市場シェアの高い電子帳票システムおすすめ8選【2024年最新】
電子帳簿保存法の改正に伴い、各企業では電子帳簿保存法に対応した電子帳票システムを導入し、帳票の電子化を進めています。その一方で、「帳票の電子化は取引先の状況に合わせたい」「そもそも電子帳票システムの必要性がわからない」という理由から、電子帳票システムの導入に踏み切れていない企業も多いのではないでしょうか?
電子帳票システムは、今まで使っていた帳票のフォーマットをそのまま電子化できるため、取引先への帳票発行は従来通り進められます。紙やExcelで管理していた帳票をシームレスに電子化できるので、これから帳票を電子化していきたい多くの企業から選ばれています。
本記事では、電子帳票システムのシェアと市場規模を統計データをもとに徹底解説します。また、特にシェアの高い電子帳票システム8選を紹介しているので、人気の電子帳票システムを知りたい経理担当者は、ぜひ参考にしてください。
- 電子帳票システムの市場規模
- 電子帳票システムが注目されている理由
- 【比較表】市場シェアの高い電子帳票システム
- 市場シェアの高い電子帳票システムおすすめ8選【2024年最新】
- 電子帳票システムの選定方法
- まとめ:市場シェアの高い電子帳票システムを導入しよう
電子帳票システムの市場規模
電子帳票システムとは、企業間の取引で使用する帳票を、電子データで一元管理できる電子帳票のクラウドサービスです。最近では、DX推進の流れから市場には数多くのクラウドサービスが存在しており、その中で特に大きな成長を見せているのが電子帳票関連のクラウドサービスです。
株式会社MM総研が実施した「文書情報管理に関する製品・サービス・ソリューション市場」では、2022年度における文書情報管理に関する製品・サービス・ソリューションの売上金額は2,725億円、2023年度は2,930億円の見込みです。入力・作成に関わるシステムは2019年度から2022年度にかけて右肩上がりに増加しています。また、保管・保存に関わるシステムの割合は高く、全体の約4割を占めています。
参考:株式会社MM総研「急拡大する国内の文書情報管理サービス市場」
上記の調査結果から、電子帳票の保存・保管にまつわる需要は高く、入力・作成に対する需要も拡大する見込みです。電子帳票システムには、文書情報の保管・保存、入力・作成のいずれの機能もあるため、今後、電子帳票システムの市場規模はさらに拡大していきます。
電子帳票システムが注目されている理由
電子帳票システムが注目されている主な理由は、電子帳簿保存法の改正とインボイス制度の施行によるものです。
電子帳簿保存法はすべての事業者に適用される法律で、法人・個人事業主に関わらず対応が必要です。電子データを受領した場合は、電子帳簿保存法の要件に沿った方法で電子保存しなければいけません。しかし、電子帳簿保存法の要件には、タイムスタンプの付与や訂正・削除の履歴保存などがあり、システム化しないと難しいという問題があります。
また、インボイス制度では取引書類の形式が変更され、請求書には登録番号や税率ごとの適用税率・合計金額の記載が必要です。特に消費税の計算は複雑化し、従来の紙やExcelでの帳票管理では対処しきれない場合もあります。以前にも増して帳票の発行業務に負担がかかるため、電子帳票システムを検討する企業が増えています。
このような状況の中で、企業の動向を示したものが以下の調査です。
出典:改正電子帳簿保存法に関するアンケート 集計結果(JIIMA調べ)
公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)が2022年2月15日~ 2022年3月15日に実施した「JIIMA 改正電子帳簿保存法に関するアンケート」によると、すでに3割の企業が電子帳簿保存法に対応したサービスを導入済みで、5割以上の企業が導入を準備、又は検討しているという回答がありました。
また、同調査の中で、「電子帳簿保存法に対応したサービスの導入を検討している、または導入している企業」のうち約半数が「クラウドサービスを選ぶ」という結果となっています。クラウドサービスを選ぶ理由としては「運用負荷が抑えられるから」が42.7%と最も多く、次いで「運用が容易だから」(36.5%)、「テレワークの需要があったから」(36.5%)という理由が多いです。
出典:改正電子帳簿保存法に関するアンケート 集計結果(JIIMA調べ)
これらの調査から、電子帳簿保存法に対応した電子帳票システムが多くの企業から必要とされていることが分かります。特に、運用負荷の軽減やテレワークを導入したい企業には、クラウド型の電子帳票システムがおすすめです。
