英語・多言語対応の安否確認システムおすすめ6選!
「緊急時に外国人従業員の安否確認はどうしたらいいの?」「英語や多言語対応した安否確認システムってないの?」という疑問はありませんか?
安否確認システムは緊急時の従業員の安否確認を一斉に実施できるシステムです。その中には外国人従業員のための外国語対応した安否確認システムもあります。
そこで今回は英語・多言語対応の安否確認システムおすすめ6選を紹介。この記事を読めば、外国人従業員を雇用している企業向けの安否確認システムがわかります。
英語・多言語対応の安否確認システムの必要性
厚生労働省HPによると、近年日本企業の外国人雇用は右肩上がりに増加しており、令和4年10月には過去最高人数を記録。外国人が働く環境の整備も重要になってくる中、緊急時の安否確認も英語・多言語に対応していることも重要です。
安否確認システムは、従業員の安否確認を一斉に実施できるシステムです。組織における緊急時の安否確認業務を効率化することができます。安否確認業務が属人化してしまうと負担が集中してしまう可能性があり、その結果、未回答者への対応が遅れる原因となります。
安否確認システムを導入することで、安否確認の自動化、一元化することで大切な従業員を守り、企業の生産活動を継続することができます。
安否確認システムの機能と導入後の効果
緊急時の安否確認業務を効率化してくれる安否確認システム。どんな機能があり、導入後にどのような効果が見込めるのか解説します。
基本的な機能
安否確認システムの基本的な機能は下記の通りです。
- 安否確認メールの一斉配信
- 集計機能
- 未回答者の抽出
安否確認システムは、緊急時に従業員へ安否確認メールを自動で一斉送信し、安否情報を一元管理できます。未回答者には自動で再送できる機能や、掲示板機能で統一された情報を共有することもできます。
情報共有の方法はメールだけでなく、SMSやLINEを使った安否確認も可能です。メールやSMSは普段使い慣れてない方にとって、多くの方が普段から使い慣れているLINEで安否確認できるのは、情報共有を早めることができます。
また、英語・外国語対応しているシステムもあり、日本語以外の言語を母国語とする外国人でも安心して使うことができます。
導入後の効果
安否確認システムを導入することで、下記のような効果が見込めます。
- 正確かつ迅速な安否確認
- 業務継続に向けた迅速な対応
- 担当者の負担軽減
安否確認システムを導入することで、「正確かつ迅速な安否確認」が可能です。緊急時に安否確認メールを自動送信できるので、「メールの文言は?」「まだ送らないほうがいいか?」など迷うことがありません。手動で安否確認メールを送るよりも大幅に効率を上げることができます。
一斉に安否確認を行うことで、「業務継続に向けた迅速な対応」も可能です。従業員の安否情報をみえる化することで、稼働可能部署や従業員を把握。そうすることで、稼働可能な業務を洗い出して、生産活動の継続が可能です。その際、BCPの中に安否確認システムを用いた業務継続計画を組み込んでおくことが重要になります。
緊急時の安否確認業務は日常業務ではないため、焦燥感からミスにつながる可能性もあります。安否確認システムで自動化することで、「担当者の負担軽減」が見込めます。安否確認業務が属人化してしまうと特定の人に業務が集中するなどの問題が発生します。安否確認システムを導入して業務を自動化することで、緊急時の担当者の負担を軽減できる点も大きなメリットです。
英語・多言語対応の安否確認システムを導入するメリット
上記のような導入後の効果が見込める安否確認システムですが、「英語・多言語対応の安否確認システム」もあります。
導入文でも触れましたが、国内の外国人労働者は年々増加しています。国内企業だけでなく、外資系企業や大使館など、外国人が日本で働く環境は非常に多くあります。
日本人にとって地震は日常茶飯事で、少しくらい揺れても驚かない方が多いかと思います。しかし外国人にとっては、小さな地震で不安になる方も多いです。日本人であれば日本語でニュースやラジオで情報収集できますが、日本語に慣れていない外国人にとっては、思うように情報収集できないストレスから不安が大きくなっていくでしょう。
そういったときに、働いている企業で安否確認システムが英語・多言語対応していると、外国人にとっても安心です。安否確認メールや統一された情報を得ることによって、異国の地での災害のストレスを少しでも軽減できるでしょう。
外国人を雇用する企業にとっても大切な外国人労働者の安全と労働力を守ることは非常に重要なことです。
英語・多言語対応の安否確認システムおすすめ6選
最後に、英語・多言語対応の安否確認システムおすすめ6選を紹介します。各システムの特徴をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
