ContractS CLM(コントラクツ シーエルエム)の評判と実態【2024年最新】
電子契約システム「ContractS CLM」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「ContractS CLM」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「ContractS CLM」の全てがわかります。
- <総評>ContractS CLMは契約関連業務全般をカバーする契約マネジメントサービス
- ContractS CLMの10のメリット
- 徹底調査でわかったContractS CLMを使うべき人・会社
- ContractS CLMの料金プラン
- ContractS CLMの導入実績・効果
- まずはContractS CLMの見積もりを
- まとめ
ContractS CLMは、Holmes社が開発・提供するクラウド型電子契約システムです。最適な権利実現・義務履行が自然と実現される仕組みを作り「世の中から紛争裁判をなくす」ことをコンセプトにしているのが特徴。豊富な導入実績を誇っています。
多くの企業から支持されているのはなぜ?一般的な電子契約システムとの違いとは?実際の使い勝手は?どんな活用メリットを得られるのか?ContractS CLMの実態に迫ります。
<総評>ContractS CLMは契約関連業務全般をカバーする契約マネジメントサービス
出典:ContractS CLM https://www.holmescloud.com/holmes/
ContractS CLMは、アメリカで一般化しているCLMの概念を日本流にアレンジしたクラウド型電子契約システムです。プロジェクト・コントラクト・ナレッジの各クラウドで構成され、契約書の作成から承認フロー・関連業務までのタスク全体をマネジメントすることができます。
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ContractS CLMの10のメリット
ご紹介した特徴を持つ「ContractS CLM」ですが、活用することで、次のようなメリットがあります。
契約書の作成が簡単
ContractS CLMには、弁護士監修による多数の契約書テンプレートが用意されており、自在な編集・活用が可能。起業したばかりの企業でも、ゼロから契約書を作成する必要はありません。だれでもテンプレートを活用して簡単に契約書を作成できます。
もちろん、従来の契約書をテンプレート登録して利用するのも可能。PDF・Wordを活用した契約書作成や、CSVからの契約書一括作成にも対応しています。
契約書ごとの承認フローを設計
締結する契約内容によって承認者は異なるのが一般的であり、作成された個々の契約書は適切なフローを経て承認される必要があります。ContractS CLMであれば、複数パターンの承認フローを事前に設計・登録しておけるため、迷うことなくスピーディーに社内承認を進められます。
たとえば、売買契約を締結する場合、金額に応じて追加の承認者が必要になるという企業は少なくありません。こうしたケースでも、ContractS CLMなら金額に応じた複数の承認フローを登録できます。
契約方法を柔軟に選択
ContractS CLMは、複数の契約方法に対応しているため、取引先企業の状況・意向に応じて契約形態を柔軟に選択できます。オンライン署名サービス「DocuSign」を活用した契約締結はもちろん、紙の契約書での締結も可能。電子契約にも3パターンの締結方法が用意されており、さまざまな状況に対応できます。相手方もContractS CLMを利用していれば、双方で契約の進捗状況を共有できます。
契約書・関連書類の一元管理
契約締結時に関連書類も添付できるContractS CLMは、契約書と関連書類を紐付けた状態での一元管理が可能。進行中の契約はもちろん、締結完了した契約書もまとめて管理できます。
紙の契約書も含めた一元的な管理を実現しており、物理的な契約書保管場所を確保する必要がないのもポイント。契約書の検索も簡単にできるため、紐付けられている関連書類も含め、目的の契約書を探しまわる必要もなくなります。
契約期限のリマインド通知でミスを防止
ContractS CLMには、個別契約ごとの更新期限など、契約書に関する重要事項をリマインド通知する機能が搭載されているため、契約締結漏れなどの人的ミスを効果的に防止できます。
契約更新のタイミングで条件を見直す予定が、契約期限に気付かずに自動更新されてしまうことも考えられます。リマインド通知を活用すれば、そのような抜け漏れミスも防げるでしょう。
