ステップメールとは?おすすめメール配信システム9選も紹介【2025年最新】
Webサイトやリスティング広告の運用と同様に、メルマガで売り上げや収益をあげていくためには地道な改善が欠かせません。メルマガを受け取った人の反応はさまざまで、開封せずに放置したままの人もいれば、開封はしたけど画像やURLをクリックしなかった人、さらにはクリックはしたものの遷移先のページでコンバージョンまで至らなかった人もいます。
それぞれの原因に対して仮説を立てて施策を打っていくのは時間も手間もかかるうえ、人手不足などの問題もあってメルマガ運営を途中で諦めてしまう企業は決して少なくないようです。
今回ご紹介するステップメールは万能のソリューションではないものの、メルマガの改善施策や運営方法に悩んでいる企業にとっては有効な選択肢の1つになるはずです。
- ステップメールとは
- ステップメールとメルマガの違い
- ステップメールのメリット
- ステップメールのデメリット
- ステップメールの作成方法
- ステップメールを効果的に運用するコツ
- ステップメールの成功事例
- ステップメールを利用できるおすすめのメール配信システム6選
- 無料プランがあるステップメール配信システム3選
- メール配信システムの選び方
- まとめ
ステップメールとは
ステップメールとは、初回購入日や資料請求日などユーザーがアクションを起こしたタイミングを起点として、あらかじめ準備しておいたメールを段階的に配信する手法です。たとえばネットショップで食材を購入した買い物客に向けて、1週間後にレシピを紹介するメルマガを配信したり、かご落ち状態のユーザー(ショッピングカートに商品が入ったままネットショップから離脱してしまったユーザー)へ向けて再訪問を促すメルマガを定期的に送ったり、定期的に商品を購入しているユーザーに別のおすすめ商品を案内したり、さまざまな使い方ができます。
簡単に言えば、営業のアプローチ全般をメールで行うようなもの。対人の営業の場合、商談の有無にかかわらず日ごろから顧客のもとに足を運び、会話を重ねながら関係性を築いておくことが欠かせませんが、ステップメールを活用すればそうしたアプローチをメール上だけで完結させることも可能です。
ネットショップや通販会社、webマーケティング企業などを中心に、ステップメールのニーズは年々高まっており、化粧品やサプリメント商品を取り扱うネットショップでは、ステップメールを導入したことで顧客1人あたりの購入単価を大幅にアップさせました。
ステップメールとメルマガの違い
「ステップメールとメルマガ配信は何が違うの?」と疑問に思う方も多いかと思いますが、ステップメールとメルマガとは似ているようで大きく異なるものです。
ステップメールの場合はあらかじめシナリオとスケジュールが設計されており、前もって決めていた内容を3〜5回ほどのメールに分けて配信し、1週間〜数ヶ月ほどで配信終了となります。あらかじめ決められていたシナリオがすべて完了すれば、再び定期的にメールを配信することはありません。
一方メルマガの場合、あらかじめシナリオや配信スケジュールが決められているわけではありません。毎週◯曜日に配信と定めている場合もありますが、基本的には新たなセール情報やキャンペーン情報、新商品などについて即座に、あるいは定期的に発信していくための方法です。前もって配信内容やスケジュールが決められているステップメールとは異なり、受信者が配信拒否や退会処理などを行わない場合は永続的にメールが配信されます。
ステップメールのメリット
それでは、ステップメールを活用することによってどのようなメリットがあるのでしょうか。メールマーケティングの1つとしてステップメールを取り入れようか迷っているという方は、以下の5つのメリットをチェックしてみましょう。
リピート・クロスセルを促進できる
前述のように、ネットショップで食材を購入したユーザーに対して1週間後にレシピを紹介するメルマガを送信したり、アパレル製品を購入した人に向けてコーディネート事例を配信したりすることによって、リピートや関連商品の購入を促し、顧客単価をアップさせることができます。
見込み顧客を育成できる
業務用のクラウドツールなど、BtoB領域のサービスは、BtoCの商材と比べると高額なこともあり、意思決定のプロセスが長期にわたることが多く、クロージングに持っていくのは簡単ではありません。そういった場合にもステップメールを活用することで訴求も効率的に行なえます。
たとえばホームページで資料請求してきた法人に対して翌日にサンクスメールを配信し、3日後にサービスの導入事例や成功事例の送信、1週間後に割引プランを案内するメールを配信すれば、その都度営業スタッフが説明する手間は省け、成約のハードルがぐっと下がるはずです。
低コストで顧客との接点を増やせる
前述の通り、対人の営業では顧客のもとへ定期的に足を運び、少しずつ関係性を築いていく必要がありますが、あらかじめステップメールを用意しておけば、コストを抑えつつ同様のプロセスを自動化できる点は大きな魅力と言えます。
各ステップごとに分析が可能
ステップごとに分析が可能なことも、ステップメールの大きなメリットの一つです。各ステップで開封率やクリック率を測定し、配信されたコンテンツの効果を評価できます。また、特定のステップで離脱してしまうユーザーがいる場合は、そのステップでのコンテンツや配信タイミングを見直すことが可能です。この情報を使用して、マーケティング戦略を最適化し、より効果的なキャンペーンを実施できます。
