【2024年最新】Domo(ドーモ)の評判と実態
BIツール「Domo」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「Domo」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「Domo」のすべてが分かります。
- <総評>Domoはマーケティングに限定せずデータ分析をしたい方にお勧めできるサービス
- Domoとよく比較されるサービス
- Domoの5つのメリット
- 徹底調査で分かったDomoを使うべき人・会社
- Domoの料金プラン
- Domoの導入実績・効果
- まとめ
ビジネスは、自社に蓄積されたさまざま々なデータを活用できるか否かで、仕事の成果も業務効率も大きく変わります。BI(ビジネスインテリジェンス)ツールは、自社が抱える膨大なデータを瞬時に統合し結果を表示、その結果を見て分析できます。BIツールはその種類もさまざまで今回取り上げるDomoもその一つです。
この記事では、発注業者比較サービスのPRONIアイミツがBIツールを徹底調査してわかった「Domo」の機能や特長について解説していきます。
<総評>Domoはマーケティングに限定せずデータ分析をしたい方にお勧めできるサービス
出典:Domo https://www.domo.com/jp
今回取り上げるDomoは、数あるBIツールの中でもマーケティング特化ではないBIツールと言えます。もちろんマーケティングの分析も可能ですが、マーケティング以外のオペレーション、人事、財務といった業務に関係するデータ分析を行うために500以上のコネクターを提供しています。
BIツールを使ったデータの分析はマーケティングの領域でだけでなく、人事や財務といったどの企業にも存在する業務のデータ分析も必要です。さらにDomoはほとんどの操作がドラッグ&ドロップでき、視覚的な直感を大事にしているので操作性も高いのも特徴です。
Domoとよく比較されるサービス
Domoの5つのメリット
紹介したような特徴がある「Domo」ですが、活用することで次のようなメリットがあります。
あらゆるデータを統合できる
Domoは数あるBIツールの中でも、さまざまなシステム、データへ接続するためのコネクターが充実しており、Domoをデータのハブシステムとして有機的に活用することが可能です。取り込んだデータはDomoによって自動的にアップデートされるため最新のデータを確認できます。
クラウド、オンプレミス、ファイルといったあらゆるデータへ双方向のアクセスが可能です。ユーザー名とパスワードを入力するだけで接続し、優秀なBIツールがすぐに利用できます。
膨大な量のデータをすぐに検索できる
Domoなら膨大な量のデータでも独自のアーキテクチャとクエリ処理によって、高速でデータを処理し欲しい情報にすぐにたどり着くことができます。データ分析のためのデータ集めに時間を割く必要がなくなるので、より実用的なインサイトを作成することが可能です。
共有したデータはすべての従業員が、必要に応じて見やすくカスタマイズもできるため、大事な議論を深めることに集中できます。どんなスマホやタブレットなど、どのデバイスからでもアクセス可能です。
プログラミングを知らなくてもデータースを活用できる
DomoのETLはドラッグ&ドロップに対応しているため、難しいプログラミングを知らなくても簡単にデータソースを変換できます。SQLの知識がなくてもデータソースを視覚的に見やすく活用することも可能です。
Domoのデータ変換ツールはDomoの中に搭載されているので、データソースを活用するのに他のBIツールや外部プラットフォームを利用する必要がありません。さらにデータサイエンス機能が備わっているので、分類、予測など統計モデルを構築することも可能です。
リアルタイムなインサイトがわかる
インサイトがすぐにわかるのは、ユーザーや見込み客の動向をリアルタイムに特定し「今、何をすべきか」という判断をするのにとても役に立つ情報となります。Domoをカスタマイズすることで、保存されたリアルタイムなデータを最大限に活用できるでしょう。
Domoには他のBIツールにはない、視覚化に便利なカードビルダーツールというものがあります。数回クリックするだけでデータをチャートやグラフなどに視覚化できる便利な機能です。レイアウトをパーソナライズする機能も備わっています。
AIによる予測アラート機能
アラート機能によりDomoから最新の情報を入手できます。独自の仕様にカスタマイズができるので、KPIとして定めた値をリアルタイムにアラート受信が可能です。
結果だけではなく、Domoの持つデータサイエンス機能を利用することで、データから予測モデルの構築ができるようになります。AIテクノロジーを駆使し、速やかにリアルタイムなインサイトを得て、ビジネスの未来を見極めるのに役立てることができるでしょう。
徹底調査で分かったDomoを使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、「Domo」は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
データの分析結果をわかりやすく可視化したい方
