BtoB受発注システムおすすめ9選 | 一元管理で効率化!
BtoB取引における受発注処理は煩雑で、手間と時間がかかるという課題があります。「電話・FAX・メールなど受注方法がバラバラで、処理が大変」というBtoB企業には、受発注システムの導入がおすすめです。BtoB受発注システムは受発注にかかる一連の業務を一本化でき、受注・出荷・請求業務までを効率化できます。
本記事では、BtoB受発注システムのおすすめサービス9選を紹介します。メリット・デメリット、システムの選び方も解説しますので、受発注処理を一元管理し、企業の生産性を向上したい営業担当者はぜひご覧ください。
- BtoB受発注システムとは
- BtoB受発注システムの主な機能
- BtoB受発注システムを導入するメリット
- BtoB受発注システムを導入するデメリット
- BtoB受発注システムの比較表
- 【2024年最新】BtoB受発注システムおすすめ9選
- 受発注システムを選ぶポイント
- まとめ:BtoB企業は受発注システムで、業務を効率化しよう
BtoB受発注システムとは
BtoB受発注システムとは、企業間取引における受発注プロセスを一元管理し、受発注・出荷・請求業務の一連を効率化するシステムです。電話やFAXによる煩雑な受注手続きを簡略化し、生産性を向上できます。
BtoBの取引で発生する発注書や納品書、請求書といった書類をデジタル化してシステムに集約するため、書類を紛失する心配がありません。発注や在庫管理、請求書作成の自動化も可能です。BtoB受発注システムを活用することで、企業間取引がスムーズに行えるようになり、取引の透明化も可能に。時間や手間も大幅に削減できるため、多くの企業が導入を進めています。
2024年現在、中小企業や小規模事業者は、インボイス制度に対応した受発注システムを導入する際に、IT導入補助金を活用できます。補助率は2/3、最大350万円の補助を受けられますので、受発注システムの導入時にぜひ補助金も活用ください。
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出典:「令和4年度電子商取引に関する市場調査報告書」経済産業省
経済産業省によると、2022年のBtoBのEC市場規模は、前年比較で12.8%増え、420兆 2,354億円となっており、EC化率は37.5%でした。BtoBのEC化率は年々増加しており、BtoB ECのニーズが増えていることが分かります。今後もBtoBのEC化率は拡大していくと推測できるため、BtoB取引がある企業では受発注をシステム化していくことが求められるでしょう。
BtoB受発注システムの主な機能
ここでは、BtoB受発注システムの主な機能を解説します。
機能名 | 概要 |
---|---|
受発注管理・取引先管理 | 注文をシステム上で自動で受け付け、受発注内容と取引先を一覧化できる |
ステータス表示 | 受注や発注の進捗状況をリアルタイムで確認できる |
商品管理・販売管理 | 商品を登録し、商品名やカテゴリ、価格などのデータを管理できる |
在庫管理 | 商品の入出庫データから在庫数を正確に把握できる |
請求の作成・管理 | 発注書や請求書の作成と管理ができ、締め日に合わせて請求書の自動発行も可能 |
メール管理 | 注文内容確認メール、サンクスメールなどを自動送信できる |
支払い・決済管理 | 支払い金額や決済方法を管理し、売上や未収金の把握もできる |
外部連携 | 生産管理システムや販売管理システムといった外部システムと連携できる |
「受発注管理・取引先管理」では、注文をシステム上で自動で受け付けるため、手間を削減できます。発注側は、専用画面から発注を簡単に行え、発注一覧や履歴の確認もできます。「在庫管理」では、正確な在庫数を把握でき、在庫が無いのに受注してしまった、というミスを防止できます。「外部連携」では、他のシステムと連携することで受注データの二重入力が不要になり、手入力による修正作業もなくなります。
BtoB受発注システムを導入するメリット
BtoB受発注システムを導入するメリットを知ることで、システム導入後の活用イメージが明確になります。ここでは、受注側と発注側それぞれのメリットを解説します。
- 受注側①電話・FAX・メールによる受注を集約できる
- 受注側②転記ミスや聞き間違いなどの人為的ミスが削減できる
- 受注側③顧客満足度向上が期待できる
- 発注側①24時間365日いつでもWebから注文できる
