受発注システムおすすめ10選を比較 | 受注管理を効率化
煩雑な受発注業務を効率化したい企業には、受発注システムの導入がおすすめです。システムの導入により、FAXや電話、メールといったバラバラな受注経路をシステム上に一本化でき、受発注処理にかかる時間と手間を大幅に削減できます。
そこで本記事では、2024年最新比較でおすすめの受発注システム10選をご紹介。システムの選び方や比較方法も解説していますので、システムを導入して受発注管理をラクにしたい企業はぜひご覧ください。
- 受発注システムの比較方法・選び方
- おすすめの受発注システムの比較表
- 【2024年最新】おすすめの受発注システム10選
- 受発注システムとは
- 受発注システムを導入するメリット
- 受発注システムを導入するデメリット
- まとめ:受注窓口の一本化はシステム導入がおすすめ
- よくある質問
受発注システムの比較方法・選び方
受発注システム(Web受発注システム)とは、受注と発注に関わる一連の業務をシステム上で完結できるツールです。
電話やFAX、メールによるバラバラな受注をWeb上に一元化し、受注側と発注側の双方が業務の効率化を実現できます。ここでは、受発注システムの比較方法・選び方を解説します。以下のポイントを、受発注システム導入時の参考にしてください。
- 必要な機能・カスタマイズはあるか
- 取引先企業の導入・発注がスムーズか
- 自社システムとデータ連携できるか
- インボイス制度・電子帳簿保存法に対応しているか
- サポート体制の範囲は十分か
- 初期費用・月額料金の比較
必要な機能・カスタマイズはあるか
自社の業務フローやニーズに応じた機能があるシステムを選ぶことで、業務効率の向上が図れます。受発注システムは豊富な機能を搭載した製品、シンプルな機能であとから必要な機能を追加できる製品、特定の業界・業種に特化した機能をそなえた製品など、さまざまです。導入前に、自社に必要な機能はあるかを確認しましょう。例えば、食品・医療業界は消費期限を管理する機能が必要です。製造業界・メーカーは、受注実績から販売計画を立てられる販売管理機能・分析機能があると便利です。
また、受発注処理が複雑な企業は、カスタマイズはあるかも確認しておきましょう。独自の業務フローに合うようにシステムをカスタマイズできれば、受注側と発注側双方にとって効率的に活用できます。
取引先企業の導入・発注がスムーズか
受発注システムは取引先企業も同じシステムを導入するため、導入・発注がスムーズにできるシステムを選びましょう。操作性が良くスムーズに発注できるシステムを選ぶことで、取引先企業はストレスなく導入できます。また、受発注システムは現場で利用することが多いため、取引先企業(発注側)がスマホ・タブレットから簡単に操作できる製品であれば、発注が円滑に進みリピート率向上も期待できるでしょう。
さらに、取引先の導入コストが発生しないシステムを選ぶことで、取引先のシステム導入の負担を軽減できます。
自社システムとデータ連携できるか
受発注システムは、自社システムとデータ連携することでさらに効率的に活用できます。例えば、在庫管理システムや販売管理システムとの連携で、データの一元管理が実現し、業務効率化と入力ミスの削減が可能です。手動でのデータ入力や転記の手間を省くだけでなく、誤入力による修正も不要になるため効率的な運用できます。
また、受発注システムと会計ソフトを連携することで、受発注情報が会計ソフト側に反映され、請求書作成の自動化・財務情報の自動更新などが可能になります。請求書作成や財務申告にかかる手間が省けます。
インボイス制度・電子帳簿保存法に対応しているか
インボイス制度・電子帳簿保存法に対応する受発注システムを選ぶことで、法令遵守と業務効率化の両方を実現できます。法令に則って書類の発行・保存ができるうえ、一元管理が可能に。必要な書類を迅速に検索し確認できるようになります。
2024年現在、中小企業や小規模事業者は、インボイス制度対応の受発注システムを導入する際に、「IT導入補助金」を活用できます。補助率は2/3、最大350万円の補助を受けられますので、中小企業・小規模企業は受発注システムの導入時にぜひ補助金も活用ください。
