Jooto(ジョートー)の評判と実態|15個のプロジェクト管理ツールを試してわかった本当のおすすめ
プロジェクト管理ツール「Jooto(ジョートー)」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや「Jooto」の使い方も網羅。この記事だけで、「Jooto」の全てが分かります。
- <総評>Jootoは現場のニーズから生まれたプロジェクト管理ツール
- Jootoとよく比較されるサービス
- 1.Jootoの6つのメリット
- 2. 徹底調査でわかったJootoを使うべき人・会社
- 3.Jootoの料金プラン
- 4.Jootoの導入実績・効果
- 5. まずはJootoの無料体験を
- 6. まとめ
プロジェクトを成功に導くためにはプロジェクト管理が必要不可欠です。そうしたプロジェクト管理を強力に後押ししてくれるのが、プロジェクト管理ツール。タスク管理・スケジュール管理・工数管理・コラボレーション機能といったさまざまな機能が、プロジェクトに参加するプロジェクトメンバー、そしてときには経営層をも支援してくれるのです。会社の業務がプロジェクトを中心に進める形態の場合、会社の中で中心的な役割を果たしてくれるでしょう。
こうしたなか、「Jooto(ジョートー)」は、海外製品の多いプロジェクト管理ツールのなかで、国内企業である株式会社 PR TIMESが提供しています。もともとは、日本の生産性の低さを改善することを目的に、2012年にシンガポール拠点のスタートアップ企業が開発しました。その特徴はシンプルかつ直感的操作が可能なインターフェース。ドラッグアンドドロップでタスク管理できる機能は、「Jooto」が初めて提供しました。「Jooto」の持つ使いやすさは、14万人にもおよぶ導入実績につながっています。ここでは、そうした「Jooto」について、徹底調査から分かった機能や特徴について解説していきます。
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<総評>Jootoは現場のニーズから生まれたプロジェクト管理ツール

「Jooto」は、「時間や場所にとらわれずに多様な働き方を可能に」することをコンセプトにしています。これを実現するために「Jooto」が最も重視しているのがタスク管理機能であるといえるでしょう。「Jooto」では、まるでホワイトボードに付箋を張るようにタスクを割り当てたりステータスを変更することができます。この機能により、プロジェクトの進捗や自分がこなすべきタスクの状況が一目で把握できます。ガントチャート機能も標準装備しているので、納期を意識した進捗の可視化が可能です。
また、外部連携機能も充実しています。「Googaleカレンダー」のほか、「Chatwork」や「Slack」などのツールとの連携を行うことで、プロジェクト管理で重要な要素となるコミュニケーションを活発化させることができます。webブラウザはもちろん、iPhoneやAndroidなどのスマホアプリでも使うことができるため場所を選ばずアクセスできます。「Jooto」には、ユーザー4名まで無料で利用可能なプランのほか、月額980円のスタートアッププランから月額7,980円のプロフェッショナルプラン、さらに100名以上向けのエンタープライズ版まで、ニーズに合わせた様々なプランが用意されています。
他のプロジェクト管理ツールと比べてどうなのか
「Jooto」をほかのプロジェクト管理ツールと比較した場合の特徴は、タスク管理機能にあります。ドラッグアンドドロップによるタスク管理は、最大の特長であるといえます。タスクの登録は「Jooto」内でお知らせ通知されるだけではなく、プッシュ型のメールでも通知されるため、重要な情報を漏らさずに伝達できます。登録したタスクは、かんばん方式に加えてガントチャート表示も可能です。ガントチャート自体もマウスによる簡単操作でタスクの期限などを変更することができます。添付ファイルのやりとりやコメント、ほかのメンバーにタスクのステータスを伝えるカテゴリー機能など、プロジェクト管理ツールの中心的な機能ともいえるタスク管理機能に力をいれていると言えるでしょう。
幅広いユーザーを対象としていることも「Jooto」の特徴です。無料で使えるため、フリーランスなどの個人利用から100名以上の大規模プロジェクトまで、規模の大小を問わずに多くのプロジェクトを支援してくれるでしょう。また、セキュリティ機能も万全です。SSLによる暗号化通信は当然のこと、安全性に優れたAWS(アマゾンウェブサービス)で運用されているため、機密性に加えて信頼性も高いサービスです。これらのことが14万人以上という導入実績につながっているのではないでしょうか。
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Jootoとよく比較されるサービス


