【2025年最新】レシートなど画像情報のインポート機能を搭載した会計ソフト9選
精算時に、レシートの入力に時間が掛かる、レシートの紛失により精算できない、といった問題はしばしばあります。そこでおすすめなのが、レシート等の画像を読み込みが可能なOCR機能が付いた会計ソフトを導入する事です。会計ソフトに画像を取り込めれば工数の削減や紛失による精算不可などを防ぐことが可能です。
そこでこの記事では、営業・バックオフィス・情報システムなど、さまざまな分野の法人向けSaaSサービスを比較検討できる「PRONIアイミツ」がOCR機能搭載でおすすめの会計ソフトを厳選してご紹介!OCR機能の仕組みや会計ソフトの選び方も詳しく解説していきます。
- レシートなどの画像情報をインポートする機能の仕組み
- OCR機能を利用するメリット
- OCR機能を利用する際の注意点
- 会計ソフトの選び方
- 【比較表】レシートなど画像情報のインポート機能を搭載した会計ソフト
- レシートなど画像情報のインポート機能を搭載した会計ソフト9選
- まとめ:会計ソフト選びで迷ったらPRONIアイミツへ
レシートなどの画像情報をインポートする機能の仕組み
レシートや領収書などの画像情報をデータとしてインポートする際は、「OCR」と呼ばれる機能を活用するのが一般的とされています。
OCRは「Optical Character Recognition/Reader」の略称で、手書きの文字や印刷された文字を読み取って文字コードに変換する技術のこと。日本語では「光学的文字認識」とも呼ばれています。
このOCR機能をもつ会計システムは、スマートフォンのカメラやスキャナ、デジタルカメラを通じてレシートや領収書の情報がデータ化できるため、1つひとつ手入力する必要がないのが特徴。紙の証憑を多く扱う会社では、入力作業の効率化や入力漏れ、入力ミスの削減に役立つのではないでしょうか。
また、近年ではAI(人工知能)を搭載し、取り込まれた情報とその後に選択された勘定項目などを学習する機能をもつ会計ソフトも存在しています。使うほどに賢いソフトへと成長していくため、効率的な会計処理だけでなくスピーディーな経営判断への貢献も期待できるでしょう。
OCR機能を利用するメリット
手入力が減り効率化される
OCR機能を利用することで、手入力を行う場面が大幅に削減されます。経理関係の入力作業の大幅な効率化につながるでしょう。
入力漏れやミスが削減される
OCR機能を使えば、レシートや領収書に記載されている情報が自動で読み込めます。入力の抜け漏れや作業ミスが大幅に削減できるでしょう。
多くの社員の業務負担が軽減できる
OCR機能を備えた会計ソフトを導入すると、会計業務の負担が大幅に軽減できます。決算に必要な書類が自動作成できる会計ソフトも多く存在しています。
OCR機能を利用する際の注意点
正しく読み取れるよう撮影する
レシートなどの向きや上下を正しく設定するほか、画像に影が入らないようにするなどの注意が必要です。
過信しない
すべてのOCR機能が必ずしも100%正確にデータを読み取れるとは限りません。すべてをシステムに任せるのではなく、読み込んだデータの目視確認も必ず行いましょう。
会計ソフトの選び方
会計ソフトを選ぶポイントは、以下の2つです。
搭載機能
一口に会計ソフトといっても、搭載機能は製品によってさまざま。自社の導入目的に合わせて会計ソフトを選びましょう。たとえば、経理業務の改善を目的とする場合は経理データを多角的に確認できる製品がおすすめです。
操作性
せっかく導入しても「操作が難しい」という理由で従業員に敬遠されてしまっては、手間と費用をかける意味がありません。導入前に無料トライアルを利用し、操作性をチェックしましょう。また、導入後のサポート窓口の有無も確認しておきたいポイントです。
【比較表】レシートなど画像情報のインポート機能を搭載した会計ソフト
ここからはレシートなど画像情報のインポート機能を搭載した会計ソフトを紹介していきたいと思います。まずはご紹介する会計ソフトでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、会計ソフト選びの参考にしてください。
レシートなど画像情報のインポート機能を搭載した会計ソフト9選
ここからは、レシート・領収書のインポート機能をもつ9種の会計ソフトを紹介します。レシートをはじめとする紙の証憑は、手作業で入力すると多くの時間・手間がかかるだけでなく、人的ミスが発生しやすいものです。優れたOCR機能を備えた会計ソフトを導入することで、正確かつスピーディーな会計処理が実現するでしょう。
弥生会計オンライン
-
料金
年27,800円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「弥生会計オンライン」は、弥生が提供している会計ソフトです。銀行口座やクレジットカードの明細との連携に対応しているほか、「YAYOI SMART CONNECT」を使えばレシートや領収書なども手軽にデータ化することができます。読み込みはスマートフォンのカメラやスキャナから行うことが可能。取り込まれたデータは自動で仕訳が行われ、システム上の帳簿に情報が反映されるため、都度手作業で入力する必要はありません。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 勘定科目のCSVインポート機能
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引先のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
「FXシリーズ」は、TKCが提供している会計ソフトです。経理業務の負担を軽減させるための機能を豊富に備えているのが特徴で、レシートや領収書といった紙の商標やPDFをはじめとする電子取引データが保管できる「TKS証憑ストレージサービス」も利用可能。保存されたデータは仕訳の基礎データとして活用できるため、入力作業の負担軽減につながるでしょう。そのほかにも、タブレットPOSレジとの連携など、業務効率化に役立つ機能が揃っています。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 総勘定元帳の作成機能
- 前期比較表の作成機能
- 月次推移表の作成機能
-
料金
年93,000円~/ライセンス -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「勘定奉行クラウド」は、オービックビジネスコンサルタントが提供しているクラウド型会計ソフトです。領収書データの取込・入力機能では電子帳簿保存法に対応しており、機能拡張「証憑電子化・保管」の追加によって利用が可能。取り込んだレシート・領収書を確認しながら取引入力が行えます。入力された内容を都度学習し、次回以降はその情報をもとに勘定項目を推測した上で仕訳が起票されます。伝票の登録時にタイムスタンプが自動付与されるのも魅力です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 月次推移表の作成機能