→IT導入補助金の詳細はこちら
サポート体制の範囲は十分か
サービスごとにサポート体制・サポート対象の範囲が大きく異なりますので、導入後も継続的なサポートが受けられるかを確認してください。導入後もサポート体制が万全であれば、予期せぬトラブルへの対応がスムーズで、問題を迅速に解決し、取引先への影響を最小限に抑えられます。導入実績が豊富なシステムは、トラブル時の対応にも経験があり、適切なサポート体制が整っているケースが多いです。
特に、ITツールの運用に慣れていない企業はサポート体制は十分かをチェックし、長期にわたり安心して利用可能なシステムを選定しましょう。
初期費用・月額料金の比較
受発注システム選びで初期費用と月額料金は大きな比較ポイントです。機能や対応範囲を総合的に評価し、トータルコストで各システムを比較することが重要です。オプションやカスタマイズ、追加開発が必要な企業は、事前に費用を確認し、導入後のサポートに追加費用が必要かも確認しましょう。これにより、自社の予算内で費用対効果が高いサービスを選択できます。
「サービスの種類が多くて選ぶのが大変」「システム選定の時間を節約したい」という企業は、PRONIアイミツ(当サイト)をご利用ください。PRONIアイミツでは、ITツール受発注支援のプロとして、受発注システム選びの相談を承っています。以下のボタンから、いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる無料診断が可能ですのでぜひご活用ください。
おすすめの受発注システムの比較表
ここでは、おすすめの受発注システムの初期費用や月額料金を比較します。導入実績が多いおすすめの受発注システムを厳選して紹介していますので、自社のシステム選びに下記の料金比較表を活用ください。
サービス名 | 初期費用(税抜) | 月額料金(税抜) |
---|---|---|
CO-NECT | 無料 | 無料プランあり (有料プランは要問い合わせ) |
楽楽B2B | 要問い合わせ | 39,800円~ |
楽楽販売 | 15万円 | 70,000円~ |
MOS | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
BtoBプラットフォーム受発注 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
freee販売 | 無料 | 要問い合わせ |
BtoBプラットフォーム受発注 for 製造業 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
TS-BASE受発注 | 47万円 | 10万円/3ID |
アラジンEC | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
E-ASPRO | 50万円 | 90,000円~ |
CO-NECTは無料プランがあるため、スモールスタートしたい企業にはおすすめです。MOSは「エントリープラン」「ベーシックプラン」の2つのプランを提供。スマホ・タブレットに対応しており、専用PCを用意しなくても受発注業務を効率化できます。E-ASPROは通販に関するすべての業務を一元管理可能。月額料金のほかに従量課金(1受注あたり15円)が加算されます。
アラジンECの料金は要問い合わせですが、月額固定型で取引先の登録件数、注文数に関係なく利用料は一定です。売上に左右されない料金体系のシステムを導入したい企業にはおすすめです。
「受発注システムの候補を絞るところから相談したい」という担当者は、ぜひPRONIアイミツを活用ください。以下のボタンからいくつかの質問に答えるだけで、希望要件に合った受発注システムが分かる無料診断ができます。
【2024年最新】おすすめの受発注システム10選
ここでは、2024年最新でおすすめの受発注システム10選を紹介します。機能・メリットもまとめているので、サービス比較の参考にしてください。
- CO-NECT
- 楽楽B2B
- 楽楽販売
- MOS
- BtoBプラットフォーム受発注
