Fleekdrive(フリークドライブ)の評判と実態|15個のオンラインストレージを試してわかった本当のおすすめ
近年、企業の利用するITシステムの多くは、自社で管理するオンプレミス型から、データを自社以外の場所へ預けるクラウド型へと移行しつつあります。企業内のファイル管理もクラウド化の例に漏れず、オンラインストレージで管理をする企業が増えてきています。
オンラインストレージのなかでも、ファイルコラボレーションというチームでの作業効率化を提唱しているのがFleekdrive(フリークドライブ)です。Fleekdriveは、株式会社Fleekdriveが提供する国産のサービスです。
この記事ではFleekdriveの機能、その他のオンラインストレージとの比較、ネット上での評判や、メリット、効果的な使い方などを紹介します。
- <総評> Fleekdriveは信頼性の高いオンラインストレージ
- 1.Fleekdriveの6つのメリット
- 2. 徹底調査でわかったFleekdriveを使うべき会社
- 3. Fleekdrive無料トライアルの申し込み方法!
- 4.Fleekdriveの効果的な使い方
- 5. まとめ
<総評> Fleekdriveは信頼性の高いオンラインストレージ
Fleekdrive(フリークドライブ)は、株式会社Fleekdriveが提供しているオンラインストレージです。
いくつかあるオンラインストレージのなかでも、Fleekdriveは特にファイルコラボレーションという考え方を重視しています。これは1つの仕事を複数のメンバーが共同で進める共同作業にフォーカスしたもので、離れた場所にいてもチームのパフォーマンスを最大化するという考え方です。これは、テレワークをはじめとした働き方改革に取り組んでいる企業は注目したいポイントではないでしょうか。
グループ親会社である株式会社ソルクシーズはシステムインテグレーション分野で、セキュリティ要件の厳しい金融機関の実績が豊富にあり、そのノウハウをFleekdriveにも活用しています。クラウドサービスにセキュリティの不安はつきものですが、Fleekdriveの信頼性は高いと言えるでしょう。
導入事例を見ると、株式会社ベネッセコーポレーションなどの大企業にも利用されています。ベネッセコーポレーションはFleekdriveの導入によって営業のナレッジ共有を活性化し、営業力の底上げに成功しました。また、Fleekdriveはグローバル対応も進んでおり、190ヵ国での利用実績があります。
他のオンラインストレージと比べた評判は?
次に、DropboxやOnedriveと比較したFleekdriveの評判を確認します。
DropboxはアメリカのDropbox社が提供するサービスで、オンラインストレージの代表格です。比較すると、利用料はDropboxが1ユーザーあたり月額1,250円であるのに対し、Fleekdriveは1ユーザーあたり月額600円と比較的安価に利用できます。またFleekdriveは日本のベンダーが提供しており国内にデータセンターがあることから、障害等があったときの対応は、Dropboxなどの外資系サービスよりも安心できるのではないでしょうか。
一方、OnedriveはMicrosoft社のオンラインストレージで、最近国内でも利用する企業が増えているOffice365との連携が強みです。比較すると、Fleekdriveはユーザーごとにアクセス権限を細かく設定できるので、役職や部署に応じて、細かくアクセス権限を付与したい企業などには向いているでしょう。また、FleekdriveはOnedriveにない証跡管理機能を備えており、ユーザーのアクションをすべて管理できるので、コーポレートガバナンスの観点からも有効です。ネット上での評判を見ると、この証跡管理機能の評判が特に良いようです。
まとめ表
Fleekdrive | |
総評 | 「ITトレンド年間ランキング2018、2019」オンラインストレージ部門1位の多機能な企業向けクラウド型オンラインストレージサービス。ワークスタイルを問わず共同作業にフォーカスし、チームメンバーのポテンシャルを100%引き出します! |
機能性 | ★★★★★ 5点 |
サポート体制 | ★★★★★ 5点 |
料金 | ★★★★★ 5点 |
使いやすさ | ★★★★★ 5点 |
導入実績 | ★★★★★ 5点 |
特徴 | 豊富な機能が人気!あらゆるファイル共有が安全に共有できる |
高セキュリティで安心!金融システム構築で蓄積したレベルの高いセキュリティ機能を搭載 | |
無料体験あり!初期投資を抑えて少人数からはじめられる利便性は好評 | |
メリット | 企業規模に柔軟に対応したプラン設定 |
あらゆる拡張子のファイルが閲覧できる | |
手書き入力が可能 | |
プラン名 | Team・Business・Enterprise |
対応デバイス | PC・iPhone |
使用をおすすめする会社の特徴 | 大容量の動画をアップロード・配信、公開したい |
利用しているSalesforceの機能をさらに強化したい | |
企業名 | 株式会社Fleekdrive |
サービス開始日 | 2012年 |
導入実績 | 不明 |
オンラインストレージを導入を検討中の方は、まずは無料の見積もりから始めてはいかがでしょうか。見積もり先のサービスを迷う場合は、「2024年最新のオンラインストレージ(クラウドストレージ)を徹底比較」の記事でおすすめのオンラインストレージを確認ください。