ブランド力・認知度アップが期待できる
ステップメールは、複数のメールをステップと呼ばれる段階に分割して配信するマーケティング手法であり、ブランド力や認知度を高めることが可能です。顧客がステップごとにコンテンツを受け取ることで、徐々にブランドに対する理解が深まり、興味や関心を深めやすくなります。このように、ステップメールを通じてブランドの特徴や強みをアピールし、顧客の興味を引くことで、ブランド力や認知度の向上が期待できます。
ステップメールのデメリット
リピートやクロスセルの促進、顧客との関係性構築などさまざまな目的に役立つステップメールですが、利用するにあたってはいくつかの注意点もあります。
最新情報は届けられない
まず注意しておきたいのは、商品やサービスの最新情報は届けられないということ。あらかじめコンテンツを準備しておいたうえで、シナリオとスケジュールに沿って配信するステップメールは、新商品の入荷案内や休業日・セール情報の連絡には適していません。最新情報も届けたい場合は、通常のメルマガも併用するようにしましょう。
配信間隔を詰めすぎるとクレームに繋がる恐れも
顧客のアクションを起点として配信するとはいえ、あまりにも頻繁にメールを送ればやはりクレームにつながります。よほどの場合でない限り、毎日のように立て続けに配信するのは避けた方がいいでしょう。3~4回にわたってメールを送ってもまったく反応がないような顧客に対しては、シナリオを中止する判断も必要かもしれません。
ステップメールの作成方法
ステップメールは、顧客とのコミュニケーションを効果的に行うためのツールです。いくつかのステップを踏むことで、目的に合った効果的なステップメールを作成できます。
ターゲットの選定
ステップメールを作成する際には、まずはターゲットの選定が必要です。ターゲットとは、自社商品やサービスの購入につながると考えられる潜在顧客のことであり、ターゲットに合わせたコンテンツや配信タイミングを設定することが、ステップメールの成功につながります。ターゲットの特徴や購買行動を把握し、内容に応じた設計を行うことでステップメールが読まれやすくなり、良い反応を得られるようになります。
カスタマージャーニーマップの作成
カスタマージャーニーマップとは、顧客が商品やサービスを購入するまでのプロセスを可視化したマップです。カスタマージャーニーマップを作成することで、顧客の心理やニーズを把握し、ステップメールの設計に役立てることができます。顧客が情報を求めるタイミングや興味のあるトピックを特定し、ステップメールの設計に反映していきます。
シナリオ設計
次のステップでは、作成したカスタマージャーニーマップをもとにシナリオ設計を進めていきます。シナリオ設計とは、ステップごとに配信するコンテンツや配信タイミング、配信頻度などを設定することです。ターゲットの購買行動に合わせ、ステップメールのシナリオを設計することで、より効果的な配信ができます。また、シナリオに沿って、必要な情報を事前に用意しておくことで、スムーズな配信を進められます。
メール本文の作成
配信するステップごとに目的を設定し、それに合わせたコンテンツを作成します。タイトルや見出しの工夫、画像や動画の挿入など、読者が興味を持つような工夫をすることも重要です。メール本文は、読者の興味を引き、クリック率を高めるためにも、十分な工夫が必要です。文字数やレイアウトの調整、テスト配信など、細かな部分まで配慮することが成果につながります。
配信日時の設定
ステップメールの配信日時を設定する際には、ターゲットの購買行動やライフスタイル、配信する内容などを考慮し適したタイミングを設定します。また、ステップメールの配信頻度についても、ターゲットに合わせた頻度を設定することも必要です。配信日時を設定することで、開封率やクリック率を向上させられます。さらに、配信スケジュールを決めておくことで、配信漏れなどのミスを防ぎ、スムーズな配信が可能になることもメリットです。
ステップメールを効果的に運用するコツ
ステップメールは、ただシナリオとメール本文を作成して配信すれば効果が出るわけではありません。ステップメールの配信によって成果につなげるためには、いくつかのコツが必要です。運用にあたって最低限おさえておきたい2つのコツについて確認していきましょう。
セールスライティングを活用する
ステップメールの本文を作成する際には、セールスライティングに関するノウハウを活用しましょう。セールスライティングとは消費者の購買意欲を促進させるライティングのことで、商品やサービスを「買ってみたい」と思わせるような文章のことです。
商品やサービスを通じて得られるメリットやその証拠、競合との比較、さらには商品・サービスの特徴について述べるBEAFの法則を用いて購買につなげます。そのほか、PASONAの法則を活用して消費者の行動を促進させるなど、セールスライティングにおける基本ノウハウをベースにメール本文を考えてみると効果的でしょう。
効果測定・改善を繰り返す