- freee販売
- BtoBプラットフォーム受発注 for 製造業
- TS-BASE 受発注
- アラジンEC
- E-ASPRO
CO-NECT
CO-NECTは、CO-NECT株式会社が提供するおすすめの受発注システムです。受発注業務をデジタル化し、企業のDXを強力にサポート。FAXや電話での受注が不要となり、PCやスマートフォンから簡単に操作できます。
デジタル受注により、業務時間の短縮とミスの削減が可能で、受注から伝票作成までシームレスに進行。また、取引先企業は導入費用・使用料無料で提供できるので、安心して導入できます。操作が直感的で、総合的なカスタマーサポートも充実し、ITやSaaSに詳しくない方でも安心して使用できる点が特徴。さらに、注文ステータスの共有により対応漏れを防ぎ、APIやCSVでの他システムとの連携により、手入力ミスも削減します。受注データの効率的な取得と分析で、販促強化や業務改善につながります。
取引先企業(発注側)に便利な企業として、LINE連携機能があります。連携によりLINEから簡単に発注が可能です。2週間の無料トライアルも提供しており、全機能を試すことが可能です。初期費用は無料、月額料金は要問い合わせです。
- 発注先別商品表示
- 発注先別単価表示
- 発注者へのお知らせ機能
- ロット(最低注文数)設定
- 取引不可日設定機能
- 発注フォームカスタム
- カタログ表示・発注機能
- クローズサイト機能
- ピッキングリスト出力機能
- 見積書作成
楽楽B2B
楽楽B2Bは、株式会社ネットショップ支援室が提供するおすすめの受発注システムです。従来のFAXや電話による注文をデジタル化し、業務の自動化を実現します。各取引先ごとに異なる卸価格や決済方法の設定が可能で、販売チャネルの管理も柔軟に行えます。
特に注目の機能は、「AI OCR注文書自動読込み機能」。この機能により、大量の請求書や発注書を自動でデジタル読取り、データ入力の手間を大幅に削減します。複雑なレイアウトの文書も認識可能で、CSV出力により他システムとの連携もスムーズに行えます。これにより、従業員はデータ入力から解放され、より創造的な業務に注力することが可能に。
基本的な受発注機能を搭載した「Standard」プランが月額39,800円(税抜)から。さらに高度な機能が求められる企業は、営業支援やマーケティング活動に役立つ機能が含まれる「Professional」プランがおすすめ。楽楽B2Bの導入で、受発注業務の効率化だけでなく、セキュリティとサポートの面でも安心して業務を進めることが可能。初期費用は無料。導入前に無料デモで実際の画面を確認できます。
- 発注先別商品表示
- 発注先別単価表示
- 発注者へのお知らせ機能
- ロット(最低注文数)設定
- 取引不可日設定機能
- リードタイム設定機能
- カタログ表示・発注機能
- クローズサイト機能
- ピッキングリスト出力機能
- 見積書作成
楽楽販売は、株式会社ラクスが提供する受発注管理も可能な販売管理システムです。見積もり管理から受注、請求、発注までの業務を効率化し、自動計算により売上や原価の誤差を減らして、請求書発行や売上計上もスムーズに行えます。
受注管理機能は、複雑な金額計算を自動化し、ミスを削減。発注管理では、受注情報と連動し、売上と原価のリアルタイム確認が可能です。これにより、手間を省きつつ、効率的な収支管理を実現し、企業の運用効率が大幅に向上します。カスタマイズ性が高く、企業ごとの特定の業務ルールにも柔軟に対応可能。さらに、豊富な外部連携機能も搭載し、業務のデータ集計や分析が容易に。
導入社数は3,500社以上と、多くの企業が導入している点もおすすめ。料金は初期費用が15万円(税抜)、月額は70,000円(税抜)からとなっており、長期的なコストパフォーマンスも魅力です。
- 見積書作成
- 受注・ステータス一覧機能
- 請求書作成
- カスタム項目
- 納品書作成
- 分析レポート機能
- 注文ステータス表示機能
- 受発注データ連動機能
- 各種データ出力機能
- 通知メール設定
- 説明書がなくても使えて便利。わからないことがあっても、チャットサポートがフォローしてくれて利用しやすい。