- 発注側②発注業務の自動化も可能に
受注側①電話・FAX・メールによる受注を集約できる
受注側は、電話、FAX、メールによる受注を集約して一元化できることから、受注情報の取りこぼしが減り、かつ、 受注内容の確認が容易になります。また、受注データはすべてシステムに一本化するため、従業員間の情報共有もスムーズになります。このように受注管理が改善されることは、受注側にとっての大きなメリットです。
受注側②転記ミスや聞き間違いなどの人為的ミスが削減できる
受発注システムは受注処理をすべてシステム上で行うため、FAXでの発注書からの転記ミスや、電話受注での聞き間違いなど、人為的ミスを削減できます。
受注側のメリット③顧客満足度向上が期待できる
受発注システムを導入することで、注文に対して迅速な対応が可能となり、手作業によるミスも軽減するため取引先の顧客満足度向上が期待できます。また、システム化によりトラブルやクレームにもスムーズに対応できるようになります。顧客満足度が高まることでリピート率も上昇し、ビジネスの発展につなげられます。
発注側のメリット①24時間365日いつでもWebから注文できる
受発注システムにより発注側は、24時間365日いつでもWebから注文できるようになります。営業時間外や休日・祝日にも注文ができるため、非常に便利です。そのため、効率的な取引が実現でき、お互いのビジネスが活性化されるでしょう。
発注側のメリット②発注業務の自動化も可能に
発注側は、在庫数に応じた発注の自動化が可能です。在庫切れを防止できることに加え、手作業での発注作業から解放され、他の重要なタスクに集中できるようになります。
発注側③発送状況や履歴を確認できる
発注側は、システムから発送状況や履歴をリアルタイム確認できます。商品の到着予定や過去の取引履歴を一覧で確認でき、履歴の参照して簡単に注文できる、発送状況をリアルタイムで把握できる、発注ミスやトラブルを早期発見できるという利点があります。受発注システムを利用することで、スムーズな取引が期待できます。
BtoB受発注システムは、受注側だけでなく発注側にも多くのメリットがあるシステムです。電話やFAXでの受発注が煩雑でお困りの企業は、導入の検討をおすすめします。PRONIアイミツでは、以下のボタンから希望要件に合ったBtoB受発注システム(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
BtoB受発注システムを導入するデメリット
多くのメリットがあるBtoB受発注システムですが、一方で以下のようなデメリットもあるため注意が必要です。
- 受注側①取引先への確認・同意が必要になる
- 受注側②システムの定着に手間と時間がかかる
- 発注側①システムの使い方を習得する必要がある
- 発注側②PCやタブレットなど発注環境を整える必要がある
受注側①取引先への確認・同意が必要になる
BtoB受発注システム導入に伴い、取引先によってはインターネット環境を整えたり、業務フローを変更する必要があったりするため、事前の確認と同意は欠かせません。取引先にシステムを導入してもらうためには、取引先の利用料が無料のシステムを選んだうえで、システム導入による発注の効率化や自動化といった取引先のメリットを伝えましょう。
受注側②システムの定着に手間と時間がかかる
システムに不慣れなスタッフが多い場合には操作に慣れるまでに時間がかかることもあり、システムの定着に時間がかかることがデメリットです。画面の設計がシンプルで、直感的に操作ができるシステムを選ぶことで、スムーズな導入と定着が図れるでしょう。
発注側①システムの使い方を習得する必要がある
システムの使い方を習得する必要がある点も発注側のデメリットです。取引先がITツールに慣れていない場合、システムからの発注方法や操作フローをテキストや動画で伝えるなど、取引先がスムーズに導入するための配慮も欠かせません。
発注側②PCやタブレットなど発注環境を整える必要がある
取引先によってはPCやタブレットなどのデバイスを購入し、発注環境を整える必要があるため、コストが発生します。取引先によってはインターネット回線を整備する必要もあるため、システム導入前に必ず周知しましょう。
BtoB受発注システムの比較表
以下は、主要なBtoB受発注システムの初期費用と月額料金を比較表です。自社のシステム選びの参考にしてください。
サービス名 | 初期費用 | 月額費用 |
---|---|---|
CO-NECT | 無料 | 無料プランあり 有料プランは要問い合わせ |
