【2025年最新】Autoブラウザ名人の評判と実態
RPAツール「Autoブラウザ名人」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「Autoブラウザ名人」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「Autoブラウザ名人」の全てがわかります。
- <総評>Autoブラウザ名人はweb業務関連を自動化するRPAサービス
- Autoブラウザ名人の8つのメリット
- 徹底調査でわかったAutoブラウザ名人を使うべき人・会社
- Autoブラウザ名人の料金プラン
- Autoブラウザ名人の導入実績・効果
- まずはAutoブラウザ名人の見積もりを
- まとめ
Autoブラウザ名人は、物流システム・基幹システム・webシステム構築事業などを展開するユーザックシステムが開発・提供するRPAシステムです。ブラウザ操作部門のRPAとして国内No.1のシェアを誇る、多くの企業から注目を集めています。
それではなぜ今、Autoブラウザ名人が注目されているのでしょうか?実際の使い勝手は?どんな活用メリットを得られるのか?Autoブラウザ名人の実態に迫ります。
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<総評>Autoブラウザ名人はweb業務関連を自動化するRPAサービス
出典:Autoブラウザ名人 https://www.usknet.com/services/webedi/
Autoブラウザ名人は、webブラウザの操作自動化、および関連する業務の自動化に特化したRPAサービスです。web関連業務に特化することによって、複雑な開発を必要とせずにエラーの少ない安定した業務自動化を実現。生産性の向上、働き方改革を実現できるソリューションです。
さまざまなアプリケーション・システムを自動化する一般的なRPAに比べれば、柔軟性に欠ける面はあるものの、アイデア次第で幅広く活用できるRPAツールです。
RPAツールを導入を検討中の方は、まずは無料の見積もりから始めてはいかがでしょうか。
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Autoブラウザ名人の8つのメリット
ご紹介した特徴を持つ「Autoブラウザ名人」ですが、活用することで次のメリットがあります。
webブラウザの操作を簡単に自動化
デジタルレイバー・スクリプトを作成できるAutoブラウザ名人開発版は、ブラウザの起動や指定webサイトへのアクセス、ログインやマウス・キーボード操作、ダウンロード・アップロードやスクリーンショット、印刷など一連のブラウザ操作を簡単に自動化できます。
スクリプトの作成は、一連のブラウザ操作を自動記録するだけ。マウスの位置は座標指定で記憶できるほか、HTMLタグでも指定できるため、変更が頻繁に行われるwebサイトでもエラーの少ないスクリプトを作成できます。
ステップバイステップのスクリプト編集
ビジネスでwebサイトをクローリングする際は、定型業務であっても自動記録では充分でない場合もあります。そんなときでもAutoブラウザ名人なら、ステップバイステップで確認できるスクリプト編集を利用できます。
日付や明細の数など変動する項目はもちろん、ファイル保存のリネームに規則性を持たせるのも可能。Autoブラウザ名人開発版にはタグ解析ビューアも搭載されているため、HTMLタグを確認しながら、より正確なスクリプトを作成できます。
外部プログラムの起動を自動化
Autoブラウザ名人は、さまざな外部プログラムと連携できるため、外部システムからのAutoブラウザ名人の呼び出しや、外部システムを起動して自動処理を実行させることが可能です。
もちろん、外部プログラムを用意する必要がありますが、PDFファイルのダウンロードと同時にAcrobatを起動してプリントするなども可能。VBScriptの記述もできるため、Windows対応のアプリケーションの自動化に対応できるのもポイントです。
データ変換オプションを利用可能
Autoブラウザ名人には、データ変換オプションが用意されており、入力ファイル・出力ファイルを画面上でそれぞれ結びつけるだけの簡単操作で、データ変換設定を実行できます。
左右に表示されるツリーリストをマウスで結ぶだけの簡単操作がポイント。変換時にマスターを参照したり、項目の計算の追加なども可能です。また、新製品としてPtoEオプションも登場したため、ダウンロードしたPDFファイルを簡単にExcelフォーマットに変換できます。
安心できる運用管理機能
Autoブラウザ名人には、スクリプト単位で実行スケジュールを指定できる、タイムスケジューリング機能のほか、安心してRPAを運用できる運用管理機能が搭載されています。