- 営業支援システムはここ2年のうちに初めて導入して、途中から引き継ぐ形で使うようになったのですが、サポートが迅速丁寧で不明点もスムーズに解決しながら使えてます
MOSは、株式会社アクロスソリューションズが提供するおすすめの受発注システムです。スマートフォンやタブレットに特化したクラウドベースのWeb受発注システムで、受発注プロセスをデジタル化し、業務の効率化を図ります。
発注ミスの削減と迅速な業務処理を実現することに加え、印刷代や人件費のコスト削減と時間の節約を可能にします。各業種に合わせたオプションを提供しており、どのような業界・業種、ビジネス環境にもフィットします。MOSを導入することで、スマホやタブレットからどこからでも簡単に発注ができ、企業はさらに競争力を高めることができます。
また、モバイルアプリを利用しスマホで受発注処理を完結できることに特化しているため、専用パソコンやタブレットを購入する必要もありません。初期費用、月額料金は要お問い合わせです。料金プランは、「エントリープラン」「ベーシックプラン」の2つを提供し、ID数に応じて最適な料金プランを選べます。
- 発注先別商品表示
- 発注先別単価表示
- 発注者へのお知らせ機能
- 取引不可日設定機能
- 発注フォームカスタム
- リードタイム設定機能
- ピッキングリスト出力機能
- 受注・ステータス一覧機能
- 商品カテゴリ設定
- 受注内容のPDF出力
BtoBプラットフォーム 受発注は、株式会社インフォマートが提供するおすすめの受発注システムです。業界を問わず幅広い企業向けのシステムでインボイス制度や電子帳簿保存法に対応。受発注処理が多く発生する飲食業界での導入実績も豊富です。
従来のアナログで非効率な受発注プロセスを一新し、Web上でスムーズに発注・受注を可能にします。取引データは一元管理され、迅速な月次決算を支援します。どこからでもアクセス可能なスマートフォンやタブレット対応で、時間や場所を選ばない柔軟性を提供します。生産性の向上、コスト削減、およびミスのリスク軽減により、あらゆる企業の効率化に直接貢献します。
また、設備投資は不要で、高いセキュリティ基準を搭載したシステムを導入できます。1~2.5ヶ月で導入可能で、コストも抑えられるため、事務作業の効率化とコスト削減が同時に実現します。初期費用と月額料金は要問い合わせです。
- ロット(最低注文数)設定
- 取引不可日設定機能
- リードタイム設定機能
- 請求書作成
- 商品表示数設定機能
- FAXレイアウト設定
- FAX再送信機能
- 支払明細書共有機能
- 発注書FAX送信機能
- クロネコカケ払い対応機能
freee販売
freee販売は、freee株式会社が提供する受発注管理も可能な販売管理システムです。見積もりから請求書発行までのプロセスを自動化し、効率的な業務フローを実現します。
請求管理、受発注管理、稟議の承認といった複数の業務をこのシステムひとつで管理でき、転記ミスの削減や業務の迅速化が可能です。freee会計との連携により、データの一元管理と自動更新を行い、作業の重複を排除します。
さらに、業種や企業規模に応じたカスタマイズが可能で、内部統制強化や法改正対応もサポートするため、多様なビジネスニーズに対応します。初期費用は無料、月額料金は要問い合わせです。
BtoBプラットフォーム 受発注 for 製造業は、株式会社テクノアが提供するおすすめの受発注システムです。製造業界、およびモノづくり現場の受発注業務の改善に焦点を当てており、FAXによる発注書の取引書面のペーパーレス化、電話・FAXの通信費削減、作業にかかる手間や人為的ミスの軽減を実現します。
広がりのあるプラットフォーム型のビジネスモデルで、導入企業だけでなく発注者である取引先の利便性も向上します。取引ステータスにて手配状況を把握でき、取引履歴も共有可能なため、金額の照合や確定もスピードアップ。また、生産管理システムとの連携により、発注データや出荷・納入状況を取引先とリアルタイムに共有でき、認識のズレを防止します。お互いに事務工数を削減しコミュニケーションの改善も可能です。
