【2024年最新】ガントチャート機能でおすすめのプロジェクト管理ツール9選
作業工程やスケジュールなど変更の共有が遅れてしまい現場に待ち時間が生じてしまっているなどお困り方は多いのではないでしょうか?そこでおすすめなのがガントチャート機能付きのプロジェクト管理ツールを導入することです。ガントチャート機能がプロジェクト管理ツールに搭載されていれば、作業工程やスケジュールに変更が生じても、リアルタイムで進捗が反映されるため、状況の把握が効率良く行えるでしょう。
そこでこの記事では、営業・バックオフィス・情報システムなど、さまざまな分野の法人向けSaaSサービスを比較検討できる「PRONIアイミツ」が、ガントチャート機能付きでおすすめのプロジェクト管理ツールを厳選してご紹介!プロジェクト管理ツールの選び方や、ガントチャートについても詳しく解説していきます。
- ガントチャートとは
- ガントチャートを利用するメリット
- 【比較表】無料のガントチャート付きプロジェクト管理ツール
- 無料のガントチャート付きプロジェクト管理ツール3選
- 【比較表】有料のガントチャート付きプロジェクト管理ツール
- 有料のガントチャート付きプロジェクト管理ツール3選
- ガントチャート作成時のポイント
- クラウド型プロジェクト管理ツールおすすめ3選
- プロジェクト管理ツールの選び方
- まとめ:自社に最適な特徴を持ったプロジェクト管理ツールを導入しよう
ガントチャートとは
「ガントチャート」とは、一言で言えば「段取り表」のことです。「いつ」「誰が」「何を」「いつまでに」という各メンバーの作業工程の予定をチャート化することでスケジュールの全体像が見えやすく、進行を円滑に進められる多くのメリットを得ることができます。昨今、さまざまな企業・作業現場において活用されているのです。
ガントチャートを利用するメリット
ガントチャートを活用することには、3つのメリットがあると考えられます。
プロジェクトを計画時点で妥当かどうか判断しやすい
ガントチャートは全体像が見やすいため、計画時点で「妥当な内容であるかどうか」を判断しやすいです。計画時点での妥当性判断がしやすいことで計画ミスを防ぎ、必要に応じて実行前に計画の修正ができます。また、後述する「共有しやすい」ことにより、その計画に携わる人全員が妥当性や修正の必要性を判断できます。
プロジェクトをチーム全体で共有しやすい
ガントチャートは個人の作業だけでなくチーム全体の作業工程の予定をチャート化しているため、チーム全体や関連する人たちが共有しやすいです。他人の作業状況も簡単に把握できるため、自身の工程に余裕がある、または自身のタスクに関連する作業の遅れに対して適切なフォローを適宜入れやすくなります。
プロジェクト開始後の進捗状況を確認しやすい
ガントチャートは作業の開始後にどのタイミングであっても「進捗状況はスムーズであるか」などの判断がしやすいです。例えば「今日は〇〇と××を5時間で行う」というおおまかな予定表の場合と比較して、現時点での進捗状況が早いか遅いかを瞬時に判断できます。必要に応じて他人のフォローに入ったり、逆にフォローを要請したりできます。
【比較表】無料のガントチャート付きプロジェクト管理ツール
ここからは無料のガントチャート付きプロジェクト管理ツールを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するプロジェクト管理ツールでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、無料のガントチャート付きプロジェクト管理ツール選びの参考にしてください。
無料のガントチャート付きプロジェクト管理ツール3選
ガントチャートは表計算ソフト等で自作できますが、既存のツールを用いることで高い利便性を発揮します。まずは無料で利用できるプロジェクト管理ツールを4つ紹介します。
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料金
月3,300円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
【特徴】
無料版でもプロジェクト数に制限はなく、パソコン操作が苦手な人でも直観的にガントチャートを作成できます。4種類のモードで利用できるため、外部メンバーとの連携もしやすく、適切な権限を付与することで社内秘・社外秘の保持もバッチリです。ユーザーの要望に応えた機能も搭載しており、例えばプロジェクトを跨いだ状況を確認するための機能「プロジェクト横断ビュー」を使えば他人のタスク進捗状況も一目でわかります。
【価格】
・無料プラン:月額0円(5ユーザーまで)
・エントリープラン:月額3,300円(10ユーザーあたり)
・ミッドレンジプラン:月額3万3,000円(100ユーザーあたり)
・エンタープライズプラン:要相談
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- IP制限
- アカウント権限
- タスク作成機能
- 親課題・子課題の設定
- 担当者設定
- タスクの優先度設定
- タスクの期日設定
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料金
年588US$ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
【特徴】
無料ながら利用可能ユーザー数無制限で、オンラインストレージも充実の5GBとなっています。有料プランと比較するとさまざまな機能が制限されているものの、基本的なプロジェクト管理機能は揃っており、チャットやビデオ通話などのコミュニケーションツールも無料プランで利用できます。
【価格】
・Freeプラン:無料(ユーザー数無制限)
・Basicプラン:年額 US$ 588(5ユーザーまで)
・Standardプラン:年額 US$ 1,188(50ユーザーまで)
・Professionalプラン:年額 US$ 2,388(100ユーザーまで)
・Enterpriseプラン:年額 US$ 4,788~(250ユーザー~)
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料金