契約プロセス構築で関連業務をマネジメント
契約を締結するまでのプロセスには、関連書類の準備や条件交渉など複数のステップが必要であり、契約内容や相手先によってその内容も異なります。ContractS CLMには、一連の契約プロセスを「型」として構築できる、プロセスマネジメント機能が搭載されています。
各ステップは未着手・進行中・完了の表示が可能なため、管理者が抜け漏れがないように進行管理するのも簡単。未経験の担当者でも迷わず業務を遂行できます。
契約進捗を共有・可視化
ContractS CLMのプロセスマネジメント機能は、ステップごとに異なる部署・担当者を指定でき、部署を跨いだ契約業務のコラボレーションも可能。それぞれの業務プロセスも共有できるため、契約業務をスムーズに遂行できます。
たとえば、同意書の作成と合意は営業部で、相手方の審査と契約書の作成は法務部に任せるなど、役割の明確化も可能。改めて詳細をヒアリングするなどの、ムダな時間を削減できるのもポイントです。
ナレッジの蓄積・活用が可能
ContractS CLMには、契約関連の相談やアドバイスで得られた社内ナレッジを集約し資産化できる「ナレッジマネジメント機能」が搭載されており、さまざまな形で有効活用できます。
契約に関する現場からの相談・回答などを1か所に集約できるため、知りたい情報をキーワードで検索できます。相談窓口を一元化できるほか、よくある相談・質問をテンプレートに紐付けして、契約書作成時にチェックリストとして表示させるのも可能です。
強固なセキュリティ
ContractS CLMで締結される契約書には、国際標準規格準拠のタイムスタンプによる電子署名が付与されるほか、アプリケーション全体には暗号化通信を強制適用。通信の盗聴・データ改ざんを防止する強固なセキュリティ環境が確保されています。パスワードの強度設定や、指定回数でのログイン失敗に伴うアカウントロックなどを設定するのも可能。より強固なアクセス制限を設けるIPアドレス制限も適用できます。
クラウドサインとの提携を開始
ContractS CLMは2020年2月、弁護士ドットコムが開発・提供する「クラウドサイン」との業務提携を発表。2020年秋頃を目処に、ContractS CLMからクラウドサインの電子契約システム機能を実行できる環境が整備される予定です。
ContractS CLMの契約マネジメント機能に、法的証拠力のあるタイムスタンプ・電子署名を追加できるのがポイント。機能追加後でも、料金体系に変更はないため安心です。
徹底調査でわかったContractS CLMを使うべき人・会社
ご紹介したメリットを踏まえ、「ContractS CLM」は一体どんな人・会社が使うべきなのか?具体的にお伝えします。
契約に関連するすべての業務を一元管理したい企業
複数の担当者・部署が関わることの多い契約関連業務を一元管理し、適切にマネジメントしたいと考える企業には、CLMの概念を取入れ、関連業務をマネジメントできるContractS CLMの導入が最適です。
多機能を誇る電子契約システムは少なくありませんが、契約書の作成・締結をオンライン化するだけでは、契約プロセスのすべてを合理化できるとはいえません。ContractS CLMなら、契約書作成・締結のオンライン化はもちろん、関連業務も含めた一元管理が可能です。プロセスマネジメント機能を活用した部署間コラボレーションのほか、各プロセスの情報共有や承認フロー設計で契約業務全体を合理化。契約業務を可視化して、抜け漏れのない管理を実現できます。
取引先に合わせて契約形態を使い分けたい企業
ハンコ文化から脱却できない事情を抱える取引先企業の状況にあわせ、柔軟に対応できる電子契約システムを活用したいと考える企業には、多彩な契約形態に対応できるContractS CLMの導入がおすすめです。
「URLで締結」サービスでは、Slackなどのチャットサービスを利用した契約締結が可能。もちろん、自社内の契約プロセスを電子化したうえで、最終的に紙の契約書を出力するのも可能。契約締結後にオンラインで一元管理できるのもポイントです。2020年秋にはクラウドサインが活用できるようになる点にも注目。取引先に負担をかけることなく、タイムスタンプ・電子署名による真正性を担保できれば、電子契約システム導入促進へのキッカケになるかもしれません。
複雑な契約業務を効率化したい企業
BtoB間の契約は1対1のシンプルなものばかりとは限りません。複雑になりがちなBtoB間契約を効率的に締結・管理したいと考える企業には、契約マネジメントシステムであるContractS CLMの導入が最適でしょう。
