LINE連携オプション付き!企業向け安否確認システムおすすめ5選
「会社で安否確認システムを導入したいけど、どのサービスがLINEと連携できるのかわからない」「LINE連携って本当に必要かな?」このようなお悩みをお持ちではありませんか。
安否確認システムは、災害時などに従業員の安否を一斉に確認できるサービスです。これまで手作業で行っていた安否確認業務をシステムが代行してくれるため、管理者は被害範囲の確認や事業再開に向けた対策に時間を使えるメリットがあります。さらに、LINE連携ができるサービスを選べば、より効率よく安否確認を行うことができます。
そこでこの記事ではLINE連携できる安否確認システムについて解説します。LINEで安否確認する方法や、連携できるサービスを選ぶメリット、おすすめのサービスを厳選して紹介します。LINEと連携できる安否確認システムを探している方はぜひ最後までご覧ください。
- LINEは緊急時の連絡手段として生まれたサービス
- LINEの安否確認方法とは
- 企業向けの安否確認システムでLINE連携が可能
- LINE連携オプションのメリット
- LINE連携オプション付きの安否確認システムおすすめ5選
- まとめ:LINE連携で安否管理システムをより使いやすく
LINEは緊急時の連絡手段として生まれたサービス
安否確認システムとは、緊急時に従業員およびその家族の安否を一斉に確認できるサポートツールです。24時間365日のサポート体制で、企業の業務継続を支援します。
他方、LINEは2011年に誕生したスマートフォン向けのチャットアプリです。インターネットやスマートフォンの普及も相まって、今では電話やメールに並ぶコミュニケーション手段として確立されています。
そんなLINEですが、実は緊急時の連絡手段として生まれたサービスだと知っていますか?実はLINEは、東日本大震災で連絡が取りづらくなった経験から、大切な人といつでも連絡を取り合いたいという思いから誕生しています。既に連絡手段として確立されているLINEですが、今後も「安否確認サービス」を提供する企業との連携を拡大し、緊急時の連絡手段として「LINE」を利用したいというニーズに応えていくでしょう。
LINEの安否確認方法とは
LINEで安否確認をする方法は2つあります。
- 「LINE安否確認」で安否を知らせる
- 名前やステータスメッセージを活用する
「LINE安否確認」で安否を知らせる
震度6以上など大規模な災害が起こった際に、自動的にLINEのホームタブに「LINE安否確認」が表示されます。これをタップするだけでLINEで繋がっている友だちに安否状況を共有できます。「無事」または「被害あり」を選択できて、自由に文章入力も可能。状況に応じて、安否状況を簡潔伝えるか、より詳細な状況を文章で伝えることができます。
名前やステータスメッセージを活用する
「名前やステータスメッセージを活用する」方法は、安否確認用に用意された項目ではないもののうまく活用すると安否確認として利用できます。名前やステータスメッセージに「無事です」「〇〇学校に避難中」と記載することで、LINEで繋がっている友だちへ状況を伝えることができます。1つ目の「LINE安否確認」と違い、災害の規模に関わらず安否状況を友だちに伝えることができます。
企業向けの安否確認システムでLINE連携が可能
一部の安否確認システムでは、システムの一部をLINEと連携させることができます。
安否確認システムとは、企業や団体が災害時や緊急時に従業員の安否状況を効率的に把握するためのツールです。
多くの安否確認システムは独自のチャット機能が搭載されていますが、普段から使い慣れていないため「利用してもらえない」という課題を抱える企業も少なくないです。
しかし、LINEと連携できる安否確認システムでは、普段から使っているLINEで安否状況を報告できるメリットがあります。
LINE連携オプションのメリット
SMSやメールよりも使い慣れたアプリで情報共有できる
日常的に多くの人が利用するLINEなら、関係者全員が使い慣れたアプリで安全情報を共有でき、迅速かつスムーズな情報共有が可能になります。また、災害時や緊急時は、普段よりも緊張したり慌ててしまうことが想定されるため、使い慣れたアプリで安否情報を迅速に報告できることは重要です。
安否の回答率が向上する
使い慣れたLINEであれば、アプリの操作を練習する手間やインストールする手間もいりません。そのため緊急時でも、操作しやすいLINEで安定した回答率が期待できます。
