【2025年最新】@wmsの評判と実態
在庫管理システム「@wms」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「@wms」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「@wms」のすべてが分かります。
在庫管理は、卸業や小売業、製造業などで欠かせない業務の1つです。しかし、目視による数量の確認やExcelへのデータ転記では、記入間違いや記入漏れといったミスもおのずと発生してしまいます。
より正確に在庫管理を行うためには、在庫管理システムの導入が避けられません。しかし「どの在庫管理システムを導入すべきかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、発注業者比較サービス「PRONIアイミツ」の調査をもとに、アトムエンジニアリング(栃木県宇都宮市)が提供するクラウド型の在庫管理システム「@wms」を紹介。導入で得られるメリットや、実際の導入事例などを紹介していきます。
<総評>@wmsはリアルタイムで在庫を確認できるサービス
@wmsは、いつでもどこでもリアルタイムで在庫状況を確認できるサービスです。クラウド型の在庫管理システムであるため、インターネット環境があれば手軽に在庫照会が行えるほか、入庫データや在庫データもリアルタイムに更新が可能。常に最新の在庫状況を把握することができます。
作業の進捗度も確認できるため、「どのフローで作業が止まっているのか」などを知りたい場合にも便利でしょう。
@wmsの7つのメリット
紹介したような特徴がある「@wms」ですが、活用することで次のようなメリットがあります。
さまざまな条件で在庫検索が可能
@wmsを導入するメリットとしてまずあげられるのが、さまざまな条件で在庫検索を行えるということ。それぞれの商品名はもちろん、商品コード、商品のロケーションなどさまざまな条件で在庫検索が行えるため、「使用している在庫管理システムは商品名でしかソートがかけられない……」とお悩みの方にもぴったりでしょう。「商品ごとの在庫一覧を確認したい」「ロケーションごとの在庫一覧を確認したい」といったニーズにも応えることができます。
在庫管理履歴も把握できる
@wmsを導入するメリットとして2つ目にあげられるのが、これまでにどのような在庫管理を行なってきたのか、それぞれの行動履歴も確認できるということ。在庫管理に限らず、いつ・どこで・誰が・何をしたのかが分からなければ、問題が発生した際にどのフローが原因となっているのかが分かりません。
@wmsでは、入荷商品の検品や入庫、ピッキング、在庫の移動などの作業履歴を確認することができるため、万が一の際でも安心でしょう。
また、ピッキングや検品など作業の内容を指定してソートをかけることもできるので、「◯日時点でピッキングまで進んでいるものを知りたい」といった場合にも役立ちます。
荷主ごとの在庫管理も可能
@wmsを導入する3つ目のメリットとしてあげられるのが、それぞれの荷主ごとの在庫管理も行えるということ。荷主ごとに在庫管理ができ、商品名や最終入庫日/出庫日、在庫総数などの把握も可能。また、クラウド型の在庫管理システムであることから、それぞれの荷主がインターネットを通じて直接データが確認することもできます。
最新の入荷・出荷状況などを逐一連絡する手間が省けるだけでなく、荷主も手軽に在庫データが確認できるため、双方にとって便利な機能といえるでしょう。
商品のトレーサビリティにも対応
@wmsを導入するメリットとして4つ目にあげられるのが、商品のトレーサビリティにも対応しているということです。商品を販売する上で、トレーサビリティは非常に重要なポイント。とりわけ食品業界では、商品の性質から先入先出しを行わなければならず、製造日や賞味期限、ロット番号などをすべて管理する必要があることもあるでしょう。
@wmsではそれらが一括で管理ができるため、出荷にいたるまで抜かりなくトレースすることが可能です。
ハンディターミナルで検品や棚卸しも楽々
@wmsを導入する5つ目のメリットとしてあげられるのが、ハンディターミナルを活用して面倒な検品や棚卸し作業も簡単に行えるということです。入庫・出庫の際はハンディターミナルでバーコードを読み込みだけで作業が完了。ロケーションの管理もあわせて行うことができます。出荷検品も出荷先ナンバーや商品のバーコードを読み込むだけで作業が完了するほか、棚卸しも可能です。
また、作業内容は常に蓄積されていくことから、業務の進捗具合をリアルタイムに確認することもできます。業務を効率化できるだけでなく、精度も向上するのがうれしいポイントでしょう。
在庫回転率も把握可能
@wmsを導入するメリットとして6つ目にあげられるのが、在庫の回転率も簡単に把握できるということです。オプション機能を活用すれば、指定した期間内で商品の回転率の算出が可能。人気の商品や売れ残りの可能性がある商品を手軽に把握することができます。
また、出荷頻度に応じて商品に「A」「B」「C」でランクをつけることも可能。出荷頻度の高いAランクの商品を出荷しやすい場所で保管しておけば、業務効率化につなげることもできるでしょう。
事前にセット組も可能
@wmsを導入するメリットとして7つ目にあげられるのが、事前にセットを組んでおいても対応できるということ。取り扱っている商品によっては、「商品Aと商品Bがセットで売れることが多いから、事前にセットで梱包しておきたい」ということもあるのではないでしょうか。
@wmsでは、前もってセット組した商品も登録することができるため、その商品をそのまま出荷することが可能です。万が一セットにする必要がなくなってしまった場合でも、分解して個々で管理ができるので安心でしょう。
徹底調査で分かった@wmsを使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、「@wms」は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