月800円/ユーザー -
初期費用
なし
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最低利用期間
6ヵ月
-
最低利用人数
10
【特徴】
「直感的に動かせるガントチャート・かんばん・バックログを利用できるプラグイン」と「複数チケットを一括生成できるプラグイン」がセットになっています。ガントチャートは作成や変更を直観的な操作で実行でき、管理者権限がなくてもプロジェクトのコピーが可能なので管理者の手間が削減可能です。
無料版でも「チケット数:5,000件」「容量:2GB」まで利用でき、万全のセキュリティとwebフォーム/メールでのサポートも利用できます。
【価格】
・フリー:月額0円(10ユーザーまで)
・スタンダード:月額800円(1ユーザーあたり・10ユーザー単位)
・プレミアム:月額1,200円(1ユーザーあたり・10ユーザー単位)
・エンタープライズ:要相談
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- シングルサインオン
- アカウント権限
【比較表】有料のガントチャート付きプロジェクト管理ツール
ここからは有料のガントチャート付きプロジェクト管理ツールを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するプロジェクト管理ツールでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、有料のガントチャート付きプロジェクト管理ツール選びの参考にしてください。
有料のガントチャート付きプロジェクト管理ツール3選
次に紹介するのは有料のおすすめプロジェクト管理ツール3選です。
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料金
月1,475円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
【特徴】
「マイクロソフトチームズ」「Gmail」「スラック」など、100以上のアプリ連携によって利便性を高めることができます。ガントチャートが使用できる「Premium」以上のプランでは、数分でガントチャートを作成でき、プランによって「高度な検索とレポート(Premium以上)」「ポートフォリオ(Business以上)」「カスタムルールビルダー(Business以上)」などの豊富な機能を利用したワンランク上のプロジェクト管理を実現できます。
【価格】
・Basic:月額0円(ガントチャートなし・15ユーザーまで)
・Premium:月額1,200円(1ユーザーあたり・年間払い)
・Business:月額2,700円(1ユーザーあたり・年間払い)
・Enterprise:要問合せ
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 冗長化
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- アカウント権限
-
料金
月10$/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
【特徴】
「エクセル」「ワード」など多くのアプリと統合でき、シームレスにビジネスツールを利用可能です。追加料金を支払えばWrikeアカウントにさまざまな機能を追加できるアドオン機能を搭載しています。高度なセキュリティと充実のサポートプランが用意されており、世界中の大手企業でも導入実績のあるプロジェクト管理ツールです。上位プランでは「タイムトラッキング(Business以上)」「2段階認証(Enterprise)」の機能も利用できます。
【価格】
・Free:月額0円(ユーザ数無制限・ガントチャートなし)
・Professional:月額9.8ドル(1ユーザあたり・5~200ユーザー)
・Business:月額24.8ドル(1ユーザーあたり・5~200ユーザー)
・Enterprise:要相談
・Pinnacle:要相談
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
-
料金
年8,600円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
6ヵ月
-
最低利用人数
なし
【特徴】
複数のガントチャートを作成し、管理画面で一括管理できます。
「SSL暗号化通信」「IP制限」でセキュリティを強化し、「閲覧専用URL設定機能」により第三者に確認してもらうことも可能です。「更新通知機能」により、多人数での編集作業にも適しています。作成可能ガントチャート数とユーザー数ごとに細かくプランが用意されていますので、自社の規模に合った最適なプランを選びやすいです。
【価格】
・トライアル:1,800円(3ヶ月)
・エントリー:4,800円(6ヶ月)、8,600円(12ヶ月)
・ビジネスS:9,600円(6ヶ月)、1万7,600円(12ヶ月)
・ビジネスM:1万9,200円(6ヶ月)、3万6,000円(12ヶ月)
・ビジネスL:3万8,400円(6ヶ月)、7万2,000円(12ヶ月)
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
- IP制限
- 英語
- タスク作成機能
- 担当者設定
- ガントチャート機能
- 中間目標ごとの進捗管理
ガントチャート作成時のポイント
ガントチャートは適切に作成することができれば利便性が高いのですが、作り方を間違えてしまうとメリットどころかデメリットが生まれてしまいます。作成時には以下の点に注意してください。
・休日や祝日をきちんと反映させる
・プロジェクト表に常に最新情報を反映させる
・設定するタスクを細分化させすぎない
・設定したタスク同士の依存関係や相互関係を明確にする
・見方がわからない人がいる状態で運用開始しない
クラウド型プロジェクト管理ツールおすすめ3選
ガントチャート付きの製品以外でも、優良なプロジェクト管理ツールは数多くあります。その中でもPRONIアイミツがおすすめのクラウド型プロジェクト管理ツールをご紹介します。