ステップメールを配信することによって成果を得るためには、効果測定と改善を繰り返すことも忘れてはなりません。ステップメールは、メルマガやメール広告などと基本的な条件は変わらず、MAツールやメール配信システムなどを活用することによって、メールの開封率やURLのクリック数などを確認することが可能です。
しかし、メルマガやメール広告と異なり、ステップメールはメール単体の評価・計測だけでは意味がありません。ステップメールの配信が終了するまでの全シナリオについて評価・分析する必要がある点は把握しておきましょう。
MAツールなどを導入することによって、ステップメールのシナリオ設計や自動配信、さらには効果検証や顧客データの管理などまでまとめて行うことができるため、ステップメールで成果につなげたい場合にはツールの導入がマストと言えます。
ステップメールの成功事例
ステップメールについて大方把握できたところで、ステップメールをどのように活用するべきなのか具体的な活用事例を確認していきましょう。
英会話スクール・セミナー事業・クリニックの3パターンをご紹介するので、ステップメールの配信を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
英会話スクールでの事例
英会話スクールを運営しているトライオン社は、入会前の無料カウンセリングを提供していく中で、カウンセリングを受けても入会に至らなかった人々のへのアプローチに悩まされていました。そんな中、まずはテレマーケティングを活用して潜在顧客へアプローチすることに。電話でヒアリングするうちにいくつかの課題が浮き彫りになったものの、効率の悪さからメール配信も行うこととなり、ステップメールの配信に至りました。
直近で無料カウンセリングを受講した人にはステップメールで接触し、カウンセリングの受講から時間の経っている人には電話とメールで接触するなど、それぞれの顧客の状況に応じてアプローチを変えることによって売上が10%底上げに。無料カウンセリング受講から時間のたった人でも入会してくれるようになるなど、多くの成果につながりました。
参照:https://www.hai2mail.jp/case/tryon.php
セミナー事業での事例
独自メソッドである「エレガントセールス術」を提供しているJSIセールス・イノベーション研究所は、メールマーケティングに注力することによってたったの1年3ヶ月で事業の立ち上げに成功。なんと売上の100%がメール経由であると言います。
メール配信ではステップメールを活用し、3日に1度のタイミングでメールが配信されるように設定。定期的にステップメールを配信していくことによって、まだ会ったことのなかった顧客からも初対面とは思えないほど親近感を抱いてもらえるなど、存在を身近に感じてもらうことにも成功しました。ステップメールの開封率は30%、開封した人の中からURLをクリックした人の率は60%を記録しており、多くの人々がメールを読んでくれているという結果が残されています。
参照:https://www.hai2mail.jp/case/jsi.php
クリニックでの事例
小児科のつくしこどもクリニックでは、かかりつけとして通院してくれている人々への情報発信として、メール配信サービスの導入を検討。1,000人以上抱えている患者へ問題なくメールが配信できるサービスを選び、一般には非公開の情報をステップメールを通して配信することにしました。
ステップメールでは、70通を120日間かけて配信するシナリオを設計し、患者に伝えたい特別な情報を発信することに成功。口コミも広がって患者数増加につながったと言います。また、休診情報やワクチンの予約状況などを配信するメルマガとは使い分けているそうです。
参照:https://autobiz.jp/review/detail07.htm
ステップメールを利用できるおすすめのメール配信システム6選
続いては、これからステップメールを始める方に向けて、おすすめのツールを6つご紹介します。
WiLL Mail
-
料金
月4,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
「WillMail」は株式会社サパナ(東京都品川区)が提供しているクラウド型のメール配信システムです。2014年6月のサービス開始以来、人材サービス大手のビズリーチをはじめとした多くの有力企業に利用されています。継続率は99%以上をマークしており、2015年から3年連続でASPICのクラウドアワードを受賞しています。
ステップメールは標準搭載されており、商品購入日やユーザーの誕生日など任意のタイミングを起点にメルマガを配信することができます。複雑な設定は必要なく、開封率やクリック率といった配信結果がリアルタイムに管理画面に反映されるため、初めての人も使いやすいのではないでしょうか。
加えて、「必要な時に必要な分だけ使える」料金システムも特徴の1つです。メルマガの配信数に応じた従業課金型と、登録メールアドレス数に応じた定額料金型の2つから料金プランを契約形態を選ぶことができるうえ、契約は最短1ヵ月から、料金プランはいつでも自由に変更できます。
たとえば配信数の少ない通常時は自社のメールソフトでメルマガを配信し、セール時やキャンペーン時のみ「WillMail」に切り替えるといった使い方も効果的かもしれません。
