BtoB決済代行サービスおすすめ10選|企業間決済を効率化
企業間決済に関わるあらゆる業務を請け負ってもらえるBtoB決済代行サービス。代金の回収だけでなく、請求書発行や与信審査、未回収時の入金保証などもあり、多くの企業で導入が進められています。
本記事では、BtoB決済代行サービスの導入を検討している企業に向け、サービスの内容や導入するメリット、選定方法まで幅広く解説します。2024年最新のおすすめBtoB決済代行サービスも紹介しているので、企業間取引における集金業務を効率化したい経理担当者の方はぜひ参考にしてください。
- BtoB決済代行サービスとは
- BtoB決済代行サービスの内容
- BtoB決済代行サービスを導入するメリット
- デメリット・注意点
- 【比較表】BtoB決済代行サービス
- 【2024年最新】BtoB決済代行サービスおすすめ10選
- BtoB決済代行サービスを選ぶ方法
- まとめ:企業間決済代行サービスで、業務効率化を実現!
BtoB決済代行サービスとは
BtoB決済(企業間決済)の方法は、BtoCのようにその場で決済ではなく、あとで支払う「掛売り」が一般的。BtoB決済代行とは、掛売りを行う際の集金業務を請け負ってくれるサービスのことです。
集金業務といっても単なる代金の回収だけではなく、掛売りに関わる与信審査、請求書発行、入金消込まですべて代行してもらえます。経理担当者の作業は請求情報の登録だけで完結できるため、企業間決済全体の効率化が可能です。また、多くのサービスでは未回収時の入金保証にも対応。与信審査を通過した取引については100%の保証があるため、遅延や未回収リスクに備えられます。
なお、2022年7月にアメリカン・エキスプレスが行った調査(対象:中小企業の経営者や従業員600人)によると、「新規取引先の与信審査」に課題を感じる人は約54%、次いで「取引先の倒産」「貸し倒れ・支払い遅延」に課題を感じる人が多いことが分かりました。
出典:観光経済新聞『【データ】2022年度 中小企業の企業間決済に関する調査 アメリカン・エキスプレス調べ』
また、一度支払い遅延が発生した案件で、その後に代金を回収できたケースは21.6%となっており、約8割の案件において代金が回収できていないのが現状です。そこで、与信審査から代金回収までまるっと委託できる決済代行サービスを利用し、資金回収できないリスクに備える企業が増えています。
BtoB決済代行サービスの内容
BtoB決済代行サービスは、単なる集金業務の代行だけでなく、与信審査や請求書の発行、入金管理、督促、未回収時の保証まで幅広くサポートしています。以下、具体的なサービス内容を確認しましょう。
- 与信審査
- 請求書の発行
- 代金回収・入金管理
- 督促
- 未回収リスクの保証
与信審査
掛売りは、法人同士の信用に基づいて行われるのが基本。後払いにする以上、事前に買い手の支払い能力を確かめなくてはいけません。しかし、与信審査には専門知識や経験が求められるため、対処できる経理担当者が必要になります。また、買い手の事業規模によっては情報収集が難しく、契約可否が判断できないケースもあります。
BtoB決済代行サービスなら、経験豊富な与信のプロによる審査が可能です。買い手がスタートアップ企業や個人事業主の場合でも、独自情報をもとに素早く審査結果を得られます。加えて、反社チェックや与信の限度額設定にも対応できるため、管理・経理部門の負担を大幅に軽減できます。
請求書の発行
決済業務のなかでも、とくに手作業が多いのが請求書の発行。請求内容の入力や印刷、封入、送付などはすべて人手を要し、営業担当者への確認も行わなくてはいけません。取引件数に応じて業務全体の工数が増えるため、請求漏れやミスが起きやすくなります。
BtoB決済代行サービスを導入すれば、面倒な請求書発行をまとめて委託できます。単なる請求書の作成だけでなく、会社独自のフォーマットに沿った発行やWEB明細、再発行などにも柔軟に対応可能です。作成・送付をまとめて委託できるため、業務効率化、及びミスのない請求業務を実現できます。
代金回収・入金管理
請求書の発行と同様に負担が大きいのが、代金の回収と入金管理。経理部門では、毎月、口座への振込状況を確認し、売掛金の消込処理を行わなければいけません。消込漏れや確認ミスは二重請求を招く可能性もあり、経理担当者にとって重要且つ手間のかかる業務です。
BtoB決済代行サービスでは、代金の回収と入金管理を一手に引き受けてくれます。面倒な口座名義と取引先名の突き合わせ作業もなくなり、入金状況は画面からリアルタイムで確認できます。代行業者に任せることでミスも発生しないため、いつでも正しい売掛残高の把握が可能です。
督促
