【2025年最新】TEMPOSTAR(テンポスター)の評判と実態
在庫管理システム「TEMPOSTAR」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「TEMPOSTAR」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「TEMPOSTAR」のすべてがわかります。
- <総評>TEMPOSTARは多店舗のネットショップを一元管理できるサービス
- TEMPOSTARの7つのメリット
- 徹底調査で分かったTEMPOSTARを使うべき人・会社
- TEMPOSTARの料金プラン
- TEMPOSTARの導入実績・効果
- まとめ
ネット通販が好調の2020年。このチャンスを生かして業績拡大を目指している方も多いのではないでしょうか。ネット通販は24時間365日稼働するため大変便利ですが、複数のモールに出品をすると商品の取扱点数も増え、在庫管理が複雑化します。また、購入者が増加すれば実店舗にように顧客対応に追われるでしょう。
多店舗展開でもスムーズに運営するには、バックオフィス業務の整備が不可欠です。そこで本記事では、ITツール受発注支援のプロであるPRONIアイミツが、数ある在庫管理システムのなかからNHN SAVAWAYが提供する「TEMPOSTAR」をピックアップ。その実態と評判を余すところなく解説します。
<総評>TEMPOSTARは多店舗のネットショップを一元管理できるサービス
TEMPOSTARは、多店舗展開しているネットショップの在庫管理に大変適したサービスです。
多店舗展開したECサイトは手作業が増え、バックオフィス業務が追い付かなくなるケースが多々あります。在庫管理が不適切だと、欠品や空売りのリスクも抱えてしまうのが悩みどころです。TEMPOSTARはそんな在庫管理に関する課題を抱えたオーナーのために開発された製品で、多店舗展開しているネットショップの作業を自動化します。
在庫管理を最適化するための工夫が施されているため、複数店舗の業務効率化を目指す方には最適の製品でしょう。
TEMPOSTARの7つのメリット
紹介したような特徴がある「TEMPOSTAR」ですが、活用することで次のようなメリットがあります。
受注管理機能で受注業務の時間短縮を実現
TEMPOSTARは受注情報、各種メール配信、帳簿出力などを一元管理できます。Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなど複数のECモールでネットショップを運営している場合、各ショップの受注情報管理は大きな負担となるでしょう。
しかし、TEMPOSTARがあればその心配はありません。購入者のステータスに合わせて、購入完了メール、送り状の送付なども一括で行えます。
送り状発行システムで人為的エラーを減らせる
TEMPOSTARは、ヤマト運輸、佐川急便などの配送業者が採用している送り状発行システム(WMS)において、データの一括取り込み・出力が可能です。
送り状番号をデータとして取り込むと、購入者に対して発送連絡メールが自動送信されます。また、同時に各ショッピングモールにも荷物番号を送信。荷物番号が自動設定されることで、ヒューマンエラーを減らせます。
作業の自動化はもとより、ミスへの対応を減らすことは、ネットショップの業務効率化に確実に役立つでしょう。
ネットショップの在庫数を一元管理できる
TEMPOSTARは在庫管理機能も秀逸です。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの複数モール、カート間の在庫連携が可能。商品が売れるごとに受注メールより販売個数を取得します。
在庫APIでの連携によって全体の在庫数が即座に反映され、リアルタイムで遅くとも5分間隔で情報を共有。POSシステムとも連携すれば、ネットショップだけでなく実店舗の在庫数も把握できます。
複数ショップの商品情報を一元管理できる
TEMPOSTARを使用すれば、複数のネットショップにある商品情報の管理も楽々。商品マスターで一元管理するため、Amazon、楽天市場などの各モールにある商品情報、商品画像、カテゴリー情報、項目選択肢などの情報を集結できます。
一度の編集作業で複数店舗へ情報を反映できるため、作業を圧倒的に効率化できるでしょう。また、イベント予約機能もあるため、セール時などに特別スタンバイしなくても更新し忘れる心配がありません。
さまざまな物流システムと連携できる
TEMPOSTARは清長、ヤマト通販パック、楽天スーパーロジスティクス、フルフィルメントサービスをはじめとする各種物流システムとの連携も可能です。
物流システムとの連携により、在庫情報、出荷情報、商品データなどが共有されます。また、NP後払い、GMO後払い、スコア後払いなど各種決済システムとも連動可能。決済システムを自動化することで入金確認作業を効率化できるため、抜け漏れやミスを防止するには最適の製品です。
対応モール・カートの種類が豊富