1.Jootoの6つのメリット

直感的で優れたインターフェースによるタスク管理機能を提供するプロジェクト管理ツール「Jooto」。ここでは、「Jooto」のメリットを6つに分けて解説していきます。
1-1. シンプルで直感的なインターフェース
プロジェクト管理ツールは、メンバーに定着させないと意味がありません。プロジェクト管理ツールの導入が無駄になることにくわえ、プロジェクトの効率性自体が失われるおそれもあります。そのため、プロジェクト管理ツールには誰でも使える使いやすいインターフェースでメンバーに定着させることが求められます。この点、「Jooto」はシンプルで直感的なインターフェースをもっており、使うユーザを選びません。全体的に落ち着きのある色合いと、マウスだけでほとんどの操作が可能なインターフェースは、プロジェクトメンバーへの定着の手助けになるでしょう。
1-2. 豊富で操作性の高いタスク管理機能
「Jooto」が最も得意とするタスク管理機能。しかし、「Jooto」のもつタスク管理機能は、ドラッグアンドドロップによる簡単操作やかんばん方式による閲覧機能だけではありません。まずはタスクの種別を自由に設定できるカテゴリー登録機能。タスクの種別を設定しておくことで、優先度の高いタスクが一目で判別できます。
タスクにはやるべき作業をチェックリストとして登録可能。日々の作業に応じてチェックをしていくことで、タスクの進捗度が自動的に計算されるのです。
日本国内で提供されているからこそ実現できるきめ細かな権限設定もうれしい機能。管理者、リーダー、メンバー、サブメンバーの4つの区分にアカウントを区別し、タスク・プロジェクトの操作権限の設定を可能とします。
1-3. ガントチャートによるスケジュール管理
登録したタスクを、かんばん方式だけではなくガントチャート形式で表示させることができることも「Jooto」の特徴であるといえるでしょう。そして「Jooto」の実力は、ガントチャート方式で表示させることにはとどまりません。特筆すべきはその操作性。ガントチャート方式でスケジュール表示させる場合も、ドラッグランドドロップの簡単操作でマウスだけでタスクの移動やスケジュールの変更ができるのです。ガントチャートには、タスクに登録しているチェックリストも表示されるため、細かい作業単位までしっかり確認可能。プロジェクトメンバーの進捗を細かい作業単位で確認できるため、プロジェクトリーダーのプロジェクト管理にも役立てることができるでしょう。
1-4. 外部ツール・アプリとの連携機能
「Jooto」の外部連携機能はコラボレーションツールとの連携が中心。「Chatwork」や「Slack」といったビジネスチャットのツールの連携により、面倒なお作法が色濃く残るメールをさけて、手軽なコミュニケーションをプロジェクト管理ツールと絡めながら実現できます。Googleカレンダー連携機能は、使い慣れた個人のGoogleカレンダーに、登録したタスクを自動的に反映させます。プロジェクトとははなれた会社や個人のスケジュールも考慮に入れながら仕事を進めることにつながるでしょう。
プロジェクトボードのCSVエキスポートを使えば、プロジェクトの進捗状況を自社が必要とするフォーマットに合わせて加工してレポートとして作成することもできるのです。
1-5. タスクベースのファイル共有
「Jooto」は情報共有をもっと簡単に促進させることができます。その中心的な機能ともいえるのは、タスクベースのファイル共有機能。ドラッグアンドドロップの簡単操作で思いついたときに手軽で簡単にファイルを登録できるので、タスクに紐づけたファイルの検索もあとから簡単に行うことができます。外部のクライアントや外注先とのやりとりもメール添付ではなく、「Jooto」のダッシュボードに招待すれば、添付文書を探す手間を省いて、プロセスやタスクベースで簡単に情報の共有ができるのです。アイデアや議事録の共有など、プロジェクトの性質に応じてさまざまな使い方で情報共有の促進ができるでしょう。
1-6. 個人でも使える無料プラン
「Jooto」は無料プランが提供されます。「Jooto」のもつ操作性と機能性をあわもつタスク管理機能を、個人や小規模プロジェクトにおいて役立てることができるでしょう。その恩恵を最も受けやすいのが、フリーランス。タスクはチェックリストとともに登録できるため、仕事のやり忘れがクライアントの信頼喪失に直結する可能性の高いフリーランスにとっては両方するはずです。Googleカレンダーと連携させれば、タスク以外のさまざまなイベントや家族の予定と整合性をあわせながら仕事を進めることに役立てることができるでしょう。そもそもタスク管理は、こまめなタスク登録や管理を実行に移さないと定着しません。たとえ無料であっても、「Jooto」のもつドラッグアンドドロップによる簡単でシンプルな操作性は、いままで数多くのタスク管理ツールが長続きしなかったフリーランスやその他のユーザーでも継続して利用することにつながるはずです。
2. 徹底調査でわかったJootoを使うべき人・会社

