大手の福利厚生サービスはどれ?導入実績豊富なおすすめ7社を紹介
従業員満足度の向上・採用力強化を目指して、福利厚生を見直している企業も多いでしょう。「導入実績が豊富な福利厚生サービス」や「大手の福利厚生サービス」なら安心して自社に導入できるため、多くの企業におすすめです。
そこで本記事では、大手の福利厚生サービス7社を紹介します。福利厚生サービスの選び方も詳しく解説しますので、人事労務担当者はぜひ参考にしてください。
- 【比較表】導入実績豊富な大手の福利厚生サービス
- 大手の福利厚生サービスおすすめ4選
- 食事補助に特化した大手福利厚生サービスおすすめ3選
- 福利厚生サービスの選び方・比較ポイント
- まとめ:福利厚生サービス選びに迷ったら、PRONIアイミツへ
- よくある質問
【比較表】導入実績豊富な大手の福利厚生サービス
福利厚生代行サービスとは、福利厚生の管理・運営をまとめて委託できるサービスのこと。企業が利用料金を支払うことで、従業員はさまざまな種類の福利厚生サービスを利用できます。
従来の福利厚生は、企業の人事や総務部門によって管理されていました。しかし、福利厚生の運用にはコストがかかり、充実させたくてもできない状況に悩む企業も。そんな中で人気を集めたのが福利厚生代行サービスです。コストを抑えつつ豊富な福利厚生サービスを利用できるので、多くの企業が導入を進めています。
福利厚生サービスは多数ありますが、その中でも導入実績豊富な大手の福利厚生サービスを紹介します。以下、導入実績数をまとめた比較表をご覧ください。
サービス名 | 提供会社 | 導入実績 |
---|---|---|
福利厚生倶楽部 | 株式会社リロクラブ | ・19,200社以上に導入実績あり ・株式会社労務研究所「旬刊福利厚生」にて福利厚生アウトソーシング導入数No.1(2023年6月データ) |
WELBOX | 株式会社イーウェル | 1,151団体以上に導入実績あり |
ベネフィット・ステーション | 株式会社ベネフィット・ワン | 16,000社以上に導入実績あり |
ライフサポート倶楽部 | リソルライフサポート株式会社 | 2,000社以上に導入実績あり |
OFFICE DE YASAI | 株式会社KOMPEITO | OFFICE DE YASAIは置き型の社食サービスで、8,000拠点以上に導入実績あり |
オフィスおかん | 株式会社OKAN | オフィスおかんは置き型の社食サービスで、3,000拠点以上に導入実績あり |
オフィスグリコ | 江崎グリコ株式会社 | オフィスグリコはオフィス内に設置する無人コンビニで、100,000台の導入実績あり |
導入実績数は、各社がそれぞれの方法で調査して発表している数値で、時期や調査方法が異なるため一概には比較できません。しかし、「福利厚生倶楽部」「ベネフィット・ステーション」は他社と比較して導入社数が多く、福利厚生代行サービス業のなかでは大手のサービスといえます。
数ある福利厚生サービスを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った福利厚生サービスが分かる診断(無料)ができます。
大手の福利厚生サービスおすすめ4選
導入実績が豊富・大手の福利厚生サービスのなかから、特におすすめの4選を紹介します。定番の福利厚生サービスをお探しの方はぜひ参考にしてください。
- 福利厚生倶楽部
- WELBOX
- ベネフィット・ステーション
- ライフサポート倶楽部
福利厚生倶楽部
-
料金
月800円~/ユーザー -
初期費用
30,000円~
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
1人
福利厚生倶楽部は、株式会社リロクラブが提供する大手福利厚生サービスです。1993年以来30年以上にわたってサービスを提供しており、19,200社もの企業に導入実績があります。
契約企業の7割以上が中小企業となっており、安い料金が人気の理由です。100名未満の場合、入会金30,000円、1人あたりの月額料金1,000円で、100万以上の福利厚生メニューから選んで利用できます。
また、全国50地域で使えるサービスを提供しており、地域間の格差も感じません。英語やフランス語、韓国語や中国語など、日本語以外の言語に対応している点もメリット。「豊富なメニューの福利厚生サービスを安く利用したい」という企業におすすめのサービスです。
WELBOX
-
料金
月600円/人(99名まで) -
初期費用
50,000円~
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
なし
WELBOXは、株式会社イーウェルが提供する大手の福利厚生代行サービスです。中小企業から大手企業まで幅広く人気を集めており、会員数500万人の導入実績数を誇ります。
パッケージ型で簡単に導入できる点が特徴で、全国各地の施設やサービスなどを安い価格帯で利用可能。特典となる商品は数十万ほど用意されており、細かなニーズに応えられます。