強力な契約書マネジメント機能や、プロセスマネジメント機能を搭載するContractS CLMは、複数の契約書が必要な案件でも、1つのプロジェクトとして契約業務全体を管理。3社間、もしくはそれ以上の契約にも対応できるため、どんなに複雑な契約もスムーズにマネジメントできます。ContractS CLMには標準でAPI連携機能が搭載されているため、基幹システムやクラウドシステムとの連携もスムーズ。SFAやCRMと連動した契約書管理も実現できます。
ContractS CLMの料金プラン
ContractS CLMの料金については、企業規模や必要なアカウント数に応じて、適切なプランの個別提案が基本です。詳細はお問い合わせとなります。
ContractS CLMの導入実績・効果
ここからは、実際に「ContractS CLM」を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
株式会社ドリコム
ContractS CLMの導入事例ページ(株式会社Holmes公式サイトを参照)によると、ドリコムは、インターネットのソーシャルゲーム開発がメイン事業のゲーム開発会社です。アニメ・マンガなどライセンス契約の必要なゲームを数多く手がけているのが特徴。そのため、版元との契約やコーダー・イラストレーターとの契約、販売契約など、1プロジェクトに多数の契約が必要な状況でした。
複数のツールを活用しながら、紙で締結した契約書を法務担当者2名、外部顧問弁護士1名で管理してきましたが、法務担当者の1名が産休で業務を離脱。同時期に重要な契約書の更新締結漏れや管理不備が発覚したこともあり、増員することなく業務効率化・コンプライアンス強化が必要になったのです。
そんなときに出逢ったのがContractS CLMでした。もともとは複数の電子契約システムを検討していたものの、それだけでは解決できない「契約関連のプロセスを1つのサービスで実現する」契約マネジメントシステムに惹かれたのです。
早速導入し、NDA・発注書・検収書を含む契約業務にフル活用。滞留しがちだった承認業務がストレスフリーになったのはもちろん、契約全体の可視化を実現したことで管理不備も解消。社内にあった紙の契約書も電子化されたことで、さらなる業務効率化も実現できました。
CORAL CAPITAL
ContractS CLMの導入事例ページ(株式会社Holmes公式サイトを参照)によると、CORAL CAPITALは、シードステージのスタートアップを支援するベンチャーキャピタルです。資金調達のみならず、採用や広報など成長に必要なリソースも提供しているのが特徴。シードステージ対象のため、投資実行までのスピード感とともに、金融機関として正確性も担保する必要がありました。
以前は本部のリソース・システムを活用できましたが、独立後は状況が一変。メンバー6名で正確性を担保しながら、スピーディーな投資プロセスを実行しなければならなくなったのです。
業務効率化に向け、迅速にだれもが進捗を確認でき、投資状況や介入タイミングを把握できるコミュニケーションツールを探し、出逢ったのがContractS CLMだったのです。「契約の型」をあらかじめ設計・管理できるツールは、課題を解決するのにピッタリでした。
プロジェクトクラウドで投資プロセスに必要な型を構築した現在では、まだできていないことが明確になったことで業務効率が一気に改善。個別に担当者をアサインすることで役割分担・引き継ぎもスムーズになり、投資実行までの時間短縮も実現できたのです。
まずはContractS CLMの見積もりを
ここまで、ContractS CLMのメリットや有効な活用方法、実際の企業導入事例などをご紹介しました。しかし、電子契約システムに企業が求める要件は千差万別です。自社の運用方法にマッチするのか?まずは資料を入手し、詳細を含めて検討するのが一番でしょう。
「ContractS CLM」の導入を検討している方は、まずは「PRONIアイミツ」で見積もりをし、内容を確認したうえで判断するといいでしょう。
まとめ
ContractS CLMは、契約書の作成から管理・承認フロー、関連業務のタスク全般にいたるまで、トータルにカバーできる電子契約システムです。プロセスマネジメント機能で適切な担当者をアサインし、契約業務の明確化を図れるのもアドバンテージ。
契約書の作成・締結の電子化だけでなく、契約プロセス全般の合理化を図りたいと考える企業の方は、ContractS CLMをチェックしてはいかがでしょうか?