【比較表】市場シェアの高い電子帳票システム
ここでは、特に市場シェアの高い電子帳票システムを比較します。導入実績、シェア・市場規模をまとめた以下の比較表をご覧ください。
サービス名 | 導入実績 | シェア・市場規模 |
---|---|---|
ClimberCloud | 2,700社以上 | PRONIアイミツ電子帳票システムランキングNo.1(2023年11月現在) |
楽楽明細 | 10,000社以上 | 2年連続シェアNo.1 ※1 |
BtoBプラットフォーム 請求書 | 97万社以上(シリーズ累計) | 国内シェアNo.1 ※2 |
バクラク電子帳簿保存 | 8,000社以上(シリーズ累計) | サービス継続率99%以上 |
Bill One | 5万社以上 ※3 | 請求書受領サービスマーケットシェアNo.1 ※4 |
TOKIUM電子帳簿保存 | 1,500社以上(2023年7月現在) | 累計レシート登録金額800億円(シリーズ累計) |
SATSAVE | 200社以上 | 阪急阪神グループ中心に200社以上の利用実績 |
oproarts | 1,000社以上 | AppExchangeお客様評価2位 ※5 |
※1:※デロイト トーマツ ミック経済研究所「2022年6月号 クラウド帳票発行サービスの市場の実態と展望」における「売上シェア」、「導入社数シェア」 ※2:2022年9月現在 東京商工リサーチ調べ ※3:※インボイスネットワーク参画企業 ※4:デロイト トーマツ ミック経済研究所「驚異的な成長が見込まれる請求書受領サービス市場の現状と将来」(ミックITリポート2022年7月号) ※5: Salesforce 2022年お客様の評価が高かったAppExchangeアプリランキング 2位
「ClimberCloud」「楽楽明細」「TOKIUM電子帳簿保存」「oproarts」などはサービス単体での導入実績が公表されており、1,000社以上の導入実績があります。導入実績が多いサービスほど、システム改良が重ねられていて機能が洗練されている、セキュリティ上のトラブルが少ないといった傾向があり、多くの企業が「現場で使いやすい」と評価しています。そのため、電子帳票システム導入の失敗リスクが低くおすすめです。
市場シェアの高い電子帳票システムおすすめ8選【2024年最新】
ここでは市場シェアの高いおすすめの電子帳票システムを8つ紹介します。各サービスの特徴や他社と比較したおすすめポイント、導入数、継続率もまとめているので、ぜひシステム選定時の参考にしてください。
- ClimberCloud
- 楽楽明細
- BtoBプラットフォーム 請求書
- バクラク電子帳簿保存
- Bill One
- TOKIUM電子帳簿保存
- SATSAVE
- oproarts
ClimberCloud
-
料金
月900円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヶ月
-
最低利用人数
なし
ClimberCloudは、株式会社NTTデータビジネスブレインズが提供する電子帳票システムです。サービス単体でのシェアが高く、導入実績は2,700社以上にのぼります。また「PRONIアイミツ(当サイト)電子帳票システムランキング(2023年11月現在)」でNo.1を獲得している人気の電子帳票システムです。
他社と比較したおすすめのポイントは、900円と安い月額料金で利用開始できること。900円の最小プランにはWeb請求100件、ファイル数100件、帳簿明細数1,000件、帳票データの保存数1,000ページが含まれ、すべて電子帳簿保存法に対応しています。もちろん件数が増えればプラン変更もできて、5,000円、1万円と段階的な選択が可能です。また、件数が越えた場合でも、累計ではなく月件数に従量課金されるため、件数の少ない月は基本料金だけで運用できます。
- 受領帳票の保存
- JIIMA認証
- 電子帳簿保存法対応
- 検索機能
- 帳票の取り込み
- PDFファイルの取り込み
- タイムスタンプの付与
- 検索要件に関する必要項目の入力
- AIによる必要項目の抽出
- ページ形式の閲覧
-
料金
月25,000円~ -
初期費用
100,000円~
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
楽楽明細は、株式会社ラクスが提供する電子帳票システムです。導入実績は10,000社以上(2024年4月時点)にのぼり、「クラウド帳票発行サービスの市場の実態と展望」の調査では、売上シェア・導入社数シェアともNo1を獲得しています。(※)
※デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド帳票発行サービスの市場の実態と展望」(ミックITリポート2023年9月号)より
他社と比較したおすすめのポイントは、帳票発行のあらゆる作業を自動化できること。帳票発行では別のシステムから取り込んだデータから自動発行が行えます。もちろん手入力の帳票作成にも対応しており、Excelを使い慣れた人なら誰でも使えるシンプルさです。また、送付方法もメール・FAX・郵送代行から選べ、取引先に合わせた配信が可能です。帳票発行から配信まですべてシステム上で完結できるため、経理担当者の効率化につながります。
- JIIMA認証
- 電子帳簿保存法対応
- 検索機能
- 帳票の取り込み
- PDFファイルの取り込み
- 検索要件に関する必要項目の入力
- レコード表示での閲覧
- 権限管理設定
- マルチテナント機能
- ワークフローの設定
-
料金
月23,000円~ -
初期費用
100,000円~
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
BtoBプラットフォーム 請求書は、株式会社インフォマートが提供する電子帳票システムです。「クラウド請求書システム(発行/受領)導入企業数」の調査では、国内シェアNo.1を獲得しています。
他社と比較したおすすめのポイントは、発行書類・受領書類をすべてデジタル化できること。公共料金のWeb請求明細書の自動取り込みができるほか、AI-OCRオプションを利用すれば、紙やPDFの取引書類でも99.9%以上の高い精度でデータに変換できます。もちろん電子帳簿保存法・インボイス制度にも対応しているため、タイムスタンプの付与も可能です。また、データは10年間保管してもらえるため、会社法で定められた契約書における10年間の保管義務にも対応できます。
バクラク電子帳簿保存
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
バクラク電子帳簿保存は、株式会社LayerXが提供する電子帳票システムです。シリーズ累計導入社数8,000社にのぼり、継続率は99%という安定感が保たれています。
他社と比較したおすすめのポイントは、無料プランでも電子帳簿保存法・インボイス制度に対応できること。書類をアップロードすると認定タイムスタンプが付与されるほか、画像データが電子帳簿保存法の要件に沿っているか自動で判定してくれます。アップロードした画像はAI-OCRによってデータ化が行われ、インボイス番号の自動チェックも可能です。
なお、無料プランは上限5ユーザーで月あたり200件までのアップロードに対応しています。コストを抑えて運用したい企業にはおすすめの電子帳票システムです。
- 受領帳票の保存
- JIIMA認証
- 電子帳簿保存法対応
- 検索機能
- 帳票の取り込み
- PDFファイルの取り込み
- タイムスタンプの付与
- 検索要件に関する必要項目の入力
- AIによる必要項目の抽出
- レコード表示での閲覧
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Bill Oneは、Sansan株式会社が提供する電子帳票システムです。「請求書受領サービスの市場動向調査」では、マーケットシェアNo.1を獲得しています。
他社と比較したおすすめのポイントは、受領もデータ化もすべてBill Oneに代行してもらえること。郵送されてくる紙書類やメール添付されるファイルなどを代わりに受け取り、フォーマットを問わずスキャン及びデータ化が可能です。受領した書類はメールで通知されるため、経理担当者はまとめてシステム上から確認が行えます。また、データ化の際も、AI-OCRと入力オペレーターによって99.9%という高い精度が実現されているため、反映されたデータをそのまま業務に活かせます。
TOKIUM電子帳簿保存
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
TOKIUM電子帳簿保存は、株式会社TOKIUMが提供する電子帳票システムです。シリーズ累計導入社数1,500社を誇ります。(2023年7月現在)
他社と比較したおすすめのポイントは、帳票をデータ化する方法を選べること。データ化には3つのプランが用意されており、99%以上(※)の精度を求める「オペレーター入力プラン」、入力の手間を削減しつつ費用を抑える「AI-OCRプラン」、価格重視の「セルフ入力プラン」から選べます。
