【2025年最新】「INTER-STOCK(インターストック)」の評判と実態
在庫管理システム「NTER-STOCK」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「NTER-STOCK」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「NTER-STOCK」のすべてがわかります。
- <総評>「INTER-STOCK」 (インターストック)はあらゆる業務課題に対応するセミスクラッチ型の在庫管理システム
- INTER-STOC (インターストック)の7つのメリット
- 徹底調査で分かったINTER-STOCK (インターストック)を使うべき企業
- INTER-STOCK (インターストック)の料金プラン
- INTER-STOCK (インターストック)の導入実績・効果
- まずはINTER-STOCK (インターストック)の見積もりを
- まとめ
「計算上の在庫と実際の数が合わない」、「商品の置き場が定まらず、出荷のたびに右往左往してしまう」など、メーカーやネットショップには在庫管理に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
そうした際に役立つのが在庫管理システム(WMS)。在庫管理システムを導入すればタブレットや専用のハンディ端末で商品タグを読み取ることが可能になり、入庫作業や検品、出荷オペレーションまで業務効率が大幅にアップします。
また、製品によっては他の業務用システムと連携するものもあり、販売実績の管理や棚卸作業にも大きな効果を発揮するでしょう。
今回はそうした在庫管理システムのなかから「INTER-STOCK」をピックアップ。特徴や機能を整理したうえで、実際に導入している企業がどんな成果をあげているのか詳しく紹介していきます。
<総評>「INTER-STOCK」 (インターストック)はあらゆる業務課題に対応するセミスクラッチ型の在庫管理システム
INTER-STOCKはオンザリンクス(広島県広島市)が開発・販売を手がける在庫管理システムです。
2006年にリリースされて以来、シャープ、TOTO、大日本印刷、丸大食品、ABC MARTなど約700社に導入されており、ゼネラルリサーチ社が2019年に行った在庫管理システムの市場調査では、顧客満足度をはじめとする3部門で第1位に選ばれました。
人気の理由はさまざまな業務課題にあわせて柔軟に導入・運用できること。開発元ではプロトタイプを無償で作成し、クライアントの要望をふまえながら機能やレイアウトを実装・改修していく「セミスクラッチ型」の提供形態をとっており、導入後システムがきちんと運用に乗るまで追加費用はかかりません。
業種特有の課題に悩むメーカーや販売会社などにはぴったりの在庫管理システムではないでしょうか。
INTER-STOC (インターストック)の7つのメリット
紹介したような特徴がある「INTER-STOCK」ですが、活用することで次のようなメリットがあります。
動作が早い
INTER-STOCKには独自のデータ処理技術が取り入れられており、過去に処理した結果をメモリ上に蓄積し、ディスクへのアクセス回数を最小限に抑えることで、一般的な在庫管理システムの100倍の処理スピードを実現。たとえば1万件の発注に対して50万個の在庫から該当製品を引き当てる際も約15秒で処理が完了します。
発注データを読み込むのに手間取って出荷オペレーションが滞ってしまう、指示待ちの時間が長くなって現場スタッフがストレスをため込んでしまうということはありません。
利用者を選ばない
提供元のオンザリンクスではメーカーや通販会社など2,000社以上の視察を行い、現場の声をINTER-STOCKに反映させてきました。その集大成の1つとも言えるのがシンプルで使いやすいデザインです。
グリーンとホワイトブルーを基調とした画面は長時間向き合っても疲れにくく、アイコンボタンや文字のフォントも一般的な業務用システムより大きめにデザインされています。
あわせて在庫品目や納入先を検索するフォームも独立して表示されるので、操作に迷うことなく複数の業務を同時に進められるでしょう。
安心・安全に使える
トラブルの心配なく安心・安全に使えるのもメリットの1つ。INTER-STOCKには物流業務・在庫管理に精通したエンジニアのノウハウが詰め込まれており、約700社にのぼる導入先で99.8%の稼働率をマークしています。パスワードによる利用制限などセキュリティ面も万全、かつ専有サーバーを使うオンプレミス型なので他のクライアントの影響を受けることもありません。