BtoBプラットフォーム受発注 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
BtoBプラットフォーム受発注 for 製造業 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
楽楽B2B | 要問い合わせ | 39,800円~ |
アラジンEC | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
MOS | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
TS-BASE受発注 | 470,000円 | 100,000円/3ID |
楽楽販売 | 150,000円 | 70,000円~ |
TEMPOSTAR | 無料 | 10,000円 |
「早速、自社に合うBtoB受発注システムを探したい」とお考えの企業は、ぜひPRONIアイミツにご相談ください。当社のコンシェルジュが貴社のBtoB受発注システム選びをしっかりサポートします。以下のボタンから、いくつかの簡単な質問に答えるだけで希望要件に合ったBtoB受発注システムの選定が可能です。
【2024年最新】BtoB受発注システムおすすめ9選
ここでは、BtoB受発注システムのおすすめ9選を紹介します。機能・メリットもまとめているので、サービス比較の参考にしてください。
- CO-NECT
- BtoBプラットフォーム受発注
- BtoBプラットフォーム受発注 for 製造業
- 楽楽B2B
- アラジンEC
- MOS
- TS-BASE受発注
- 楽楽販売
- TEMPOSTAR
CO-NECT
CO-NECTは、CO-NECT株式会社が提供するBtoB受発注システムです。アナログな受注業務をデジタル化することで業務効率化を実現します。
FAXやメール、電話からの注文データをExcelに打ち直したり、社内のシステムに入力する手間がなくなるうえ、人為的ミスも削減できます。発注先が導入していなくても利用できるのが特徴で、CO-NECTがFAXやメールに変換して発注書を自動で送信します。PCだけでなくスマホからも発注可能なため、出先で空き時間を有効活用することが可能。
業務時間の短縮にも貢献してくれます。卸・メーカー・小売り・フランチャイズ本部など、多種多様な業種・業態での利用実績があり、どの企業にもおすすめの受発注システムです。
- 発注先別商品表示
- 発注先別単価表示
- 発注者へのお知らせ機能
- ロット(最低注文数)設定
- 取引不可日設定機能
- 発注フォームカスタム
- カタログ表示・発注機能
- クローズサイト機能
- ピッキングリスト出力機能
- 見積書作成
BtoBプラットフォーム 受発注は、株式会社インフォマートが提供するBtoB受発注システムです。受注者・発注者双方の負担を軽減するシステムで、データでの受発注によりFAX用紙や請求書送付代といった経費を削減。
入力作業や発送処理なども自動化により、担当者の事務作業の負担を軽減します。発注業務がスマホ・タブレットからできるのもポイント。10年以上のノウハウを活かし、1~2.5ヵ月でのスピード導入を実現できます。
新たなシステム開発費や維持費も不要でコストも抑えられ、サポートも充実。導入後のフォローに加え、使い方の講習会もあります。
- ロット(最低注文数)設定
- 取引不可日設定機能
- リードタイム設定機能
- 請求書作成
- 商品表示数設定機能
- FAXレイアウト設定
- FAX再送信機能
- 支払明細書共有機能
- 発注書FAX送信機能
- クロネコカケ払い対応機能
BtoBプラットフォーム 受発注 for 製造業は、株式会社インフォマートが提供するBtoB受発注システムです。製造業界の受発注業務を電子化し、効率化を実現します。
取引書面のペーパーレス化、電話やFAXによる受注作業の手間や人為的ミスを削減でき、リアルタイムな状況管理や情報共有ができます。取引先との納期調整や単価回答もシステム上で行えるため、伝える手間やミスがなくなります。
取引情報は原本データとしてクラウド上に保存され、発注側からも受注側からもいつでも確認できるため、誤認識や行き違い、伝達ミスなどのトラブルを防止できます。金額の照合・確定も大幅にスピードアップ可能です。
- 受注・ステータス一覧機能
- 注文単価などへの小数点設定
- 注文確認メール通知機能