TEMPOSTARは在庫管理システムのなかでも対応モール・カートの多さで注目を集めています。楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングのほか、PayPayモール、ヤフオク、au PAY マーケットなど、16のモールに対応しています。
また、カートについてはメルカート、Makeshop、ショップサーブ、カラーミーショップなどの6社を利用可能。自社カートにも個別で対応できます。多くのモールから販売したい方にはぴったりでしょう。
無料トライアルサービスがある
TEMPOSTARでは30日間の無料トライアルサービスを実施しています。簡単な登録をするだけですべての機能が使えるうえ、専属のサポートを受けることも可能。どんなに良い製品でも自社に合うとは限らないため、無料トライアルサービスは可能な限り利用するのがおすすめです。
実際に使ってみると操作感、機能の要否などがわかります。自社に本当に合う製品かどうかを見極められるため、在庫管理システムの導入をご検討している方は試してみる価値があるでしょう。
徹底調査で分かったTEMPOSTARを使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、「TEMPOSTAR」は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
複数のネットショップを運営している方
Amazonや楽天市場など複数のモールでネットショップを展開している方にはTEMPOSTARがぴったり。商品管理・在庫管理・受注管理など、ネットショップで必要な作業を1つの画面で管理できます。
複数の店舗情報を一元管理できるため、バックオフィス業務を劇的に効率化できるでしょう。対応漏れやミスなどを防ぐことができ、信用度UPにも効果的。また、POSシステムや基幹システム、決済システムと連携すれば、更なる最適化も可能です。
ネットショップにおける日々の業務は煩雑で、複数のショップを運営していればなおさらでしょう。在庫管理システムの導入によって運営業務の負荷が減れば、余った時間を売り上げ拡大のために活用できます。業績向上を目指す方には要チェックの製品だと言えるでしょう。
在庫管理を負担に感じている方
ネットショップの運営で大きな問題となるのは在庫管理です。商品数が多いと在庫管理だけでも手間がかかります。複数店舗を運営していればその分負担も増し、施策を考える時間も余裕もないのが現実です。
そこで、TEMPOSTARを導入すれば複数店舗の在庫管理もワンストップでできるため、在庫管理に労力を割かれることはありません。在庫APIとの連携で各モールの在庫数はリアルタイムで共有されます。POSシステムとも連携すれば、実店舗との在庫情報共有も可能です。
ASP型のためどこからでもアクセスでき、外出先からも確認できます。外回りの多い方には大変重宝するでしょう。在庫管理の作業時間とコストを大幅に削減したい方にはまたとない製品です。
ネットショップの管理に最適化されたシステムをお探しの方
TEMPOSTARはネットショップの管理に最適化された在庫管理システムです。ASPでありながら、ショップの環境に合わせたオーダーメイドでサービスを提供できます。
成長に合わせたシステムとなっているため、規模拡大によるシステムリプレイスは不要です。また、売り上げ拡大に向けた新機能を随時リリースしており、モール、市場、消費者嗜好の変化などをもとに定期的なバージョンアップを行っています。
インターネット環境があればどこでも利用できるため、外出先からでも作業できるのもうれしいポイント。サポート体制も充実しており、使い方から設定・導入までを専属スタッフがサポートしてくれます。在庫管理システムがはじめての方でも安心して利用できるでしょう。
わかりやすい料金体系をご希望の方
TEMPOSTARはわかりやすい料金体系の在庫管理システムをお探しの方にも適しています。料金体系の詳細については後程詳しくご紹介しますが、非常にわかりやすいため、あとから費用がかさんで高額請求をされるといった心配はありません。
また、受注については従量課金制と定額制を選べるため、柔軟な運用が可能です。店舗数ごとでは課金されず、複数店舗を運営している方にとっては有利な料金体系と言えるでしょう。
TEMPOSTARの料金プラン
TEMPOSTARの料金体系は以下のとおりです。
初期費用…0円
月額基本料金…1万円(商品課金+受注課金)
商品課金…2,000円~3万円(2万件以上は1万件ごとに+1万5,000円)
受注課金
・定額プラン 月額料金:5万円~10万円(1万件以上は1万件ごとに+5万円)
・従量プラン 月額料金:1件5円~25円
連携サービスオプション
・BeCCL連携オプション 初期費用:無料、月額費用:3,000円
・楽天物流連携オプション 初期費用:5万円、月額費用:無料
・SBロジスティクス連携 初期費用:3万円、月額費用:2,000円
・受注自動更新機能オプション 初期費用:無料、月額費用:1万5,000円