1.Fleekdriveの6つのメリット
Fleekdriveを導入するメリットにはどんなものがあるのでしょうか。Fleekdriveはオンラインストレージのなかでも、チームでの共同作業にフォーカスしているのが特徴です。
そして、なんといっても国産のオンラインストレージであり、金融機関の豊富な実績を活かしたセキュリティ対応力が強みだといえるでしょう。
ここではFleekdriveのメリットを6つに分けて紹介します。
1-1. ファイルコラボレーションで、チームのパフォーマンスを最大化
Fleekdriveは、ファイルコラボレーションという考え方をベースに、1つの仕事を複数のメンバーが共同で進める「共同作業」にフォーカスしています。また単にファイルを共有したり複数人が同時に編集したりするだけでなく、チャットやスタンプ機能もあるので、メンバーが離れた場所にいても気軽にコミュニケーションを取ることができます。Fleekdriveによって、チームのパフォーマンスを最大化できると評判です。
1-2. 多くの金融機関にも認められたセキュリティ対応
Fleekdriveの一番の強みともいえるのがセキュリティです。ネット上での意見を見ても、クラウドサービスは自社のデータを他の場所に預けるので、有事の際のセキュリティを不安に感じるという企業はいまだに少なくありません。
一方でFleekdriveは日本企業が開発しており、データセンターも国内にあるので、外資系のオンラインストレージよりもセキュリティは安心できるという企業が多いようです。またグループ親会社であるソルクシーズは、セキュリティ要件の厳しい、金融機関のシステムインテグレーションを得意とし、その豊富なノウハウをFleekdriveに活用している点も高評価につながっています。
1-3. ユーザーの細かな権限設定と証跡管理
Onedriveとの比較で、Fleekdriveはユーザーごとに細かい権限設定ができるという特徴があります。拠点ごと、部署ごと、役職ごとなどでファイルのアクセス権限を管理する必要がある企業にとって、ありがたいポイントでしょう。
また、証跡管理もでき、ユーザーがいつ、どんなファイルを閲覧、編集したかなど、すべてのアクションを管理できます。ネット上での評判をみると、この証跡管理機能は特に評判が良いようです。
1-4. グローバル展開をサポート
Fleekdriveがあれば海外拠点とのファイルコラボレーションも可能です。Fleekdriveは190ヵ国で利用されており、言語も日本語、英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語に対応しています。
国によって通信環境が異なる場合でも国内同様に使用可能で、音楽や映像といった大容量ファイルまで共有できます。
1-5. 他サービスとの多様な連携
Fleekdriveは、世界No.1のCRMサービスである「Salesforce」や、帳票ツールFleekformなどの外部サービスとの連携が可能です。連携を行えば、社内の販売管理、人事、勤怠管理といったバラバラの業務で使用するファイルを、Fleekdriveで結びつけ、業務に付加価値が付けられるでしょう。
また詳細は効果的な使い方の項目で後述しますが、現在トレンドの動画活用にはFleekdriveと動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」の連携が有効です。
1-6. 安価に始められて、拡張も簡単
「Dropbox」との比較でも紹介しましたが、Fleekdriveは1ユーザーあたり月額600円と比較的安価な料金で利用できます。また、企業の規模が大きくなった場合でも、利用ユーザーや容量の増加、機能の追加などの拡張が、高度なITリテラシーを必要とせずに簡単にできます。
>Fleekdriveを無料で試してみる
2. 徹底調査でわかったFleekdriveを使うべき会社
ここまで紹介してきたメリットを踏まえ、Fleekdriveの利用が向いている会社のタイプを3つにまとめました。
2-1. 金融機関
セキュリティ要件の厳しい金融機関には、国内にデータセンターがあり有事の際の対応も外資系のオンラインストレージより安心できるFleekdriveがおすすめです。また、グループ親会社であるソルクシーズは、システムインテグレーション分野でも金融機関の実績が豊富なので、Fleekdriveと連携したい他のサービスがある際は、これまでのノウハウを活かした提案をしてくれるでしょう。
2-2. グローバル企業
Fleekdriveは海外とのファイルコラボレーションも可能なので、グローバル企業やこれからグローバルでの展開を検討している企業にもおすすめです。
実際、株式会社ネイキッドという映像製作会社では、Fleekdriveを使ってアメリカ、ヨーロッパ、アジアにある拠点とファイル共有を行っています。映像製作会社だけに共有するファイルは音楽や映像などといった大容量のものですが、ストレスなく送信できているようです。
またセキュアで信頼できるオンラインストレージであり、通信環境の異なる国とのやり取りも国内同様に行えるという点も評価されているようです。
2-3. スタートアップ企業
Fleekdriveは社員が少人数で、IT投資に回せる予算の少ないスタートアップ企業にも向いているオンラインストレージです。Fleekdriveは1ユーザーあたり月額600円と初期投資をおさえて利用でき、企業が成長すれば簡単に機能を拡張できます。