ハンディターミナルを活用して在庫管理の精度を上げたい会社
@wmsを導入するべき会社としてはじめにあげられるのが、ハンディターミナルを活用して在庫管理の精度を上げたいとお考えの会社です。目視で在庫管理を行ってる場合は、時間がかかるだけでなく、入力漏れや入力間違いといったミスが起こりがち。「1からやり直し……」となっては、さらに時間がかかってしまいます。
しかし、@wmsではハンディターミナルもあわせて導入できるため、入出庫の管理や検品、棚卸しなどの業務の効率化が可能。バーコードを読み込むだけなので、誰でも簡単に在庫管理を行うことができます。ハンディターミナルを通して行った作業データは蓄積されていくため、業務の進捗もリアルタイムに把握が可能です。
業務を効率化できるだけでなく、作業精度の向上や均質化も叶うのもうれしいポイントでしょう。
商品のトレーサビリティに対応している在庫管理システムを探している
@wmsを導入するべき会社として次にあげられるのが、商品のトレーサビリティに対応している在庫管理システムをお探しの会社です。飲食業界や小売業界、化粧品業界などでは、商品の先入れ先出しは必須。在庫管理システムを導入するのであれば、先入れ先出しに対応しているシステムを選びたいという方も多いでしょう。
@wmsでは、「入荷日」「賞味期限」「製造日」「ロット番号」などで入荷商品が管理できるため、商品の出荷までトレースすることが可能。トレーサビリティへの対応が必要となる業界の企業にとっては、非常に心強い機能といえるのではないでしょうか。
取引先と一緒に使える在庫管理システムを探している
@wmsを導入するべき会社として最後にあげられるのが、取引先も使用できる在庫管理システムを探しているという会社です。
在庫管理システムに自社の従業員しかログインできない場合、商品の入荷や出荷状況をそれぞれの荷主へ逐一報告しなければなりません。情報共有に要する時間や手間に悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。
しかし、@wmsであれば、取引先の荷主もシステムを利用することができます。荷主自身がシステムへログインできるので、入荷状況や出荷状況をいつでもリアルタイムで把握が可能です。都度連絡をせずとも情報が共有できるため、双方の業務効率化に役立てられるでしょう。
@wmsの料金プラン
@wmsの詳しい料金プランは公式サイトでは公開されていません。
@wmsの導入実績・効果
ここからは実際に「@wms」を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
株式会社ソネッティーク
@wmsの導入事例ページによると、商社の輸入商材の倉庫保管や在庫管理、流通、加工などを行うソネッティーク(栃木県河内郡)では、ピッキング作業に時間がかかってしまうだけでなく、出荷検品を入念に行うことから、作業負担の大きさに悩まされていました。商品に関する知識がない従業員の場合、倉庫内作業を任せられないこともネックになっていたといいます。
クラウド型在庫管理システム・@wmsの導入にいたった決め手は、操作性の高さ。わかりやすい画面デザインで使いやすい点が気に入っているとのことです。また、導入に際して丁寧なヒアリングや提案が受けられたこともポイントだったと語ります。
@wmsを導入してからは、商品に関する知識のない新人従業員であっても倉庫内作業を任せられるように。これまでに約2時間を要していたトータルピッキングは、90分ほどで完了できるとのことです。人力で行っていた検品作業も、ハンディターミナルの活用で大幅な負担軽減に成功。作業の精度も向上したといいます。また、顧客(荷主)側からも在庫状況が把握できる点も役立っているそうです。
株式会社カツラギロジテム
@wmsの導入事例ページによると、3PL事業や倉庫業、ネット宅配物流などを手がけるカツラギロジテム(大阪府貝塚市)では、在庫精度に課題を抱えていました。また、在庫管理に必要となる事務作業の人件費が膨らんでいたことも負担だったといいます。
@wmsの導入の決め手となったのは、「クラウド型の在庫管理システムであるということ」と「低コストであること」。実際に運用していくことを考慮し、それぞれの企業に合ったカスタマイズも柔軟に行なってくれる点も高評価だったといいます。
クラウド型であることから、自身でバージョンアップを行う必要がなく、サーバー構築・運用の手間がかからないのも魅力だったそうです。
@wmsの導入後は、在庫精度が格段に向上しました。ロケーション管理を徹底して行えるようになったおかげで、在庫に差異が生じた時にはすぐに把握できるように。これまでは手入力で行われてきた在庫管理業務の事務作業も、一括データ取り込み機能の活用によって大幅な負担の軽減に成功、業務効率化が実現したといいます。
参照:株式会社アトムエンジニアリング『@wms 導入事例』
まとめ
本記事では、クラウド型の在庫管理システム・@wmsの導入メリットや使うべき人・会社、実際の導入事例などを紹介してきました。@wmsでは、ハンディターミナルの活用によって業務効率や精度の向上が向上が叶えられるだけでなく、作業の進捗のリアルタイムでの把握が可能です。荷主側からも入荷・出荷状況が確認できることや、商品ごとの出荷頻度に応じてランクづけする機能を備えているのも魅力といえるでしょう。
また、PRONIアイミツでは、さまざまな条件で在庫管理システムを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
→在庫管理システムの最新ランキングはこちら
在庫管理システムは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、在庫管理システム選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った在庫管理システムが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。