- 受注内容のPDF出力
- 出荷欠品案内通知機能
- 赤伝票作成機能
- 納品書ダウンロード
- 納品書作成
- 発注書ダウンロード
- ファイル添付機能
楽楽B2B
楽楽B2Bは、株式会社ネットショップ支援室が提供するBtoB受発注システムです。受注側・発注側の双方にとって使いやすいデザインが特徴です。中小・中堅企業を中心に多数導入されており、買い手企業の導入数は150,000社を突破。
卸値や取引条件、卸す商品を取引先で別々に管理するなど、卸取引上の受発注プロセスを保ちながらWeb化できるのもメリット。手動で行っていた受発注業務を人の手を介さずシステムで自動化することで業務時間を大幅に削減し、業務のミスや属人化も防ぎます。
BtoB-ECサイトでWebの販路を開拓できるようになり、利益向上にも貢献します。
- 発注先別商品表示
- 発注先別単価表示
- 発注者へのお知らせ機能
- ロット(最低注文数)設定
- 取引不可日設定機能
- リードタイム設定機能
- カタログ表示・発注機能
- クローズサイト機能
- ピッキングリスト出力機能
- 見積書作成
アラジンEC
アラジンECは、株式会社アイルが提供するBtoB受発注システムです。これまで電話やメールで行っていた受注業務をデジタル化し、PCやスマートフォンからWeb上での注文が可能。画面から商品を選択し必要な情報を得意先が入力します。
在庫状況や商品単価、過去の注文履歴も確認でき、注文ミスを削減し、担当者の負担も軽減できます。カスタマイズ性に優れているのも特徴で、アパレルや食品、医療など様々な業種の受発注システムとして導入されている実績を持ちます。
それぞれ業種に必要な機能を搭載が可能となっており、業界特有の受注フローや商習慣など業種の仕様に合わせてカスタマイズできます。
- 発注先別商品表示
- 発注先別単価表示
- 発注者へのお知らせ機能
- ロット(最低注文数)設定
- 取引不可日設定機能
- カタログ表示・発注機能
- クローズサイト機能
- 見積書作成
- 受注・ステータス一覧機能
- 商品カテゴリ設定
MOSは、株式会社アクロスソリューションズが提供するBtoB受発注システムです。スマートフォンなどモバイルデバイスから受注・発注が可能で、操作感もシンプル。ECサイトで買い物するような操作で簡単に発注可能です。
基盤システムとも連携ができるのも特徴。発注データをそのまま基盤システムに自動反映が可能で、システムへのデータ入力の業務を削減できます。
業種に合わせたカスタマイズも可能なため、自社の業種に合わせた仕様にできます。
- 発注先別商品表示
- 発注先別単価表示
- 発注者へのお知らせ機能
- 取引不可日設定機能
- 発注フォームカスタム
- リードタイム設定機能
- ピッキングリスト出力機能
- 受注・ステータス一覧機能
- 商品カテゴリ設定
- 受注内容のPDF出力
TS-BASE受発注は、竹田印刷株式会社が提供するBtoB受発注システムです。あらゆる業務フローや在庫・出荷状況を可視化し、一目で業務状況を把握できます。
問い合わせ対応の軽減、アナログ管理の脱却など、業務効率化を実現。既に用意されている機能に加え、各社の個別開発によるカスタマイズにも対応しているため、独自の要件がある企業にもおすすめ。
万全なサポート体制やセキュリティ体制も整っており安心して利用できます。
- 発注先別商品表示
- 発注先別単価表示
- 発注フォームカスタム
- リードタイム設定機能
- 発注先別送料設定機能
- マスタ管理機能
- 運送会社送り状システム連携
- 帳票・棚ラベル出力機能
- 商品表示数設定機能
- クロネコカケ払い対応機能
楽楽販売は、株式会社ラクスが提供する受発注管理も可能な販売管理システムです。複雑な金額計算の自動化が可能で、単価設定や割引率を自社のルールに合わせ、売上や原価の計算を柔軟にカスタマイズできます。
金額計算の自動化により、手間やミスを大幅に削減できます。自社の業務フローに合わせた請求処理や売上計上ができるのもメリット。
必要なタイミングで情報のアウトプットができ、月末月初に集中する請求業務を大幅に軽減できます。
- 見積書作成
- 受注・ステータス一覧機能
- 請求書作成
- カスタム項目
- 納品書作成
- 分析レポート機能
- 注文ステータス表示機能
- 受発注データ連動機能
- 各種データ出力機能
- 通知メール設定
- 説明書がなくても使えて便利。わからないことがあっても、チャットサポートがフォローしてくれて利用しやすい。
