マイナクラウドの評判と実態【2025年最新版】
マイナンバー管理システム「マイナクラウド」がどんなサービスか気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は「マイナクラウド」の評判について調査しました。機能や連携サービスから特徴を紹介。導入実績や企業からの声を参考に評判・実態をお伝えします。
他のページでは料金プランや機能・連携サービス、詳細な導入実績についてもご紹介しています。
マイナクラウドとは
マイナクラウドは、簡単導入とセキュリティ対策に定評のあるマイナンバー管理システムです。企業に課されているマイナンバー制度義務の遂行に対応した管理機能を備え、充実のサービスでユーザーニーズに応えます。これまでシステム導入を進めたことがない人でも導入がしやすいよう、さまざまな工夫が施されているのが特徴です。
マイナクラウドの特徴
マイナクラウドは、安心、簡単、低コストを掲げるマイナンバー管理システムです。機密性の高い個人情報であるマイナンバーを、クラウド経由で安全に管理できる仕組みが整っています。
また、ITに詳しくない事業者でも、手間要らずでマイナンバーの入力や画像のアップロードが可能です。導入コストはワンストップによるサービス提供で低価格を実現。少ない負担で利用できるサービスです。
マイナクラウドに適している事業者・企業
マイナンバー管理システムには複数の製品が挙げられますが、マイナクラウドはそのなかでも中小規模の事業者や、個人事業主向けのサービスであると言えます。システム運用のノウハウがなく、ITに特化した部門のない組織でも導入可能。また、小規模な組織でも費用対効果に期待できる、安心の月額料金となっています。
詳しい機能一覧・連携サービス一覧はこちらからご覧ください。
マイナクラウドの料金プラン
マイナクラウドは初期費用無料です。また、30日間無料で利用できるお試しプランもあります。
もっとも安価なプラン10は、最大10人まで利用できるプランとなっており、月額1,000円の料金設定です。以降、30人まで2,400円、60人までで4,800円、100人までで8,000円と上昇し、100人を超えると100人ごとに8,000円加算される仕組みです。
※料金はいずれも税抜
詳しい料金プランはこちらからご覧ください。
マイナクラウドのメリット・デメリット
紹介したような特徴がある「マイナクラウド 」ですが、活用することでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
【メリット】ITに慣れていない人でも導入しやすい
マイナクラウドの強みは、ITに慣れていない人でも導入しやすい点が挙げられます。クラウド型なので複雑な機器端末の設定がほとんど必要ないのはもちろん、マイナンバーの登録にも細かな手続きは発生しません。
各従業員から番号とマイナンバーカードの画像をスマホから送ってもらうだけで設定が完了するため、担当者の負担も最小限で済みます。機器の操作を覚えるのが面倒という人にとっては、ありがたいサービスでしょう。
【メリット】オプションサービスを利用できる
基本機能だけでマイナンバーの管理は十分にこなせますが、さらなる業務効率化を図りたい場合には、別途オプションサービスを利用することも可能です。マイナクラウドではマイナンバー登録代行オプションが用意されており、スマホでの収集代行、およびマイナンバー入力代行を依頼できます。
普段の業務で手いっぱいで、マイナンバー関連の業務に対応する余裕がないという方には便利なサービスです。
【メリット】セキュリティ対策が充実している
マイナクラウドのセキュリティ強度は、2段階のアクセス認証とSSL暗号化を実装することで、極めて高いレベルを実現しています。
不正アクセスや情報流出のリスクが小さく、マイナンバーという個人情報を扱うシステムとしては十分な対策です。加えて日本のデータセンターを採用しているため、いざという場合にも迅速な対応に期待できます。
【デメリット】他製品との互換性などは要確認
マイナクラウドは単体での運用を想定する場合には便利なサービスですが、他の製品との併用を検討している場合には注意が必要です。というのも、2023年1月現在、マイナクラウドの外部連携については、後日実装予定となっており、正式な対応サービスが明らかになっていないためです。
すでに社内で別のサービスを利用している、あるいは今後他社製品を導入する予定がある場合は、互換性について問い合わせる必要があります。
マイナクラウドの評判と実績
続いて、マイナクラウドの評判と実績について解説します。マイナクラウドは汎用性の高い製品ということもあり、特定領域における偏りや事業規模に応じた偏りもなく、さまざまな業界における導入実績を獲得しています。公式ページに公開されているだけでも、
・農林水産業
・不動産業
・人材派遣業
・店舗経営業
・製造業
・医療業
・介護業
・非営利団体
・その他一般企業
と、非常に多様です。マイナクラウドは法人、個人を問わず導入できるサービスであり、専門的な知識がなくとも使える点が強みです。IT業界と比較すると、最新システムの導入が遅れている傾向にある農林水産業や介護業などの分野での導入実績が、そのことを裏付けていると言えます。
サービス業を営む導入者の声にも「低価格でセキュリティがしっかりしているので決めました。スマートフォンでマイナンバーが収集できるのは、とても便利で集めやすかったです。」※とあり、ユーザーの満足度も高いです。これまでシステムを活用してこなかった方や、最新のシステムを使いこなせるか不安という方には、特におすすめしたいサービスだと言えます。
※出典:https://www.myncloud.jp/results/
他のマイナンバー管理システムと比べてどうなのか
マイナクラウドを他のマイナンバー管理システムと比較した際、強みとなるのはやはり価格の部分です。他の製品は大抵の場合初期費用がかかるだけでなく、月額料金もそれなりに発生します。
一方で、マイナクラウドは初期費用は無料、月額は1,000円(税抜)からと、非常に低価格です。また、マイナクラウドは退職者を10円で管理できますが、他のサービスではそういった扱いは受けられず、負担は増えていくばかりです。セキュリティ面でも他の製品に劣る点はないことからも、とにかくコスト面や導入のしやすさを優先したい場合にはおすすめのサービスだと言えるでしょう。
【総評】マイナクラウドは誰でも導入しやすいサービス
この記事では、マイナクラウドの特徴やメリット、そして実際の導入実績などについてご紹介しました。マイナクラウドはとにかくコストパフォーマンスに優れており、初期費用が無料で月額料金も安価であることから、中小企業はもちろん、個人事業主でも導入しやすいサービスだと言えます。
また、これまでITシステムを使ったことがない人でも、スマホ操作で簡単にマイナンバーを管理できるため、操作に悩む心配もありません。さらに、導入実績は幅広い業界にわたり、どんな事業に携わる人でも安心して利用できます。
コスト面でのメリットを重視したい、あるいはシステム導入の経験がなく、扱えるか不安という方にとっても、おすすめできるクラウドサービスです。