業におすすめのツールです。
また、「HRBrain」は7日間、「sai*reco」は14日間の無料トライアル期間が用意されています。本格導入前に機能をじっくりチェックできるので、積極的に活用して自社に最適なタレントマネジメントツールを導入しましょう。
「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。以下のボタンからいくつかの質問に答えるだけで、希望要件に合ったタレントマネジメントツールが分かる診断(無料)ができます。
無料プランのあるタレントマネジメントツール2選
ここでは、無料プランのあるタレントマネジメントツール2選を紹介します。各サービスの特徴や他社と比較したおすすめポイントも解説しますので、ぜひご参照ください。
- SmartHR
- Proflly
SmartHR
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
SmartHRタレントマネジメントは、株式会社SmartHRが提供するタレントマネジメントツールです。初期導入費用とサポート費用が無料。月額料金以外はかからない、わかりやすい料金設定となっています。さらに「¥0プラン」では、30名まで無料で労務管理ができるため、コストをかけずに運用したい小規模事業者にもおすすめのツールです。
他社と比較したおすすめポイントは、従業員の成長サポートができる点。研修情報やスキルデータを一元管理し、従業員の成長状況を可視化。キャリアパスの設計や適材適所の配置が可能になり、従業員のモチベーション向上と企業全体の生産性向上を実現します。
- 簡易検索
- レポート出力
- 組織図作成機能
- キャリア分析
- 労務負荷分析
- ISO30414対応ダッシュボード
- 入退社手続き機能
- 労務属性管理
- 組織改編シミュレーション機能
- 最適配置シミュレーション機能
Proflly
※出典:Proflly 公式サイト
Proflly(プロフリー)は、クラスメソッド株式会社が提供するタレントマネジメントツールです。20名以下の利用は月額料金無料で利用できます。有料プランは1ユーザーあたり300円と安いため、コスト意識の高い小規模事業者にもおすすめです。
Profllyは、プロジェクトの目的や必要なスキルに基づいて適任者を素早く特定できるため、適材適所の配置が可能になります。全社的に「誰がどんな強みを持っているのか」を共有することで、社内リソースを最大限に活用し、業務効率の向上やプロジェクト成功率の向上につなげられます。これにより、企業全体の競争力を高めるだけでなく、従業員のキャリア形成をサポートする効果も得られるでしょう。
無料トライアルで試せるタレントマネジメントツール5選
つぎに、無料トライアルで試せるタレントマネジメントツール5選を紹介します。
- HRMOSタレントマネジメント
- カオナビ
- HRBrain
- SUZAKU
- sai*reco
HRMOSタレントマネジメント
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
なし
HRMOSタレントマネジメントは、株式会社ビズリーチが提供するタレントマネジメントツールです。公式サイトからデモまたは無料トライアルの申し込みができます。
HRMOSタレントマネジメントの「個人コンディションサーベイ」は、従業員のモチベーションをリアルタイムで可視化し、変化を早期に察知できます。「やりがい」や「職務遂行度」のデータを基に、注意が必要な状況をアラートで通知。人事や上長がコメント機能で個別フォローを実施することで、従業員の不安や不満を解消し離職防止につなげます。
- 簡易検索
- レポート出力
- 組織図作成機能
- ダッシュボード
- 時系列データ蓄積
- 離職防止分析
- キャリア分析
- 労務負荷分析
- 入退社手続き機能
- 承認フロー機能
カオナビ
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
カオナビは、株式会社カオナビが提供するタレントマネジメントツールです。オンライン会議形式での無料デモや無料トライアルで、機能の操作性を実際に確認可能。導入後のミスマッチを防ぎ、スムーズな運用ができます。
カオナビの「クリエイティブマップ機能」は、人材配置のイメージをツール上で直感的に可視化できる便利な機能です。プロジェクトのメンバー選定や売り場配置図の作成など、多様な配置シミュレーションに対応しており、効率的な計画立案をサポート。適材適所の配置が実現し、効果的な人材マネジメントを可能にします。
