【2024年最新】「Avast(アバスト)」の評判と実態|約30種類のウイルス対策ソフトを試したPRONIアイミツが徹底比較!
ウイルス対策ソフト「Avast(アバスト)」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや「Avast」の使い方も網羅。この記事だけで、「Avast」の全てが分かります。
- <総評>「Avast(アバスト)」の特徴は無料で使えること。有料版の多彩な機能も◎
- Avastとよく比較されるサービス
- 1.「Avast(アバスト)」のメリット
- 2. 徹底調査でわかった「Avast(アバスト)」を使うべき人・会社
- 3.「Avast(アバスト)」の料金プラン
- 4. まずは「Avast(アバスト)」の無料体験を
- 5. まとめ
今回取り上げるのは「Avast(アバスト)」。チェコ・プラハに本拠を置くAvast Software社が開発・提供し、全世界4億人以上に利用されているウイルス対策ソフトです。
米・PC Magazines誌のアワードでは無料アンチウイルスウェアの最優秀賞に選ばれ、ITメディア・CNETによるアプリの年間ダウンロードランキングでも常に上位に入っています。
料金や機能にはどういった特徴があり、どんな人や企業に向いているのでしょうか。他社製品と見比べつつ、詳しく解説していきます。
発注業者比較サービスのPRONIアイミツが、おすすめのウイルス対策ソフトを厳選!
<総評>「Avast(アバスト)」の特徴は無料で使えること。有料版の多彩な機能も◎
「Avast(アバスト)」の何より大きな特徴は、無料で使えること。
利用できる機能こそ限られますが、自分から有料版に移行しない限り更新料を含めて一切料金はかかりません。とりわけ日本国内では無料版のユーザーが多く、「Avast=無料アプリ」という認識が広く根付いているようです。
とにかくコストをかけたくない人には「KINGSOFT Internet Security」や「Avira Free Antivirus」と並んで有力候補の1つになると思います。
一方、有料版には非常に多くの機能が搭載されており、
ウイルス・スパイウェアの検出+ソフトウェアの脆弱性検知
フィッシング詐欺サイトのブロック
Wi-Fiネットワークの検疫
など、幅広いニーズをカバーしています。
まずは無料版からスタートし、必要に応じて有料版にシフトしていくのも1つの方法でしょう。
他のウイルス対策ソフトと比べてどうなのか?
まずはコストの面から見ていきましょう。「Avast」には無料版に加え、使える機能によって金額が変わる3種類の料金プランが用意されており、
・最安の「インターネットセキュリティ」が4,480円~
・中位の「プレミア」が5,980円~
・最上位プランの「アルティメット」が8,980円~
となっています。
単純に金額だけを比べると、「Norton」(3,230円~)や「Kaspersky」(3,980円~)を上回っており、セキュリティソフトとしてやや高額なのは否めません。
無料版で最低限のウイルス対策は確保できるものの、プラスアルファの機能を求めて有料版へシフトする場合は、他社製品も視野に入れながら慎重に検討した方がいいでしょう。
続けて機能面に目を向けると、無料版ではウイルス検出・Wi-Fiの検疫・パスワード管理、有料版ではそれらに加えてランサムウェア対策やソフトウェアの自動更新、「サンドボックス」(アプリやフリーソフトを試用できる機能)などが搭載されています。さらに「スマートスキャン」という機能もあり、ワンクリックで主要なセキュリティチェックをまとめて行なうことが可能です。
こうした点を踏まえつつ、まずは「Avast」のメリットを具体的に見ていきましょう。
ウイルス対策ソフト導入を検討中の方は、まずは無料の見積もりから始めてはいかがでしょうか。
PRONIアイミツをご利用いただくと、特に人気のウイルス対策ソフトの一括見積もりが可能です。ウイルス対策ソフト選びの時間も大幅に節約できるでしょう。
Avastとよく比較されるサービス
1.「Avast(アバスト)」のメリット
1-1. 無料で使える
何より大きなメリットは、やはり無料版が用意されていること。法人・個人問わず全世界4憶人以上に利用されている「Avast」ですが、日本国内ではとりわけ無料版のユーザーが多く、「Avira Free Antivirus」などと並んで高い人気を集めています。
1-2. 独自のスマートスキャン機能
画面に表示されたウィジェットをクリックするだけで、ウイルス検出やソフトウェアの脆弱性検知、ネットワーク検疫など7つのチェック機能が同時にスタートします。