スマホアプリもリリースされており、お得な商品やサービスの情報をスマホから気軽にチェック。プッシュ通知機能も搭載し、福利厚生の利用を促進します。福利厚生の利用状況はダッシュボードから管理でき、わかりやすいグラフで現状を把握できるほか、データ出力にも対応。分析に使用したい場合もスムーズです。
ベネフィット・ステーション
-
料金
月1,200円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
1人
ベネフィット・ステーションは、業界大手の株式会社ベネフィット・ワンが提供する福利厚生サービスです。中小企業から上場企業まで幅広く利用されており、16,719社もの導入実績を誇ります。
他社と比較したおすすめ理由が、従業員の多様な要望にも応える豊富なラインナップ。用意されている福利厚生サービスは140万以上あり、レジャーや旅行、自己啓発、健康増進、教育や福祉など、さまざまなニーズに対応可能です。
アルバイト・パート割を利用できるのも特徴で、最大で50%ほどの割引価格で利用できることも。正社員だけでなくアルバイト・パートも多く活躍している企業の場合、とくにおすすめです。福利厚生担当者へのフォローアップセミナーも提供するなど、人事労務担当者へのサポートも充実しています。
ライフサポート倶楽部は、リソルライフサポート株式会社が提供する大手の福利厚生サービスです。2,000社以上の企業に導入実績があり、中小企業から大手企業にまで人気を集めています。
豊富なメニューと安い料金が特徴で、メニュー数2,000種以上、利用できる宿泊施設は5,000件以上でありながら、1人あたり月額料金350円から導入可能。任意で補助金を追加できますが、福利厚生の利用がなければ返金されるのも助かります。
従業員は、電話やメール、FAXで利用できる予約センターのほか、会員専用サイトなどを通じて福利厚生を利用でき、スマホでのクーポンや会員証提示にも対応。対象施設・店舗で気軽に使えるので、利用促進にも効果的です。
以上、大手のおすすめ福利厚生サービスを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITサービス受発注支援のプロとして、福利厚生サービス選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのサービスがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
食事補助に特化した大手福利厚生サービスおすすめ3選
ここまで大手の総合福利厚生サービスを紹介してきましたが、福利厚生サービスの中には食事補助に特化したものもあります。ここでは、ランチ・食事補助におすすめの大手福利厚生サービス3選を紹介します。
- OFFICE DE YASAI
- オフィスおかん
- オフィスグリコ
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)
-
料金
月68,000円 -
初期費用
70,000円
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
5名
OFFICE DE YASAIは、株式会社KOMPEITOが提供する食事補助に特化した大手福利厚生サービスです。従業員数10名ほどの中小企業から、2万名ほどの大企業まで、約10,000拠点に導入された実績があります。
管理栄養士が厳選したヘルシーな食事を食べられるのが特徴。国産で鮮度が高く、安心して食べられる素材を使ったメニューを100円から提供しています。フルーツやサラダ、主菜となるお惣菜まで幅広いラインナップを展開しています。
導入豊富は簡単で、Web上からの申込後、オフィスに設置された冷蔵庫から好きな商品を選ぶだけ。現金、あるいは専用アプリによる電子決済で気軽にお支払いできます。
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
オフィスおかんは、株式会社OKANが提供する食事補助に特化した大手福利厚生サービスです。中小企業から大企業にまで、累計3,000拠点に導入実績があります。
栄養とおいしさにこだわったお惣菜を1品100円から提供し、毎月20種類ほどのラインナップを展開。職場に専用の冷蔵庫や自動販売機を設置するだけで、気軽に導入できるのがおすすめポイントです。専用のスマホアプリを使えば、LINE PayやPayPayなどのキャッシュレス決済にも対応できます。
「自分のお弁当におかずを1つ加える」「ランチをすべてオフィスおかんで揃える」など、さまざまな活用方法があります。
-
料金
月0円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
お問い合わせ
-
最低利用人数
なし
オフィスグリコは、江崎グリコ株式会社が提供する食事補助に特化した大手福利厚生サービスです。これまで10万拠点以上に導入実績があり、業界や規模を問わず導入されています。
