奉行Edge マイナンバークラウドの評判と実態【2025年最新版】
マイナンバー管理システム「奉行Edge マイナンバークラウド」がどんなサービスか気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は「奉行Edge マイナンバークラウド」の評判について調査しました。機能や連携サービスから特徴を紹介。導入実績や企業からの声を参考に評判・実態をお伝えします。
他のページでは料金プランや機能・連携サービス、詳細な導入実績についてもご紹介しています。
- 奉行Edge マイナンバークラウドとは
- 奉行Edge マイナンバークラウドの料金プラン
- 奉行Edge マイナンバークラウドのメリット・デメリット
- 奉行Edge マイナンバークラウドの評判と実績
- 他のマイナンバー管理システムと比べてどうなのか
- 【総評】奉行Edge マイナンバークラウドは高いセキュリティ性能を有する安定したシステム
奉行Edge マイナンバークラウドとは
奉行Edge マイナンバークラウドは、「奉行シリーズ」を提供している株式会社オービックビジネスコンサルタントのシステムです。他の奉行シリーズとの連携により、業務効率化を促進できます。以下で特徴を見ていきましょう。
主な機能
奉行Edge マイナンバークラウドでは、マイナンバーをパソコンやスマートフォンから提出できます。社員の配偶者や扶養家族だけでなく、取引をしている個人支払先にも対応可能です。利用目的と参照履歴が自動で記録される機能や、マイナンバーをCSVファイルに出力する機能など充実したサービスが魅力。また、24時間365日のサーバー監視体制により、安定した稼働率をキープしている点も強みしょう。
セキュリティ性能
3段階認証により、不正アクセスの防止を強化しています。認証方法は、電子証明書と利用者ID/パスワード、ワンタイムパスワードです。さらに、データの暗号化やマイナンバー提出時の2段階認証機能も備えているため、セキュリティの高さを求めている方にもおすすめです。
詳しい機能一覧・連携サービス一覧はこちらからご覧ください。
奉行Edge マイナンバークラウドの料金プラン
奉行Edge マイナンバークラウドの料金形態は1種類です。価格は従業員1名あたり125円(税抜)で算出され、従業員の数やマイナンバーを取り扱う担当者の数に応じて変動します。
【月額料金例】
従業員が20名の場合:2,500円(税抜)/年間利用料(初年度):3万円(税抜)
月額料金には電子証明書ライセンスが2名分含まれています。ライセンスの発行数を増やしたい企業は追加で費用がかかる点に注意しましょう。
なお、こちらでご紹介した料金は初年度の場合です。2年目以降は年間利用料が下がるため、初年度と比べてお得に利用できます。
詳しい料金プランはこちらからご覧ください。
奉行Edge マイナンバークラウドのメリット・デメリット
紹介したような特徴がある「奉行Edge マイナンバークラウド 」ですが、活用することでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
【メリット】個人支払先のマイナンバー管理にも対応
奉行Edge マイナンバークラウドは、取引先である個人支払先のマイナンバー収集をスムーズに行える点がメリットです。マイナンバーを提出する際は、パソコンやスマートフォンの利用が可能。書類を郵送する必要がなく、手間とコストを削減できます。
また、提出されたマイナンバーの履歴を自動で記録する機能も搭載。履歴を管理するための時間がかからないため、業務負担の軽減にも効果的です。
【メリット】スムーズな源泉徴収票の作成が可能
CSVファイルへのマイナンバー出力により、給与システムとの連携が行える点も奉行Edge マイナンバークラウドのメリットです。連携できる給与システムは奉行シリーズだけではありません。企業が利用している他の給与システムとも連携できるため、新たな給与システムの導入は不要です。使用中の給与システムと連携することで、スムーズな源泉徴収票の発行に役立ちます。また、出力履歴が自動で記録される機能により、履歴管理の手間も削減可能です。
【メリット】不正アクセスやなりすましの予防に強い
さまざまなセキュリティ対策が投じられている奉行Edge マイナンバークラウドは、不正アクセスやなりすましに強いシステムだと言えます。マイナンバーの取り扱い権限を持つ人物でなければアクセスできない仕様のため、不正に情報を閲覧される心配がありません。
また、マイナンバー提出時には2段階認証を採用し、なりすましを防止。なお、保管しているすべてのデータは暗号化により保護されているため安心して利用可能です。
【デメリット】年単位でしか契約できない
奉行Edge マイナンバークラウドでは、契約期間を月単位ではなく年単位で定めています。そのため、「まずは数ヶ月試したい」「短期間だけ利用したい」というニーズには対応できない点がデメリットです。
また、料金形態が1種類に固定されているため、選択肢がない点をデメリットと感じるケースもあるでしょう。料金は利用人数や従業員数に応じて増える仕組みのため、コストを重視する場合は事前に明確な人数を算出しておきましょう。
奉行Edge マイナンバークラウドの評判と実績
奉行Edge マイナンバークラウドの導入件数は、2022年9月時点で1万3,300社以上にものぼります。幅広い業種・規模の企業に導入されている、評価の高いマイナンバー管理システムだと言えるでしょう。具体的な評判を以下でご紹介します。
【阿部蒲鉾店の導入事例】
笹かまぼこを中心とした食品を取り扱う阿部蒲鉾店では、繁忙期に数百人単位で雇うパート・アルバイトのマイナンバー収集業務に課題を抱えていました。そこで2015年9月に奉行Edge マイナンバークラウドを導入。支援サービスを同時に活用し、マイナンバー収集のアウトソーシング化に成功しました。
これをきっかけに、業務は奉行シリーズを中心とした形態に変化。担当者が「奉行V ERPは私たちに“時間”を作ってくれると感じました」※1 と語っているように、奉行シリーズとの連携によって業務効率化に成功しています。
また、安定性と信用性がある点も評価の高いポイントだったようです。奉行シリーズでは、24時間365日のサーバー監視体制により安定した稼働率をキープしています。「OBCマイナンバーサービスも奉行V ERPも、導入後の不具合は起きていません」※2 との評価を得ているとおり、不具合が少ない信頼性の高いシステムと言えるでしょう。
※1,2 出典:https://www.obc.co.jp/casestudies/75
詳しい導入実績はこちらからご覧ください。
他のマイナンバー管理システムと比べてどうなのか
奉行Edge マイナンバークラウドは、他のマイナンバー管理システムと比べ、導入実績が豊富でありセキュリティ性能に特化した信頼のおけるシステムです。データの暗号化や3段階認証による不正アクセスの予防、2段階認証によるなりすまし防止など、万全のセキュリティ性能で収集した情報を保護しています。
また、サーバーの監視を24時間365日実施している点も大きな特徴です。月間稼働率は99.9%を誇るため、システムダウンなどによる業務への影響を避けられます。信頼性の高さから、2022年9月時点の利用者は313万人を記録。小売業やサービス業、製造業、建設業など、幅広い業種の企業に導入されています。
【総評】奉行Edge マイナンバークラウドは高いセキュリティ性能を有する安定したシステム
ここまでご紹介した通り、奉行Edge マイナンバークラウドは高いセキュリティ性能と安定性を誇るマイナンバー管理システムです。優れたサーバー稼働率により不具合発生が抑えられるため、信頼性が高くさまざまな企業に導入されています。
個人支払先のマイナンバーを収集できる点や、奉行システム以外の給与システムとも連携できる点など、充実した機能も魅力。源泉徴収票をスムーズに発行できるため、業務の負担軽減にもつながります。豊富な導入件数を有する奉行Edge マイナンバークラウドは、信用性の高いマイナンバー管理システムをお探しの方にぴったりでしょう。