カスタマーセンターも完備しており、導入後も操作方法を万全にサポートしてくれます。初期費用と月額料金は要お問い合わせです。
- 受注・ステータス一覧機能
- 注文単価などへの小数点設定
- 注文確認メール通知機能
- 受注内容のPDF出力
- 出荷欠品案内通知機能
- 赤伝票作成機能
- 納品書ダウンロード
- 納品書作成
- 発注書ダウンロード
- ファイル添付機能
TS-BASE受発注は、竹田印刷株式会社が提供するおすすめの受発注システムです。受発注から物流、配送に至るまでの一連の業務フロー全体を可視化。在庫管理や出荷状況をリアルタイムで追跡可能にし、スピーディーな取引・意思決定が可能です。
各業種の具体的なニーズに合わせた設定ができ、高度なカスタマイズにも対応しています。それぞれの企業の独自の要件に合った最適なシステム構築が可能です。セキュリティ・カスタマーサポートも強化しているため、導入企業は業務効率向上と万全なセキュリティを同時に実現できます。
問い合わせ対応の軽減やアナログ作業からの移行を促進したい、企業の生産性向上を目指したいという企業に、TS-BASE受発注はおすすめの受発注システムです。初期費用47万円(税抜)、月額料金は3IDで月10万円(税抜)です。
- 発注先別商品表示
- 発注先別単価表示
- 発注フォームカスタム
- リードタイム設定機能
- 発注先別送料設定機能
- マスタ管理機能
- 運送会社送り状システム連携
- 帳票・棚ラベル出力機能
- 商品表示数設定機能
- クロネコカケ払い対応機能
アラジンEC
アラジンECは、株式会社アイルが提供するおすすめの受発注システムです。Web上で受注や発注を可能にし受発注に関する業務をデジタル化。業務負担を大幅に軽減します。
Webを利用した新規顧客の創出・囲い込みも可能で、さまざまな活用ができ汎用性が高いのも特徴。アパレルや食品、医療などさまざまな業種が導入し、業界に合わせたカスタマイズに柔軟に対応。それぞれの業界・業種に必要な機能を搭載でき、業界特有の受発注フローに合わせてカスタマイズできる点もおすすめ。
初期費用・月額料金ともに要問い合わせですが、月額料金は「月額固定型」となっており、取引先の登録件数、注文数に関係なく利用料は一定。「取引先の増加に伴うコストの増加を抑えたい」という導入企業に、アラジンECはおすすめの受発注システムです。
- 発注先別商品表示
- 発注先別単価表示
- 発注者へのお知らせ機能
- ロット(最低注文数)設定
- 取引不可日設定機能
- カタログ表示・発注機能
- クローズサイト機能
- 見積書作成
- 受注・ステータス一覧機能
- 商品カテゴリ設定
E-ASPRO
E-ASPROとは、株式会社東計電算が提供するおすすめの受発注システムです。ECサイト、モール、カタログ、電話・FAXからの受注や出荷、在庫、売上、請求など通販に関するすべての業務を一元管理できます。
ECサイトも構築でき、E-ASPROだけでフロントのECサイトまで対応できるのが特徴。Amazon、楽天、YahooとはAPI連携をすでにしているため、必要に応じてすぐに使えるのもおすすめのポイント。また、コールセンター用のオペレーター専門画面も構築しています。出荷の際に発行する送り状をE-ASPROからダイレクトに印刷可能なため、BtoC・BtoBの両方に対応可能です。
パッケージプランの料金は、初期費用が50万円(税抜)から、月額料金が9万円(税抜)からです。従量課金は1受注につき15円(税抜)です。
- 発注先別商品表示
- 発注先別単価表示
- 発注者へのお知らせ機能
- 取引不可日設定機能
- リードタイム設定機能
- カタログ表示・発注機能
- クローズサイト機能
- ピッキングリスト出力機能
- 受注・ステータス一覧機能
- 商品カテゴリ設定
以上、2024年最新でおすすめの受発注システムを詳しく解説しました。「自社に合うサービスの候補を絞りたい」という企業は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご利用ください。PRONIアイミツでは、ITツール受発注支援のプロとして、受発注システム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる無料診断も用意していますのでぜひ活用ください。