グリコが製造しているリフレッシュメントを、専用ラックや冷蔵庫を設置するだけで導入でき、運用はすべてオフィスグリコスタッフが対応。申し込みから約2週間ほどで、スピーディに設置できるのもおすすめのポイントです。必要なコストは購入する商品代のみなので、費用を抑えて福利厚生を導入できます。
社内のコミュニケーションを活性化させたい場合や、オフィスで少しくつろげる空間が欲しいという場合にはおすすめのサービスです。
福利厚生サービスの選び方・比較ポイント
福利厚生代行サービスを導入する際には、次のポイントを比較検討するのがおすすめです。選び方をふまえて自社にぴったりの福利厚生代行サービスを導入しましょう。
- パッケージ型とカフェテリアプランの比較
- 提供サービスは充実しているか
- 初期費用・月額料金の比較
- 手厚いサポートで、手間なく福利厚生制度を構築できるか
パッケージ型とカフェテリアプランの比較
福利厚生代行サービスには、パッケージ型とカフェテリアプランの2つがあり、違いは下記の通りです。どちらが自社にあっているか比較しましょう。
プラン | 特徴 | おすすめの企業 |
---|---|---|
パッケージ型 | パッケージ化されたメニューを導入できる | 手軽に福利厚生サービスを導入したい企業 |
カフェテリアプラン | 豊富なメニューから自由に選んで導入できる | 従業員のニーズに細かく対応したい企業 |
パッケージ型プランは、福利厚生サービスがひとつのパッケージとして提供されるプランで、導入企業側がメニューを選ぶ必要がありません。そのため、福利厚生を気軽に導入したい企業におすすめです。
一方でカフェテリアプランは、導入する企業側が、自社の目的や従業員のニーズを踏まえてメニューを選びます。福利厚生メニューを細かく選んでカスタマイズしたい企業にはカフェテリアプランがおすすめです。
提供サービスは充実しているか
福利厚生サービスを選ぶ際は、提供サービスの充実度も比較すべきポイントです。ラインナップが充実している福利厚生サービスなら、従業員のさまざまなニーズに対応でき、従業員満足度アップにつながります。
なお、福利厚生サービスで利用できる主なジャンルは以下の通りです。
- 宿泊・旅行
- レジャー
- エンタメ
- グルメ
- 健康増進
- 育児支援
- 介護支援
- 教育
- 自己啓発
- 暮らしのサポート(家事代行など)
- お金や住宅に関するサポート(給与前払いや家賃補助など)
メニュー数や具体的なメニュー内容を比較し、数も質も優れた福利厚生サービスを導入しましょう。
初期費用・月額料金の比較
福利厚生サービスを選ぶ際には、各サービスの初期費用や月額料金の比較も重要です。福利厚生サービスの月額料金は、従業員1人につき300円~1,000円程が相場です。初期費用はサービスごとに大きな違いがあります。初期費用は、無料のものもあれば、数万円〜数十万円かかるものもあり、相見積もりで料金を比較することが重要です。
手厚いサポートで、手間なく福利厚生制度を構築できるか
福利厚生サービスを導入する際には、サポート体制の充実度を比較することも重要です。特にはじめて福利厚生サービスを利用する企業では「うまく導入できるのか」「どのプランが自社に合っているのか」と不安な面も多いでしょう。
サポートが充実した福利厚生サービスであればフォローアップ体制が整っています。従業員の利用促進も支援してくれるので、手間なく福利厚生制度を構築可能です。
まとめ:福利厚生サービス選びに迷ったら、PRONIアイミツへ
本記事では、導入実績が豊富な大手の福利厚生サービスを紹介しました。大手のサービスなら、様々な企業の福利厚生制度構築をサポートしてきた経験・ノウハウがあるので、適切なサポートやフォローアップが期待できます。とくに、初めて福利厚生サービスを導入する企業は、安心して導入できる大手のサービスを検討しましょう。
福利厚生サービスの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った福利厚生サービス(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
福利厚生について、よくある質問に答えます。
企業が用意すべき福利厚生の最低ラインは?
企業が用意すべき福利厚生の最低ラインは、法定福利厚生です。法定福利厚生とは、健康保険や介護保険、厚生年金、雇用保険などの社会保険料を負担することを指します。
会社独自で用意する法定「外」福利厚生の場合、導入されるサービスは企業によりますが、通勤手当や健康診断補助、住宅手当などを提供する企業が多いです。
福利厚生サービスの種類は?
福利厚生サービスの基本的な種類は以下の通りです。
- 宿泊・旅行
- レジャー
- エンタメ
- グルメ
- 健康増進
- 育児支援
- 介護支援
- 教育
- 自己啓発
- 暮らしのサポート(家事代行など)
- お金や住宅に関するサポート(給与前払いや家賃補助など)
総合福利厚生サービスの場合、上記のジャンルを幅広く網羅し、数多くのメニューが用意されています。
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