Domoの特徴としてシンプルで分かりやすいダッシュボードとカード機能があります。自分の確認したいデータを一つのフォルダのようにしてまとめたものをカードと呼び、そのカードをダッシュボードに貼り付け、確認したいカードを開いてデータを取得します。
直感的で分かりやすいUIにより、分析結果は誰でも閲覧しやすいので共有する労力が下がります。ダッシュボードの操作もドラッグ&ドロップで簡単にできるのも便利です。
誰でも閲覧できるようにと、Excelを使って各データを一々表にまとめる作業から離れたい、分かりやすくかつもっと有機的に数字を共有したいという方はぜひ使うべきBIツールだと言えます。
プログラミングの知識は無くても使えるBIツールを探している方
Domoの中には多数のシステムやツールと繋ぐためのAPI、コネクターが実装されているので快適に使用できます。そのような見えないシステムの内側の構造を理解しなければ使えないBIツールではありません。
Domoはプログラミングの知識がなくても、BIツールの本来の目的である分析と、そして分析結果に基づいた議論を深めることに集中できるよう設計されています。ドラッグ&ドロップといった感覚的な操作のみでUIのカスタマイズからSQLまで利用可能です。
このようなBIツールを理解する際には、専門用語も多くて難しい印象があるかもしれません。ですがDomoはプログラミングの知識がなくても、シンプルかつ直感的に操作や編集ができるので、慣れれば社内の誰でも活用しやすいBIツールと言えるでしょう。
マーケティングに限らずデータ分析を行いたい方
Domoは人事、財務などあらゆるデータの分析を行うことに長けたBIツールです。より一般的なビジネスデータを収集し、マーケティングに限らず分析したい場合に使いやすいツールと言えるでしょう。
探索的分析のような、データや数字から答えを導き出すというよりも、フォーマットの決まっているものを表面化し作成することに長けています。データを眺めて思考を深めるというよりも、一目見て理解できることを目的に作られているBIツールとして有効です。
迅速な意思決定を行えるような、画面設計が決まっているもの作成したい方へお勧めできるBIツールと言えます。
Domoの料金プラン
Domoの利用料金は非公開となっています。より詳細な情報を得るためには、サービス提供企業への問い合わせが必要です。
Domoの導入実績・効果
ここからは実際に「Domo」を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
日本航空株式会社
コミュニケーションの活性化に注力してきたJALは、さまざまなツールを横断してのデータ集約をすることが難しく、全体像が見えにくいという課題を抱えていました。こちらの導入事例ページによると、データ集約、分析、評価までのサイクルをスピーディに行うためにDomoを導入しています。採用に至った決め手は、プログラミングのような専門知識が不要で、連携のために必要なコネクターが豊富で外部システム繋ぎやすい、といった点です。
導入後、データを集約しリアルタイムな評価指標を確認できるようになりました。その結果、顧客エンゲージメントを高めるために必要な打ち手を知ることができます。
SNSを中心としたコミュニケーションの全体像がリアルタイムでわかるようになった結果、タイムリーに打ち手を導き出すことができるようになりました。ここからさらに発展し、自社のwebメディアの記事PVや露出データの統合もはかり、さらなる顧客エンゲージメント向上のために効果的なBIツールとして活用されています。
株式会社ローソン
「デジタルとリアルの融合」を展開するローソンですが、新規事業を展開する上でデータ分析やレポート作成に手間と時間がかかりすぎるため、迅速な意思決定ができないという課題を抱えていました。
サービス導入のポイントは即座に施策実施後の効果を測定することで、スピーディに物事を決断し次の展開へと繋げる点です。数あるBIツールを検討していた中で、誰もが使いこなせるユーザビリティの高さも評価が高かった点だと言います。
「ローソンフレッシュピック(ロピック)」という、朝予約すると夕方実店舗にて生鮮食品を受け取れるスマホアプリの戦略にて、その効果を体験しています。ロピックの購買データからwebの解析データまで、あらゆるデータをDomoにて統合し分析した結果、KPIをアプリダウンロードから注文数に切り替え店頭キャンペーンを実施し、新規ユーザーからの注文数を10倍に増加させています。
会員登録だけで終わることなく、その場で最初の注文に繋げるためのキャンペーンに切り替えられたのは、統合されたデータの結果からスピーディな決断ができたからと言えるでしょう。
まとめ
本記事では、BIツールDomoの特徴や導入メリット、実際の導入事例などを紹介してきました。Domoを活用してその効果を実感しているのは日本の企業だけではありません。今回事例として紹介した2社はほんの一部、「データドリブンを根付かせられた」「ビジネスの全体像を俯瞰的に把握し企業価値を高めることができた」など1,000社を超える事例があり、信頼性の高いBIツールと言えるでしょう。
Domoの導入を検討したいという方は、ぜひPRONIアイミツへお問い合わせください。また、PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったBIツールが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。