- 営業支援システムはここ2年のうちに初めて導入して、途中から引き継ぐ形で使うようになったのですが、サポートが迅速丁寧で不明点もスムーズに解決しながら使えてます
TEMPOSTARは、SAVAWAY株式会社が提供する EC一元管理が可能なシステムです。ネットショップの支援を12年間も続けたノウハウをもとに、ネットショップの管理に最適化されているシステムです。
設定から導入まで店舗ごとに受けられる専属サポートも魅力の1つです。複数のネットショップだけでなく、実店舗とネットショップ間でも在庫連携ができます。システムのカスタマイズとアップデートによる新機能で、利便性を向上できます。
カスタマイズしてもシステムのバージョンアップは無料。定期的に無償アップデートが実施され、新しい機能が追加されます。
以上、おすすめのBtoB受発注システムを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、受発注システム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる無料診断も用意していますのでぜひ活用ください。
受発注システムを選ぶポイント
ここでは、受発注システムを選ぶポイントを解説します。以下のポイントを、受発注システム導入時の参考にしてください。
- 業界・業種に対応しているか
- 自社に必要な機能やカスタマイズはあるか
- 取引先企業が利用しやすいシステムか
- 既存システムとデータを連携できるか
- サポート体制は十分か
- 費用をトータルコストで比較
業界・業種に対応しているか
システムによっては、特定の業界・業種に特化したサービスもあるため、選定時には業界・業種への対応実績があるかを確認しましょう。たとえば、製造業・卸売業・飲食店のように業界・業種によって受発注のプロセスや取引形態が複雑なケースがあります。導入効果を高めるためにも自社の受発注業務に適したシステムを選びましょう。
自社に必要な機能やカスタマイズはあるか
システムによって搭載機能は異なるため、選定する際は、自社に必要な機能やカスタマイズはあるかを確認しましょう。企業ごとに業務フローや取引形態が異なるため、企業によってはカスタマイズが必要になります。対応する範囲を事前に確認しておきましょう。
取引先企業が利用しやすいシステムか
受発注システムは発注側も利用するため、取引先企業が利用しやすいシステムかを確認してください。取引先企業が利用しやすいシステムなら、発注時の手間と時間を削減できます。加えて、導入や定着がスムーズで、システムへの変更にかかる負担も最小限にできます。取引先企業が利用しやすいシステムであれば、受注が円滑に進み、リピート率向上にも寄与します。
既存システムとデータを連携できるか
受発注システムは、既存システムと連携することで社内の業務効率化を高められます。例えば、在庫管理システムや販売管理システムと連携ができるシステムを選ぶことで、データの一元管理が可能になり、業務効率化やミスの削減につながります。
サポート体制は十分か
サポート体制もシステムによって大きく異なるため、事前に必ず確認しましょう。システム導入時だけでなく、導入後もサポートしてくれるかも重要なポイントです。サポート方法も電話、メール、チャットとさまざまなので自社に合うサポート体制のシステムを選びましょう。
また、システムの運用中には、予期せぬトラブルが発生することがあります。適切なサポートが受けられるサービスであれば、問題を早期に発見して対処できます。これにより、取引先企業への影響も抑えられます。
費用をトータルコストで比較
初期費用・月額料金をトータルコストで比較し、自社の予算とニーズに合ったサービスを選択することが重要です。比較する際にはシステムの機能・対応範囲も加味しましょう。また、カスタマイズや開発が必要な場合には、事前に費用を確認しましょう。
まとめ:BtoB企業は受発注システムで、業務を効率化しよう
受発注が多いBtoB企業や、取引先が多いBtoB企業は、受発注システムを導入し、受注・発注業務を効率化しましょう。生産性を向上できるだけでなく、取引先の顧客満足度の向上も期待できます。
数あるBtoB受発注システムを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったBtoB受発注システムが分かる診断(無料)ができます。
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