- 簡易検索
- レポート出力
- グループ戦略ポータル
- 組織図作成機能
- ダッシュボード
- 時系列データ蓄積
- 離職防止分析
- キャリア分析
- 労務負荷分析
- ISO30414対応ダッシュボード
HRBrain
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
HRBrainは、株式会社HRBrainが提供するタレントマネジメントツールです。7日間の無料トライアルが用意されており、実際の画面を見ながら操作性をじっくり確認できます。
HRBrainでは、管理職・リーダーの育成計画をサポートできます。「評価スコア」と「上司満足度調査」をかけ合わせることで、優秀なマネージャーを特定し、育成計画のゴールを明確化。方向性を明確化することで、効果的な育成が実現します。マネジメントのブラックボックス化を解消し、チーム全体の生産性向上や職場環境の改善にもつながるでしょう。
- 簡易検索
- レポート出力
- 組織図作成機能
- 時系列データ蓄積
- 離職防止分析
- キャリア分析
- 労務負荷分析
- ISO30414対応ダッシュボード
- 入退社手続き機能
- 承認フロー機能
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
SUZAKUは、株式会社エスユーエスが提供するタレントマネジメントツールです。人材の適材配置や採用マッチングとしても使われる「HQProfile」を無料で体験できます。
SUZAKUの「HQ Profile」では、社員一人ひとりのスキルや特性を数字で見える化し、採用や育成、離職防止の判断が可能。「MSI+」の組織サーベイでは、社員の職場環境や会社への満足度を分析し、改善に役立つ具体的な提案を行います。これらの機能で、個々の従業員だけでなく組織全体の働きやすさを向上します。
- 簡易検索
- タスクフォース機能
- ダッシュボード
- 時系列データ蓄積
- 離職防止分析
- キャリア分析
- 組織改編シミュレーション機能
- 最適配置シミュレーション機能
- AI解析による人材配置
- スキルセット管理機能
sai*reco
-
料金
月220円~(税込)/人 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
sai*reco(サイレコ)は、株式会社アクティブ アンド カンパニーが提供するタレントマネジメントツールです。従業員規模100名程度であれば、1ユーザーあたり月額料金220円~と安い価格で運用可能。コスト意識の高い中小企業も導入しやすいツールです。
sai*recoの「分析グラフ」機能では、登録されたデータからさまざまな課題を可視化できます。たとえば、退職理由のデータをグラフ化する離職分析機能や、エンゲージメントスコアの推移をグラフ化する機能を搭載。課題の早期発見や具体的な対策が立てやすくなり、離職率の低下や社員の満足度向上につながります。14日間の無料トライアルが用意されているので、まずは無料で試してみましょう。
無料トライアル中にチェック!タレントマネジメントツールの選び方・比較方法
ここでは、タレントマネジメントツールの選び方・比較方法を解説します。無料トライアル中は、以下の項目をチェックしてみてください。
- 目的に合った機能があるか
- 導入サポートがあるか
- 多言語に対応しているか
- 料金は予算に合っているか
目的に合った機能があるか
タレントマネジメントツールを選ぶ際には、自社の人事戦略に合った機能があるか確認しましょう。タレントマネジメントツールには、主に以下のような機能があります。
カテゴリ | 機能一覧 |
---|---|
人材データ管理 | ・人材データベース ・人材検索 ・スキル管理 |
人材評価 | ・1on1面談管理 ・360°評価 ・評価ワークフロー ・離職リスク分析 |
人材データ分析 | ・適性検査 ・昇格シミュレーション ・配置シミュレーション ・従業員アンケート集計 |
人材教育 | ・キャリアプラン作成 ・eラーニング・研修管理 ・成長モニタリング |
採用 | ・採用プロセス管理 ・Web面談 ・社員データとの比較 ・社内公募 |
タレントマネジメントツールには、さまざまなマネジメント機能が搭載されていますが、自社の目的に合った機能がなければ価格が安くても意味がありません。まずは管理したい情報、シミュレーション機能を確認することが重要です。
導入サポートがあるか