- 決算書の作成機能
- 勘定科目の設定
- 取引先など補助科目の登録機能
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料金
月3,610円/契約 -
初期費用
なし
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最低利用期間
6ヵ月
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最低利用人数
なし
「JDL IBEX会計net」は、日本デジタル研究所(JDL)が提供している会計ソフトです。スキャナーを用いてレシートや領収書が手軽にデータ化できる「eレシート」という機能を備えており、日付や金額、税率といった情報の自動セットが可能。入力作業の手間が削減できるのはもちろん、紙のレシート・領収書の整理にも役立ちます。また、月額2,480円(税込)というリーズナブルな価格も魅力といえるでしょう。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- 勘定科目のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 総勘定元帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
- 残高試算表の作成機能
-
料金
月5,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「クラウド発展会計」は、日本ビズアップが提供している会計ソフトです。決算資料や経営資料の自動作成など、業務を効率化するための機能を備えています。オプションも豊富に用意されており、「MONEY」ではOCR機能によって領収書やレシートがデータ化できるほか、あらかじめ設定されたルールに沿って自動仕訳入力が可能。多数の税理士・会計事務所が推奨している会計システムであることも信頼できるポイントです。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 前期比較表の作成機能
- 月次推移表の作成機能
- 決算書の作成機能
- 勘定科目の設定
-
料金
月1,800円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「かんたんクラウド」は、ミロク情報サービスが提供する小規模事業者向けのクラウド型会計ソフトです。レシート取り込み機能を実装しており、データ化されたレシートに記載されている日付と金額、電話番号を読み取って仕訳データへ自動で変換することができます。複数枚のレシートを一括でスキャンした場合でも自動分割・仕訳データ変換が可能なほか、入力された科目や仕訳パターンを学習するため、使うほどに便利になる会計ソフトといえるでしょう。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 総勘定元帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
- 残高試算表の作成機能
- 月次推移表の作成機能
TKCの提供する「e21まいスター」は、会計と給与、請求に関する機能が集約された経理ソフトです。ペーパーレス化をサポートする機能として元帳や仕訳帳の電子保存のほか、レシートや領収書をデータ化して保存する「TKC証憑ストレージサービス」が利用可能。OCR機能によってレシート・領収書に記載された情報を読み取り、その内容にもとづいた仕訳が計上されます。スキャナ保存精度の法的要件を満たした会計ソフトとして認証を受けているのも安心できるポイントです。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 総勘定元帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
- 前期比較表の作成機能
- 月次推移表の作成機能
freee会計
-
料金
月2,980円~ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「クラウド会計freee」は、freeeが開発・提供しているクラウド会計ソフトです。電子帳簿保存法に対応しており、スマートフォンのカメラやスキャナによるレシート・領収書の取り込みが可能。OCR機能も備えているため、紙の書類を見ながら日付や金額を入力する手間が軽減できます。また、会計や簿記に関する知識のない方でも簡単に使える設計となっているほか、充実のサポートが用意されている点も大きな魅力です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 勘定科目のCSVインポート機能
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引先のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
マネーフォワード クラウド会計
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料金
月2,980円/月 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「マネーフォワードクラウド会計」は、マネーフォワードが提供するクラウド型会計ソフトです。銀行口座やクレジットカード、記帳システムなどとの連携に対応することで、入力作業の負担軽減をサポートしています。クラビスが提供している紙証憑の自動記帳サービス「ストリームド」と連携させれば、レシートや領収書のデータ化・取り込みもスムーズです。さらに、経費精算や給与計算といったシリーズ製品とあわせて利用すればバックオフィス全体の業務効率化が図れます。
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 勘定科目のCSVインポート機能
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引先のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
まとめ:会計ソフト選びで迷ったらPRONIアイミツへ
会計ソフトを選ぶには、各サービス・製品の特徴を把握し、自社の目的やニーズに合った会社を見つけることが大切です。「PRONIアイミツ」では、さまざまな条件で会計ソフトの比較が可能。指定の連携ツールや無料プランの有無など、あなたの会社に最適なサービスを探すことができます。
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とはいえ、数ある会計ソフトを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った会計ソフトが分かる診断(無料)ができます。
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