(※TOKIUMが規定した条件を満たした書類における、対象項目あたりの精度)
また、書類の受領代行もおすすめポイントの1つです。紙やメール、サイトからのダウンロードなど、あらゆる形式の書類をスキャンし、データ化してくれます。原本もTOKIUMが保管してくれるため、完全なペーパーレス化が可能です。
- 受領帳票の保存
- JIIMA認証
- 電子帳簿保存法対応
- 検索機能
- 帳票の取り込み
- PDFファイルの取り込み
- タイムスタンプの付与
- 検索要件に関する必要項目の入力
- AIによる必要項目の抽出
- ページ形式の閲覧
-
料金
月5,000円/契約 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
SATSAVEは、アイテック阪急阪神株式会社が提供する電子帳票システムです。阪急阪神グループを中心に、200社以上の利用実績があります。
他社と比較したおすすめのポイントは、選べる料金プランが多いこと。無料プラン、ライトプラン、スタンダードプラン、まとめてプランの4つが用意されており、事業規模に合ったプランの選択が可能です。容量はそれぞれ500MB、2GB、20GB、500GBとなり、無料プランであれば約2年分の帳票を保存できます。また、登録できるユーザー数は無制限で、取引先にはユーザーの無償提供も可能です。これにより、社内外を問わず情報共有のツールとして利用できます。
- 受領帳票の保存
- 電子帳簿保存法対応
- 検索機能
- 帳票の取り込み
- 検索要件に関する必要項目の入力
- ワークフローの設定
- 訂正・削除ができないシステム要件
- 送付帳票の保存
- 帳票の配信
- 見積書のアップロード
-
料金
月30,000円 -
初期費用
100,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
oproartsは、株式会社オプロが提供する電子帳票システムです。「Salesforce 2022年お客様の評価が高かったAppExchangeアプリランキング」の第2位を獲得しており、1,000社以上の導入実績があります。
他社と比較したおすすめのポイントは、帳票テンプレートを自由にカスタマイズできること。エクセルやワードの帳票をそのまま反映させたり、ブラウザ上のツールでテンプレートをデザインしたりもできます。もちろん標準テンプレートも用意されていて、複雑な帳票は株式会社オプロに依頼も可能です。
また、パフォーマンスの高さもoproartsの特徴です。月間最大850万ページ、年間1億ページを出力できる性能を持ち、3000行のテキストデータは0.02秒の速さで処理が行えます。
- 受領帳票の保存
- 電子帳簿保存法対応
- 検索機能
- 帳票の取り込み
- PDFファイルの取り込み
- タイムスタンプの付与
- ワークフローの設定
- 帳票の配信
- メール配信
- 帳票ごとのパスワード設定
以上、市場シェアの高いおすすめの電子帳票システムを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、電子帳票システム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
電子帳票システムの選定方法
電子帳票システムの比較では、以下のポイントを押さえると選定がスムーズになります。
- 電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているシステムを選ぶ
- 紙・Excelから移行しやすいシステムを選ぶ
- 費用対効果に見合ったシステムを選ぶ
電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているシステムを選ぶ
請求書をはじめとした取引帳票は国税に関わる大切な書類です。法律に準拠するには、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応した電子帳票システムがおすすめです。
電子帳票システムが電子帳簿保存法に対応しているかどうかは、JIIMA認証ロゴの有無で確認できます。JIIMA認証は文書保存に関する法的要件に沿っているサービスに対して認証される制度で、認証済みであれば製品の公式ページでJIIMA認証ロゴの使用が許可されます。電子帳簿保存法に関わるJIIMA認証には、以下の4つの区分が設けられています。
JIIMA認証 | 内容 |
---|---|
