Mailchimp(メールチンプ)の評判と実態|15個のメール配信システムを試したPRONIアイミツが徹底比較!
メール配信システム「Mailchimp(メールチンプ)」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや「MailChimp」の使い方も網羅。この記事だけで、「MailChimp」の全てが分かります。
- <総評>「Mailchimp」は機能が充実したメール配信システム。直観的なレイアウトも◎
- Mailchimpとよく比較されるサービス
- 1.「MailChimp」の3つのメリット
- 2. 徹底調査でわかった「MailChimp」を使うべき人
- 3. 3分でできる!「Mailchimp」への登録方法
- 4. 会員数をグッと増やす「MailChimp」の2つの使い方
- 5. まとめ
メール配信システムを導入する際、あえて海外のシステムに目を向けてみるのも1つです。語学に自信がない方には不安な部分もあるかとは思いますが、料金の面では国内のツールと比較しても遜色なく、機能の面では引けをとらないばかりか、直感的に使えるプレビュー機能など優れている部分も少なくありません。
そうした海外のメール配信システムのなかでも、とりわけ評判を集めているのが「Mailchimp(メールチンプ)」です。アメリカ・ジョージア州の「ロケット・サイエンス・グループ」という企業が提供するクラウド型のシステムで、ネットショップの運営会社や通販会社を中心に全世界1,200万人以上のユーザーに利用されています。
発注業者比較サービスのPRONIアイミツが、おすすめのメール配信システムを厳選!
<総評>「Mailchimp」は機能が充実したメール配信システム。直観的なレイアウトも◎
「Mailchimp(メールチンプ)」の何より大きな魅力は、HTMLエディターやステップメールなど、メールマーケティングに求められるあらゆる機能が無料で使えること。操作画面がすべて英語である点を除けば、初めてメルマガを配信する方や、予算の限られる中小規模のネットショップにもうってつけのツールだと思います。
一方でボタンの配置やレイアウトなどUIの評判も高く、たとえばメルマガのプレビュー画面では「Rotate」(=回転する)ボタンをクリックするだけで、スマ―トフォンを横向きにした時の表示のされ方を確認することもできます。
他のメール配信サービスと比べた評判は?
まず料金の面。国産のクラウド型メルマガ配信システムの代表格ともいえる「オレンジメール」は無料プランのアドレス登録数が100件に制限されているのに対し、「MailChimp」は2,000件、月間の配信数も1万2,000件通まで担保されています。中小規模のネットショップにとっては充分な通数で、会員数が増えた際も追加コストがかからないのは大きなメリットだと思います。
また、機能面でも一般的には有償オプションとされていることが多いステップメールやABテスト機能が標準搭載されています。
メール配信システムを導入を検討中の方は、まずは無料の見積もりから始めてはいかがでしょうか。
PRONIアイミツをご利用いただくと、特に人気のメール配信システムの見積もりが可能です。メール配信システム選びの時間も大幅に節約できるでしょう。
Mailchimpとよく比較されるサービス
1.「MailChimp」の3つのメリット
「MailChimp」のメリットを大きく3つに分けてご紹介します。
1-1. 無料で利用できる
「MailChimp」はメールアドレスとユーザーID、パスワードを登録するだけで利用スタートできます。初期費用やライセンス料はかかりません。前述の通り無料プランでも2,000までのアドレスを登録し、月間1万2,000通までのメルマガを配信することができます。
1-2. ドラッグ&ドロップでHTMLメールを作成できる
「レイアウト」「デザイン」など4つのHTMLエディターが標準搭載されています。メールの編集画面は左側にメ―ル全体のプレビュー、右側にテンプレートが配置された構成になっていて、右から左へドラッグ&ドロップするだけでイメージ画像のテンプレートやテキストボックス、問い合わせボタンなどを配置することができます。
1-3. 他のクラウドツールと連携できる