提供元のオンザリンクスも、2019年に経済産業省からスマートSMEサポーター(※)の認定を取得しました。
※サービスの提供実績、業務体制など複数の基準を満たしたIT事業者に与えられる認定資格
ペーパーレス化に役立つ
INTER-STOCK はオンプレミス型ながらタブレット端末に完全対応。入庫データや出荷指示書をそのままディスプレイ上に表示できるので、書類を取りにオフィスへ戻る手間を省くことができます。
また、専用のハンディターミナルを併用すれば現場にいながら作業履歴を時系列で確認することも可能。おのずと現場スタッフの生産性は高まるうえ、ペーパレス化によるコスト削減も見込めるでしょう。
入庫&出庫がスピードアップ
製品・資材が入庫した際、INTER-STOCKのハンディターミナルでバーコードやQRコードをスキャンすると保管場所を自動でナビゲートします。同じ商品をロットごとに別の棚に分けて管理することも可能です。
どこに保管すればいいのか迷うことはなくなるうえ、入庫場所はそのままマスタデータに反映されるので、出荷時に在庫を探し回って時間を費やしてしまうようなこともありません。実際、INTER-STOCKを導入した企業の多くが入庫・出庫作業を大幅に効率化させています。
在庫を有効活用できる
INTER-STOCKには高精度のOCR(光学文字認識)技術が搭載されており、製品に付いたバーコード・QRコードのほか、食品の賞味期限や医薬品の使用期限といった数字・文字列までそのままスキャンすることが可能。スキャンした文字は自動で管理用のPCへ転送されるので入力の手間が省けるうえ、手作業によるミスも防げます。
一方、在庫管理システムとしての基本機能も非常に充実しており、一定期間出荷されていないデッドストックを抽出して個数・価格順に並べられます。
こうした機能を上手く活用すれば、たとえば賞味期限や利用期限に余裕があって出荷が滞っている商品を試供品や割引商品として提供するなど、在庫の有効活用にもつながるのではないでしょうか。
事業拡大にもスムーズに対応
INTER-STOCKの開発コンセプトの1つが、”顧客と共に成長する在庫管理システム”。提供元では利用顧客に向けてソースコード&データベースをすべて公開し、自社エンジニアによるメールサポートや説明会の実施を通じて内製化を積極的に支援しています。
さらに年2回の無償バージョンアップサービスも用意。導入後の業務課題にあわせて在庫のシミュレーション機能や発注支援機能を追加していくことが可能です。取り扱う商品数や出荷量の増加にあわせて段階的にシステムを進化させていけるのもINTER-STOCKのメリットでしょう。
徹底調査で分かったINTER-STOCK (インターストック)を使うべき企業
紹介したメリットを踏まえ、INTER-STOCKは一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
業種特有の課題を抱えている企業
ひと口に在庫管理といっても求められる要件・方法はさまざま。たとえば電子部品や機械製品を取り扱うメーカーや下請け工場の場合、商況によって受注サイクルが大きく変わってしまう、同じ商品のロットごとに発注が分かれてしまうというケースも多く、対応に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
セミスクラッチ型のINTER-STOCKならバーコードやQRコードといった帳票フォーマットは自由自在、在庫シミュレーションや自動引き当て機能なども順次追加していけるので、そうした業種特有の課題にもスムーズに対応できるはずです。
大量の商品を取り扱う企業
INTER-STOCKの動作スピードは業界トップクラス。1万件、10万件単位の大量データ処理もわずか十数秒で完了します。また、システム自体の稼働率も99.8%をマークしており、高負荷がかかってもダウンする心配はほとんどありません。
大量の商品を取り扱う企業、現場から管理部門まで大人数のスタッフが同時にシステムにアクセスする企業でも安心して利用できるのではないでしょうか。
既存システムとWMSを併用したい企業
繰り返しご紹介してきたとおり、カスタマイズ性の高さはINTER-STOCKの特徴の1つ。ソースコードやデータベースも公開されているので、提供元のサポートを受けながら適宜外部ツールとつなぎ込んでいけます。
販売管理をはじめとする基幹システム、CRM(顧客管理システム)やSFA(営業支援システム)と在庫管理を連動させたいという企業にもぴったりの製品でしょう。