このスマートスキャン機能は年々強化されており、最新版は旧バージョンと比べて約2分の1でチェックが行なえるようになりました。
進捗状況は画面中央にパーセンテージで表示され、他の作業と並行しながらでもひと目で把握することが可能です。
1-3. アプリの安全性を確かめられる
アプリやフリーソフトの安全性を確かめられる「サンドボックス」も「Avast」ならではの機能の1つ。
未知のアプリやフリーソフトを仮想環境で実行することで、万が一ウイルスが含まれていた場合にも端末全体に被害が及ぶのを抑えます。
海外製のフリーソフトなどを利用する機会が多い企業には、非常に心強い機能ではないでしょうか。
1-4. AIが危険サイトをブロック
最新の2019年度版からはAI(人口知能)が搭載されており、フィッシング詐欺サイトやウイルスの拡散を目的とした危険サイトを高い精度で検知し、利用者のアクセスをブロックします。
1-5. Wi-Fiの脆弱性を検知
飲食店や施設などに置かれているフリーWi-Fiの漸弱性を検知し、アクセスした際のデータの盗み見、情報漏洩などを未然に防ぎます。
2. 徹底調査でわかった「Avast(アバスト)」を使うべき人・会社
ここまでご紹介してきたメリットを踏まえて、「Avast」はどういった人や企業に向いているのか、3つにまとめてみました。
2-1. 無料でウイルス対策ソフトを利用したい人
ウイルスの検出+Wi-Fiの検疫・パスワード管理に特化した無料版なら、更新料を含めて費用は一切かかりません。「とにかくコストをかけたくない」「無料のウイルス対策ソフトを試してみたい」という人にはおすすめです。
2-2. フリーソフトを使うことが多い企業
有料版には前述の「サンドボックス」という機能が付いていて、端末への影響を最小限に抑えながらwebからダウンロードしたアプリやフリーソフトの安全性を確認できます。
フリーソフトを利用する機会が多い企業、あるいはオープンソースのプログラムを使ってサービスを開発しているITベンダーなどにも向いているのではないでしょうか。
2-3. webの安全対策を強化したい企業
こちらも有料版に限られるものの、AI(人口知能)による不正サイトのブロック機能が付いています。端末やソフトウェアのウイルス・スパイウェア対策とあわせて、web経由でのリスクを最小限に抑えたい企業にも適したセキュリティソフトだと思います。
3.「Avast(アバスト)」の料金プラン
「Avast」の料金プランは以下の4種類。有料版は利用できる機能や契約期間によって金額が変わる仕組みになっています。
3-1. 無料版
年間料金・更新費ともに無料です。利用できる機能はウイルス・スパイウェアの検出、Wi-Fiの安全性チェック、webサイトのID・パスワード管理の3つに限られます。
3-2. ウイルス対策ソフト
・1年版が4,480円
・2年版が8,480円
・3年版が1万2,480円
となっています。
無料版の3種類の機能+不正サイトの検知、ファイヤーウォール、「サンドボックス」といった5種類の機能が搭載されています。
3-3. プレミア
・1年版が5,980円
・2年版が1万1,380円
・3年版が1万6,780円
です。インターネットセキュリティで使える8種類の機能+ファイルの完全削除、アプリの自動アップデートといった機能が付いています。
3-4. アルティメット
1年・8,980円の最上位プランです。
アルティメットの全機能に加え、VPN、数分でPCを高速化する「クリーンアッププレミアム」といった機能が搭載されています。
4. まずは「Avast(アバスト)」の無料体験を
最後に「Avast」無料版の申し込み方法についてご紹介します。手順は非常にシンプルで、実際に試してみたところ10分程度で完了しました。
1.公式サイトにアクセスして無料ダウンロードボタンをクリック
「Avast」の公式サイトにアクセスし、画面上部の「PC用無料ダウンロード」をクリックすると、セットアップファイルが自動ダウンロードされます。
2.インストール
セットアップファイルをダブルクリックして開き、画面の指示に沿ってインストールを進めましょう。インスト―ル完了後、設定画面が使えるようになります。
5. まとめ
無料版を中心に日本国内でも多くのユーザーに利用されている「Avast」。
コストをかけずにウイルス対策ソフトを試してみたい人には、「KINGSOFT Internet Security」や「Avira Free Antivirus」と並んでおすすめの製品です。
ウイルス対策ソフトを導入する際は、今回ご紹介した内容をぜひお役立ていただければと思います。