通常の決済に加え、経理担当者の工数を大きく圧迫するのが督促業務。期日までに振り込まれていない取引については、買い手に督促を行わなければいけません。前もって営業担当者へ連絡や確認も必要なため、未回収が多くなるほど人的コストもかかります。
BtoB決済代行サービスを利用すれば督促の委託が可能です。未回収の際は、代行業者が手紙やメール、電話などで段階的に督促を行い、代金回収までの工程を請け負ってくれます。代行業者は督促に関わるノウハウが長年培われているため、無用なトラブル回避という点においても有効です。
未回収リスクの保証
掛売りを行う際に、避けて通れないのが未回収のリスク。契約当初は業績が好調な取引相手でも、社会的な流れによっては急激に経営が悪化する可能性があります。大きな取引であればあるほど未回収時のダメージも大きく、売り手の資金繰りに影響しかねません。
BtoB決済代行サービスは、未回収時の入金保証に対応できます。審査を通過した債権については100%の保証があり、たとえ貸倒れが起きたとしても確実な代金回収が可能です。毎月指定日に代行業者からまとめて入金されるため、キャッシュフローの安定化が図れます。
BtoB向け請求代行サービスの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った請求代行サービス(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
BtoB決済代行サービスを導入するメリット
BtoB決済代行サービスでは、決済業務の効率化だけでなく新規取引先の開拓や未入金のリスク軽減といったさまざまなメリットがあります。以下、具体的なメリットについて解説します。
- 企業間決済にまつわる業務を効率化できる
- 支払い遅延や未入金リスクがなくなる
- 新規取引先を開拓しやすい
- 代金回収・督促を行う心理的負担やストレスを軽減できる
企業間決済にまつわる業務を効率化できる
BtoB決済代行サービスを利用する最大のメリットは、集金業務の効率化です。
企業間決済は代金の回収だけで簡単に済ませられるものではなく、与信審査から請求作成、発送、入金確認、売掛管理、督促まで多くの作業を伴います。件数が増えれば一つひとつの業務量も増え、より多くの時間を必要とします。
BtoB決済代行サービスなら、与信管理から督促まですべて代行依頼が可能です。社内での作業は「請求情報の登録」のみで完結するため、決済業務の工数を大幅に削減できます。また、業務全体をアウトソースすることでミスも減り、経理部門全体の生産性向上が期待できます。
支払い遅延や未入金リスクがなくなる
掛売りでたびたび起きてしまうのが支払い遅延や未入金。代金の回収ができない場合、売り手は督促するための時間や人員を割かなければいけません。無駄なコストの発生とともに、取引金額によっては資金繰りに影響する可能性もあります。
BtoB決済代行サービスなら、未回収の場合でも100%の入金保証が可能です。代行業者の審査を通過した債権に限られますが、貸し倒れのリスクを最小限に留められます。毎月必ず回収できるという確証が得られるため、キャッシュフローの安定化、及び新たなビジネス展開が可能です。
新規取引先を開拓しやすい
営業担当者が新たな販路拡大を考えた時にネックとなるのが与信審査。商談は与信が通るか不明な状況で始まるため、受注されたあとで審査が通らないケースも少なくありません。高い与信基準が足枷となり、スタートアップ企業や個人事業主への営業展開が難しいと判断する営業担当者も多いはずです。
BtoB決済代行サービスなら、自社で実施するよりもはるかに早い与信審査が可能です。審査結果が得られるのは最短即時となり、すぐに営業活動に活かせます。審査を通過した取引については100%入金保証されるため、安心して新規取引先の開拓に専念できます。
代金回収・督促を行う心理的負担やストレスを軽減できる
代金の回収と督促は、経理担当者にとって最も心理的負担の大きい業務。未入金、もしくは振り込まれた金額に違いがあれば、取引先に督促しなければいけません。万が一、消込ミスがあると間違った督促・二重請求につながるため、経理担当者には大きなプレッシャーとなります。
BtoB決済代行サービスを導入すれば、代金回収・督促に関わる一切の業務が不要です。手間のかかる入金確認や消込処理をする必要がなく、画面から入金結果を確認するだけで業務が完結します。経理担当者はストレスのかかる業務から解放され、ミスのない集金業務が可能です。
デメリット・注意点
BtoB決済代行サービスにはメリットが多い反面、注意すべきデメリットもあります。BtoB決済代行サービスを導入する際は、以下の2点に注意が必要です。
- 決済件数に応じて3%程の手数料が発生する