詳しくは事例として後ほど紹介しますが、INTER-STOCKと既存の業務ツールをあわせて活用することで大きな成果をあげている企業も少なくありません。
INTER-STOCK (インターストック)の料金プラン
INTER-STOCKは利用者の業務課題や要望にあわせて機能・仕様を実装していくセミスクラッチ型の在庫管理システムのため、固定の料金プランは用意されていませんが、公式サイトでは参考価格として以下の料金が紹介されています。
【カスタマイズなしの場合】
・参考価格:500万円~
・基本ライセンス料、ユースウェア、年間保守契約込み
【カスタマイズありの場合】
・参考価格:800万円~
・基本ライセンス+ユースウェア+年間保守+カスタマイズ費用込み
INTER-STOCK (インターストック)の導入実績・効果
ここからは実際に「INTER-STOCK」を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
株式会社愛進堂
こちらの導入事例ページによると、鳥取県鳥取市に本社を置き、OA機器やオフィス家具、業務用ソフトウェアの販売を手がける愛進堂もINTER-STOCKを活用しています。
愛進堂は、地域密着型のスタイルで創業から60年以上にわたり堅実な成長を続けてきましたが、その反面、在庫管理は手作業に頼っており、棚卸だけのために休業日を設け、全社員が商品数を数えてExcelで在庫金額を集計するという形が続いていました。
そこで導入を決めたのがINTER-STOCK。運用にあたっては営業や購買、経理など各部署の業務フローを整理したうえでOBC社の販売管理システム「商蔵奉行」と連携させ、商品をコード別に管理する仕組みを構築しました。
その結果、大がかりな棚卸作業は必要なくなり、Excelで集計する手間も軽減、大幅な業務効率化につながっています。
株式会社昴
こちらの導入事例ページによると、靴修理材料の輸入・販売を手がける昴(大阪府大阪市)もINTER-STOCKを活用しているとのことです。
INTER-STOCK導入前は、独自の仕入れルートや商品の価格優位性を活かして売上を伸ばしていたものの、物流や在庫管理のシステム化が進まない点に課題を抱えていました。業種柄、商品の数が多く、理想の在庫管理フローを構築するとなると数千万円単位の出費が見込まれていたからです。
そこでいくつかのITベンダーに相談し、最終的に導入を決めたのがINTER-STOCK。導入後はカスタマイズを通じて既存の販売管理システムと連携させたことで、1アイテムあたり約500円かかっていた物流コストが約270円まで軽減、あわせてピッキングや棚卸の業務フローも大幅に改善し、新人スタッフも入社後すぐに業務を担当できるようになりました。
今後はさらなる事業拡大に向けて、オンラインショップの運営などにもINTER-STOCKを活用していく予定です。
オタフクソース株式会社
こちらの導入事例ページによれば、全国区の知名度を誇る「オタフクソース」を中心に調味料や業務用食品の製造・販売を手がけるオタフクソース(広島県広島市)も、INTER-STOCKを活用しているとのことです。
INTER-STOCK導入以前は、製造伝票をベースに製造実績をそのまま在庫としてカウントしていたため、入庫漏れや過剰在庫がたびたび発生していました。
その打開策としてINTER-STOCKを導入したところ、在庫管理の精度が大幅にアップ。入庫した商品をリアルタイムに把握できるようになったほか、商品にバーコードラベルを貼り、あわせて賞味期限を明記したことで、出荷オペレーションも正確かつ効率的に行えるようになりました。
結果としてそれまで毎月行っていた棚卸は年2回に減り、労働時間の削減にもつながっています。
まずはINTER-STOCK (インターストック)の見積もりを
前述のとおりINTER-STOCKはクライアント側の業務課題や要望にあわせてカスタマイズする形をとっているため、要件・機能によって利用料金が変わってきます。
導入を前向きに検討している方、「導入にいくらかかるのか知りたい」といった方はPRONIアイミツまでお気軽にご相談ください。ご予算・ご要望を承ったうえで提供元に連絡をとり、見積もりの取得まで代行します。
まとめ
2006年のリリース以来、業種を問わず多くの企業に利用されているINTER-STOCK。
セミスクラッチ型ならではの拡張性の高さはもちろん、多彩な基本機能やストレスフリーで使える動作スピードにも定評があり、成功事例も少なくありません。在庫管理に悩みに抱えている企業はぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。