タイムスケジューリング機能で自動クローリングしたスクリプトの結果は、ログとして自動保存。すべての処理が保存対象になるため、エラーの確認も確実に行えます。また、結果を管理者にメール通知する機能も搭載。エラー内容はメールに記載され、エラー画面のスクリーンショットも添付してくれます。
管理サーバ不要で導入が容易
Autoブラウザ名人には、スクリプト開発・作成・実行ができる開発版と、スクリプト実行のみの実行版が用意されており、組み合わせての活用も可能で、複数台を運用する場合も管理サーバは不要です。単体利用も可能な容易に導入できるRPAツールだといえるでしょう。
たとえば、開発版が1台あれば、スクリプト開発と実行が可能なため、大量のスクリプトを実行するのでなければ、複数台を導入したりサーバを用意する必要もありません。展開コストを抑えられるのも導入のメリットです。
実行指示クライアントが利用可能
Autoブラウザ名人には、導入・運用を容易にするツールとして「実行指示クライアント」が用意されています。PCにインストールしておけば、クロールの準備ができた時点で、スクリプトの実行を即時に指示できます。
個別の権限設定もできるため、許可されたスクリプトのみの実行も可能。野良ロボットの発生を防止します。もちろん、Autoブラウザ名人実行版を複数人で共有できるため、ライセンス料金を抑えながら効率的にRPAを運用していくのにも有効です。
豊富な実績と充実のサポート
Autoブラウザ名人は、2004年に発売された「WebEDI受信名人」から進化・改良を重ねた16年以上の歴史と、ブラウザ操作RPA国内シェアNo.1の実績を兼ね備えたRPAツールです。評価の高いサポートを得られるのも、Autoブラウザ名人導入のメリットでしょう。
スクリプト開発代行や操作指導などの開発者向けサービスも用意。マニュアル類が充実しているのに加え、導入時のデモンストレーション依頼にも対応しています。
徹底調査でわかったAutoブラウザ名人を使うべき人・会社
ご紹介したメリットを踏まえ、「Autoブラウザ名人」は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
受発注にWeb-EDIを活用している企業
もともとWebEDI受信名人としてスタートしたAutoブラウザ名人は、受発注をはじめ、企業間取引にEDI(Electoric Data Interchange)システムを活用する企業に最適な業務自動化ツール。
たとえば、受注・契約データのCSVファイルを取引先サイトからダウンロードして管理者にメール通知、データ変換オプションを併用して自社基幹システムに転記するなど、一連の業務を自動化できます。Autoブラウザ名人で基幹システム・クライアントPCのデータを参照し、出荷・納期回答をCSVファイルでアップロードするのも可能。人の手を介在させていたWeb-EDI定型業務を自動化し、飛躍的な合理化を実現できます。
分析用のweb情報を自動収集したい企業
膨大な情報が日々更新されるwebから目的の情報のみを収集するのは容易ではありません。分析用を含むさまざまな情報をwebから収集したい企業には、効率的にクローリング・情報収集のできるAutoブラウザ名人の導入がおすすめです。
コンシューマーの情報収集がオンラインに移行した現代では、競合の多い一部の業種は価格勝負になりがちです。他社の動向をうかがい料金設定せざるを得ませんが、日常的な価格調査は煩雑。Autoブラウザ名人であれば、競合他社の情報を収集してリスト化する定型調査業務を自動化できます。不動産関連の企業が地域ごとの相場動向を調査する、ECサイトなどの小売企業が特定商品の他社価格を収集するなどの利用法が考えられるでしょう。
ECサイト・webサイトの管理を自動化したい企業
Autoブラウザ名人は、他社サイトのクローリングだけでなく、自社基幹システムと連携した自社サイト管理にも威力を発揮します。ECサイトやwebサイトの運営・管理を自動化したい企業にもおすすめ。
たとえば、基幹システムに登録された新商品の情報・価格を定期的にクローリングさせたり、インターネットバンキングの入金情報を取得して基幹システムに登録・反映させるなどの業務を自動化できます。登録漏れやミスを排除するとともに、業務効率化も実現できるでしょう。ECサイトでのユーザー登録がスムーズに行えるのか?webサイトの動画がスムーズに再生できているかなど、自社サイトのレスポンスチェックを自動化するのも可能です。
Autoブラウザ名人の料金プラン
Autoブラウザ名人の料金プランをご紹介します。
・スクリプトの開発・実行が可能
「Autoブラウザ名人 開発版」
初期費用:無料
1年ライセンス:16万円、5年ライセンス:72万円