タレントマネジメントツールを選ぶ際、導入サポートが充実しているかは重要なポイントです。導入サポートが手厚い場合、初期設定や操作方法の説明がスムーズに進められます。また、オンライン教材やFAQページ、専門スタッフによる個別相談などがあれば、初めての利用でも安心です。導入サポートがあることでツールの定着が早まり、効果的な運用ができるでしょう。
多言語に対応しているか
グローバル企業にとって、タレントマネジメントツールが多言語対応しているかどうかは重要なポイントです。従業員が母国語でツールを利用できることで、操作ミスの軽減や学習コストの削減が期待できます。また、多国籍チーム間でのコミュニケーションがスムーズになるため、プロジェクトの効率化にもつながるでしょう。
料金は予算に合っているか
タレントマネジメントツールを選ぶ際は、料金が予算に合っているか確認しましょう。タレントマネジメントツールは、基本的に導入費用と月額料金がかかります。導入費用は無料で提供しているツールも多いです。また、月額料金は1ユーザーあたり200円~1,000円と安い価格で運用できますが、ツールによって金額が異なるため料金の比較検討は必ず行うようにしましょう。
まとめ:タレントマネジメントツールの比較選定ならPRONIアイミツへ
タレントマネジメントツールを導入する際は、無料トライアルでツールの実用性を多面的に評価することが重要です。いくつかのツールを比較することで、自社の課題を的確に解決し、長期的に最適な人材活用ができるタレントマネジメントツールを選定できるでしょう。
PRONIアイミツの【2024年最新】タレントマネジメントツールのランキングでは、さまざまな条件で最新のタレントマネジメントツールを比較できます。使いたい機能や連携したいツール、導入実績のある業界・企業規模で絞り込み、あなたの会社に最適なツールを比較選定してみてください。
しかし、タレントマネジメントツールは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、タレントマネジメントツール選びについての相談を無料で受け付けています。以下のボタンから、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったツールが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください
よくある質問
ここでは、タレントマネジメントツールのよくある質問に回答します。
タレントマネジメントとは?
タレントマネジメントは、従業員のスキルや能力を最大限に引き出し、組織のパフォーマンス向上を目指す戦略的な人材管理手法です。採用、育成、評価、配置、キャリア形成といったプロセスを包括的に管理します。
この概念は、1997年にマッキンゼーが提唱した「ウォー・フォー・タレント」が起源で、人材育成を企業経営の根幹と位置づけ、トップ主導で戦略的に実行する重要性を強調しています。その内容は2002年に日本で出版された関連書籍を通じて広まり、多くの人事関係者に影響を与えました。
人事管理とタレントマネジメントの違いは?
「人事管理」は従業員の雇用契約や勤怠・給与計算・労務管理など、日々の業務に関する基本的な管理を指します。一方で「タレントマネジメント」は従業員一人一人のスキルや能力を把握し、最適な育成や配置を行い、組織全体のパフォーマンスを向上させる戦略的な取り組みです。
人事管理は主に法的義務や効率性を重視しますが、タレントマネジメントは人材の潜在能力を引き出し、組織の競争力を高めることを目的とします。両者は目的や視点が異なるものの、相互に補完し合い企業の成長を支える重要な要素です。
タレントマネジメントのメリットは?
タレントマネジメントを活用することで、従業員のスキルや志向に合った配置や育成が可能になります。これにより職場の満足度が上がり、離職率の低下が期待できます。さらに、採用や研修にかかるコスト削減にもつながり、安定した人材確保が実現します。
タレントマネジメントのデメリットは?
タレントマネジメントでは、従業員のスキルや目標など多岐にわたるデータを最新化・分析する必要があり、手間がかかります。データ収集が不十分だと管理の質が低下し、適切な人材活用が困難になるリスクも。また、既存システムとの連携には時間やコストがかかり、仕様の違いによるデータ不整合や処理遅延が発生する可能性があります。これらの課題に対応するためには、効率的なデータ管理体制やシステム統合の計画が必要です。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!