・外部連携オプション 初期費用:無料、月額費用:1万5,000円
※価格はすべて税抜
TEMPOSTARの導入実績・効果
ここからは実際に「TEMPOSTAR」を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
FASHIONWALKER
「TEMPOSTAR」の導入事例ページ によると、FASHIONWALKERはアパレルメーカーワールド傘下にある大手ファッションECサイトです。20代から30代の女性をメインターゲットとしており、アパレルブランドからさまざまな商品を預かってweb上で販売しています。商品は10万点以上にのぼり、商品管理から在庫調整、受注処理、顧客対応、発送・配送まですべての業務に対応しているそう。自社サイトのほか楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどのモールにも出店しています。
もともとは自社で基幹システムを開発、運用していたのですが、複数のモールとの連携・運用に課題があり、販売機会を逃すことが多かったとのこと。また。モールの仕様変更があるたびにシステムの改修コストがかかっていました。会社として多大な人的リソースと業務負荷がかかっており、この課題を解決できる在庫管理システムが必要となり、白羽の矢が立ったのがTEMPOSTARだったのです。
製品導入後はモールの仕様変更をTEMPOSTARで対応できるようになったため、基幹システムと連動してECサイト運営の完全自動化を実現しました。基幹システムをまったくいじることなく仕様変更に対応できるようになったのは大きなメリットだと言います。各モールの情報が一元管理され、販売機会ロスも解消されたそうです。
ユウキ製薬
「TEMPOSTAR」の導入事例ページによると、健康補助食品、自然食品全般の企画・開発・製造・販売をしているユウキ製薬では、パッケージデザインなどにはあまりコストをかけず、良い製品を作ることに力を入れています。
実際製品には自信があるのですが、卸先の薬局やドラッグストアでは見栄えの良い商品や低価格の商品ばかりが売れるのが現実です。そうしたなかで、本当に必要としている人に商品を届けたいという思いが募り、良い製品をお客さまの望む形で提供することを目指しました。ネット販売に目を付け、webページ上に説明を設けて製品開発の背景、厳選された素材、製品に込めた思いなどを伝えようと考えたそうです。
しかし、既に多くあるメーカーのなかから自社のネットショップを選んでもらうには、きめ細かいアフターフォローや通常とは異なる販売方法を模索する必要がありました。おもてなしに時間を割くには機械的な業務に時間を割くことはできません。そこで「TEMPOSTAR」を導入することが決まったのです。
導入後は受注業務のプロセスが最短で2アクションになり簡易化でき、業務時間はおよそ3分の1になりました。システム化によってフローが標準化されたため、新しいスタッフも短時間で業務を覚えられるようになったそう。効率化によって深みのあるおもてなしが実現し、自社製品の魅力をしっかりと伝えられるようになったと言います。
ハニースマイリーズ
「TEMPOSTAR」の導入事例ページによると、ハニースマイリーズはベビー・キッズ用アパレル、雑貨、キャラクターグッズなど、子供向けの商材を取り扱っている会社です。
事業立ち上げは2014年、EC業界に初参戦で運営をスタートしました。在庫を一元管理する重要性は認識していたため、在庫管理システムの導入は既定路線でした。数ある製品のなかから選んだのは「TEMPOSTAR」で、その決め手となったのは「大量の商品を登録できること」「複数のモールを一元管理できること」そして「手頃な価格帯」です。発売前からリリースを注視していたほどだと言います。
導入後はわずか数ヶ月という驚異的なスピードでモール数を5店舗まで増やせました。販路が多い方が後々ブランドとして強くなると考えていたため、販売窓口の増設はマストだったと言います。現在では仕入れから顧客対応にいたるまで、シンプルな業務手順で対応できているため、少人数で回せるようになったそうです。TEMPOSTARを導入していなかったら、今の3倍ほどの作業時間がかかっていただろうと言います。
スムーズな導入ができたのはカスタマーサポートチームの励ましもありました。わからないことがあってもすぐに対応をしてもらえるため、サポート体制と言う点でも満足です。今では非常に効率よく店舗運営ができるようになり、製品導入の効果を感じていると言います。
参照:NHN SAVAWAY株式会社『TEMPOSTAR 導入事例』
まとめ
TEMPOSTARの評判と実態については以上です。これから在庫管理システムを導入する方は、ぜひ製品を選ぶ際の参考にしていただければと思います。
また、PRONIアイミツでは、さまざまな条件で在庫管理システムを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
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