3. Fleekdrive無料トライアルの申し込み方法!
ここまでFleekdriveのメリットや利用すべき会社について説明してきました。今すぐにFleekdriveを試してみたいという方は、30日間の無料トライアルに申し込んでみましょう。下記で無料トライアルの申し込み方法を説明します。
3-1. 公式サイトにアクセスして申し込みボタンをクリック
まず、Fleekdriveの公式サイト(https://www.fleekdrive.com/)にアクセスします。ページ右上にあるメニューバーの「無料トライアル」をクリックすると、申し込みフォームのページに遷移します。
3-2. 申し込みフォームに必要事項を入力して送信
申し込みフォームでは下記の内容を入力します。
①組織情報
所属する会社名、部署名、所在地、連絡先などを入力します。
②個人情報
氏名、メールアドレス、希望のユーザーID(メールアドレスフォーマット)を入力します。
③アンケート
無料トライアルを申し込むにあたって、簡単なアンケートに回答します。最後に、「個人情報のお取り扱い」の内容を確認して同意し、「確認する」をクリックします。
3-3. 送信をクリックして完了
確認ページで入力内容を確認したら、送信をクリックして申し込み完了です。Fleekdriveからの連絡を待ちましょう。
ある程度Fleekdriveに関する知識があり導入を前向きに検討している場合は、直接問い合わせをして見積もりなどの商談を進めるのもおすすめです。オンライン商談のメニューがあり、訪問不要で当日か翌日のうちにパソコンと電話だけで商談ができます。
希望する方は公式サイトにあるメニューバーの「オンライン商談」を確認してみましょう。
4.Fleekdriveの効果的な使い方
それではFleekdriveの効果的な使い方にはどんなものがあるのでしょうか。現在の世の中の動きやITトレンドなども踏まえると、下記に紹介する3つの使い方は企業の成長にも効果的だと考えられます。
4-1.Fleekdriveで働き方改革!
Fleekdriveは、働き方改革で導入が進むテレワークを可能にするサービスです。
モバイル端末からファイルを閲覧したり、共有・編集したりすることができるので、オフィスにいなくてもどこでも仕事ができるテレワークが可能になります。また、外出先からモバイル端末でFleekdriveにアクセスすれば閲覧できるので、クライアントから急な資料送付や確認の依頼があった際、オフィスにいなくても対応できます。
例えば不動産会社であれば、物件の写真をスマートフォンで撮影して、その場でFleekdriveにアップロードすることで、オフィスに戻らなくてもリアルタイムに情報共有をするといった使い方ができるでしょう。また画像への手書き機能もあるので、アパレル企業などで店舗ディスプレイを作る際には、店舗とオフィスの間でスムーズなやり取りが可能になります。
4-2. ビジネスシーンでの動画活用
最近、中高生を中心にTikTokなどの新しい動画メディアが評判ですが、動画活用が課題となっている企業も多いでしょう。例えば、自社商品の動画を使ったプロモーションや、eラーニングなどの動画を使った社内教育といった活用方法です。
また、国内で1,000社以上の実績がある動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」と連携しているので、動画ファイルをFleekdriveにアップロードするだけで配信ができます。さらに、埋め込みタグで自社のホームページに動画を埋め込むことも可能です。
パソコンだけでなく、スマホやタブレット向けの方式にも自動的に変換して動画配信ができるので、デバイスごとに動画ファイルの対応を意識する必要はありません。安定したネットワーク経由での動画配信も可能になるので、動画活用を検討している企業はFleekdriveの利用も視野に入れてみるとよいでしょう。
4-3. 世界No.1のCRM「Salesforce」との連携
世界でも評判の高いCRMといえばSalesforceです。Salesforceは営業支援だけでなく、カスタマーサービスやマーケティング、eコマースといった機能も充実しており、日本国内でも導入企業が増えています。Salesforce上で関連するすべてのファイルを管理しようとすると容量に限界がありますが、Fleekdriveと連携することで問題を解決できます。
実際にFleekdriveとSalesforceを連携させて利用する日本化学産業株式会社では、ワークフローの業務効率化に成功しています。日本化学産業株式会社は建材会社ならではのクレームの多さで、迅速な対応が必要とされています。これまでクレームが発生すると紙で社内の営業・品質管理・設計・生産といった複数部門の承認を紙で行っていましたが、ワークフローをSalesforce上で電子化することで迅速な対応が可能になりました。そして、承認されたワークフローの帳票をFleekdriveに格納することで、必要なときにすぐに過去の情報を参照できるようになったのです。
5. まとめ
Fleekdriveは安心の国産サービスであり、金融機関にも信頼されているセキュリティを備えているので、クラウドサービスの導入に不安を覚える企業にもおすすめしたいオンラインストレージです。
またグローバル対応や安価で拡張しやすいといった特徴から、グローバル企業やスタートアップ企業など、これからの日本を支えていく企業にも向いているサービスだといえます。
Fleekdriveは、多くの企業が取り組み始めている働き方改革や、動画活用、SalesforceといったITトレンドとも相性が良いので、今後さらにそのニーズは高まっていくでしょう。