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
配配メール
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「配配メール」は2007年のサービス開始以来、多数のクライアントに導入されているクラウド型のメール配信システムです。株式会社ラクス(東京都渋谷区)が提供しています。
高機能なステップメールに定評があり、フォローメールの数・シナリオの数ともに上限はありません。BtoBサービスの見込み顧客育成など、中長期的なアプローチに適しているでしょう。
顧客(読者)を管理するための機能が非常に充実しているのも特徴の1つです。メルマガの配信申し込みの受け付けや解約処理、エラーアドレスの除外まで、ほぼすべてのプロセスが自動で処理されます。
たとえば、配信したメルマガが届かなかった場合、システム側が原因を解析し、「アドレスの不備」「サーバーへの接続失敗」など9つに分類してレポートを生成。さらにエラーを引き起こしたメールアドレスをリストから除外します。配信の都度リストを整理する手間がかかりません。
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
-
料金
月1,980円 -
初期費用
11,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「オートビズ」は株式会社ビズクリエイトが提供しているクラウド型のメール配信システムです。2002年にサービスを開始と、比較的歴史が長く、ネットショップや通販会社からビジネスセミナー運営している個人事業主まで、1万人以上のクライアントに利用されてきています。
ステップメールの件数は無制限。すべてのメールの件名にユーザーの氏名を挿入できるうえ、商品発送や決済完了のタイミングに合わせるために配信を一時的に中断したり、シナリオ完了後に通常のメルマガ配信に切り替えたりすることも可能です。
メールの到達率が非常に高いのも魅力の1つ。運営元はメルマガの配信状況を常時モニタリングして最適な配信エンジンを割り当てるとともに、スパム判定のアルゴリズムについても15年以上にわたって研究を続けており、テストでは100%の到達率をマークしています。堅実にメールを届けたい人にもぴったりのツールではないでしょうか。
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
-
料金
月1,150円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「MailChimp」はアメリカ・ジョージア州に本社を置くロケット・サイエンス・グループという企業が運営するクラウド型メール配信システムです。ネットショップや通販会社をはじめ、全世界で1,200万人以上のユーザーに利用されており、海外製のメール配信システムとしては日本国内でもトップクラスのシェアを誇ります。
大きな魅力は基本料金無料でステップメールやHTMLエディター、クリックカウントといった機能が使えること。操作画面も非常にわかりやすく、これからメールマーケティングに取り組んでいきたい人におすすめです。
あわせて拡張性が高いのも特徴です。たとえばECプラットフォーム「shopify」とAPIで連携させれば、かご落ちしてしまったネットショップの買い物客に対して再訪問を促すメールを自動的に配信できます。
- 通信の暗号化
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- HTMLメール作成
- レスポンシブ対応メール作成
- コンバージョン率の測定機能
- トランザクションメール配信機能(自動返信)
- RSSメール作成
-
料金
月1,530円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「Benchmark Email」はアメリカ・カリフォルニア州のBenchmark社が開発したクラウド型のメール配信システムです。全世界で50万社以上への導入実績があり、日本でも人材サービス大手のエン・ジャパンや通信大手のソフトバンクグループといった有力企業がメルマガ配信に利用しています。「MailChimp」と並んで海外製メール配信システムの代名詞的存在と言えるかもしれません。
ステップメールも標準搭載しており、任意のタイミングでサンクスメールやwebサイトへ誘導するメールを配信できます。かご落ちユーザーをフォローするための専用のシナリオも用意されています。
加えて、豊富な機能を兼ね備えたHTMLエディターと多彩なテンプレートも特徴の1つ。HTMLエディターはドラッグ&ドロップで直観的に操作できるうえPhotoshopのような画像編集機能が付いていて、システム上で画像のサイズや色調を自由自在に調整することができます。
ステップメールを始めたい人はもちろん、メルマガのデザインやレイアウトにこだわりたい人、とくにブランドコンセプトにマッチするメルマガを配信したいアパレルショップや美容室のオーナーなどにもぴったりのツールです。
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
- 複数送信者の設定