LINE連携オプション付きの安否確認システムおすすめ5選
最後に実際にLINE連携オプションが付いている安否確認システムをご紹介します。代表的な5つをまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
トヨクモ安否確認サービス2
トヨクモ安否確認サービス2は、初期費用無料で月額6,800円〜(税抜)の企業向け安否確認システムです。自動送信や自動集計が搭載されており安否確認を効率よく実施することができます。2022年にLINE連携機能が追加されており、月額500円でLINEと連携させることができます。仮にLINEを連携したとしても、管理者がLINEを見れるわけではなくプライバシーは保護されているため安心して利用できます。
- 手動連絡
- 自動一斉送信(地震)
- 地域指定一斉送信
- 自動一斉送信(津波)
- 自動一斉送信(特別警報)
- 送信予約設定
- 訓練設定
- シュミレーション機能
- 平常時の使用
- ログイン不要
ANPICは専用アプリが用意されている安否確認システムで、LINEと連携させることでANPICアプリ内で配信された通知をLINEで受け取ることができます。ANPICアプリも使いやすいかと思いますが、通知を見落としてしまったり操作に慣れるまで時間がかかってしまいます。しかし、LINEで通知を確認できることで未回答者を減らすことができます。費用については公開されていないため問合せが必要です。
- 手動連絡
- 自動一斉送信(地震)
- 地域指定一斉送信
- 自動一斉送信(津波)
- 訓練設定
- 平常時の使用
- 代理回答
- 未登録者への手動配信
- 未登録者への自動配信
- 項目のカスタマイズ
セコム安否確認サービスは24時間365日体制となっており、全てを機械任せにはせず人間による判断も組み合わせたサービスです。こちらもLINE連携が可能になっておりLINE上で安否確認の通知を受信することができます。ただし、LINE連携は「LINEビジネスコネクト」を利用しているため、サービスの月額料金の他に、別途「セコム安否確認サービス」の利用料金がかかるため注意が必要です。
- 手動連絡
- 自動一斉送信(地震)
- 地域指定一斉送信
- 自動一斉送信(特別警報)
- 訓練設定
- 平常時の使用
- 自主回答
- 安否確認の代行送信
- 地震情報表示サイト機能
- チャットボット
エマージェンシーコールは安否確認における回答率、確認率を100%にすることに注力できるサービスです。緊急時の連絡や通知をLINEへ連携することもできます。LINEと連携することでLINE上でメッセージを確認し、メッセージに記載されているURLからそのまま回答も可能です。見落としがちな通知に気付きつつ、URLを添付することで回答率の向上をはかることができます。
- 手動連絡
- 自動一斉送信(地震)
- 地域指定一斉送信
- 自動一斉送信(津波)
- 自動一斉送信(特別警報)
- シュミレーション機能
- ログイン不要
- 代理回答
- 未登録者への手動配信
- 未登録者への自動配信
安否LifeMailは、防災担当者(管理者)が設定している震度以上の地震情報が気象庁から発表されると、安否確認メールを即座に自動配信できるサービスです。こちらもLINE連携が可能で、それ以外のSNSとも連携できる機能が用意されています。災害時は通信が混雑することが予想されるため、LINEを介して安否確認システムでコミュニケーションを取れるメリットは大きいです。また、安否を回答する際にGPS経由で位置情報を管理画面に表示できるのも魅力です。
- 自動一斉送信(地震)
- 地域指定一斉送信
- 自動一斉送信(津波)
- 訓練設定
- シュミレーション機能
- 平常時の使用
- 代理回答
- 未登録者への手動配信
- 項目の複数設定
- 自動集計
まとめ:LINE連携で安否管理システムをより使いやすく
安否確認システムを活用することで災害時に通信網やインフラが使えない場合でも、従業員の安否を迅速に確認することができます。BCP対策にも繋がるため導入するメリットは大きいです。
一方で、使い慣れないサービスだと「安否確認メールを送っても回答してもらえない」という可能性も考えられます。そこで本記事でご紹介したのがLINE連携が可能なサービスです。LINEはほとんどが日常的に利用しているため通知に気付いてもらいやすいです。
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