- 取引先企業に「入金先が請求代行会社になる旨」を説明する必要がある
決済件数に応じて3%程の手数料が発生する
BtoB決済代行サービスを利用するには、毎月継続的にランニングコストが発生します。初期費用・月額料金は無料になるケースもありますが、手数料は決済件数に応じて0.5%〜3.5%程に設定されています。加えて、別途事務手数料が発生するプランもあり、一定のコストは見込まなければいけません。
費用項目 | 相場 |
---|---|
月額料金 | 無料〜3万円程 |
手数料 | 1請求代行あたり0.5%〜3.5%程 ※別途、請求書発行費用(郵送費)100円〜200円、振込手数料400円程が発生する場合もある |
しかし、BtoB決済代行サービスでは集金業務の効率化だけでなく、スピーディな与信審査や督促業務の代行が可能です。入金保証によって未入金リスクも回避できるため、キャッシュフローの安定化が図れます。さらに、経理担当者の負担が減ることでランニングコスト以上のコスト削減効果が期待できます。
取引先企業に「入金先が請求代行会社になる旨」を説明する必要がある
BtoB決済代行サービスの導入にあたり、第一に考えなければならないのが取引先への対応。事前の連絡なしでいきなり入金先が代行業者になると、取引先に不信感を与える可能性があります。思わぬトラブルを発生させないためにも「入金先が決済代行会社になる旨」を説明しなければいけません。
多くのBtoB決済代行サービスでは、取引先への説明資料が用意されています。その資料を用いて回収業務を代行する企業名や集金方法の変更などを丁寧に説明すれば、取引先の理解も得られるはずです。良好な信頼関係を保つためにも、取引先には必ず事前説明を行いましょう。
【比較表】BtoB決済代行サービス
ここからは、BtoB決済代行サービスを詳しく比較します。自社の予算や必要な機能と照らし合わせながら、おすすめのBtoB決済代行サービスをご確認ください。
サービス名 | 1請求代行あたりの手数料 |
---|---|
NP掛け払い | ~3.6% |
マネーフォワード ケッサイ | 1件あたり300円~500円 (未入金リスクを低減する場合は委託金額の0.5%~3.5%) |
Paid(ペイド) | 0.5%~3.1% 事務手数料:1件あたり100円 |
GMO掛け払い | ~3.4% 請求書発行費用:1通あたり215円 |
イプシロン BtoB決済セットプラン | 2.45%~ |
請求まるなげロボ | 1.0%~ |
サブスクペイ | 0.5%~2.9% |
リコーリース 集金代行サービス | 要問合せ |
SAGAWA B2B決済サービス | 決済手数料は要問合せ 振込手数料:400円 |
SEIKYU+ | 0.5%~3.5% 請求書郵送料:1通あたり190円 |
【2024年最新】BtoB決済代行サービスおすすめ10選
2024年現在、おすすめのBtoB決済代行サービス10選を紹介します。各サービスの特徴やおすすめポイントもまとめているので、ぜひ選定時の参考にしてください。
- NP掛け払い
- マネーフォワード ケッサイ
- Paid(ペイド)
- GMO掛け払い
- イプシロン BtoB決済セットプラン
- 請求まるなげロボ
- サブスクペイ
- リコーリース 集金代行サービス
- SAGAWA B2B決済サービス
- SEIKYU+
NP掛け払いは、株式会社ネットプロテクションズホールディングスが提供するBtoB決済代行サービスです。独自の与信システムを持ち、個人事業主から中小企業まで幅広い取引先の与信審査に対応できます。
他社と比較したおすすめのポイントは、オペレーションの柔軟性。自社のフォーマットに沿った請求書はもちろん、請求書の即時発行や修正・キャンセル時の再発行などにも対応できます。10年間蓄積されたノウハウとBtoC後払いサービスの知見を持つため、他社ではできないイレギュラーな運用が可能です。
また、決済方法はコンビニ払い、銀行振込、口座振替の3つに対応。間口を広げることで、新規取引先の開拓に効果的です。
マネーフォワード ケッサイ
マネーフォワードケッサイは、マネーフォワードケッサイ株式会社が提供するBtoB決済代行サービスです。さまざまなシステムとのAPI連携によって、請求から代金回収、会計処理までを自動化できます。
他社と比較したおすすめのポイントは、最短数秒の与信審査。通常、与信審査はある程度の時間を要しますが、マネーフォワードケッサイは自動審査システムを用いることでスピード審査が可能です。審査通過率も99%と非常に高く、自社では難しい個人事業主や中小企業の与信審査にも活用できます。