買取ライセンス:80万円、月額保守費用:1万円/月
・スクリプト実行のみ
「Autoブラウザ名人 実行版」
初期費用:無料
1年ライセンス:3万9,000円、5年ライセンス:17万8,000円
買取ライセンス:19万8,000円、月額保守費用:4,000円/月
このほかにも、データ変換オプションやPtoE変換オプション、
開発者向けサポートも用意されており、ニーズに応じて柔軟な導入が可能です。
※価格はすべて税抜
Autoブラウザ名人の導入実績・効果
ここからは、実際に「Autoブラウザ名人」を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後に、どんな効果があったのかをお伝えします。
サッポロビール株式会社
Autoブラウザ名人の導入事例ページ(ユーザックシステム株式会社https://www.usknet.com/jirei/sapporobeer/ 参照)によると、サッポロビールは、大手飲料酒メーカーです。2000年代初頭以降、業界全体の売上を伸ばしていきたい機運が高まり、大手小売業を中心にPOSデータを公開する動きが加速。営業活動・商品開発にデータ活用するため、百数十社におよぶPOSデータ収集を始めました。
しかし、企業ごとにフォーマットの異なるPOSデータの収集は簡単ではありませんでした。一部の企業グループでは、参加企業ごとにデータ収集する必要があったため、1社30分程度必要な作業を毎日十数社分、毎週2,000ファイルものダウンロードを手作業で行なっていたのです。
そんなときに活用を思い立ったのが、Autoブラウザ名人でした。2016年に導入が決定し、その効果は絶大。平日8時過ぎにはAutoブラウザ名人のPCが自動で立ち上がり、順次POSデータを収集・ダウンロード。午後にはすべてのデータ収集を完了する、安心の運用が実現したのです。
得意先のwebサイトが改変され、エラーが発生したときの対応も迅速であり、満足できるサポートを得られているのも効果のひとつ。今後は、Autoブラウザ名人によるPOSデータ自動化対象をさらに拡大していく予定です。
ソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社
Autoブラウザ名人の導入事例ページ(ユーザックシステム株式会社https://www.usknet.com/jirei/sbps/ 参照)によると、ソフトバンク・ペイメント・サービスは、オンライン・オフラインのクレジットカード決済サービス、プリペイドカードサービスなどを提供するファイナンス企業です。グループ全体で生産性を高める取り組みを行なっており、その一環として毎月300時間程度を要していた社内業務の合理化に取りかかりました。
当初から合理化に向け、複数のRPA導入を検討していましたが、オープンソースは安定性に不安があり、海外RPAにはコスト・サポート面で不安を感じていました。導入の容易さと迅速なサポートの観点を重視した結果、Autoブラウザ名人が選定されたのです。
これまで、社内手続きに必要な情報をExcelで作成した後、人手に頼っていた入力やExcelへの書き戻し作業をAutoブラウザ名人で自動化。インプット用のExcelファイルを最終的な管理表にできたこともあり、一連の作業と管理を同時に合理化。コア業務への時間捻出も含め、年間1,400万円の経費削減効果を実現しました。
今後は、月間7〜800件、多い日には600件にもおよぶ、クレジットカード決済サービス利用加盟店の審査業務にAutoブラウザ名人を活用し、プロジェクト全体で年間2,000万円程度の業務改善を目指していく予定です。
まずはAutoブラウザ名人の見積もりを
ここまで、Autoブラウザ名人の導入メリットや有効な活用方法、具体的な導入事例などをご紹介しましたが、web関連業務の自動化に特化したソリューションであるのも事実です。Autoブラウザ名人が自社にマッチしているのか?まずは資料を入手し、詳細を含めて検討しましょう。
「Autoブラウザ名人」の導入をご検討の方は、まず「PRONIアイミツ」で見積もりをし、内容を確認したうえで、判断するといいでしょう。
まとめ
Autoブラウザ名人は、あらゆるwebブラウザ操作を自動化し、関連する業務の自動化を通じて生産性向上・働き方改革を実現するRPAツールです。web関連業務の自動化に特化したことで高い安定性を誇っており、充実したサポートを受けられるのもアドバンテージ。
クラウドを含むwebの存在がビジネスに欠かせない現在、Autoブラウザ名人は最適なツールとなり得ます。web関連の業務を自動化したいと考える方は、ぜひチェックしてはいかがでしょうか?
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