電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証 | スキャンした画像データを法的要件に準拠した状態で保存できる。 |
電子帳簿ソフト法的要件認証 | 国税関係帳簿を法的要件に準拠して作成・保存できる。 |
電子取引ソフト法的要件認証 |
国税関係書類を電子取引する際の取引情報を法的要件に準拠した状態で保存できる。 |
電子書類ソフト法的要件認証 | 国税関係書類をシステム上で作成し、紙で発行する際の控え等を法的要件に準拠した状態で保存できる。 |
JIIMA認証を受けた電子帳票システムを選定する際は、自社のワークフローに適したJIIMA認証ロゴがあるか必ず確認しましょう。加えて、JIIMA認証には審査基準の法令年度が定められています。最新の電子帳簿保存法に対応するには、令和3年度のJIIMA認証を受けている電子帳票システムを選びましょう。
なお、インボイス制度への対応としては、発行業務だけでなく受領した帳票から登録番号を自動で読み取れる電子帳票システムがあります。取得した番号は国税庁のサイトと自動で照合チェックされるため、経理業務の負担軽減につながります。
紙・Excelから移行しやすいシステムを選ぶ
電子帳票システムを選ぶ際には、紙やExcelからシステムへのデータ移行のしやすさも考慮しましょう。たとえば、紙やExcelで使い慣れたフォーマットのままで運用したい担当者もいます。電子帳票システムなら、既存の帳票を取り込んで、AI-OCR機能でそのまま電子データに変換できるので、スムーズに帳票データの移行ができます。従来のフォーマットを使うことで、取引先に混乱を与える心配もありません。
また、これまで保管してきた紙書類の管理方法も考えなければいけません。法人の場合、取引書類は7年間の保存義務があるため、紙のまま保管すると7年間はデータと紙の二重管理になります。電子帳票システムのスキャナ保存機能やAI-OCR機能を使えば、過去の書類も合わせてデータ化できます。
費用対効果に見合ったシステムを選ぶ
高機能なシステムであっても、効果が得られなければ意味がありません。導入を成功させるには、費用対効果の「高さ」が鍵になります。
費用対効果に見合ったシステムを選ぶには、はじめに導入目的の明確化が必要です。「法改正に対応した上で、どのような課題を解決したいのか、どの業務を効率化したいか」を整理することで、電子帳票システムに求める機能を選定できます。その上でいくつかの候補に絞れば、より最適な電子帳票システムの選択が可能です。
また、電子帳票システムの比較の際に忘れてはならないのが、導入を想定したシミュレーションです。電子帳票システム導入後に削減できる資材費や人件費の算出、得られるメリットを検討し、予算内で最大の効果が得られる電子帳票システムを選択する必要があります。
なお、電子帳票システムの詳しい料金プランや費用相場については「電子帳票システムの料金を徹底比較」でまとめています。ぜひ電子帳票システムの費用対効果を検討する際の参考にしてみてください。
まとめ:市場シェアの高い電子帳票システムを導入しよう
近年、数あるクラウドサービスのなかでも、特に大きな成長を見せているのが電子帳票システムです。電子帳票システムを導入すれば、電子帳簿保存法の改正・インボイス制度への対応だけでなく、業務効率化やペーパーレス化、コスト削減などのさまざまな効果をもたらしてくれます。
市場シェアの高い電子帳票システムは、多くの企業からのフィードバックや要望に基づき、洗練された機能があり、サポートの質も高いです。多数の企業から現場での使いやすさを評価されており、安心して導入できます。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件で電子帳票システムを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
しかし、市場シェアの高い電子帳票システムは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、市場シェアの高い電子帳票システム選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った電子帳票システムが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
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相場がわからない
複数を比較しづらい
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