また、未回収リスクについても100%の入金保証に対応。早期振り込み機能を利用すれば、申請から最短3営業日で回収金が受け取れます。
- 与信審査
- リアルタイム与信審査
- 手入力での請求依頼
- CSVでの請求依頼
- APIでの請求依頼
- 請求書発行
- 請求書送付
- 請求書再発行
- 個別請求書発行
- 代金回収
Paid
Paid(ペイド)は、株式会社ラクーンフィナンシャルが提供するBtoB決済代行サービスです。請求代行と未回収時の保証がセットになっており、与信審査から請求書発行、集金業務、督促に至るまですべてに対応できます。
他社と比較したおすすめのポイントは、取引与信ではなく企業与信を採用していること。Paidでは企業に対して審査を行い、いちど審査が通れば最大1,000万の取引が可能です。2回目以降の審査は不要なため、決済業務がスムーズになります。
また、取引先へのフォローができる専用窓口も完備。決済に関わるトラブルを未然に防げるため、経理担当者の負担削減に効果的です。
GMO掛け払い
GMO掛け払いは、GMOペイメントサービス株式会社が提供するBtoB決済代行サービスです。リアルタイム与信を採用しており、取引先を待たせることなく企業間決済を完了できます。
他社と比較したおすすめのポイントは、充実したオプション機能。通常よりも早く回収金が受け取れる早期入金サービスが使えるほか、個別請求書発行や定期請求、与信が通らない取引の請求・集金代行にも対応できます。買い手の支払い期限を延長するサービスもあり、最大6か月後まで延長可能です。
また、未回収リスクについても100%の入金保証に対応。遅延や未払いが起きた場合でも、審査に通過した債権は指定期日通りに振り込まれます。
イプシロン BtoB決済セットプランは、GMOイプシロン株式会社が提供するBtoB決済代行サービスです。企業間カード決済により、集金業務の効率化を実現できます。
他社と比較したおすすめのポイントは、カード決済による入金の1本化。銀行振込は取引先ごとに振り込みタイミングが異なりますが、イプシロン BtoB決済セットプランでは毎月固定日にまとめて受け取れます。振込のたびに必要だった突合せ作業がなくなり、経理担当者の負担軽減が可能です。
また、充実したオプションも特徴の1つ。早期入金サービスや2回締め、決済承認通知メールなどを利用すれば、より効率的な企業間決済を実現できます。
請求まるなげロボ
請求まるなげロボは、株式会社ROBOT PAYMENTが提供するBtoB決済代行サービスです。与信審査から請求書発行、回収、入金消込、催促まで対応しており、企業間決済の効率化を実現できます。
他社と比較したおすすめのポイントは、すべての決済を1つのプラットフォームで管理できること。与信通過した取引先だけでなく、対象外の取引先も請求書の送付・入金消込機能が利用できます。審査結果ごとにシステムに使い分ける必要がないため、効率的な企業間決済が可能です。
また、請求状況やメール開封履歴、入金履歴が把握できるダッシュボードも用意。あらゆる情報がリアルタイムで可視化され、社内での情報共有もスムーズです。
サブスクペイ
サブスクペイは、株式会社ROBOT PAYMENTが提供するBtoB決済代行サービスです。決済代行業20年以上の実績を持ち、中小企業から大企業まで幅広く利用されています。
他社と比較したおすすめのポイントは、業界最安水準の料金設定。初期費用・月額料金が無料でありながら、手数料はわずか0.5%~2.9%といった低コストで利用できます。請求書の郵送費も0円とされており、別途追加料金が発生することなく運用可能です。
また、入金遅延・貸し倒れの際は100%の入金保証に対応。利用上限も設けられていないため、事業規模の大きい法人間の決済にも利用できます。
リコーリース 集金代行サービス
リコーリース 集金代行サービスは、リコーリース株式会社が提供するBtoB決済代行サービスです。決済方法には口座振替・コンビニ決済の2種類があり、代金回収や入金消込の負担を大幅に削減できます。
他社と比較したおすすめのポイントは、とにかく導入しやすいこと。初期費用・導入費用はいずれも無料で、請求が発生した月のみ料金を支払う仕組みです。請求は1件から対応しており、個人事業主でも契約できます。さらに、サポートでは専用のフリーダイヤルや動画マニュアルも完備。はじめて利用するユーザーにとって使いやすいBtoB決済代行サービスです。
SAGAWA B2B決済サービスは、SGシステム株式会社が提供するBtoB決済代行サービスです。取引先の与信や代金回収、請求などをワンストップで代行しており、企業間決済の効率化を実現できます。