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料金
月500円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
【特徴】タスク状況はカード形式で管理ができ、ドラッグ&ドロップで簡単に操作ができます。
他にもEvernote・iOS/Googleカレンダーといった別ツールとの連携も幅広く対応しています。
英語UIにも対応していることから世界12カ国で利用されています。
登録ユーザー数は19,653人も突破した世界も認めるプロジェクト管理ツールです。【価格】4名のプロジェクトまで無料で利用が可能です。
ユーザーの追加・ストレージ容量増設を希望の場合はベーシックプランへのアップグレードもできます。(月額利用料金:980円)
- 導入支援・運用支援あり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- 通信の暗号化
- IP制限
- シングルサインオン
- タスク作成機能
- 親課題・子課題の設定
- 担当者設定
-
料金
月1,180円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
5
【特徴】デザイナーチームに特化した専用プロジェクト管理ツールです。
従来のプロジェクト管理ツールでは、プロジェクトメンバーの進捗状況がタスク単位で管理されているのでデザイナーの進捗状況がわかりづらくなっていました。
こちらのプロジェクト管理ツールはデザインプロジェクトに特化した設計になっているので、前に作業したデザインやイラストごとの進捗が瞬時に把握できます。
他にもPSD/AI形式のファイルをそのままツールにアップロードできます。
アップロードされたPSD/AI形式のデータは自動的にPNG形式に変換され、PSD/AI形式のファイルを環境上、開けないチームメンバーやクライアントにも共有できます。
【価格】チーム規模やプロジェクト数により4つのプランが用意されています。
フリー:0円・10ユーザー・100MB容量
ライトプラン:980円・5ユーザー~・10GB容量
スタンダード:1,280円・5ユーザー~・20GB容量
エンタープライズ:要問い合わせ
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- シングルサインオン
Backlog
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料金
月2,970円 -
初期費用
0円
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最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
【特徴】Backlogはプロジェクトメンバーのコミュニケーションを円滑にする工夫がされています。
特に絵文字の種類が豊富に備わっています。
文字だけでは伝えきれない感情を絵文字で伝えることができ、プロジェクトの進行がよりスムーズになります。そのうえ、Backlogは6言語に対応していることからグローバルなプロジェクト管理もできます。
また、インターフェースが親しみやすく使ってみて楽しくなるのが特徴です。
【価格】30日間無料体験付きです。
スタータープラン:ユーザー数:30名 1GB容量 月額利用料金2,400円
スタンダードプラン:ユーザー数:無制限名 30GB容量 月額利用料金11,800円
プレミアムプラン:ユーザー数:無制限名 100GB容量 月額利用料金19,800円
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- 冗長化
クラウド型で比較したい方はこちら『プロジェクト管理ツール15選を厳選比較【2024年最新版】』
プロジェクト管理ツールの選び方
プロジェクト管理ツールは数多くあり、自社で利用するのに最適なツールを選定することが重要です。以下のポイントに注意してツールを選定してください。
有料版・無料版の違い
「有料版」と「無料版」のガントチャート付きプロジェクト管理ツールでは、主に以下の内容が制限されることが多いです。
・利用できるユーザー数
・利用できる機能
・利用できるストレージ容量
・利用できるサポートの有無や種類
多くの場合は基本機能は制限されていないため、必要とするユーザー数がマッチするのであれば不便なく利用できるでしょう。
対応言語を確認しよう
ガントチャート付きプロジェクト管理ツールを利用するにあたっては、日本語対応など対応言語の種類にも注意が必要です。
海外製のツールの場合、日本語に対応していない可能性があります。また、自社に外国人がいる場合には、その人が使用できる言語に対応していることが望ましいです。
HPを確認する、または無料体験版を利用して対応言語を調べておきましょう。
使い勝手の良さも大切
ガントチャート付きプロジェクト管理ツールを選定する際には「使い勝手の良さ」は欠かせない選定基準となります。
プロジェクト管理ツールは普段から頻繁に使用するツールですから、使いにくいツールだとユーザー間の習熟度に差が出てしまい、運用に差し支える可能性があります。無料体験版や無料プランを利用して、使い心地を体感してみましょう。
まとめ:自社に最適な特徴を持ったプロジェクト管理ツールを導入しよう
現在プロジェクト管理をExcelや紙などで行っている状況であれば非効率だと感じていると思います。重要なメンバーほど複数のプロジェクトに参加していて、プロジェクト管理が煩雑になってきている...というケースも多いでしょう。この機会にツールの導入を検討してはいかがでしょうか?
PRONIアイミツでは、ガントチャート機能を搭載したツール以外にも、おすすめの厳選プロジェクト管理ツールをご紹介しています。チームにとって最適なプロジェクト管理ツールを選んで、プロジェクトを成功に導きましょう。
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