カスタマイズ性にも優れているのも「MailChimp」の魅力の1つ。APIによってSalesforceなどのクラウドツールと連携するほか、ECプラットフォーム「Shopify」とユーザーリストを結びつけることで、かご落ちしたネットショップの買い物客(ショッピングカートに商品が入っている状態でページを離脱してしまった人)へ再訪問を促すメールを送るといったことも可能です。
初期費用がかからず、無料プランでも充実した機能が用意されている「MailChimp」。前述のHTMLエディターのほか、2009年からはステップメール機能も無料化されました。できるだけコストを抑えつつ、メールマーケティングを通じて売り上げを伸ばしていきたいネットショップや通販会社にはうってつけのツールだと思います。
2. 徹底調査でわかった「MailChimp」を使うべき人
紹介したメリットを踏まえ、「MailChimp」はどういった人に向いているのか、2つにまとめてみました。
2-1. コスト&使い勝手を重視する人
繰り返しにはなりますが、無料で月間1万2,000通のメルマガが送れ、スマホ対応のプレビューなど豊富な機能が標準搭載されているのは「MailChimp」も最も大きな魅力の1つ。英語という点を除けば、コストを抑えつつ使い勝手にもこだわりたい方にはうってつけのツールです。
2-2. 手軽にHTMLメールを作成したい人
「 1.「MailChimp」の3つのメリット」でご紹介したように、「MailChimp」ではコーディングの必要がなく、WordPressのようにあらかじめレイアウトされたブログを書くような感覚でHTML形式のメルマガを編集できます。「画像やイラストを盛り込んで読者に楽しんでもらえるメルマガを作りたい」「でも、プログラミングが・・・」という方には頼れるツールになるのではないでしょうか。
3. 3分でできる!「Mailchimp」への登録方法
「MailChimp」の登録方法は非常にシンプルですが、英語が不安ならあらかじめ辞書を用意したり、Googleなどの翻訳ツールをブラウザで開いた状態で進めるといいでしょう。
3-1.「Sing Up Free」をクリック
まず「MailChimp」の公式サイトにアクセスし、画面右上の「Sing Up Free」をクリックします。
3-2. メールアドレス・ユーザーネーム・パスワードを登録
無料アカウントの作成画面が表示されるので、上から順にメールアドレス、ユーザーネーム、パスワードを入力しましょう。
3-3. アカウント登録完了!
最後に画面下部の「Get Started!」をクリックすればアカウント登録は完了です。
公式サイトのトップページに戻り、画面右上の「Log in」からユーザーネームとパスワードを入力しましょう。メインメニューに遷移し、メルマガの編集やリスト作成といった機能が使えるようになります。
4. 会員数をグッと増やす「MailChimp」の2つの使い方
最後に「MailChimp」の機能を使って、メルマガの会員数を増やす方法をご紹介します。
4-1. テンプレートを活用する
テキストボックスやイメージ画像、ソーシャルメディアの「いいね!」ボタンなど、「MailChimp」には豊富なテンプレートが用意されているので、これを使わない手はありません。
コーディングの知識がない方や編集ソフトが操作が苦手な方でも、見た目も楽しいHTML形式のメルマガを作成できます。
4-2. 他のクラウドツールと連携させる
「MailChimpの3つのメリット」でご紹介したように、「MailChimp」は外部のクラウドツールと連携します。たとえばSalesforceとつなぎ込んで顧客情報を取り込めば、配信リストを作成する手間が省け、メルマガの企画や執筆など、会員数を増やすためのより本質的な作業に時間を割けるようになるはずです。
5. まとめ
ネットショップなどを中心に全世界1,200万人以上のユーザーに利用されている「MailChimp」。すべて英語で、一部の言語では文字化けしてしまう可能性があるにもかかわらず、これだけ多くの人に使われ、高い評判を保っているのはやはり価格や機能、使い勝手の面で優れた部分が多いからだと思います。今回ご紹介した内容をみなさまのメルマガ配信システム選びにお役立てください。