他社と比較したおすすめのポイントは、佐川グループ独自の代金回収システムが利用できること。取引先からの注文には佐川急便が対応し、代金請求と支払いはSGシステム側で行います。新規取引先や小口取引先でもスピーディに与信審査を行い、商品代金の立て替えによって未払いリスクが解消されます。
また、初期費用・月額料金はともに0円で、審査費用も無料。使った分だけ決済手数料を支払う仕組みのため、中小企業・個人事業主でも利用しやすいサービスです。
SEIKYU+は、株式会社Biz Forwardが提供するBtoB決済代行サービスです。与信審査は最短数秒かつ99%の通過率を誇り、自社では判断できない取引先の与信審査にも対応できます。
他社と比較したおすすめのポイントは、充実した連携機能。請求・受発注システムと連携することで与信審査が自動化され、初回取引からすぐに掛売りが可能です。加えて、会計システム連携では仕訳を自動作成できるため、手間のかかる債権管理や会計処理の負担を大幅に削減できます。
また、遅延や未回収時の入金保証もあり、最短3営業日後に受け取りが可能です。支払い限度額も1社あたり最大1,000万円まで設けられており、扱う金額の大きい決済にも対応できます。
以上、機能比較や料金比較でおすすめのBtoB決済代行サービスを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、BtoB向け請求代行サービス選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのサービスがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
BtoB決済代行サービスを選ぶ方法
BtoB決済代行サービスは種類が多く、代行できる範囲もさまざま。より最適なサービスを選ぶには、以下の内容を押さえることが重要です。
- 委託できる業務範囲を比較
- 支払い方法の種類を比較
- 自社システムとAPI連携機能があるか
委託できる業務範囲を比較
BtoB決済代行サービスの選定にあたり、必ず押さえておきたいのが委託できる業務範囲。集金業務以外の、請求書発行や入金管理、督促、与信審査などがどこまで対応できるのか確認が必要です。委託したい業務をカバーできなければ、十分な導入効果が得られません。
まずは、現状の課題を洗い出し、委託したい範囲を明確にしましょう。基本的にBtoB決済代行サービスは企業間取引を対象としていますが、なかにはBtoC(一般消費者)決済も含めて対応できるサービスがあります。また、未回収時のリスクに備えるなら、与信審査や入金保証も外せないポイントです。
支払い方法の種類を比較
BtoB決済代行サービスの選定では、支払い方法の種類も重要です。決済方法が限られる場合、商談先によっては契約に至らないケースもあります。ビジネスの間口を広げるためにも、あらゆる支払い方法に対応できるサービスがおすすめです。
また、支払い方法の充実度は、取引先の囲い込みにも有利です。たとえば、これまで銀行振込のみとされていた決済が、じつは取引先には「手数料がかかる」「不便だ」と思われるものだったかもしれません。口座振替やクレジットカード決済など複数から選べることで、積極的に取引を増やしてもらえる可能性があります。
自社システムとAPI連携機能があるか
導入効果を高めるための重要な要素の1つが自社システムとの連携性。連携方法にはいくつかありますが、API連携なら入力・管理にかかる手間を大幅に削減できます。
たとえば、営業部門で使われるSFA(営業支援システム)やCRM(取引先管理システム)と連携できれば、商談情報をもとに請求データの登録が可能です。取引先名や請求金額が自動で反映されるため、経理担当者が作業することなく決済業務を委託できます。
また、会計システムとの連携では、仕訳の自動作成が可能です。売掛金の計上や入金消し込みが自動反映されるため、経理担当者の負担軽減につながります。
まとめ:企業間決済代行サービスで、業務効率化を実現!
企業間決済は掛売りによる取引が多く、与信管理や請求書の発行、代金回収、入金消込、売掛管理、督促といったさまざまな作業を伴います。件数が多くなるほど全体の業務量が増え、経理担当者には大きな負荷がかかります。
企業間決済代行サービスを導入すれば、決済業務に関わるすべての委託が可能です。与信管理や入金リスクへの保証もあるため、効率的な決済業務を実現できます。とはいえ、数ある企業間決済代行サービスを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。
「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったBtoB向け請求代行サービスが分かる診断(無料)ができます。
プロが代わりに探して紹介します!