ferret One
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ferret Oneは、BtoB向けに豊富な機能があるマーケティングツールです。ステップメール配信では、フォーム入力をしたユーザーに対して事前に設定したスケジュールに沿ってメール配信、問い合わせや資料請求した方へのセミナー案内など、見込み顧客へのアプローチを自動化できます。また、過去に問い合わせがあった見込み顧客の情報もデータベース化して蓄積できるため、氏名などの情報での検索・データダウンロードなどが可能です。
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
無料プランがあるステップメール配信システム3選
ステップメールは、顧客とのコミュニケーションを効果的に行うためのツールです。しかし、ステップメール配信システムは、有料のツールも多くあります。そこで、ここでは無料プランがあるステップメール配信システムをご紹介します。
-
料金
月2,980円 -
初期費用
12,800円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
オレンジメールは、メルマガのスポット配信、ステップメールなどのメール配信はもちろん、読者データの管理や読者登録フォーム作成などの機能も充実しているステップメール配信システムです。また、メルマガの配信時間帯や曜日ごとにURLのクリック数をカウントできるなど、マーケティング機能も豊富に用意されています。メルマガ登録者数100人までのオレンジメール無料版であれば180日間すべての機能を無料で利用可能です。また、有料プランでも30日間の無料トライアルが提供されており、操作感を試してから導入できます。
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- トランザクションメール配信機能(自動返信)
- 個別情報の差し込みメール作成
- メールテンプレート設定
める配くん
-
料金
月1,980円 -
初期費用
8,000円
-
最低利用期間
3ヶ月
-
最低利用人数
1名
める配くんは、ステップメール配信、誕生日配信、属性別配信など9つの配信サービスが用意されているメール配信サービスです。利用料金は、月間配信数500通の「める配フリープラン」なら無料で利用できます。登録アドレス数7,000、送信元アドレス数12、月間配信数4万2,000通のプランは初期費用8,800円、月額費用2,376円です。シンプルな作りや機能の上にサポートも手厚いため、はじめてメール配信を利用する場合におすすめです。
- Pマーク
- 通信の暗号化
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
- 複数送信者の設定
-
料金
月360円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ZohoCampaignsは、使いやすさと低コスト、連携機能を兼ね備えていることが特徴のメール配信システムです。メルマガ作成では、HTMLメールテンプレートを月間6,000通まで無料で使用できます。また、ステップメールやメール配信リストは、CRMとのデータ同期もできるため、簡単に作成できます。これからステップメール配信をはじめたい方やコストを抑えたい方におすすめです。
- ISMS
- 通信の暗号化
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- HTMLメール作成
- レスポンシブ対応メール作成
- RSSメール作成
- 誕生日メール作成
- 個別情報の差し込みメール作成
メール配信システムの選び方
メール配信システムを選ぶ際には、以下の2つのポイントをチェックしましょう。
配信数とアドレス数
多くのメール配信システムは、メース配信数とアドレス数に応じて料金プランを設定しています。自社の配信規模に合うシステム、プランを選ぶことで「想定より多く配信してしまい追加料金がかかった」などの失敗を防げるでしょう。
搭載機能
メール配信システムには、メール配信を効率化するための機能のほか、クリック率や開封率の測定など営業活動に役立つ機能が多く搭載されています。自社のニーズに合う機能が搭載されているかどうか、導入前にチェックしておきましょう。
メール配信システムの選び方やおすすめサービスについては、別記事「おすすめのメール配信システムを解説」もご覧ください。
まとめ
見込み顧客の育成からリピート・クロスセルの促進、既存顧客のサポートまで、幅広い目的に活用できるステップメール。あらかじめメールの文面を準備しておけるので、メルマガ配信を大幅に効率化することも可能です。メルマガを通じて売り上げや収益をあげていきたい方はもちろん、人手不足に悩む企業などにとっても最適なソリューションの1つになるのではないでしょうか。
メール配信システムの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったメール配信システム(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!