受発注システムとは
受発注システムとは、受注・発注で生じる煩雑な処理をシステム上で一元管理し、一連の業務を効率化するツールです。電話やFAXのようなアナログなやり取りを一本化できるため、作業時間を大幅に節約できます。
取引先管理や在庫管理、ステータス表示など多くの機能を搭載しており、外部システムとの連携も可能です。販売管理システムや会計ソフトと連携できれば、受注データを自動反映でき、二重入力が不要に。受発注にかかっていた時間や手間を大幅に削減できるため、多くの企業が導入を進めています。
電子受発注への対応率は各業界・業種で拡大しています。中小企業庁によると、コロナ禍以降に電子受発注への対応が一挙に進み、2021年時点でのシステム対応率は受注側が48.5%、発注側が40.9%でした。 対応を検討中の企業も16.6%となっており、電子受発注システムの導入が進んでいることが分かります。
出典:「受発注のデジタル化に関する推進方策報告書」中小企業庁
電子受発注の対応率の増加には、政府が「IT助成補助金」を講じていることも大きな要因と考えられます。今後、多くの企業が取引の効率化や業務の改善を図り、受発注システムへの対応率が高くなると推測できます。
受発注システムを導入するメリット
受発注システムを導入するメリットを知ることで、導入後の活用イメージが明確になります。ここでは、主要なメリット5つを解説します。
- 電話やFAX、メールなど複数経路の受注を一本化できる
- 受注内容や取引先情報の管理を効率化できる
- リアルタイムで受発注内容・金額を把握できる
- 自動化により、対応漏れや人為的ミスを防止できる
- 顧客満足度向上が期待できる
電話やFAX、メールなど複数経路の受注を一本化できる
電話・FAX・メールのように複数経路の受注によって、処理に手間と時間がかかっていた企業も、受発注システムの導入により受注をシステムに一本化できます。受発注業務をWeb上で完結できるため、大幅な業務効率化や人件費の削減が可能です。受発注が簡単に行えるようになり、注文内容の確認も容易になります。
受注内容や取引先情報の管理を効率化できる
システムの導入で、受注内容や取引先情報の管理が効率化でき、手間のかかる業務や複雑な手続きを簡素化できます。受注内容と取引先を紐づけて管理でき、作業の精度を向上しながら時間を節約することも可能です。これにより、従業員の業務負担が軽減され、より重要な業務への集中が可能になります。
リアルタイムで受注内容や金額を把握できる
システム導入により、品目・数量といった受注内容や金額をリアルタイムで把握できます。棚卸表の作成も自動で行えるため、キャッシュフローの可視化も可能に。また、経営層もリアルタイムで情報を共有し、最新の売上や受注状況を把握できるメリットもあります。
自動化により、対応漏れや人為的ミスを防止できる
受発注システムは、受注管理や在庫管理、請求管理のようなさまざまな業務を自動化できます。自動化により、対応漏れや人為的ミスを防止できる点は大きなメリットです。
例えば、受注の自動受け付けや、出荷伝票や納品書、納品書の作成・発行です。また、在庫数も自動で管理できるため、「在庫がないのに受注してしまった」というミスを回避できます。対応漏れや人為的ミスを防止することで、顧客からの信頼度が向上します。
顧客満足度向上が期待できる
システムを使うことで取引先の発注業務がスムーズに進み、注文から出荷までのスピードが向上して顧客の期待に迅速に応えることが可能に。また、顧客ごとに適切な商品を展開でき、顧客ニーズに合わせた商品の提供ができます。
さらに、メール機能・ステータス機能により、顧客とのコミュニケーションが円滑になり、顧客の要望やクレームにも迅速かつ適切に対応できるようになります。このように、受発注システムには顧客満足度向上につながる要素が多く、導入メリットが高いです。
受発注システムは、受注側だけでなく発注側にも多くのメリットがあります。電話やFAXでの受発注を行っている企業は導入の検討をおすすめします。PRONIアイミツでは、以下のボタンから希望要件に合った受発注システム(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