プロジェクトに携わるプロジェクトの現場の仕事を効率化するためのさまざまな機能を提供する「Jooto」。それでは、どのような人・会社が「Jooto」の恩恵を受けることができるのでしょうか。ここでは、会社における機能別に恩恵を受けやすい部門について紹介していきます。
2-1. 営業・セールス
その時々の状況に応じて業務内容が異なることの多い営業部門では、納期を守るためにGoogleスケジュール連携機能が大きく活躍するでしょう。大規模プロジェクト受注後は、プロジェクトメンバーとともにプロジェクトの進捗を共有し、顧客との折衝に役立てることもできるでしょう。
そして顧客との情報共有が可能な点も魅力です。プロジェクトボードに顧客を招待することで、タスクやプロジェクトベースに必要なファイルやデータを共有することができるのです。メールへの添付に比べて簡単に情報を閲覧することができるため、顧客満足の向上につなげることができると言えるでしょう。こうした情報は、外出先からも登録・閲覧することができるため、外回りの多い営業にとっては重宝するはずです。
2-2. ITエンジニア
チームメンバーと協力しながら数多くのタスクをこなす場面の多いIT部門。プロジェクトメンバーの進捗が直接自分の仕事の進め方にも影響を与えることも多いでしょう。そのため、IT部門で特に活躍するのは「Jooto」のもつタスク管理機能であるといえます。自分のやるべきタスクをチェックリスト含めて把握できるほか、プロジェクトメンバーの状況も含めて閲覧できます。カテゴリー登録をしておけば、優先度の高いタスクも一目瞭然です。
リリース時期を含めた厳密な納期管理は、ガントチャートによるスケジュール管理でサポート。プロジェクトの遅れを早期に把握し、納期に間に合わせるためのリカバリーも実行に移していくことができるのです。
2-3. カスタマーサポート
顧客からの数多くの問い合わせに対し、チームで対応を迫られるのがカスタマーサポート部門。毎日発生するたくさんの問い合わせをだれが対応するのか、そしてその進捗度合いはどのようになっているのか。こうした日々必要となる問い合わせ管理に「Jooto」は威力を発揮します。顧客からの問い合わせをタスクとして登録することで、プロジェクトメンバーのタスクの負荷状況や進捗状況が確認できます。タスクベースでコメントや情報共有を促せば、コミュニケーションをとりながら問い合わせ業務をこなしていくことができるでしょう。
進捗度合いを見てタスクの割り当てを行い、仕事の負荷状況を平準化できれば、メンバーの透明性・納得性を高めてモチベーションアップにつなげることもできるのです。
2-4. 総務・人事・経理
総務・人事・経理とった間接部門でも「Jooto」はその効力を発揮することができます。たとえば、新卒社員の採用管理。候補者をタスクとして登録し、エントリー、一次面接、二次面接といったプロセスごとに管理することで採用状況を見える化、タスクには履歴書などの書類の登録やコメントを残すことができるため、候補者の視点、会社全体の視点で状況を見える化できます。
細かな作業が多くなる総務部門も、タスクで管理することでやり忘れを防止しながら、確実に仕事をこなしていくことができるでしょう。チェックリストを使えば、より細かな作業も確実に丁寧に実施していくことができるのです。カテゴリー登録しておけば、優先度の高いタスクも一目瞭然なので、仕事をやるべき順番を決めることに役立てることができます。
3.Jootoの料金プラン