トヨクモ安否確認サービス2
トヨクモ安否確認サービス2は、安否確認メールの自動送信、自動集計、掲示板機能を備えた安否確認システムです。サーバー環境はアクセス集中時に自動拡張。国内の大災害発生時でも稼働できるよう海外にも設置しています。わかりやすいデザインで管理者も従業員も使いやすく、英語表記機能などのオプション機能も充実。初期費用も無料です。
- 手動連絡
- 自動一斉送信(地震)
- 地域指定一斉送信
- 自動一斉送信(津波)
- 自動一斉送信(特別警報)
- 送信予約設定
- 訓練設定
- シュミレーション機能
- 平常時の使用
- ログイン不要
セコム安否確認サービスは、セコム株式会社が提供する安否確認システムです。セキュリティ事業で培った緊急時対応の豊富なノウハウをシステムに反映させています。24時間365日体制のオペレーションで、ユーザーをサポートしてくれます。安否確認メールの代行送信や、管理者用、社員用で日本語と英語の切り替えも可能。災害訓練機能で訓練日や管理災害内容の設定もできて、平常時から災害への意識を高めることができます。
- 手動連絡
- 自動一斉送信(地震)
- 地域指定一斉送信
- 自動一斉送信(特別警報)
- 訓練設定
- 平常時の使用
- 自主回答
- 安否確認の代行送信
- 地震情報表示サイト機能
- チャットボット
Biz安否確認/一斉通報は、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社が運営する安否確認システムです。震度7の地震にも耐えられるデータセンターで運用されており、緊急時にも安定的に稼働可能です。設定した震度以上の地震が発生すると、スマホアプリやメールなどの複数の連絡手段で自動で安否確認依頼を配信し、回答まで自動集計できます。スマートフォンの設定に合わせて日本語・英語を自動で切り替えも可能です。
- 手動連絡
- 自動一斉送信(地震)
- 地域指定一斉送信
- 自動一斉送信(特別警報)
- 平常時の使用
- ログイン不要
- 自主回答
- 代理回答
- 未登録者への自動配信
- 添付ファイル機能
エマージェンシーコールとは、安否確認の回答率100%達成にこだわった安否確認システムです。東日本大震災・熊本地震において稼働実績があります。安否確認メールの未回答者へは、最大100回までの繰り返し発信設定ができるなど、徹底した安否確認が可能です。加えて、従業員向けに英語日本語の切り替えをログイン時に行うことができます。また企業だけでなく、自治体、病院や福祉施設での導入実績が豊富にあります。
- 手動連絡
- 自動一斉送信(地震)
- 地域指定一斉送信
- 自動一斉送信(津波)
- 自動一斉送信(特別警報)
- シュミレーション機能
- ログイン不要
- 代理回答
- 未登録者への手動配信
- 未登録者への自動配信
オクレンジャーとは、災害時に従業員の安否確認や緊急連絡が簡単にできるクラウド型の安否確認システムです。津波や地震のあらかじめ指定した条件と気象庁からの警報・注意報・予報が合致すると自動で安否確認メールを配信します。従業員同士で自由に投稿できる掲示板機能も搭載。外国人従業員向けに英語版の提供もあります。従業員同士でも緊急時の情報共有ができます。また、企業、病院、公官庁、学校、サークルなどで豊富な実績があります。
- 手動連絡
- 自動一斉送信(地震)
- 地域指定一斉送信
- 自動一斉送信(津波)
- 自動一斉送信(特別警報)
- 送信予約設定
- 平常時の使用
- 代理回答
- 添付ファイル機能
- アプリ提供
Safetylink24とは、緊急時に登録されたユーザーあてに安否確認メールを一斉配信できる安否確認システムです。管理者が安否確認メールを発信できない時でも、地震・防災・気象情報と連動して自動配信してくれます。また、1ユーザーに対して6人までの家族登録が可能。家族用コメント欄で家族間だけの安否状況のやり取りが可能です。英語にも対応しているので、外国人従業員のご家族間の利用も英語でやりとり可能です。
- 自動一斉送信(地震)
- 訓練設定
- 平常時の使用
- ログイン不要
- 代理回答
- 未登録者への自動配信
- 項目のカスタマイズ
- チャットボット
- アプリ提供
- グループ管理機能
まとめ
今回は、英語・多言語対応の安否確認システムを紹介しました。増加する外国人労働者の安全と労働力を守るため、ぜひ検討してみてください。
すぐに「自社に最適な安否確認システムを知りたい」という方は、健康管理システム導入のプロがおすすめのシステムの相談を承ります。2分で診断できるのでぜひお試しください。
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