受発注システムを導入するデメリット
多くのメリットがある受発注システムですが、一方で以下のようなデメリットもあるため注意が必要です。
- 取引先への確認・同意が必要になる
- システムの定着に手間と時間がかかる
取引先への確認・同意が必要になる
システム導入に伴い、取引先によってはインターネット環境を整える必要があったり、業務フローを変更する必要があったりするため、取引先への確認・同意は不可欠です。
取引先に受発注システムをスムーズに導入してもらうためには、取引先の導入費用・利用料が無料のシステムを選ぶことが大切です。また、導入による発注の効率化や自動化といった取引先のメリットを伝えましょう。取引先によってはシステムからの発注方法や操作フローをテキストや動画で伝えるなど、取引先がスムーズに導入するための配慮も必要です。
システムの定着に手間と時間がかかる
受発注システムの導入には、システムの定着に時間がかかることもデメリットです。システムの導入当初は、従業員の研修や業務フローの見直しが必要となり、一定の時間を要します。また、システムに不慣れなスタッフが多い場合には操作に慣れるまでに時間がかかることもあります。
画面の設計がシンプルで、直感的に操作ができるシステムを選ぶことでシステムの定着をスムーズに進められます。誰でも簡単に発注できるシステムなら、教育コストを減らせることに加え、業務効率化も進みます。
まとめ:受注窓口の一本化はシステム導入がおすすめ
受発注業務の煩雑さに手間と時間がかかっている企業は、受注窓口を一本化するために受発注システムの導入がおすすめです。FAX・電話・メールなどバラバラな受注をシステム上に集約できるため、受発注業務を大幅に効率化できます。
また、取引先が発注しやすいシステムを選ぶことで、顧客は注文をスムーズに行えます。リピートの定着を促すだけでなく、新規顧客も導入しやすく、受注拡大につなげられます。
数ある受発注システムを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った受発注システムが分かる診断(無料)ができます。
よくある質問
受発注システムについて、よくある質問に答えます。
卸売業・商社向け受発注システムのおすすめは?
卸売業・商社向けの受発注システムには、BtoB取引に特化した機能が含まれています。在庫管理や請求管理のような、卸売や商社の業務に適した機能があるシステムを選択することが重要です。卸売業・商社向けの受発注システムのおすすめは、「CO-NECT(コネクト)」や「BtoBプラットフォーム 受発注」です。
製造業向け受発注システムのおすすめは?
製造業向けの受発注システムでは、生産管理や購買管理の機能が必要です。また、製品の品質管理や在庫管理も重要な要素となりますので、適切なシステムの選択が求められます。製造業向けの受発注システムのおすすめは、「BtoBプラットフォーム 受発注 for 製造業」です。
無料で使える受発注システムのおすすめは?
無料で使える受発注システムのおすすめは、「CO-NECT(コネクト)」です。ただし、無料サービスは機能やサポートが限定的なことが多いため、事前に確認しましょう。
受発注システムのランキングは?
受発注システムのランキングは以下のページをご覧ください。さまざまな条件で受発注システムを比較できますので、導入実績のある業界や企業規模、使いたい機能で絞り込み、自社に最適なサービスを探してみてください。
→受発注システムの最新ランキングはこちら
受発注システム(Web受注システム)の作り方は?
受発注システムの(Web受注システム)の作り方は、2通りです。
- 自社内で開発する
- 外部に依頼する
外部に依頼する場合は予算やサポート体制を確認した上で信頼できる企業を選びましょう。また、既存のパッケージ製品をカスタマイズして利用する方法もあります。
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