「Jooto」は基本機能かつ2人以内であれば無料で使うことができます。そのほかに、ユーザー5人までのスタートアッププラン(月額980円)、ユーザー15人までのベーシックプラン(月額1,780円)、ユーザー30人までのアドバンスプラン(月額3,280円)、ユーザー100人までのプロフェッショナルプラン(月額7,980円)というラインナップを用意。さらに100名以上のエンタープライズプランの提供もあるため、規模の大小に関係なく利用することができるといえるでしょう。
4.Jootoの導入実績・効果

幅広いプロジェクトチームを対象とする「Jooto」ですが、それでは実際にどのような導入実績があるのでしょうか。ここでは、「Jooto」がもつ導入実績について紹介します。
4-1. 東武ビジネスソリューションズ
東武ビジネスソリューションズは、東京都墨田区を拠点に事業開発支援や戦略コンサルティング、ITコンサルティングなどを展開するITマーケティングのリーディングカンパニーです。東武鉄道100%出資の東武グループ会社に位置づけられます。事業の性質上、大規模なプロジェクトを受注して事業展開しているため、従来もプロジェクト管理ツールを導入していました。しかし、エンジニアの一部が使用していただけで、会社全体には浸透しなかったといいます。そこで、一部の社員が使っていた「Jooto」の導入を検討したのです。
「Jooto」は紙に書くようなアナログ感を残しつつタスク管理を実行できるため、導入の敷居が低く定着するのに時間はかかりませんでした。導入済みの「Slack」との相性もよく円滑なコミュニケーションに役立てることもできました。
「Jooto」は、タスク管理を中心にプロジェクトの進捗管理に活用しています。タスク状況の見える化は、プロジェクトメンバーの仕事の負荷状況の見える化につながり、公平性と透明性の確保を通じてメンバーのモチベーションアップも実現しました。
4-2. キーナスデザイン
キーナスデザインは、東京都東大和市を拠点に事業展開する製造業です。社員数は10名程度で、電子機器の冷却・温調装置や測定器、半導体テスター周辺機器・測定治具について、設計・製造・販売をおこなっています。受注生産体制をとっているキーナスデザインでは、受注後はプロジェクトを立ち上げ設計から生産設計、製造、販売まで一貫した生産体制をとっています。このため、案件ごとのスケジュール管理の重要度が高く、従来はエクセルベースのガントチャートで管理していました。しかしエクセル管理には限界があり、場所を選ばず操作性も簡単なガントチャート機能を提供するプロジェクト管理ツールを探していたところ「Jooto」に辿りついたといいます。
現在は、「Jooto」を問題があった際の報告ツールとしても活用しています。プロジェクトの状況を「Jooto」を使って可視化することに役立てているのです。そのほかにも「Jooto」のファイル共有機能も活用。タスクベースでファイルを共有し、必要な情報をいつでも簡単に閲覧することに役立てているのです。
5. まずはJootoの無料体験を

「Jooto」は、基本機能であれば無料で使えるプランが用意されています。機能は限定されますが、その優れたインターフェースを十分に体験することができます。プロジェクト管理ツールの導入を検討しているのであれば「Jooto」も試してみてください。
6. まとめ

今回の調査でから、「Jooto」がドラッグアンドドロップのインターフェースに特徴があるタスク管理を中心に、機能が豊富で使いやすいプロジェクト管理ツールであるということが分かりました。親しみやすい色合いを採用し、マウスだけで多くの操作を実現することができます。機能面も豊富で、かんばん方式の閲覧方法にガントチャートによるスケジュール管理機能、タスクベースのコメントや情報共有もプロジェクトに役立てることができるでしょう。Googleカレンダーや「Slack」や「ChatWork」などのコラボレーションツールとの連携もプロジェクト管理を後押ししてくれるはずです。
プロジェクト管理ツールは、SaaS型クラウドの普及により海外製品も容易に導入できるようになったほか、数多くの新規参入もあり、たくさんの選択肢が得られるようになりました。しかし、そうしたプロジェクト管理ツールには、一長一短があります。このため、自社のプロジェクトや仕事の進め方にあったプロジェクト管理ツールを選定することが求められているのです。今回の徹底調査で分かった「Jooto」の特徴や事例なども考慮に入れて、最適なプロジェクト管理ツールを導入するようにしてください。
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